安蘭けいの「二番手に甘んじていた」発言

ジェンヌさん

おととい26日に「ロックオペラ モーツァルト(以降ロクモ)」円盤を購入し、自宅で満喫したので感想を記事にするつもりでしたが、昨日27日の夕方、何となく見ていたヤフーニュースで安蘭けいさんの記事を見つけて、めちゃくちゃ驚いた、私にとって衝撃的な言葉があり、その後もその言葉で頭パンパンなので、こちらを記事にしてみます。

宝塚に入団してから、15年間トップになれなかったときもそうですね。ずっと二番手に甘んじていたので、「もうやめよう」と思ったことも何回もありました。

安蘭けい「宝塚のトップを目指すことを諦めた瞬間に、運気が向いてきた」 3/27 17:00配信

出演されている舞台「サンセット大通り」の千秋楽は本来29日でしたが、自粛要請で27日となった事を受けての取材でのコメントです。全文はこちら

「二番手に甘んじていた」という言葉が、私にとって本当に、衝撃でした。

一応、

トップを目指すことを一度諦めて、自分の中でシフトを変えたんです。そうしたら、なぜかトップ就任の話がやってきて。不思議ですよねぇ。

引用元:先に同じ

とは続いているのですが、二番手である事は悔しくて辛いけど諦めた、受け入れた、という事でしょう。安蘭さんはその後トップに就任されましたが、もし二番手のまま退団されていたら、受け入れはしても非常に悲しく辛かったのでしょう。

私は「二番手退団も立派なゴールだ、華やかにして欲しい」と思っており、そのまんまその感覚をいくつか記事にしました。そしていただいたコメントに触れ、私の感覚は宝塚ファンとして非常にマイナーだと気付きました。

でもそれは、あくまで宝塚ファンの感覚だ、とも、思っていたんです。

それが、安蘭さんの記事を読んで初めて、ジェンヌさんご本人の価値観、感覚に触れました。ここまで言い切る事が出来るのはOGだからでしょう。そしてこの記事を読んで私は「現役ではこんな事は表立って言えないものの、そう考えている現役ジェンヌさんがたくさんいて、多くのファンも一心同体なんだ」ってようやく本当に、わかったんです。

ジェンヌさんご本人と、私設ファンクラブの方々、熱心なファンの方々が、一丸となってトップを目指しているんですね。この感覚でしたら二番手退団を目標にするなんて、邪道極まりないです。

それでもね、この記事を読んで改めて私は、思ったんです。

むしろこの記事を読んでますます、正二番手退団をもっと立派なゴールにして欲しい、って思いました。ものすごくマイナーだとは承知でも、それでも、そう思います。私はメジャーな意見を尊重しつつ、自分のマイナー中のマイナーな価値観を文章にしています。

でも、今日の記事で一番言いたいのは、「宝塚ブロガーとして非常にマイナーな私の意見を受け入れて」って事ではありません。私は宝塚の世界ではこれほどに厳しい価値観がメジャーである事を受け入れつつあります。同時進行で他の価値観もどう?な感じです。

私が最も言いたいのは「一般人にとって何でも一番を目指せ、一番以外はダメ、二番では甘んじている、といった感覚は自らを苦しめると思う」って事です。いちおう「思う」って付けましたが、断言したいくらいにそう考えています。

私の周りには、妻としても嫁としても母としても完璧を目指している友達が何人もいます。親の高齢化につれて、さらに娘としても完璧である事を心がけている人も珍しくありません。弱音を吐かず頑張った結果は何だと思いますか?褒められる事も、感謝される事もなく、努力のすべてが当たり前扱いされて、疲れ切っている友達が多いです。加えて、太る事が珍しくなく、その事をご主人から非難されたり、自分を責めたりしています。もうボロボロですよ。中にはダラダラしている私が許せないのか私にダメ出しをしなくては気がすまなくなった方もいました。その後関わりがフェードアウトしています。

私の周りの話を持ち出してしまいましたが、とにもかくにも「安蘭さんは特別な方」って言いたいんです。記事の内容は、今も安蘭さんが天上の人である事を示していると私は感じました。

穏やかな波が続くと退屈になっちゃって、自分を痛めつけたくなってくる。天国と地獄を行き来していないと、生きている感じがしない(笑)

引用元:先に同じ

など。安蘭さんの価値観、感覚のひとつひとつに私は大変に驚きました。

そして思ったんです。みんながみんな、安蘭さんのようにタフである必要はない、って。自分を痛めつけて研鑽を続けるなんて、天国と地獄を行き来するなんて、普通の人は出来ないし、する必要もない、って。

でも、宝塚ではデフォでありメジャーなんですね。

いままでたくさんコメントいただいていたのに、どこかわかりきっていなかったです。その事を心からお詫びいたします。と同時に、私は今後も、一般人の感覚を宝塚に押し付ける記事を書くであろう事、その事をお許しいただきたい事を、お伝えさせていただきます。

コメント

  1. abbie より:

    はじめてコメントさせて頂きます。

    スポーツ選手など何かに打ち込んでいる有名な方々は、やはり1番でなければ意味がないと言ってます。

    優勝(トップ)を目指すから頑張れるんじゃないですか。

    特にスター候補、スターたちはトップを目指して当然ですよね。
    トップを目指しているから輝き、輝いてるからスターなんですよ。

    スポーツ選手も優勝を目指します。
    宝塚はトップで上がり、優勝。
    それで良いし、それだから次々にスターが生まれ、100年続いてきたんです。

    トップというゴールに向かって、スター達とファン達が、「共に夢を見てる」世界じゃないんでしょうか。お茶会は、その絆を感じ今を分かち合う場なんですよね。

    目指したけれど、諦める瞬間もくる方々が沢山います。
    それを暖かく見守るのがファン。

    箱根駅伝が良い例です。
    各校、優勝を目指して挑むんです。
    最初から2番目を目指す学校なんかない。

    トップ争いで走る学校。
    シード権争い走る学校。
    タスキを繋げる為に時間と闘う学校。

    2番でも良いじゃないかというのは、頑張ったことに意味があるという、後からついてくる祝福です。

    頑張ったことに価値があるとかね。
    それは確かに真実です。
    でも、当の選手たち、関係者の悔しさは計り知れない。

    とうこちゃんが、2番手に甘んじてきたというのは痛いほど判るし、当然の気持ちですね。実力どおり報われて本当に良かったです。

    いま、エリザベート初演時のとうこちゃんルドルフを観ている最中でしたので、ついコメントさせていただきました。失礼致しますm(_ _)m

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      abbieさん、文章全体に、私を傷つけないよう慎重に言葉を選んでくださった事をヒシヒシと感じます。心より御礼申し上げます。
      私は宝塚だけでなく、スポーツにも無縁な人生を送ってきました。箱根駅伝を見始めたのも結婚してからです(夫がスポーツ全般大好きなので)。その他、あらゆるジャンルにおいて打ち込んでいる有名な方々を、心から応援した経験がほぼありません。また、私自身、何かに打ち込んだ事があまりありません。とっても頑張った事もありましたが、全く報われませんでした。あまりにも報われなくて心の調子を崩したほどです。以降、妥協してばかりです。なので縁あって宝塚を、ジェンヌさんを好きになっても、打算的な感覚をそのまま持ち出してしまいました。
      スペシャリストにとって2番である事は後からついてくる祝福であるという事を、忘れないようにします。
      私も初演のエリザベートの円盤持っています。デジタルリマスター版のです。親友に貸しており今手元に無く、観る事が出来なくて残念です。
      コメントありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • abbie より:

        たーさん
        返信ありがとうございました。
        私、宝塚関連ブログを毎日、まんべんなく眼を通しています。
        宝塚ファン歴は半世紀近く(^◇^;)

        たーさんのブログは私には逆に新鮮ですよ。

        どうぞ、これからも誰に遠慮することなくご自身の想いを綴ってくださいね。

        宝塚ファンは、皆さん自分の想いに執着しがちですから、人の思惑をあまり気にすることありませんよ。

        皆さん、ご贔屓がちょっとでも貶されるとバッシングする体質ありますからね。

        私も長い人生いろいろありましたが、宝塚はいつも私に癒しと明るい笑顔を授けてくれる掛け替えのないところです。
        これからも気楽に楽しみましょう♪
        愉しむことが1番!
        愉しんだ者勝ち(^-^)

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          abbieさん、おはようございます。宝塚ファン歴とても長いんですね。宝塚ホテルに泊まった時にスカステで高汐巴さんや大浦みずきさんを観てかっこいいなと思いました。abbieさんは現役時代のおふたりをご存知なんでしょうね。その後大浦さんが若くに亡くなられた事を知りました。ご冥福をお祈りしています。
          私はファンになってまだ年月が浅く、しかももともと思い込みが激しい性格をしているので、ブログの内容がかなり偏っています。「新鮮」とのお言葉に甘えすぎないよう気をつけます。
          宝塚ファンは、熱心な方は本当に熱心だと感じます。その熱心さが羨ましいです。私は自分や自分の周りの事でいっぱいいっぱいです。宝塚にとても癒やしてもらっています。はい、私も、愉しむ事が一番で、愉しんだ者勝ちだと思います。なかなか難しい時もあるからなおさら、心の拠り所である宝塚に感謝・感謝です。
          これからもどうぞよろしくお願いいたします。返信遅くなりすみませんでした。

  2. よし より:

    安蘭さんの記事は知りませんでした。
    そもそも合格率四%の宝塚音楽学校に入学できること自体がとても凄いことです。ジェンヌさんは誰でも、私から見たらめっっっちゃめちゃエリートですよ。
    舞台人として過酷な競争にさらされて、それでも笑顔で頑張る姿は輝いてます。何番手であろうと。
    たー様の思うこと感じることをこれからも率直に書いてくださいね。

    はいからさんが通る、一日も早く開幕しますように!!!

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      よしさん、私が親友の事で悩んだり、ブログ存続においてピンチに面している時にヒョイと現れて、励ましのコメントをくださる事、感謝いっぱいです。ありがとうございます。
      親友の件なんですが、コロナ自粛ゆえに時間が増えたそうで、ここ数日ラインのやり取りが復活しているんです。また記事にしたいと思います。とはいえコロナパニックは早くおさまって欲しいです。私も本当に、はいからさんが通る、早く観たいです。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. イースター より:

    初めてコメントさせていただきます。

    私は、彩吹真央さんのファンです。彩吹さんがどうして2番手退団の話題でいつも話題に上がるのか、それは「トップには出来ないと言われてやめた」と退団後の番組で語ったからです。涙を浮かべながら、静かに。とても悔しかったのだと思います。私には想像出来ません。
    彩吹さんは三拍子揃ったスターでとても人気がありましたが、トップにはなれませんでした。
    「2番手でもよく頑張った」。そうですよく頑張りました。彼女はとても美しかった。私たちファンに素晴らしい夢を見せてくれました。でもそれを、当時トップを目指して必死に研鑽していた彩吹さんに言えるでしょうか?「トップを目指しているからこそこんなに輝いている」スターを応援しているファンに言えるでしょうか?

    その言葉は、現役のスターさんに言うものではないと思います。その言葉は、OGの方々にどうか伝えてあげてください。ですがはっきり言わせてもらうなら、その言葉は侮辱と捉えられるかもしれません。美弥るりかさんのような方もおられましたが、大抵の方はトップを目指しています。そしてファンもそれを応援しています。

    「2番手でもよく頑張った」けど「トップの姿を見たかった」のです。それが1番近い位置にいたのに、手が届かなかった。悔しさも飲み込んで、「2番手でも頑張った」と拍手を贈るのです。それはわかっていて欲しいと思います。

    初めてなのに、長々と、そして不躾なコメントを失礼しました。そんなことを承知だと思いますが、記事を読んでコメントさせて頂きました。毎記事いつも楽しみに読ませて頂いています。これからも楽しみにしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      イースターさん、コメントありがとうございます。今ちょうど、彩吹真央さんが私と娘の中で話題になっているんです。といいますのも、先日購入したばかりの「ロックオペラモーツアルト」でアロイジアを演じている小桜ほのかさんが、私には彩吹真央さんに似ているように見えるのですが、娘は違うと言い張るんです。さらに娘は「私はマリー・アントワネットで生で彩吹さんを観ているんだから、私の方が正しい!」とたたみかけます。彩吹真央さんのファンであるイースターさんのご意見をいただけたらとても嬉しいです。
      彩吹さんが退団後、番組で語った内容については宝塚ブログで何度か読んでおり、その番組を動画サイトなどで探した事もありました。ですが、確認する必要もない事実なんだと、今回いただいたコメントを読んで思いました。
      私は競争において、2番3番も十分に立派で素晴らしい事だと思っています。自分の娘でも、塾で上から2番めのクラスである事をそこで頑張れば良いと思っていましたし、上から2~3番目クラスの偏差値の学校を受験してもそこで頑張れば良いと思っていて、そこに悔しさはありませんでした。この感覚をそのまんま、ジェンヌさんにも当てはめたんです。しかし、宝塚ファンやジェンヌさん本人はそう思っていない事が本当によくわかりました。
      ブログにしなければこの先ずっと自分の感覚のままでいたでしょうから、コメントいただけて本当に良かったです。これからも突拍子もない記事を書く事があるかもしれませんが、真面目なご指摘には真面目に向かい合う事を心がけますので今後もご指摘いただけると幸いです。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

      • イースター より:

        このような不躾なコメントに返信ありがとうございます。

        たーさんの「2番でも良い」という意見はもちろんそうだと思います。私も1番を取れることなんてそう無いです。ですが、宝塚という特殊な世界に置いて最初から2番を目指している人はいないんじゃないかと思ってコメントさせて頂きました。

        自分で読み返してもとても失礼なコメントだったのに、返信を頂けるとは嬉しいです。たーさんの、自分の意見とは違う意見でも対応されるところを今までも尊敬していましたが、今回特に凄いなと思いました。こちらこそこれからもよろしくお願い致します。

        あ、小桜ほのかさん、今回初めてそう言う目で見ましたが確かに似てると思いますよ。ただ、彩吹真央さんの方が顔が角張っているかも。小桜さんは小顔で可愛らしいですね。男役と娘役でまた違うとは思いますが、タカラジェンヌとしては顔のタイプがちょっと違うと思います。確かに似てるなあ、と今回思いました!

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          イースターさん、いただいたコメント全然不躾じゃないですよ。本当に失礼で不躾なコメント、見たいですか?とっておきのストックがあるんですよ・・・なぁんて(笑)
          私は長く専業主婦をしており、とても狭い関係の中で生きてますので視野が狭くなっている自覚はあるんです。でもなかなか、具体的にどのあたりが狭いのかはわかりにくかったりします。なのでご指摘していただけるのは本当にありがたいです。お時間いただいて丁寧なコメントをくださり、心から感謝しています。このブログは宝塚に特化していますが、ご指摘をいただける事によって日常生活など、他の面でも見直すきっかけになります。今後も自分の考えを持ちつつ、他の方々の意見にも向き合うアラフィー、アラカン、それ以上を目指したいです。
          小桜さんと彩吹さん、確かに輪郭は違いますね。私としては目元が似てると思うんです。ところが娘は「いや、彩吹さんの方がパッチリした目をしてる!私はマリー・アントワネットで・・・(以後省略)」って言うんですよ。ファントムの円盤があるので、一緒に観ようと思います。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. conga より:

    私のコメントへのアンサー記事かなあ嬉しい…と勝手に思っていたのですが皆さんのコメントを読んで各ジェンヌさんのファンにはやはり様々な思いがあるのだなあと感じることができました。

    それは十分承知していますし、私個人の考え・感じ方であることは明記した上でたーさんの記事を読んで先日書いたコメントに追記すると、私個人としては実はトップになることが全てとは考えていません。
    愛月さん鳳月さん、瀬戸さんにもトップのイメージができないとおっしゃっていましたが、例えば瀬戸さんは学年的にもその他の条件的にも今後トップになる可能性はほぼないと思います。
    しかし、今までの瀬戸さんのジェンヌ人生を考えると(もし機会があれば瀬戸さんのフォトブックFOCUS ONを読んで欲しいです)2番手羽根を背負って退団するのであれば私は心から今まで頑張ってきてよかった、夢を見せてくれてありがとうと感じると思います。一本物のはいからさんではなく宝塚の王道であるショーのフィナーレで背負ってほしいですね。
    また鳳月さんは現在トップにしても成り立つほど人気や実力があると感じていますが、その魅力は真ん中で太陽のように輝くというよりその横で月のように輝きを放つタイプであり、ご本人もそのことをよく分かって的確に自己プロデュースしているように思われます。
    その横にいる珠城さんを見ていると鳳月さんがトップになれないからかわいそう、という風には全然思えないのです。
    一番辛いのは頑張っているジェンヌさんが正当に評価されていないのではないかと感じることであって、実は望海さんにも一時期そういう気持ちを抱いていたのですが、退団を決められた現在、全くその思いは消えています。
    今の理事長には基本的に納得感の高い人事をしていただけているのではないかと思っています。でも、お金も時間もかけてジェンヌさんを応援しているファンが全員納得する人事などはない事も分かっています。

    そしてトップ云々という話題に上るジェンヌさん自体想像を絶する努力と才能を持って競争を勝ち抜いてきた人々でありその人たちは他のジェンヌさんの努力と涙に支えられ、その後ろにはその何十倍ものジェンヌになれなかった人たちがいる…。
    トップになってもそれは全く永遠ではなく、もっともっと長いその後の人生があります。
    私は宝塚を見る時に誰の後ろにもドラマと人生を感じずにはいられません。
    厳しい勝負の世界ですが、勝ち負けでは計れない何かがある世界でもあると感じています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      congaさん、いつもありがとうございます。いろんな方から、ジェンヌさんに対する真摯なお気持ちを聞かせていただけてとても嬉しいです。瀬戸さんの「FOCUS ON」、先程フリマアプリで購入しました。到着楽しみです♪
      私は瀬戸さんには今後ずっと、一本物、二本物のショー、どちらでも2番手羽根を背負っていただきたいなと思っているのですが、それは邪道でしょうか?はいからさんの公演がどうなるかわからないのが本当に残念です。もしワンアポのようにスカステでライブ放送してくれるのなら夫にめちゃくちゃお願いしてスカステホテルに泊まりに行くんですが、今のところ公式サイトには今後について発表がないですね。いきなり円盤のみでは、寂しいです・・・また、私の「イメージ」の話になりますが、オリンピック延期発表後も自粛モードは強まるばかりで、劇場で観劇出来るイメージが出来なくなりつつあります。
      鳳月さんと珠城さんについて、congaさんのおっしゃる事本当に私もそう思います。スポーツ選手にとっての金メダルを手にした珠城さんではありますが、お辛い事も多々あったと思います。望海さんは私にとっては宝塚を好きになった時点ですでにトップスターでしたが、長年のファンの方々は「やっと報われた」と感じていらっしゃる方もいるんですね。
      私は宝塚を好きになって、癒やしをいただきつつ、学ばせていただいています。自分ばっかり不当な扱いを受けてるような気がしていましたが、視野が広がったような気がします。

      となりで娘がふてくされていて、お返事に時間がかかってしまいました。後でまたチェックしますが誤字などあればすみません。こんな私ですが今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. マグノリア より:

    瞳子さんを取り上げてくださってありがとうございます。私は瞳子さんが2番手後半の頃から好きでおかげさまでトップ時代を満喫し、長年、おそらく一番辛い時期に応援されてきた方とは少し感覚が違うかもしれませんが、トップに無事なれたことで十分、と思っていたらスカピン初演で満塁ホームラン、退団後も主演が続きおかげさまで楽しく過ごしています。
    瞳子さんは下級生時代は御曹司の超路線、その後はご存じと思いますが、そこで「一番じゃないから面白くない、やめよう」ではなく、芸を極めようとした、結局のところあきらめなかったという自信が退団後の生き方の根っこにあるのだと思います。もちろん辛いことも泣きたいこともあると思いますが「あきらめない、あきらめなかった」が彼女の自己肯定につながっている気がします。あと苦労好きなんですよ、確かに(笑)トップだけではなく宝塚スターは伊達ではありません。肉体訓練を通じて自己研鑽し、始終穴が開くほど人に見られ、普通じゃないですよね。
    私自身は、宝塚で目指すべきゴールは必ずしもトップではないと思います。みやちゃんは瞳子さんつながりで下級生から見ていますが、かなめさんを思わせる容姿の可愛い人が、卒業時には自分を極めて、確固たる世界を作り上げたことに感動しています。みやちゃんの話し方などを聞くと、自分の世界を持ちつつ「人に伝える」ことに注意を払っているのだなあと。みやちゃんの開花、成熟、浄化に新しい卒業の形を見た気がします。カイちゃんにも言えますけどね。ここまで揺るぎないものがあって羨ましい、とさえ。浄化と書きましたが、まだまだ終わらない進化をこのお二人は続けるのではないでしょうか。

    長々と失礼しました。次からはこっそり拝読します。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      マグノリアさん、コメントありがとうございます。安蘭さんのあの記事は本当に、私に大きな影響を与えました。常にたくさんの人達から観られ、限界へ挑戦し続けているスペシャリストの精神力を具体的に言葉で表現してくださった事に感謝しています。現役時代の葛藤が今も、生き方の根っこにあるんですね。
      退団後もずっと、あまりに自分に厳しくしていらっしゃるようなので、庶民の私としては休息もしていただきたいと思ったりもしたんです。なので記事に「猫を飼っている」とあり嬉しくなりました。調べてみたら安蘭さん、インスタグラムに愛猫のローズちゃんの写真をアップされていましたね。ロシアンブルーの美女猫ちゃんでした。

      美弥るりかさんは湖月わたるさんがトップの時に星組に入団されたんですね。その後トップが安蘭さん、2番手が柚希礼音さんになった時も星組だったんですね。私は月組での、しかも退団公演の美弥さんしか観る事が出来ませんでしたが、本当に美しい男役さんだと思いました。美しいだけでなく堂々とされているというか。珠城りょうさんを支えていらっしゃいました。七海ひろきさんも退団公演のみですが、お姿を生で観る事が出来て良かったです。宝塚の中でトップがどれほどに特別なゴールなのかを強く感じつつ、違うゴールを迎えたジェンヌさんの素晴らしさも感じ、OGさんの今後の進化を楽しみにしています。

      今後もどうぞよろしくお願いいたします。「次からはこっそり」なんてどうぞおっしゃらず、またコメントいただけると幸いです。

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