映画「国宝」感想 私にはアカンかった

その他観劇、鑑賞

ここのところパートに必死で歌舞伎から遠ざかっている私ですが「国宝」は気になっていました。とはいえお金を稼ぐ大変さを痛感している日々です、映画サービスデーの7月1日に観ようかななんて思っていたんですよ。
だけど読者さんからコメントで教えていただいた市川猿三郎さんのアメブロの記事を読んで気持ちがチェンジ。文章から感じる「非難するつもりはないが納得いかない事が山盛りある」なご様子に心を鷲掴みされたわけです。なのでパートが休みだった事もありコメントのお返事をしたその日に観に行く事にしました。

当初は電車で大阪ステーションシティシネマに行くつもりだったんですね。まだブロガー魂が残っているので映画館の画像を記事に使いたかったんですよ。だけど娘に「駅まで送って」と頼まれて従ったら車から降りたくなくなり駐車場が充実している映画館に行く事にしました。
そしたら鑑賞前に気持ちが大幅ダウン。国宝が上映されるシアター館内はとても混雑していたけれどほぼほぼ高齢者ばっかりだったんです。シニア割引デーかと思い調べたらシニアは毎日割引だと知り正規料金を払った自分がバカみたいでした。
心配していた「シニアあるある」まみれだったしね。話し声、何かを食べる音、電話などの呼び出し音。3時間もの映画だったためトイレ離席する人もチラホラいたのですが動きが遅くて長く画面を遮られた上にコツーン!カツーン!と杖で階段を叩く音が館内に響いたりもしてウンザリでしたよ。車が便利な映画館ゆえ「こんなにも脚が悪い高齢者なのに車を運転してここに来たのか?」と恐ろしくもなりました。
まぁその、自分の近い未来の姿ですよ。近いうちに私も見事にこういった高齢者になるような気がします。

さて、映画の感想。
私は予習で強い違和感がありました。ほんの数年ながらもわりと熱心に歌舞伎を観ていたつもりなので「実の息子を差し置いて部屋子を跡継ぎにするなんてあり得ない」と思ったんです。どんなに見た目や演技が冴えなかったり年齢的にまだ不適切過ぎても実の息子をアゲるのが歌舞伎だと。
なので女形の大名跡を演じる渡辺謙さんの心理描写はおかしい、横浜流星さんのように見目麗しい実子がいるのに部屋子である吉沢亮さんを抜擢するなんてあり得ない、といった拒否感マックスでした。あとちょっと気になっていたのが、

https://kokuhou-movie.com/ よりお借りしました

イケメンもイケメンな2人を、どんな根拠で主役と準主役に振り分けたのか。

横浜流星さん吉沢亮さん公式サイトより画像をお借りし、たーが合成しました

どちらも強い事務所に所属しているしね。宝塚OGにしたってスターダストには柚香光さん月城かなとさん、アミューズには柚希礼音さん愛希れいかさんと超スゴ揃いだし。

だけどこれが、映画を観たらすぐにわかったんですよ。
ズバリ、

顔!

https://kokuhou-movie.com/ よりお借りしました

公式サイトの画像は小さくてわからないけれど、両者の女形としての美貌はダントツで吉沢さんが上ででした。息を呑む美しさ!!!顔だけじゃないんです、吉沢さんは首が細くて長いのでラブリーなお顔とあいまっていよいよ超絶美貌の女形だったんですよ。
横浜さんの女形顔も決してブサイクじゃあないんですが普通の俳優としては強みである切れ長の目が女形としてはキツくなっちゃって。実在の歌舞伎役者に例えると吉沢さんは中村米吉さんタイプ、横浜さんは中村七之助さんタイプですかね?だけど顔と首の美しさに限ると米吉さんより吉沢さんがだいぶ美しかったです。もうヤバヤバのヤバ。
そんな吉沢さんも立役(歌舞伎での男役)姿はごく普通というか、むしろラブリーな瞳がマイナスだったかもしれません。残念なのが横浜さんの立役姿がなかった事。NHK「べらぼう」のちょんまげのご様子からして、白塗りすればさぞ美しい立役だったろうになぁ。ちなみに私は七之助さんも立役としてはすげえイケメンに見えます。

演技力は両者ともすんばらしかった。べらぼうでの横浜さんにはチャラ男な要素がありますが国宝でもそんな感じで「飲みすぎて失敗する」場面も。ここでは吉沢さんがフォローするんですが私は苦笑しちゃいましたよ、実際は吉沢さんがプライベートで「飲みすぎて大失敗」だったんですから。
それはさておき覚悟していた「女形としての修行の足りなさ」はほぼ感じませんでした。猿三郎さんは「所作がまだまだ」と辛口モードでしたけどね。

私が不思議だったのは猿三郎さんが、女形としての大御所・大名跡として出演している

https://kokuhou-movie.com/ よりお借りしました

彼を褒めているところ。なんと「イメージは六代目中村歌右衛門丈かな」とまでアゲアゲ評価です。歌右衛門は女形の超・大名跡らしいですからね。とはいえ最近は別の意味で話題になっているんですけど。「戦後の女形の最高峰」と称えられた六代目が亡くなってからの後継がうまくいっておらず、さらにその名に近い立場である男の子(といってもアラサー)が極秘結婚していた上に妻にDVをしていたそうで。

おっと余談が長くなっちゃいましたが田中さんの演技はどうにも駄目でした私には。「鷺娘」を踊るんですがマジで詐欺娘でしたよ。年齢が娘じゃないのは構わないんです、だけど舞踊そのものがてんで駄目だった。経歴を調べたところダンスの達人ではあるようですが重量ある着物姿での舞踊には慣れていないかと。
どこの何がアカンかったのか具体的には言えない(わからない)んです。だけど私の脳がシャレじゃなく「NO」になっていました。普通の女優が宝塚の男役としてダンスするような感じ?どんなにバレエやダンスの経験があっても男役じゃない女優が男役を演じたら付け焼き刃である事がすぐバレちゃう、みたいな。
撮影する側もそのあたりは承知していたのでしょう、詐欺娘のシーンはごく短かった(たぶん1分未満)な上に鳥の翼と合成するなど映像技術で誤魔化していましたから。どうしても何としてもここは素晴らしい鷺娘扱いしなくちゃいけないんですよね、吉沢さんも横浜さんも大感激するシーンだし。
猿三郎さんは「老練な女形の存在感は大したものでした」と褒めており、これは舞踊についての評価をあいまいにしていたのだと映画を観て気付きました。

詐欺娘の様子以外にも、
・実子の横浜さんが10年も行方をくらます
・10年もお稽古しなかった横浜さんがひょいと歌舞伎役者として復活する
・部屋子出身とはいえそれなりの立場になった吉沢さんが一瞬にして転落し場末の宴会場で舞う
・場末の宴会場まで落ちぶれた吉沢さんがひょいと歌舞伎役者として復活して人間国宝にまでなる
とね、
「んなわけねーだろ」
と私は思わずにいられない展開で。あくまで私の感覚ですがこの映画はなんつーか、、、さも「本当の歌舞伎の世界」と言わんばかりにPRしているけれど実際はちっともそうじゃないんですよ。鷺娘の詐欺ぶりだけじゃなく実は映画そのものが詐欺。歌舞伎に精通している作者による詐欺ですよ、良く言えばファンタジー。歌舞伎関係者すべてがこの映画を歓迎しているとは考えにくいし、少なくとも歌舞伎ファンにはこの映画を拒否る面々もいるんじゃないですかね?少なくとも私はそうです。
せめて出演者に本物の歌舞伎役者がいればなぁ。ホンマ、せめて鷺娘を舞う老練の女形くらい本物にしても良かったんちゃいますか?玉三郎さんなんて年齢的にも適役だったのに。タマ様が断ったとしてもせんちゃんがいるじゃないですか。中村扇雀(なかむら せんじゃく)さんね。実兄のがんちゃん(中村鴈治郎、がんじろう)さんが舞踊指導した上に出演しているんだし。がんちゃんにしたって出演したものの歌舞伎役者として舞台に立つシーンはないんだもんなぁ。初めて洋服姿のがんちゃんを拝みましたが和装よりメタボぶりが目立っており、チンピラのように暴言を吐きつつ吉沢さんを蹴りつける演技はなかなかでしたよ。これが歌舞伎役者の先輩として吉沢さんを熱心に指導するあまり蹴りつけたのならもっと良かったんですけどそうじゃなく、娘を演じる森七菜さんを手籠めにした吉沢さんに激昂しての暴力シーンでした。ちなみに吉沢さんと森さんのぬればはハード過ぎずソフト過ぎずなええ塩梅で、客席の高齢者の心も掴んだのか断続的にどこかで音がしていたのにこのシーンの1分ほどは館内がめちゃんこシーンと静まり返っていました。

そうそう医療に関わる方々や糖尿病患者には不向きかも?舞台で豪快に吐血して絶命とか、脚を切断した上に絶命とか、糖尿病の描写がけっこうどぎついので。遺伝性だし若くして絶命する恐ろしい病気ぶりをアピールしすぎているかもしれません。

作者はどうしても、どうしてもセンセーショナルな作品にしたかったんでしょう。本当に無駄なセンセーショナルがたくさんある。吉沢さんの父親をはんしゃにしただけでなくド派手な抗争で絶命させたのも、やたらいれずみをアピールするのも、ただただそれが目的なのだろうし。
歌舞伎を敬う気持ちよりセンセーショナルが優先。
そんな気がします。この作品に限っては成功かもしれませんが果たして、今後も歌舞伎モノの作品で食べていけますかね?協力してくる歌舞伎役者が出てくるかな?

あら!
夫が出張で不在なのでサラッと短文の感想文をアップするつもりが3000文字を超えちゃった。
まぁその私はかねてより「文句だと長い」記事を書くブロガーですしね。

7月10日追記
国宝でせんちゃん(中村扇雀さん)を起用して欲しかった私ですが、その後実際の扇雀さんが若いお嬢様を演じている姿を拝みかなりガッカリしました。

7月1日追記
宝塚ブロガーのくせに現在大劇場で上演中の花組公演にはとことん関心がありません。花組公演を2度観た後、実は「国宝」は力作だったのだと気付きました。

コメント

  1. かなえ より:

    映画の感想の記事をありがとうございます。
    たー様のお休みの日の記事アップを読めて得した気持ちです。

    「国宝」の映画の感想は大絶賛みたいなのが私の見るSNSでは多くてちょっと?マークでしたので、たー様の感想はありがたいです。

    映画館でのご高齢の方の行動を見て私も大きくうなずきました。
    先日東劇でオペラのライブビューイングシネマで
    「フィガロの結婚」をやっていて、冒頭に海宝直人さんがゲストで元テレビ東京アナウンサーの方とトークショーをやるという回に行きました。
    後列の座席のご夫婦がトークライブの間もおしゃべりしっぱなしで、とてもつらかったです。
    トークライブ終わって映画が始まる前に映画館の方に事情を話たので、映画開始で暗くなってもおしゃべりされていたお客様に注意してくださいました。
    海宝直人さんは声が大きいかんじでお話されていなかったのでとても残念でした。
    海宝直人さん今デビュー記念のライブをされておられますが、けっこうきちきちなスケジュールで大変だなと思いました。

    映画「国宝」は一度見たらもういいかなと思いました。
    Eテレのスイッチというインタビュー番組次回は吉沢亮さんが鴈治郎さんにインタビューする側みたいです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かなえさん、Yahooニュースでも国宝の提灯記事が溢れていますね。たくさんのお金や時間をかけての制作ですし、本物の(しかも上方歌舞伎の重鎮な)がんちゃんの協力もあったんですからアゲアゲ祭りしなくちゃいけないんでしょう。
      吉沢さんの女形がとにっかくとにかく美しくまさに眼福でしたがストーリーはカスでした。芸妓を2号にしていたのもひどいしね、米吉さんの奥さんも七之助さんの奥さんも芸妓だったんですし。

      かなえさんは「フィガロの結婚」のライビューに行ったんですね。ここでも高齢者の老害パワーが炸裂していたそうで残念でしたね。
      なんちゅーかその、あたかも自宅でテレビを観ているようにくつろぐんですよね。私が国宝を観ていた時は「ちょっとトイレ行ってくるわ」とわざわざ声にしている高齢者もいたし。自宅ならそれで良いんですが映画館ではアカンでしょ。なんか映画館って声や音が響きやすいんですよね。

      えっと、
      >海宝直人さんは声が大きいかんじでお話されていなかったのでとても残念でした。
      ここですが海宝さんはお疲れの様子だったんですかね?小声でボソボソとトークしていたのでしょうか?
      スケジュールがパツパツだそうでお疲れかもしれませんね。私としては仙名彩世さんとの結婚が続いていて嬉しいです。

      Eテレの吉沢さん&がんちゃんの番組は1回目は観まして、次回は録画したままです。
      なんちゅーか初回でのトーク内容があまりに無難すぎて魅力を感じませんでした。ホンネっぽさがなかった。とはいえ吉沢さんの女形姿の映像を拝めたのは嬉しかったです。もし本物の歌舞伎役者だったら歴史に残る絶世の女形になったろうになぁ。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. むうちん より:

    たーさん、ご無沙汰しておりますが、いつも楽しく拝読しています。

    今回の歌舞伎の映画の感想も勉強になりました。
    歌舞伎は一度も観たことがなく、いつか南座にと思ってたーさんの歌舞伎ブログを参考にさせてもらっていました。(宝塚以外の内容も私は大好きです。)
    そして、8月についに南座に行く事になり、以前のたーさんのブログを確認していた時に、今回の映画感想がアップされて嬉しくなりました。
    娘は刀剣乱舞が大好きで歌舞伎の演目もあるというので、2人で見に行くことにしたのですが、ガイドがある方が楽しめるとのことだったので、ガイド付きのチケットにしました。
    すごく、参考にさせてもらってます。

    初回の刀剣乱舞歌舞伎の配信を見た時、中村かん玉さん、可愛いなぁ。尾上松也さん、貫禄あるわぁ。みんな、踊りの所作がきれい。
    くらいの感想なのですが、生観劇ならもっと色々あるはず。と楽しみです。
    また、筝や琵琶などの楽曲も生演奏で楽しめて宝塚みたいですね。
    宝塚のオケはよく音を外しますが南座はどうですか?音を外したりされますか?
    音が外れると観劇中にびっくりしてしまいます。集中してれば、してるほど、びっくりが大きくなる。
    配信ではとっても良い演奏に聞こえたのですが。
    とても楽しみにしているので、期待外れになったら嫌だなぁ。と心配中です。私は心配性なのです。
    だから、新しい事にチャレンジするのも怖くて。
    いつも活動的なたーさんのブログを楽しみにしつつ、私も少しずつ活動の場を広げていこうと思ってます。
    同じ世代だと思っているので、かなり刺激を受けてます。

    家事にパートにお忙しいでしょうが、宝塚以外のブログも楽しみにしているので、また、あげて下さいね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      むうちんさん、ちょっとお久しぶりですね。その間も遊びに来てくださっているそうで嬉しいです。
      前回はイノダコーヒについての話題になりましたがなんとキーコーヒーに買収されたそうですよ。昨日のYahooニュースになっていました。かねてより業務提携していたようですしゆくゆくはそうなる運命だったんでしょう。横浜発祥(現在の本社は東京)の会社に買収されるなんて、京都の老舗として相当キツかったでしょうがそうも言ってられない事情があったのかな。キーコーヒーをウィキってみたらかなりやり手らしくなんと銀座ルノアールも買収しているようです。

      歌舞伎デビューされるんですね!刀剣乱舞ですかー、是非感想をお聞かせください。
      新橋演舞場→博多座→南座と全ツなんですね。これで大成功をおさめたら将来的には歌舞伎座でやるのかな。歌舞伎を上演する劇場の格は南座が形式上のトップのはずですが事実上は歌舞伎座がトップです。新作歌舞伎のルパンにしたってまず新橋演舞場で上演して大成功して今年は南座なんですよ。

      はい、実は歌舞伎ってお得でもあります。安価な席もありますし生演奏が多いですから。ええっとねぇ宝塚のオケのレベルはどうやら低いようですが(あちこちからそういった事を聞きます)音符を読めない私にはわからないです、なので歌舞伎での様子もわかりません。ただ尾上右近さんの父親は自らが清元(きよもと)の家元であるにも関わらず演者をこき使い給与未払なんて不始末をやらかしているようなので演奏にも影響しているかも?

      >私は心配性なのです。
      私もかなり心配性なのでわかります。でね、心配性のままで良いんですよ。
      もうチケットも取ったんですから是非行ってみてください。楽しめなかったらそれまでの事。

      私が心配しているのは演者の技術力より「中村莟玉(かんぎょく)さんの肥満」ですね。愛之助さん主演のゴエモンで初めて拝んだ際はとにっかく美少年でしたがその後は拝む度に増量している気がします。ハーフじゃないようですがそれっぽさのある美しいお顔立ちなんですよね。だけどあまりにもまるまるむちむちになってしまうと、苦労しまくる「おかる(仮名手本忠臣蔵)」を演じるにはうーんでした。ちっとも軽そうじゃないし、、、
      ただ、
      莟玉さんは一般人出身なんですが、、、
      彼を芸養子にした四代目中村梅玉さん周辺って調べてみるときな臭いんですよー!!!
      女形の大名跡「中村歌右衛門」がらみです、六代目歌右衛門さんの死去後長く七代目が不在なままで今後どうなるのかわからないんですよ。七代目歌右衛門に内定していた六代目中村福助さんは脳内出血で襲名が延期(おそらくナシ)だし、代わりに七代目歌右衛門になってもおかしくない中村児太郎さん(六代目福助さんの実子)は極秘結婚とDVでYahooニュースに。
      そして、六代目歌右衛門さんの養子(妻のおい)がなんと四代目梅玉さんなんですよねー。その四代目梅玉さんの芸養子が莟玉さんなんです。私は当初「莟」なんて漢字はわかりにくいと思っていましたが六代目歌右衛門さんの自主公演の名前が「莟(つぼみ)会」だったそうですから由緒も因縁もある漢字なわけで。

      血筋は申し分ないが美貌も実力も人気もない上に極秘結婚&DVな児太郎さん31歳
      血筋がなく肥満体質っぽいが美貌も実力も人気もある莟玉さん28歳
      どちらも基本的に女形ですし今後がホンマ気になります!
      歌舞伎はこうゆうのを気にするとむっちゃ楽しいんですよー!宝塚にはない楽しみだし。

      いつもありがとうございます。
      ここのところ私はパートに注力していますがほそぼそとブログも続けるつもりです。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. 昭和っ子 より:

    土曜日、日曜日と「国宝」花組お変わり(悪魔城)と久々のスーパー銭湯と遊びまくりの2日でしたが
    なんかこれからゆっくり出来ない月末
    頑張れます

    「国宝」は見る予定はなかったが、娘のご贔屓さんが定期的にファンクラブメンバーに送ってくる通信(以前は入り出があったのでその時喋れたのが なくなって娘の御贔屓さんはファン大好きさんだから時折心境をメールくれるらしい)
    それで「国宝」を観て感動した見たいな話や感想を送って来たらしく
    あまり日本映画に関心の無い娘が珍しく一緒に行こうと誘って来ました

    私と行くと付き添いという事でチケットが安いと言うのもあり(万博もそうなるらしい)
    シニア割引ではなく障害の方

    まぁ得する時だけ私を担ぎ出す娘ですが
    暑かったから涼みがてら京都府にあるイオンシネマに

    大抵空いてるのに案外満員、1番後の席が行く途中にネットで(映画にとっては1番観やすい)
    開演ギリギリに滑り込みで観てきました
    もう暗くなって宣伝の上映をしていたので手探りて着席
    飲み物食べ物も無し(ポップコーンとかコーラ見たいな映画館独特のは楽しめず)

    私は特に感動はしなかったが3時間が長いとも思いませんでした
    だからといって悪い作品とも思わなくて突っ込むところはあったが楽しめました

    娘の感想は二人とも苦労したんだね
    でも顔がいいってのは観ていて良かった(そこだけ)

    駐車場券が4時間だけ無料(映画館で貰える)感想より早く帰ろうと現実的

    疲れて二人共早々に寝ました

    次の日は娘がお知り合いに頼んでいた席で花組のお変わりして来ました
    S席で申し込んだのにB席になりかなりの返金をもらいウファウファの娘

    2階16列大変見やすかったです

    初見の時より娘からゲームの内容や武器、ハンターの特技を教えて貰い
    マリアは召喚らしい?
    真実のメガネも意味がわかったし
    最終に決戦に必要な盾もアルガードの部屋にあるとか?
    YouTubeのラスト4パターンの説明も受けた
    何故か娘は今回私の柳生の時並にチケットを自力や人伝に頼み過ぎ 今まで花組は見ないって人なのに
    もう今の時点で5回も見てるらし
    特に御贔屓がいる組でも無いのご立派

    確かに話を聞いたら更にゲームぽさがよくわかります
    ある意味面白いがお芝居としてみたら適度にゲーム以外の話を差し入れてファンタジーになっているかな?(アルガードの父、母の話はゲーム通り)

    ショーは古いのを足し継ぎみたいですが
    りんごを持って歌う聖乃さんの場面以外は私はみた事が無いから新鮮でした

    りんごを持つ聖乃さんの場面は宙組時代の水夏希さんと星組時代の凰稀かなめさんで見ました

    前日友人が「Mrs.Green Apple」のファンクラブに入ってなんかの発表会の写真?を送ってくれてその中の人がグリーンの服にりんごを持っていたのだったので
    宝塚を観てそっちの方を思い出しました

    私の宝塚友も宝塚とはかけ離れた他の方向へ行く人が多く色々LINEを貰い
    情報だけは知っている

    宝塚観劇の後、ちょっと離れたスーパー銭湯  本当は温泉が良かったが(有馬にしようと思ったが高いしパーキングも高い)

    その地区は高齢者向けの施設が多くなかなか風光明媚
    それを見て 娘が前日見た「国宝」の中で猿三郎(松井さん)が最期に昭和の老人ホームに寝ている姿を思い出し

    「いくら人間国宝になっても惨めやね せめておばあちゃん(私の母)位の部屋ならいいのに 老後はやっぱり金やなぁ」

    娘の感想はそこでした

    私は寺島しのぶさんがどこの誰かわからない背中に刺青のある嫁(高畑充希)でも孫は可愛いんだなってのが1番印象に残ってます

    ガイズは友の会がお友達になってくれたので一回はみます
    私は過去は紫吹さんのを見ています
    北翔さんはテレビ?ビデオ?見たかな?
    あまり思い出はありませんが
    面白いが感動する様な作品では無いかも
    楽しく深く考えない作品だと思います
    たー様は 明日海さんと望海さんでご覧になったのかな?

    暑さがこれからは本番です、お仕事も体を大切に頑張って下さい

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、6月末はゆっくり出来なかったそうですがお元気にされていますか?毎日暑いですね。

      「国宝」の感想をありがとうございます。
      シニア割引は本人だけなのに障害者割引は介助者もOKなんですね。もうシニア割引も介助者OKにすべきですよ、私が観た時はかなり足元が危ういシニアもいてトイレに行くにも大変そうでした。なぜかこの手のシニアに限ってどセンターに座っていましたよ階段の隣の席じゃなく。
      昭和っ子さんは映画の3時間を長くは感じなかったものの特別に良いとも思わなかったんですね。娘さんにとっては「顔がいい」ですかー、娘さんは横浜さんの女形も褒めてました?

      国宝の翌日は花組だったんですね。
      原作を知っていればもっと楽しめたのかな、昭和っ子さんは娘さんが説明してもらえたそうで良かったですね。
      娘さんはもう5回も観ているとの事、大劇場でのチケット販売が続いているくらいですから相当に余っているのかも。

      ええっと、聖乃さんはりんごを持って歌っていましたっけ?
      2度も観たのにショーの聖乃さんで覚えているのは顔に本を被せて眠っているシーンだけです。
      ミセスはそうだった、ミセスグリーンアップルが正式名称でしたね。実はかなりダサいんですが若い子にも人気ですね。

      大劇場から有馬は車でのアクセスが便利ですがはい、どうにも何もかも高いんですよね。私は子どもの頃にさんざんCMで見ていた向陽閣にいっぺん行ってみたいのですが。
      昭和っ子さんが行ったスーパー銭湯の周辺には高齢者施設が多いんですね。特養というよりは高額なホームかな?
      国宝では超大物のはずの方がボロボロの部屋で臨終を迎えてなんともヘンだったと私は思っています。歌舞伎はメンツが命の世界、女形であれ大物なら豪華な個室で最期を迎えるものじゃないですか?
      老後はカネ、これは本当だと思います。たとえ庶民でも。

      ああそうだ、国宝での違和感に高畑充希さんもあったんだ。いれずみするほどに吉沢さんを愛していながら、吉沢さんから「結婚しよう」と伝えられるほどに愛されていながら、突発的に横浜さんと駆け落ちした。めっちゃヘン。あえていえば横浜さんも高畑さんも吉沢さんが出世しまくる様子についていけなかったのかもしれないけれど、にしても高畑さんが吉沢さんから離れたのはおかしい。もっとも吉沢さんが高畑さんとラブラブ婚したら吉沢さんが「芸妓を2号にする」とか「恩師の娘を手籠めにする」とかいったセンセーショナルな展開には出来ないわけで、言ってみればセンセーショナルにしたくて高畑さんと横浜さんをくっつけたんですよきっと。
      寺島しのぶさんは抑えめの演技でしたねぇ孫を可愛がる演技も自然で。果たして御子息が歌舞伎界でどう活躍するのか楽しみです、ただしネットでの評判の感じ母親を超える印象がありません。

      ガイズは楽しい作品なんですね。
      ド定番が好きな私ですが楽しい作品も好きです。きっと曲も良いのでしょうし楽しみです。
      私は明日海さん望海さんバージョンを観ていません、大阪でやってくれなかったですしね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. ゆうゆ より:

    はじめまして、ゆうゆと申します。
    国宝を見て、SNS等では、絶賛の嵐。どんなに素晴らしい映画かと昨日見てまいりました。
    見なくてもよかったっていうのが私の率直な感想です。歌舞伎は、それなりに好きで見ております。
    関西の、たーさんが言われるように突っ込みどころ満載です。なぜ渡辺謙のようなガタイのいいひとが女形なのか、自分の息子を差し置いて部屋子に大名跡を継がせるなど聞いたことがありません。
    横浜流星のどろどろした顔、夢に出てきそうでした。あんな姿をさらすことなど歌舞伎ではかんがえられません。たとえこころはどろどろでもです。あの映画を見る人のほとんどは、歌舞伎を見たことがない人たちです。あれが、本当の歌舞伎の世界だと信じてしまうようで、歌舞伎を貶めるようなプロパガンダにならないようにと願っています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ゆうゆさん、はじめまして。
      せっかくお初コメントをくださったのにお返事が遅くなりすみませんでした。

      「国宝」の感想をありがとうございます。ゆうゆさんにとっては「見なくてもよかった」レベルなんですね。歌舞伎好きとの事ですからお気持ちわかるような気がします、この映画には歌舞伎への敬意がないですから。あたかも「歌舞伎界のリアル」っぽく仕上げているだけに悪質です。

      はい、渡辺謙さんが女形ってのもオカシイんですよね。顔、声、ガタイ、、、いずれもガッツリと立役向けな方だし。
      部屋子を養子にして跡継ぎにするのは実子がいないケースだけだと私も強く思っています。
      ええっと、どろどろした顔になっていたのは横浜さんじゃなく吉沢さんじゃなかったですか?場末の宴会場で客にボコられた後ね。なまじ女形姿がちょーちょーちょー凄まじく美しいだけにあの顔は酷かったですね、衣装も汚れていた感じたったし。そう、お家事情など裏面がとことんドロドロしているだけに表面ではとことん美しいのが歌舞伎だと私も思っています。猿三郎さんにしたって部屋子出身な上に所属先に前代未聞の大事件があったんですからご事情はいろいろなはず。それでもドロドロをむき出しにせずやんわりと「歌舞伎役者は化粧や衣装を大切にしている」といった事を記事で述べていましたね。あら、今確認したら猿三郎さんの当該記事にはコメントが70近くもぶら下がっています。

      はい、この映画に素直に感動した面々は歌舞伎を観た事がないんでしょう。
      そしてきっと、映画に触発されて歌舞伎を観る事もないでしょう。
      あくまで私の感覚ですがこの映画は歌舞伎を貶めるほどのプロパガンダにはならない気がします。歌舞伎関係者やある程度の歌舞伎ファンを悲しませたものの(少なくとも私はこの映画の酷さを忘れない)、普段歌舞伎を観ていない人にとってはすぐ忘れる映画(=歌舞伎に悪いイメージを抱き続けるほどの強いパワーまではない)かな。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. アラカンじいさん より:

    いや~辛口ですね!
    映画を観て昨日から原作読み始めました 上下2巻で結構読みでがありますよ!

    僕は所作や踊りの上手下手は正直わかりません
    しかし田中泯さんの演技は「上手い!」と思いましたよ
    最初の楽屋で出会いのシーンや口上のシーン、本物の女方の方がやっているのかと勘違い
    素顔で流星の稽古つけるシーンで「あれ~田中泯さんや!」と驚いたくらい
    田中泯さんは元々バレエとモダンダンスで役者になったのもかなり高齢から
    しかしあの存在感はさすがと思いました
    まあ舞踊は全然わかりませんのでご容赦ください(笑)

    確かに二人は七之助さん米吉さんを彷彿とさせますよね

    鴈治郎さんもすごい迫力でした 
    しかし歌舞伎役者さんが一切歌舞伎を演じないところがミソですね 

    映画としてはお金かけてるし(松竹座と思われる劇場はセットらしい)俳優も豪華
    話題性もあるし人気も納得です

    年齢層…僕(といってもシニア割世代)が見た時も2時間過ぎから生理現象の方続出でした…おしゃべりはなかったですが

    しかし三浦〇〇くん吉沢君にからむあのセリフはちょっと監督意地悪ですよね

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      アラカンじいさんさん、今年の2月ぶりですね。お久しぶりです。
      アラカンじいさんさんは映画「国宝」を観て原作を読み始めたんですかー、上下2巻なんですね。ラストは映画と同じですか?

      映画で大物女形を演じる田中さんをアラカンじいさんさんはかねてよりご存知だったんですね。私は知らず、映画にかなり失望してからウィキりました。
      んー、存在感って難しいですね。あればあるほど良い、ってもんでもないですから。渡辺謙さんはむしろ無駄に存在感がありすぎるのが女形らしくなくてNGだったし。

      はい、横浜さんと吉沢さんは七之助さん米吉さんを彷彿とさせます。ってか狙ったんじゃないですかね作者さんは。
      七之助さん米吉さんといえばどちらも芸妓を正妻にしたんですよね。米吉さんの奥さんはバラエティに出たりと歌舞伎の普及に貢献しています。国宝での芸妓が大損ぶっこきまくりな2号のままである事を喜んではいないでしょう。
      しかも映画では産まれた私生児が(歌舞伎入りの可能性がある)息子じゃなく(絶対に歌舞伎役者にはなれない)娘にして無難に済まているんですから呆れます。

      はい、本物の歌舞伎役者に歌舞伎をやらせないってのがこだわりだったんでしょう。
      にしてもがんちゃんをあんな使い方して欲しくなかった。がんちゃんの愛娘を演じた森七菜さんと吉沢さんを普通に結婚させたら良いだけの事。吉沢さんが芸妓を2号ではなく正妻にしていたのならがんちゃんの激昂ぶりにも納得するんですが、芸妓は2号なんですから森さんは正妻になれるし梨園なら全く問題ない話でしょう。

      アラカンじいさんさんはシニア割だったんですね。
      長い映画ですからトイレに立ちたくなるのは当然として、動きが鈍いシニアに限ってどセンターに座っていたりでうーんでした。階段となりの座席に座って欲しかったです。

      ああ、いましたね三浦さん。すんばらしいサラブレッドなのにちっとも華がなかった。
      そうですね、リアルに血筋アリアリな彼ゆえにあのセリフは監督の意地悪なのかも。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • アラカンじいさん より:

        ご返信ありがとうございます。

        いや~一気読みしました(笑)おもしろかったです!
        映画は原作の1/10位の内容です…1年の大河ドラマを3時間にした感じでしょうか

        正直喜久雄が半二郎を継ぐ理由も読者にゆだねられていますが、実際にはありえない血筋外のものが継ぐなんてこともその後の長大な話の大筋にはあまり影響しないです

        映画の筋からは解らない理由がたくさんあります…ネタバレになりますが

        原作では喜久雄の父の舎弟が半二郎の御贔屓で長崎に連れてこられます
        そしてその舎弟がその後大親分となり喜久雄の後見、半二郎のタニマチとなります
        二人道明寺の喜久雄の評判が素晴らしかった
        三友社長が喜久雄をとても気にいっていた
        そして半二郎は三友に巨額の借金があった…それを三代目がかぶらないといけない
        等々まあ仕方ないのかなあという感じです

        それと小説の中で出てくる演目数両手では足りなかったかも?
        曾根崎心中だけでなく僕の観たことあるものでも油地獄、駕籠鶴瓶、義経千本桜…

        まあ吉沢君と流星君が全部を形にするのはとても無理で映画では演目絞っているのでしょう

        それと喜久雄の楽屋が急に大部屋になるシーンも不思議に感じましたが
        小説では白虎がなくなり後ろ盾の三友社長も失脚、万菊に後見頼むも断られ次に後見を頼んだ幹部俳優にイジメたおされた結果です

        それに登場人物も大幅に削られています
        映画の最初のシーンで一緒に踊る男の子はとても重要な役回りですが映画ではカットされているし女性陣も春江、幸子、彰子、市駒、喜久雄の子供綾乃もそれぞれの人生が描かれます

        喜久雄が落ちぶれて客に絡まれるシーンも小説にはありません
        鴈治郎さん?に怒られて歌舞伎から姿消すのですが小説では「新派」に移籍です
        ただ歌舞伎座の花道で喜久雄の真ん前に我を忘れた観客が上がってしまうシーンはありました

        あっ鴈治郎さんのお役、最終的にはとっても良い人ですよ!そこまでやってくれれば良かったのに!

        そして小説の最後はそれこそ全く違います…ちょっと”え~!!”ですけどね

        是非是非お読みください!歌舞伎お好きなら一気読みできますし、これ読んだら「映画にするならあれも仕方ないかなあ」と思えてきますよ(笑)

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          アラカンじいさんさん、「国宝」原作の感想をありがとうございます。
          ほほー、映画は原作の1割ほどの内容だしアレンジもしているんですかー。
          >1年の大河ドラマを3時間にした感じ
          という表現はとてもわかりやすくてありがたいです。

          ほほー、原作では一般家庭(じゃないかハンシャだから)出身の喜久雄がなぜ半次郎の名跡を継いだか詳しく載っているんですね。
          半次郎が借金まみれだったなんて、そのままじゃ渡辺謙さんが引き受けなかったのかもしれません。私は記事で万菊がミスキャストだと書いていますが実は半次郎を演じた渡辺謙さんこそ最大のミスキャストだったかも。どう考えても女形っぽくないですから。

          原作では多くの作品が出ているのに映画では曽根崎心中だけだったんですね。
          はい、吉沢さん横浜さんのためにも演目を絞る必要はあったかと。にしても曽根崎心中かぁという感じです私からすると。

          他にも重要な点がカットされまくっていて、一方で原作にはないエピソードが入っているんですね。
          映画化にあたり他人の手が入ったからには何もかも原作通りにはいかないのでしょう。テレビドラマでの件を思い出します、テレビ局が勝手気ままにアレンジしまくった挙げ句に意義を申し立てた原作マンガ家を攻撃し、悲惨な結果になってしまいました。

          がんちゃんは最後には良い人になるんですね。
          良かった、耐えきれず吉沢さんのもとを去った森七菜さんにしたってがんちゃんが助けるんじゃないですか?

          映画化するにあたり「センセーショナル」が最優先されてしまったように思います。
          すみません、かなり長そうだし私はたぶん原作を読まないような気がします。アラカンじいさんさんに教えていただけて嬉しいです、ありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

          • アラカンじいさん より:

            おはようございます

            そうですね謙さんがミスキャストなのかもしれません…

            おそらくモデルは片岡仁左衛門でしょうね…最後は盲目ですし上方ですし
            愛之助は自分が被るとも言っているようですね

            僕は仁左衛門さん最後の最後に一度だけ観ることができました…もうほとんど盲目で幕が開くとすでに座った状態で幕が閉まるまで座ったままで科白をおっしゃってました

            以後読まれないなら盛大にネタバレしておきますね

            まず幕開けで一緒に踊った徳次は喜久雄について大阪にやってきます 大部屋俳優になり坊ちゃん坊ちゃんと喜久雄を支え続けます
            春江が大阪に出てきた時に絡まれる愚連隊の弁天と仲良くなりますが弁天は大御所お笑い芸人となり喜久雄を支えます

            俊介は劇場から消えるのではなく書置きして失踪
            本物の俳優になると全国を回り、温泉地の地方芝居に凄い踊りをする女方いると評判になります そして三浦友和の息子さんの役と万菊が観に行って万菊さんが連れて帰ります(映画では喜久雄の役回りですね)
            そして復帰後に白虎を襲名します

            三浦友和の息子の役水野はその後歌舞伎を支え続け三友の社長になります

            鴈治郎さんの件も鴈治郎さんは娘を歌舞伎役者の嫁で苦労させることが反対で銀行員との婚約をすすめていてのバカ怒りです それも劇場でなく家に挨拶に行って切れられます

            結局歌舞伎の家の娘さんがやっている新派(新劇)に女方として移籍(市川春猿さんみたいな感じ)します

            俊介と喜久雄が歌舞伎と新派で同じ演目を同時上演したり話題となりますが…

            喜久雄はタニマチのやくざ親分のパーティーに出席を頼まれます これは半二郎や喜久雄を支えつづた親分が引退近くどうしてもと頼むのですがパーティーに警察が踏み込むとの情報があり周囲が止めます…しかし喜久雄はパーティーで鷺娘を踊るのですが警察が踏み込み喜久雄は捕まることはないものの立場が難しくなります

            ここで登場!鴈治郎さん”俺のところへ戻ってこい!そういう心意気の奴は大好きなんだ!”と娘にも”だから銀行員の嫁になっていればこんな苦労はしないんだ”と…以後鴈治郎一座で頑張る…という具合ですね

            ちなみに喜久雄の娘は一時不良になりますが徳次が支え続け最後は大相撲の大関と結婚(当然喜久雄も出席)し最後は横綱になり部屋の女将さんへというぶっ飛んだ展開です(笑)

            春江も姑の寺島しのぶ?さんとウマが合いとってもうまくやっていきますよ

            なんて具合です…もっともっと盛沢山、どうです読みたくなりました??

          • 関西の、たー 関西の、たー より:

            アラカンじいさんさん、半次郎のモデルは十三代(先代)片岡仁左衛門っぽいんですね。十五代(当代)のにざ様のお父さん。
            「片岡仁左衛門は」代々立役の名跡なのに半次郎は女形なんですからわざとなんでしょうね。渡辺謙さんはどう考えても立役の方が似合っていたのになぁ。

            アラカンじいさんさんは先代を一度だけ観る事が出来たんですかー!
            すでにほぼ盲目だったそうですが、さすがに舞台で吐血したりはしなかったでしょう?国宝でのあのシーンは糖尿病患者をかなりガッカリさせたように私は思っています。

            盛大なネタバレ、ありがとうございます。
            私は映画しか観ていないので映画版キャストで感想を述べさせていただきますね。

            ほほー、子ども時代から吉沢亮さんと仲良かった子は大部屋俳優になって吉沢さんを支えたんですね。
            高畑充希さんに絡んだ弁天は映画に出ていましたっけ?大御所芸人になったそうでモデルはビートなんとかさんかも?なんて噂があるようで。
            その他、どうやら原作はストーリーがまとまっているように思いました。映画にするにあたり随分とカットしまくって、かつセンセーショナルなシーンには時間をかけてしまったような。
            映画ではがんちゃん・森七菜さん親子のその後がまったくスルーされちゃったのも本当に残念。アラカンじいさんさんから原作を教えてもらい安心しました。
            映画ではカメラマンになって吉沢さんに不満をぶちまけた隠し子娘についても原作ではもっとちゃんとしていたんですね。

            アラカンじいさんさんから教えてもらい安心して、それで十分です。
            モデルはいるんでしょうが「国宝」は原作にしたって結局はファンタジーの扱い。
            私はリアルを追いたいです、「八代目菊五郎・六代目菊之助のこれから」とかね。

            いつもありがとうございます。
            今後もどうぞよろしくお願いいたします。

          • アラカンじいさん より:

            追伸
            仁左衛門さんは当然先代です…
            立役ですので映画の筋とは違いますが…
            余談ですが…先代仁左衛門さん筋金入り鉄道マニアだったのです。特に京阪ファンで鉄道友の会の名誉会長もされてたとかと。僕も鉄オタで京阪70周年記念誌持ってますが仁左衛門さん巻頭言書いておられます。

          • 関西の、たー 関西の、たー より:

            アラカンじいさんさん、はい、当代のにざ様は帯状疱疹でしばし休んでいたものの目について話題になった事はありませんものね。
            にしても父親が糖尿病なら当代のにざ様にしたって糖尿病リスクは高いはずで、子・孫にあたる孝太郎さん千之助さんにしたって気をつける方が良いと思います。

            ウィキってビックリ!
            先代の仁左衛門さんの父親はオノ・ヨーコさんの祖父でもあるそうですよ!って事は当代のにざ様(および孝太郎さん千之助さん)もオノ・ヨーコさんと親戚って事!
            にしても「片岡仁左衛門」の歴代をウィキると波乱万丈ぶりがすごすぎてビックリ。孝太郎さんの元嫁で千之助さんの母な女性のやらかしなんてちっとも大した事ないと知りました。

            へー、先代の仁左衛門さんは鉄道マニアだったんですね。京阪は南座直下にも駅がありますし歌舞伎とゆかりがあるんでしょうね。
            アラカンじいさんさんも鉄道好きなんですね。

            いつもありがとうございます。
            今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. 通りすがりの雑食オタク より:

    ご無沙汰しております。
    通りすがりの雑食オタクです。
    日々暑さが増しておりますが、お元気でいらっしゃいますか?
    国宝、舞の姉弟子も絶賛だったので、どうなのだろう…と思っておりましたが、此方の感想を拝読して少し腑に落ちました。(まだ観ておりません)
    実子がいないのならまだしも、部屋子に名跡を継がせることはないと私も思います。
    田 中 さん映像の作品でも存在感がある方ですね。
    詐欺娘に思わず笑ってしまいました(笑)
    配給会社は 松 竹 さんかと思ったら、東 宝 さん。
    監督は フ ラ ガ ー ル を撮られた 在 日 3 世 の方なんですね。
    別の方の別記事のコメントも拝読し、東 藝 の舞踊科は 花 柳 壽 輔 さん系じゃないと受からない。受けたいんだったら今から 壽 輔 さん紹介しようか?と当時大学受験の選択肢の中で、踊りの先生が仰っていた思い出があります(笑)
    伝統芸能の世界もドロドロしていますから…
    尾 上 右 近 (清 元 栄 寿 太 夫)さんのお父様 延 寿 太 夫 さんの件も昔からのやり方を変えられないんでしょう…
    父が幼少時、親戚のところに出稽古にいらっしゃってた前の 延 寿 さんと お 志 寿 さん(清 元 志 寿 太 夫 さん)では発声練習から圧倒的にお志寿さんが上手かったと申しております。
    そしてその話を知る前からミュージカルで 柿 澤 勇 人 さんが良いお声だなぁと思っておりましたら、何とお志寿さんの曾孫さん。
    勝手に親近感を持って拝見しています。
    さて、宝○の創業者一族のお嬢様、私、こっちゃん(礼さん)がトップで体調不良が続いていたのは逆パワハラなのでは?とずっと思っていました。
    だってすごくやりにくそう…笑
    もし宝○退団後に私はいじめられたことはありません、のびのびさせてもらってました!とかTV等で言い出したら言葉が悪いですが殴○てしまいたい気持ちになります。
    そりゃああなたはね…となり、ますます引いてしまいます。
    だってしれっと2回目受験の合格なのに初受験で合格って書いてあるところもありますし…
    色々な推しが増え&私自身の予定が詰まり過ぎて宝○へはベクトルが向かないのですが、ブログ等を拝見して楽しんでおります。
    そう申しつつ1度だけ宝○関連参りました!
    梅 芸 での O G 集合の 万 博 の焼き直し公演です。
    私が1番濃密にファンをしていたころのトップさんだったので、そこそこ楽しめました。端々に上級生組のパワハラを感じながら…笑
    幼少期から思春期頃は贔屓がいない組でも回数拝見してなくても全部覚えてました!若かったんですね…
    ウ タ コ さん(剣 幸 さん)以外はリアルタイムで拝見してる方ばかりでした。
    痛ましい一件がなければ全日程拝見していたと思いますがチケット取るモチベが全く上がらず、1回のみの観劇です…
    S さんが亡くなられていたのも此方で知りました。
    私ももっと生きていていただきたかったと思いました…
    これからますます暑さ厳しい日々になりそうですが、どうぞご自愛くださいませ。
    乱文失礼いたしました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      通りすがりの雑食オタクさん、今年1月ぶりですね、お久しぶりです。毎日暑いですが私は今日はパートが休みですから自宅でエアコンを使いまくって気持ち良く過ごしています。以前は自宅でひとりの時は極力エアコンを使わないよう心がけていたんです、だけどパートをしてからは「屋外でのパートを頑張っているんだから休みの時くらいガッツリとエアコンを使っちゃえ」と思うようになりました。

      あら、通りすがりの雑食オタクさんの舞の姉弟子さん達も国宝を絶賛していたんですね。Yahooニュースの提灯記事にぶら下がるコメントも概ね褒め称えているので不思議ではありません。ただし私は嫌いです。
      はい、歌舞伎は何よりも家柄重視ですよね。政治家、医師、その他割の良い自分の職業を子どもに継がせたがる親はたくさんいますが「選挙に当選」とか「医学部に合格」とかいった試練があります。一方で歌舞伎役者は選挙も試験もなく大金をゲット出来る職業を継げるんですからラッキーと言えばラッキーかも。

      大物女形役の田中さん、ホンマに評価が高いですね。とはいえ私は自分の感覚を重視します。
      この頃ようやく演出家には注目するようになったんですが国宝の監督はスルーしていました。フラガールの監督もしていたんですね、この作品は楽しく観させていただきました。李 相日(リ・サンイル )さんという方なんですね。

      >伝統芸能の世界もドロドロしていますから…
      はいもう凄まじくドロドロしていそうですね。あらゆる面での暴力や不正なお金のやり取りが横行しているような気がします。
      にしても尾上右近さんのお父さんはやり過ぎました。自身は逃げ切れても息子に迷惑かけちゃいますからね。
      清元節について調べたところ、、、
      家元は清元延寿太夫、つまり尾上右近さんのルーツなんですね。でもって初代清元志寿太夫さん(1898-1999、本名:柿澤竹蔵)は1924年に五世延寿太夫さん(1862-1943)の門下に移ったそうで。こうゆう関係だから初代清元志寿太夫さんはどれだけ家元より実力があっても下の身分のままだったんですね。
      にしても不思議ですねぇ、五世のあと無難に直系で六世、七世(右近さんの父親)と続いた「延寿太夫」なのに、右近さんは「七代目清元栄寿太夫」になったんですね。右近さんのお兄さんが八世延寿太夫になるのかな?
      柿澤勇人さんを私は知っていたものの「勇人」を「はやと」と読むのがミョーだと思っていたくらいです。由緒あるお家柄なんですね。産まれもった声を活かして劇団四季入りですかー!ええっと、100倍の難関を突破したそうですが祖父も曽祖父も人間国宝なんですからそのあたりの忖度はあったように私は思います。

      稀惺かずとさんが宝塚に入るのは柿澤勇人さんが四季に入るより相当に有利だったでしょう。
      なんつーか、難関国立大学にうらぐち入学したっぽい皇室のおぼっちゃんと似ているような。稀惺さんの家柄って結局はいち企業のトップスターになるだけです、一方であのおぼっちゃんは家柄だけで日本のてんのうになる事が決まっているんですから深刻。

      通りすがりの雑食オタクさんは宝塚への関心が薄れつつもOG公演に行ったんですね。私も何度かOG公演に行きましたが現役時代のヒエラルキーが退団後も永遠に続いているんだと感じます。
      角和夫はいわば阪急阪神ホールディングスのてんのうだったんですね、家柄じゃなく成り上がりの。私としても生きていて欲しかった、生きて自分の愚行を悔やみ続けて欲しかったです。

      お互い元気にすごしましょうね。健康ほど大切なものはありません。
      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. やすみ より:

    たー様

    こんにちは。
    怒涛のコメント返信もお疲れ様です。
    国宝映画の感想もありがとうございます。
    そうですね。映画鑑賞も周りに左右されますよね。
    以前映画を見たときにお子さんが上演中に頻繁に行き来していて気が散ったのを思い出しました。
    ガイズの感想もお待ちしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      やすみさん、こんにちは。
      ふふ、「怒涛のコメント返信」ですかー、はい、昨日今日は楽しくブログ運営させていただきました。明日からはパートと家族サービスを頑張ります。

      「国宝」ねぇ、私が映画を観るために映画館に行ったのは本当に久しぶりだったんです。これまでは宝塚公演のライビューばかりであとはそうそう、劇団☆新感線バージョン「阿修羅城の瞳」の特別上映くらいかな。ようは観劇慣れしていて映画館でもお行儀の良い客ばかりだったんです。おそらく国宝には普段映画館に来ていない方が多かったかと。
      にしても、お手洗いが近いのは良いとして、3時間耐えられない可能性が高くしかも脚が悪いのにどうしてどセンターの席を選ぶのか本当に不思議でした。といっても私も立派にそんなシニアになりますよ近い将来!

      やすみさんは子どもの行き来が気になったんですね。どんな作品だったんですか?
      もう半世紀ほど昔になりますが私は映画館で「ママ、おしっこ!」発言を連発して迷惑をかけたそうです、私は覚えていないんですけどね。映画版「宇宙戦艦ヤマト」だったそう。

      ガイズ、本当に楽しみです。
      あともうすぐ宙組第1抽選申込が始まりますから申込してみます。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  8. かなえ より:

    コメントにお返事ありがとうございます。

    他の読者さまへのお返事の「再演」の話題をなるほどと読んでいましたら、松竹のお知らせで「星列車で行こう」の再演の記事を発見しました。
    玉三郎さんの演出だそうで今年は昨年のメンバーに加えて新たにイケメンの方が加わるようです。
    昨年石井一孝さんが出演されておられて、作品の解説をされていた記事を見ていたので、新橋演舞場で再演かーとたー様のお返事を思いだしました。

    ブログ村の(某宝塚ブロガーさん、たーの判断で伏せ字を含めお名前を消しました)さんも「国宝」あまりお気にめさなかったみたいですね。
    「(某宝塚ブロガーさん) 時蔵」と検索をかけると、時蔵さんと関容子さんのトークショーの様子がわかる記事があります。
    私も先日関容子さんの「あの人に会いたい 中村京蔵」さんというイベントに行ってきました。
    会場は大田区のお寺で「寺子屋」イベントを定期的にされているみたいです。
    お寺で落語とかバイオリンのコンサートとか行った事はありますが、今回おじゃましたお寺も素敵なところでした。
    中村京蔵さんという方の出版記念だそうで、実は私はまったく役者さんに知識がなくでしたが、行ってよかったです。
    「国宝」のありえない話もされてました。おふたりとも知性がかんじられて、いい時間だったなと思いました。
    関容子さんは御年90歳なんだそうです。

    歌舞伎界隈も私が思っているよりドロドロなんだろうなと今回も思いました。

    尾上右近さん6月の歌舞伎座の「お祭り」で清元で初二刀流みたいな話題になっていました。
    私右近さんのお父さんのギャラ配分の話題で少ししらけてしまって、右近さんがでてこられると「いくらいいこと言っても」などと思ってしまいました。
    生まれたときからずっと同じ世界に生きているのだから仕方ないのでしょうけど。

    「シネマ歌舞伎」の「娘道成寺」の上演延長が今日発表されました。
    先週一度映画館で見たのですがもう一度見に行くつもりです。通常のシネマ歌舞伎より時間が短く料金も手頃です。
    エンディングに編集に玉三郎さんのお名前がありました。
    今回上映前に玉三郎さんのトークがなくてよかったです。以前「桜姫東文章」の時あったんです。トークタイム。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かなえさん、またまたお返事が遅くなりすみません。
      「星電車で行こう」は去年の夏が初演で今年の秋に再演する事が決まったんですね。ちらーっと両方のキャストを拝んだものの気になったのは石井一孝さんだけでした。
      この作品には歌舞伎風味がまったくないのでどんなに大盛況だろうと歌舞伎座ではやらないような気がします。日本唯一の「歌舞伎専用劇場」というポリシーですしね。ルパンは大いに歌舞伎ですからいつかはそうなるかも?私は観た事がありませんが刀剣乱舞もまた然り。

      すみませんがお伝えいただいた他の宝塚ブロガーさんのお名前を私の判断で消しました。
      非常に歌舞伎に精通している方のようですので「国宝」が気に入らないのは当然のように思います。「生の歌舞伎は映画(国宝)より10倍高いけど10倍以上良い」みたいな発言もあったような。でもこれ一等席の話ですよね、歌舞伎には安価な席もある事をお伝えいただきたかったです。

      関容子さんは御年90歳ながらお元気にトークショー活動をしているんですね。時蔵さんを招くのなら当然過去に萬壽さんも呼んでいるはずだと思い確認したところやっぱりそうでした。そのうち萬太郎さんも招くはず。
      ウッ!となったのは今年の2月の関さんトークショー。ゲストがあの児太郎さんで、、、

      中村京蔵さんについては全く知りませんでした、同じ屋号の雀右衛門さんは名前を聞いた事こそあるものの生で拝んだ記憶がありません。
      歌右衛門(女形の大名跡・児太郎さんが継ぐ可能性があった)、吉右衛門(襲名したばかりの六代菊之助さんの祖父)もありさらに雀右衛門ですかぁ、このうち歌右衛門・雀右衛門は女形の名跡らしいですね(吉右衛門はまだ2代しかいないので確定していない)。
      なので雀右衛門さん門下の京蔵さんも女形だそうで。公式サイトを訪ねてびっくりしました、ビジュアルが雀右衛門さんを狙っているような感じだったので。一般家庭出身だし雀右衛門さんの養子になったわけでもなさそうでかつ70歳となるといろいろ大変そう。当代の雀右衛門さんに実子がいないようなのでゆくゆくはわかりませんが、にしても女形は立役より年齢の壁がありそうに思います。

      尾上右近さんご自身は美男子だし爽やかだしで超素敵なんですが父親がちょっとアレとなると微妙ですね。母方の祖父である鶴田浩二さんにハンシャとの付き合いがあったという噂がありますから、右近さんには何ら罪はないですがさらに父親までネガティブな話題となるとダメージが大きいです。

      かなえさんはシネマ歌舞伎の「京鹿子娘二人道成寺」を観る予定なんですね。なんかまさに「国宝」特需を狙っているような?
      ほほー、タマ様と菊之助(現・八代菊五郎)さんですかー!すげー!!2007年ならまだタマ様も若いし。
      何故か関西ではあまり上演されないのが残念です。新橋演舞場そばの東劇で観たかったなぁ。

      ほほー、タマ様はトークが苦手なんですね。何だったかなぁ、NHKの番組に出ていたんですがこの時もかなり退屈なトークでした。
      桜姫東文章はいつか観たいです、ただしにざたまじゃなく若手でやってもらいたいです。それこそ立役は愛之助さんが良さそう。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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