コメントをいただきまして己のヅカ思考力の乏しさをヒシヒシ感じている身ではありますが、またも言いたい放題してみます。
どんなジャンルでも思考力に乏しい人に限ってあれこれ言いまくるものです。
どうか、初心者のつぶやきに寛大な方のみ読んでくださるようお願いいたします。
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トップスターや2番手の退団公演となると気になる、「今後の2番手、3番手、4番手」。
前回の花組公演は2番手の瀬戸かずやさんの退団公演でしたが、後継ぎが水美舞斗さんになるのか永久輝せあさんになるのか判断しかねる構成でした。永久輝さんがエトワールだったのはヅカあるあるな「番手ぼかしテクニック」のようですし。
大劇場での公演中に水美さんの東上主演が決まり、この追加情報のおかげで次の2番手は水美さんであると判明しました。3番手は永久輝せあさん、4番手は聖乃あすかさんでほぼ、間違いないでしょう。
一方でこの度の、トップスター珠城りょうさんの退団公演である月組公演では、誰がどう観ても、今後の2番手は鳳月杏さん、3番手は暁千星さん、4番手は風間柚乃さんである事が明確になっていました・・・よね?
この記事では、私が月組公演の生観劇を通して鳳月さん、暁さん、風間さんについて感じた事をそのまんま、文字にしています。
ホンマね、直感だけです。
ヅカ思考力に乏しいおばちゃんの戯言ですので、もういっぺん念押ししますが寛大な方に読んでいただければ幸いです。
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まずは鳳月さん。
単刀直入に言いますが、私は、鳳月さんのお姿に前回の花組公演での瀬戸さんのお姿が重なりました。
瀬戸さんのように、宝塚歌劇団から礼を尽くした花道を用意してもらった状態で、2番手退団するんじゃないかと。
月組から花組に組替えし、また月組に戻ってきた鳳月さん。
戻ってきてからのIAFAやピガールでのお役も悪くはなかったけれど、私の感覚ですと花組時代のジャハンギール(金色の砂漠)やジャン(ポーの一族)、中大兄皇子(あかねさす紫の花)や松倉勝家(メサイア)の方がだいぶ、当たり役な気がするんですね。
なので月組でも当たり役を!と願っていまして、今回の桜嵐記での楠木正時に「当たり」を感じ嬉しかったです。とはいえ花組時代の当たり役ほどではないような気もするので、今後に期待しています。
当たり役を・・・出来るだけ早く!って。
急いで欲しい気持ちがあるのは、鳳月さんが月組2番手の座に長く収まっているイメージは、私には、どうしても浮かばないんです。2番手として2度の年越しする可能性は少ないんじゃないかと。退団か、あるいは専科への組替えか。
しかもね、2番手退団するとしたら、羽根を背負うのは瀬戸さんと同様、最初で最後になってしまいそうなイメージすら浮かびます。
これは決して、鳳月さんの実力が足りないとか、そんなんじゃありません。
むしろ92期の鳳月さんと同世代(90~95期)で、鳳月さんほどに総合的な実力がある人はそうはいないと思っています。
それでも先に述べたようなイメージが頭に浮かぶんです。
そのイメージをそのまんま、文字にしました。
次に、暁さんと風間さん。
鳳月さんが2番手になる事についてはほとんどのヅカファンが予想していた通りな一方で、3番手については暁さんが順当なものの、風間さんが破竹の勢いで追い上げているのでひょっとしたら?という声もチラホラあったように思います。
無難好き、そして暁さんも風間さんも大好きな私としては、無理な追い越しがなくて良かったとホッとしました。強引な人事は、ヅカファン同士の軋轢の元ですから。
でも・・・油断ならないかも。
暁さんは98期首席ですし、もともとは皇太子、じゃなかった御曹司だったそうですね。ですが私がヅカファンになってからの暁さんは、夢現無双→IAFA→ピガール→ダルレークの恋と、時間の経過とともにどんどん、100期の風間さんとの競争が激化してきたように感じます。
そしてこの度の桜嵐記。
お役は後村上天皇なのですが、これが・・・何とも言い難かった。
暁さんは和装だとすごく、不利ですね。
かわいい丸顔なのですが、烏帽子をかぶるとさらに丸さが目立って、和風、ましてお公家様な雰囲気に乏しかったです。
せっかくの高身長や長い腕脚もあの、お公家ウェアとでもいいましょうか、身体をゆったりと包み込むような衣装では霞んでしまいます。
終始あの衣装ですから、得意なダンスもナシ。
得意な歌もナシ?とハラハラしていましたが、最後の最後で、お芝居の展開として必要ないにもかかわらず長く歌っていたので安心しました。
一方風間さんは和装がものすごく映えます。面長な輪郭がとにかく和モノにめっちゃ有利なんですね。
私の感覚なんですが洋装では暁さん、風間さんそれぞれに違う良さを感じますし、身長や腕脚の長さ、ダンスのキレや歌唱力において暁さんが有利なのに、和装でのビジュアルは風間さんが絶対的に有利じゃないかと。次期トップスターである月城かなとさんも面長美人なので並びも良いし。
しかも・・・風間さん、歌も上手いんですね。
私は風間さんの歌をこれまでまともに聴いた事がなかったんです。この度のショーで初めて、風間さんがソロで銀橋をテクテクしつつ、そこそこ長く歌っているのを聴きました。
声の太さや安定感は暁さんにかなり分があるけれど、暁さんには「今後ますます進化する」感じはしないんですね。もう十分すぎるほどに上手く、完成した状態であるように感じます。一方で風間さんは今の時点でも歌えているけれど「さらに今後もっと上手くなるかも」な伸びしろを感じさせます。
ホンマ、超・直感なんですが・・・
破竹というか怒涛というか、そんな勢いを感じさせる風間さんに「将来の月組トップスター」のイメージが浮かぶんですよ。「100期のトップスター」として花組の聖乃さんと並ぶ、イメージが。
もちろん風間さんの前に、暁さん。とも思うんですよ・・・とはいえ今後の役付きがとても気になります。98期のトップスターはまだおらず、暁さんこそ最有力候補だとはわかっているんですけどね。
というわけで、今後の月組の2~4番手は明確であるにも関わらず、私は何か勝手に、モヤモヤを感じています。
余談ですが・・・
前回の花組「アウグストゥス」も、今回の月組「桜嵐記」も、文字ナシのモヤモヤで。
緞帳が開く時のトキメキが、モヤモヤ画面の登場で目減りしちゃう・・・
こんなふうに、タイトルがドカッ!と載っている方が嬉しいな。
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