[炎のボレロ]ヅカヅカぶりに大満足

その他の宝塚

楽しかった「炎のボレロ」

無条件に楽しいヅカヅカぶり

一本物のはいから、意欲作すぎるかもしれぬサパ、ずんそらが演し共倒れしたかもしれぬ壮麗帝。

アフターコロナの、待ちに待った観劇(ライブ配信含む)はヅカっぽさを超満喫とは言い難い作品が続きましたが(特に後者2本)、

昨日の雪組公演「炎のボレロ」「ミュージックレボリューション-New Spirit-」は、ヅッカヅカに、ヅカってました!もう、徹底的に、ヅカ!あくまで私の感覚ですが、

楽しかったよ!

こうゆうの待ってたよ!

って梅田芸術劇場メインホールの中心で叫びたくなりました。「とにかく、わかりやすい華やかさが満開!」だったんです。

全ツゆえのわかりやすさ?

昨日気付いたのですがそういえば星組の「アルジェの男&エストレージャス」といい、宙組の「追憶のバルセロナ&ナイスガイ」といい、全ツってヅカヅカしい傾向があるかもしれません。

「ヅカヅカしい」とはつまり・・・宝塚の諸事情がわからなくても楽しめる!って事です。無条件で客を楽しませる演目はファンの裾野を広げます。私のような末端のファンでも知人を宝塚に誘いたくなるものですが、そんな時はやっぱ「華やかで楽しい二本立て」がファーストチョイスですね。

彩風咲奈は四国の星!

「炎のボレロ&ミュージックレボリューション」は本来なら彩風咲奈さんの出身地である愛媛県でも上演されるはずでした。彩風さんが「四国の希望」「四国の星」である事を地元で知らしめて欲しかったので中止になってしまいすごく残念です。普段宝塚と縁のない夫の親族も楽しめただろうにな、と。

私事ですが夫の親族は四国・九州の出身で、夫含めこぞって小柄だったりします。私の顔を褒めてくれた方はひとりもいませんでしたが、背の高さ(といっても160代半ばですが)を褒めてくれた方は何人もいました。それゆえどことなくこの地域には小柄な方が多いイメージでしたので、宝塚を楽しむようになってから羽立光来さん、真風涼帆さん、彩風さんといった高身長ジェンヌさん達が四国・九州出身と知った時は驚いたものです。

これ生きてるの?

しかも彩風さんは飛び抜けて、すんばらしいプロポーションの持ち主です。緞帳が上がってドンと中央にいらっしゃったのですがもぉ、「これ生きてるの?」なくらいに腕脚が長かった。人形かと思っちゃうほどに美しかったです。

歌もバッチリだった

こんなに美しいのに歌も十分にお上手でした。こんなにうまかったっけ?ってくらい。いよいよ彩風さんが人間ではないように見えました。

凡作ぶりがまた、楽しい

作品について「柴田先生にしては凡作」といった評価もあるようですが私は楽しかったですよ。

凡作と言うかご都合主義なところがあちこちあったんですがまたそこが、楽しかったんです。中でも一番インパクトがあったのは「第6場A 太陽は月を照らした」のシーン。

コンテストがあるんですが、他の出場者は皆、いかにも群舞的なオレンジと黄色の衣装なのに、彩風さんだけ黒と金のド派手でカッコ良い衣装、ヒロインの潤花さんだけ真っ白なドレス姿なんです。で、当然のようにこの2人にスポットライトが当てられて「太陽の若者」「月の女神」に選ばれてね、こういった「出来レースもたいがいにしてくれ」なところがまた、楽しかった。

ショーの「新しい精神」とは

またミュージックレボリューション?連チャンすぎて飽きたー、な声も聞こえてきそうなショーですが、「-New Spirit-」とサブタイトルがくっついただけの事はありました。全体的に派手になっているんです。今ちょうど、楽天TVのタカラヅカ・オン・デマンドプレミアムで「壬生義士伝」とセットだったミュージックレボリューションが配信されているので帰宅後おさらいし、改めて「新しい精神は派手志向」と感じました。

コロナ禍で経済も気持ちも落ち込み気味な中、宝塚がギンギラギンでさりげなくないド派手演出をするの、私はすごく賛成です。

気になったジェンヌさん

風間柚乃?いや、叶ゆうり!

「炎のボレロ」では自己中なブラッスール公爵がヒロインを自分の息子ローランと結婚させようとします。このローランがね、やたらかっこいいんです。かっこよさもいろいろですが昭和的というのでしょうか、押し出し感のあるお顔立ちで、とにかく舞台映えするんですね。ヒロインはローランを袖にするんですが私なら即オッケーしちゃいそうでしたよ。

ローラン、雪組公演にいるはずのない月組の風間柚乃さん似ていました。幕間に調べたところ、97期の叶ゆうりさんでした。イニシャルが同じだー

もうね、ショーになってからも叶さんに注目しまくりでした。幅広に乗せた水色のアイシャドウや、くせ毛風パーマっぽくした前髪を右側だけ下ろしたヘアスタイルがとても良くお似合いでした。生観劇は自分の観たいところを選べるのが良いですね。

久城あすはみつる似?でも、

ブラッスール公爵を演じた久城あすさんは何となく華形ひかるさんに似ているように感じました。でもね、おでこがツルッとフラットで、全く違っていました。華形さんは横から観るとおでこがけっこう、出ているんですよね。私は華形さんのおでこが大好きで、大劇場では他のどの観客にも負けないくらいの勢いで華形さんの横顔を見つめていました。

94期の久城さんは見るからに若く、ヒロインの父を演じた85期の奏乃はるとさんに偉そうに命令する役をこなすには無理があるように感じましたが、こういった無理がまた宝塚らしくて楽しかったです。

バッチリ!な朝美絢!でも、

朝美さん、まぁホンマ素晴らしい美貌・歌声・演技でした。特に歌は突き抜けた上手さと言うのでしょうか、十分に歌ウマな彩風さんよりひとつふたつ抜きん出た感すらありました。

とはいえもともと渋滞しっぱなしなトップスターへの道がコロナで更に大渋滞しており、その上95期なのですから今後もマキビシを撒かれたような道を歩む事になるでしょう。同期の水美舞斗さん、桜木みなとさん、瀬央ゆりあさんも同じ道を歩いています。

潤花の姿に思い出すのは、

潤花さんはお芝居では明らかにヒロインでしたが、ショーではボカされていました。「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の新人公演でも感じたのですが私にとって潤さんは特別に美しくも、歌上手にも、演技派にも感じない娘役さんです。組替えする事が決まっている宙組でトップ娘になる可能性が十分にあるのでつい、美しく実力者だったのに不遇なまま早期退団した華妃まいあさんを思い出したりして、宝塚の人事のわかりにくさ、もっとストレートに言うと納得いかなさにモヤモヤしています。でもこのモヤモヤもまた、宝塚の良さなのでしょう。

おまけ

とにかく楽しいひとときでした。で、観劇後ルンルンと新梅田食道街に向かい、まだランチタイムをしていたお寿司屋さんに入ったのですが・・・

私はまだメニューをろくに見ていないのに店員さんが「にぎりランチでいいでしょうか?」と声掛けしてきたのでお願いしますと応じたらこのランチ、一番エコノミーだったんです。

すごーく楽しい気分だったのでちょっと奮発しようかなとか、一杯くらい飲んでいいかなとか、そんな気分だったんですが、飲み物をすすめられる事もありませんでした。ランチタイムの新梅田食道街なのでそれがデフォではあるんですが、私のすぐそばで常連と思われし女性客さんがとても優雅にすごしていたんです。

セットじゃなく単品で握りをオーダーし、美しいグラスに注がれたお酒をちびちびしながら店員さんや板前さんと談笑していた彼女のそばに無造作に置かれていたのは、傍目にも高級そうなトートバッグ。

私のトートは・・・

わかる人にはわかる貴重な、宝塚ホテルの記念品なんですけどね。ふふふ。この画像は昨日、梅田芸術劇場のエスカレーターで撮影しました。

こちらも昨日、梅芸にて撮影。ストラップホルダーが双眼鏡本体から飛び出ず、本体が凹むような形になっているのがさりげに、使い勝手良いです。

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コメント

  1. conga より:

    雪組の感想ありがとうございます~!
    諸事情ありライブ配信も見られなかったので楽しみにしていました。

    聞いたところによると望海さん主演ver.とはかなり変わっていたMR!だけじゃなくて
    炎のボレロも少し手が入れられていたようですね。
    初演にはあったフィガロの結婚を歌い始めたヒロインに周囲が言う「素晴らしい歌声だな」
    っていうようなセリフがなくなっていたと聞いたんですが本当なんでしょうか…
    まあ…そのままだと多少違和感があったんではないかと思いますが(失礼)
    初演はヒロインの南風まいさんが歌えたので…

    そして叶ゆうりさん、私も大好きなんですよね!
    月組の風間さんにほんとに似ていると思います
    (順番的には97期だから風間さんが似ているというのが正しい)
    でも、雪組配属の97期だったっていうのが正直言って運がなかったですよね…
    歌えるし、背も高いし今だったら一回くらい新人公演主演していたんじゃないかなあ。
    スカステで舞台外のお姿を拝見していても面白くて性格のいい方だなあと思うし
    よくマフィアとか悪そうな役をやってるのも好きです。
    雪組を見る時、絶対オペラで探しちゃいます。久城さんも。
    久城さんは活舌と声がいいので喋ったら即分かります。

    凡作とか飽きたとか言ってしまいましたが、それは発表時のことであって、
    小難しいことは何も考えずただただ美しい出演者たちに気持ちよく酔える作品ってまさにザ・宝塚ですし今の時期には特に、はい、これが欲しかったんです!!ってなりますよね。
    雪組のトップ娘役(とその後任…?)が発表され、めちゃくちゃ驚きではありましたが
    なんか雪組次期もそれなりに安定しそうな感じです。咲ちゃんは恵まれていますね。

    私は花組の千秋楽を運よく生で観劇することができたのですが、柚香少尉からほとばしる必死の愛(としか呼べない…)にとにかく感動しました。紅緒さんだけじゃなくて、鬼島軍曹とか、ラリサとか、関わる人たち全てをものすごく愛して、大切に思っているということが分かったんですよ。その中には観客も入っているんだということが最後の挨拶でも痛いくらい伝わってきて、もう周囲は号泣でした。
    柚香さんってこういうところが放っておけないというか、すんごい美形なのに隙があるというか彼は私が理解して守ってあげなきゃ!!みたいな気持ちにさせるのかもしれません。
    うん、やっぱり柚香さんは少年漫画じゃなくて少女漫画のヒーロー(つまり主人公のヒロインポジ)が似合うんですね。
    あ、あと鬼島軍曹の開襟がとにかくえげつなかったです(笑)

    作品自体はやっぱり大劇場に持ってくることにより増やさなきゃいけない出番とか場面に
    制約ができてるし、紅緒と少尉以外のキャラクターは全然書き込みが足りないし、
    台詞が初演より削られたせいでなんだったら少尉や紅緒もただ流されてるみたいに
    見えてしまうところもあってちょっと残念ではあったんですが
    最後のデュエットダンスで幸せそうな2人を見てめっちゃ多幸感に包まれて、
    朝月希和ちゃんに拍手して、最後の挨拶にこっちも泣いて感動して…

    …で帰ってきて、冷静になるとひらめちゃん花組アウト+花組の次のスケジュールに出ているお芝居とショーの二本立てにやはり若干の不安を感じないではなかったんですが(笑)もう柚香さんの花組には安定感とか求めなくていいと思いました。
    今後も色々な意味での綱渡り感でドキドキ(トキメキ?)を与えてほしいですw
    ただし公演が無事開くかどうか以外のドキドキでお願いしたいですが…

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      congaさーん、コメントありがとうございます。今回の観劇はしつこいくらいに褒めちぎってしまいました。こんな感想記事、私のブログではレアレアかも?w
      はい、「素晴らしい歌声だな」のセリフはありませんでした。楽しみにしていたのにぃ。違和感がある設定でもやる時はやるのが宝塚ですから、このセリフがなくなった理由を考えてしまいます。
      そうでした!叶さんが先輩ですから、「風間さんが叶さんに似ている」が正解でしたねすみません。叶さん、ホンマ素敵なお顔で背も高く、演技も歌も良いのに新人公演主演されてなくて残念です。久城さんには次は年齢相応の役をしてもらいたいなぁ。おふたりが今後、どのように存在感を出してくださるか楽しみです!
      記事にした通り、望海さんが超絶歌上手だから彩風さんは大変!って思ってましたがこの度の観劇で次期雪組への心配が吹っ飛びました。朝月さんには正直驚いたけれど、彩風さんが選んだ奥さんなんて噂もありますし仲睦まじく幸福感、多幸感を振りまいてくだされば幸いです。

      congaさん花組千秋楽生観劇されたんですね!めっちゃ羨ましい!私はライブ配信すら見る事が出来なくて。柚香さんのご挨拶、私も聞きたかったです。
      はい、柚香さんに感じる「隙」、すごくわかります。歌だけじゃなく、いろんな頼りなさがあってそれゆえなんか、支えたくなるんですよね。これホンマ悪口じゃないんですよ。とにかく柚香さんって「お得キャラ」なんですよね。まわりの人達が自然と、不安定さを含め彼女のありのままを好きになっちゃう。
      7月30日に観劇した時は懐かしさもあって柚香さんの歌声が実に心地良かったです。歌が上手い人はなんぼでもおる!それこそ四季劇場に行けばドヘタはおらん!でも柚香さんほどの魅力を持つ人はいろんな劇団を全部ひっくるめてもそうそういない!ってね、心の底から思います。
      水美さんの開襟も観たかったなぁ。もうホンマ、水美さんどうにかならんかな?っていっつも思っています。こういった小さくはない不満もまた、宝塚の魅力かもしれません。だって不満の一方で期待もあるんですから。まだ、可能性はありますもんね。
      congaさんのおっしゃる綱渡り感です。吊り橋効果っていうんでしょうか?ファンをドキドキさせますよね。私も公演ありなしのドキドキだけは勘弁して欲しいけれど、今後も宝塚の吊り橋を進んでいきそうな気がします。

      いつもありがとうございます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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