どうにか滑り込みました、吉例顔見世興行。
「続く」っぽく記事を終わらせるのは不本意なんですが時間がないためとりあえずの前編をアップします。
南座前はたくさんの観客でごった返していて、
スタッフさんに従い並びました。
スタッフさんの奥にあるお店が「祇園饅頭」ですね、ちょうど読者さんが教えてくれたばかり。こちらも混雑していました。
入場すると「早く客席に向かいたい」気持ちになるけれどまずはロビーへ。
イヤホンガイド(800円)を借りました。素人が歌舞伎観劇を楽しむには欠かせませんから必ず、必ず借りて欲しいです。ロビーの場所がわかりにくいので公式から図をお借りして説明すると
「正面入口」が改札を兼ねておりくぐると目の前が1階席で、2・3階席に向かうには左に歩きますがロビーに向かうには右に歩くんです。
ちなみに役者さんにチケットをお願いしている場合もロビーで受取るようになっていますからイヤホンガイドを記念撮影しつつチケットのやり取りを眺めるのも楽しいですよ、見るからに玄人っぽい人たちもいますし。
吉例顔見世興行はすごく長くて、
昼の部、夜の部それぞれ4時間45分(休憩を含む)もあります。
なのでこの価格でも、1等席や特別席を除けばボッタクリという感じはしません。
今年の夜の部の演目はこちら。
ええっと、まずは二幕の「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」の感想から述べましょうか。残念ながら片岡愛之助さんが怪我で休演となり、
公式サイトでは代役を務める中村萬太郎(まんたろう)さんの名前に変わっていました。ヒロインの「腰元かさね」を演じる萬壽(まんじゅ)さんの次男さんです。
萬壽さんがねぇ、なかなかの「必死のパッチ男」なんですよぉ。
自身(父親):中村萬壽(5代目時蔵)69歳
長男:6代目時蔵(4代目梅枝)37歳
次男:萬太郎 35歳
孫(長男の子):5代目梅枝 9歳
とね、ファミリーの存続にそりゃあもう必死のパッチなんです。表向きはエレガントを重んじる(と私は思っている)梨園なのになかなかにガツガツしているかと。
なんでも「時蔵(ときぞう)」は本来なら「女形の大名跡」だったそうですよ。だけど萬壽さんがわずか7歳の頃に父親の4代目時蔵さんが亡くなり、どうにか萬壽さんが5代目時蔵を襲名したものの時代はすっかり「玉三郎ブーム」。
幼い頃に後ろ盾を失った上に女形の大名跡としての立場も危うくなり辛酸を嘗めた萬壽さんの「自分は長生きして息子や孫の後ろ盾を頑張りまくる!」気迫に注目しているんです私は。
ただしもう69歳ですから若い美女を演じるには無理がありすぎるし、芸達者な52歳の愛之助さんが相手だからこそどうにかなるようなキャスティングだったはず。
なのでつい、
次男を代役にねじ込み満足したのは萬壽さんだけちゃう?
本来なら同世代のカップルなのに35歳の次男と69歳の父親、しかもヒロインが父親なんてテンション下がるわぁ。
と観劇前の私は思っていました。観劇前はね。
超難役なんです与右衛門って。
歌舞伎にはたくさんのくそかす男が出てきますが与右衛門はウルトラでスペシャル。筋金入りの極悪人です。
イヤホンガイドが「本来なら夏の上演が多い」と説明していただけあって、
目に鎌が刺さったドクロだの卒塔婆だのが川を流れてくるんですがなんとこのドクロ、ヒロインの父なんですよ。かつて与右衛門が殺したヒロインの父ね。
与右衛門はヒロインの母と密通し、ヒロインの父を殺し、ヒロインとも関係し妊娠させ、挙げ句ヒロインをも手にかける(しかもかつてヒロインの父を殺す時に使った鎌を使って!)なストーリーでねぇ・・・ええっと、何を食べてどう育てばこんな演出が浮かぶんでしょうね?作者の鶴屋南北はその後も「四谷怪談」など気色悪い、普通の人にはまず無理な作品を世に出しておりとにかく思考回路がぶっ飛んでいるんですよ。
それゆえ「歌舞伎の至宝」です。日本の演出家の中でも指折りの天才ちゃいます?
ふふ、松竹は公式サイトで言い訳しているんですよね、
こんな感じでこっそりと。
歌舞伎って実は、人権や多様性、社会理念を徹底的に軽視・無視しているんですよね。全部じゃないけど「そうゆうのまみれ」と言っても良さそう。そんな作品を松竹は「伝統芸能だから」と言い訳して上演を続けているんです。
中でも南北ものは「深刻にポリコレもコンプラも一切ない無法地帯」かと。
でね、それが
歌舞伎の良さ
なんです。
人間の本質が詰め込まれています。
だから絶対になくしたらアカン。さすがに新作としては出せないでしょうから今後も伝統芸能を言い訳に上演を続けて欲しいです絶対に。
さて、
萬壽さんのガムシャラぶりとか南北の天才ぶりとかを長々と述べてしまいましたが、
良かった
です、代役の萬太郎さん。
想像の10倍以上良かった。
私は「ヒロインの次男」って先入観だけじゃなく「妹背山婦女庭訓」「マハーバーラタ戦記」などでリアルで萬太郎さんを拝んでいてね、けっこう自信アリアリで「与右衛門にはまだ早い」と思っていたんです。
だけど良かった。
ビジュアルも声も、抑えめの演技も良かった。
もうちょっと「狂気」が欲しいところではありました。流れてきたドクロと卒塔婆に近付き、卒塔婆をへし折ったりドクロから鎌を取り出してヒロインに斬りかかるあたりは特に。
にしても随分と良かったです。
萬壽さんがまた良かったんですよぉ意外にも。
69歳で若い美女を演じているのに罰ゲームっぽさがほとんどありませんでした。74歳の玉三郎さんも64歳の中村扇雀さんも私にとってはなかなかに罰ゲームだったのに。
このあたり・・・玉三郎さんには子どもがいないとか、扇雀さんには子どもがいるものの結局は兄の鴈治郎さんが本流とか、そんなのが関係しているのかもと私はげすっちゃいます。
萬壽さんは決して美女タイプではなくってね、かつて玉三郎さんに大きく水をあけられてしまったのはビジュアルの要素も大きいような気がします。ただこの度のヒロインでは「愛する男のために頑張る一途さや健気さ」「愛する男に裏切られた悲しみや悔しさ」が所作の隅々に出ていて、とてもいじらしかった。美貌が衰えてセリフもカミカミな現在の玉三郎さんとはどえらい違いです。それに萬壽さんには気迫がある。そこに「子や孫には自分のような苦労をさせない、ファミリー存続のために俺は頑張る!」な信念を感じました私は。
愛之助さんもうかうかしていられないですね。
申し分ない実力者ではありますが「血筋」だけはどうにもならない。
それを持っている、しかも父親が必死のパッチな萬太郎さんが35歳でここまでやれてしまうとなると「色悪なら愛之助」をキープするのも大変そう。
それにしても立役の大名跡「仁左衛門」はどうなるのか・・・
はぁ、ホンマに時間がなくって。
・当代の仁左衛門さんが出ている「元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)」、
・与右衛門に比べると小物な普通のくそかす男が主人公の「曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)」、
・鴈治郎さんが大活躍な舞踊「越後獅子(えちごじし)」
については後編にまわしますね。
それでは「後編に続く」って事で宜しくお願いいたします。
コメント
調子に乗ってまたコメント失礼します。たーさんのブログをけっこう読み込んでいるので、歌舞伎デビューも検討しているんですけど一月の歌舞伎座の公演って初心者にはどうなんでしょう?歌舞伎座の記事を見て、建物を体験するだけでもしたくて。良ければ教えてください。南座もいい感じですね、関西は地元なのでいつか行けるかな?と思っているんです。
あと前回のお返事もありがとうございました!柚香光さんのビジュアルの評価高くて嬉しいです。やっぱりあのレベルはなかなか出てこないですよねえ。退団後も案外違和感なく素敵なので追いかけたいのですが、現役時代と比べ露出激減でなんか寂しいんですよねー。
柚希礼音さんの現役時代は今の礼真琴さんとほぼ同様の持ち上げ方というか、礼真琴さんが柚希礼音さんと同じ道を歩かされてるというか。トップオブトップで当時はテレビ出演もあり、ご本人はそんなオラオラではなく可愛いところもある人でけっこう天然キャラだったような気がします。素直で努力家で劇団の望むまま頑張ってたんだろうなと。作られたスター街道を1番うまく歩んでたイメージです。
明日海りおさんのトート、良かったですよね!エリザベートは大好きでCDを車でずっと聴いてました!私は望海さんのルキーニで望海さんの歌にハマりました!なんか癖ある歌声と滑舌良すぎる感じが好きで、、望海さんの演目もファントムはもちろんですが、ショーでの巻き舌とかかっこよくて好きでした 笑
たーさんは今やお二人より北翔さんが上なのがウケました!笑
実は私も望海さんのムーランルージュとイザボーは見たんですけど、やっぱり現役時代ほどの魅力は感じれなかったです。
北翔さんは現役時代かなり苦労されていたイメージで専科に行ってトップになる前くらいにようやく魅力爆発した感じだった気がします。なのである意味今の北翔さんの方が我が道を行っているし、女性としても幸せそうだし良いのかな?という感じがします。北翔さんはミュージカル出演で無理に女優化はせず昔のままの声で歌ってる感じなんですよね?runwayでのオーシャンズの曲が絶品でした。ミュージカル出演での女優業って箔がつくとは思いますが男役時代の良い声が失われてしまうのが悲しいなと私は思ってしまいます。
礼真琴さんの武道館はチケットが取れずでした。確実に観たい公演は私設ファンクラブ入らないと難しいですね。
五月雨式さん、私の影響で歌舞伎観劇デビューを検討しているなんて言われると緊張しますw まぁそのきっかけはきっかけでしかなくその後どうなるかは五月雨式さん次第なんですよね、一度観て気に入らなければ私に遠慮せずそうおっしゃってください。
おすすめするにあたり本当に大切なのは作品そのものではなく「おすすめする人との相性」なんですよね。五月雨式さんはビジュアルへのこだわりが強そうですからわかりやすいイケメンな中村隼人さんやわかりやすい美女な中村米吉さんが良さそう。尾上右近さんは私は立役の姿が好きですが女形もかなりの美女です。
でねぇ、1月の歌舞伎座公演ですが・・・
[昼の部]
→米吉さんも右近さんも出るけれど米吉さんは立役らしいし、右近さんも本来の美貌を活かせないキャラっぽい。
「封印切」は宝塚では「心中・恋の大和路」として上演されていて最近では和希そらさん・夢白あやさん・凪七瑠海さんと美貌の3人が主なキャストだったが歌舞伎座公演では鴈治郎さん・孝太郎さん(仁左衛門さんの息子さん)・扇雀さん(鴈治郎さんの弟)でやるのでキツい(私的には罰ゲーム)。
[夜の部]
→右近さんと壱太郎さん(鴈治郎さんの息子さん)の舞踊が良さそうだし、隼人さんが主人公のお芝居もある。
というわけで、夜の部が良さそうかな?
私は罰ゲームも案外好きなので昼のがんちゃんせんちゃんを観たい気持ちもありますw
南座も検討しているなら先に南座が良いですね、歌舞伎座が先だと南座に「見劣り」を感じるでしょうし。
さて
はい、柚香さんは特別に美しいですよね。ただ私の夫は「俺は美人だと思うがすべての男が美人だと思う顔じゃない」と言ってましたから「女性ウケする美人」なのかも。ちなみに夫いわくすべての男が美人だと思う顔は月城かなとさんらしい。
柚香さんならちょっとしたイベント(それこそDSなど)でわんさか集客出来そうなのにバレエを極める事にしたんですね、極めるには露出を減らしてレッスンに励まなくちゃいけないですよね。バレエの感想を是非お聞かせください。
ほほー、柚希さんのアゲアゲぶりは礼さんへのそれと似ているんですかー。ビジュアルも個性も全く異なるタイプなのに劇団は礼さんにレオン的な道を強いたっぽいんですね。確かに礼さんは持ち前の「ラブリーな魅力」を活かさずに「男臭さをアピール」していたように感じます。柳生十兵衛は礼さんに合わなかった、今なら風間柚乃さんあたりが良さそうなのにな。
>作られたスター街道を1番うまく歩んでたイメージです。
そうですか、だから柚希さんは退団するなりたちまち色褪せていったのでしょう。宝塚あるあるかと。
明日海さんトートに望海さんルキーニなんて本当に恵まれたキャスティングですよね。
五月雨式さんはイザボーはダメでしたかー。私は良いと思ったんですがこの作品は「イケボパラダイス」でしたからね、今思うと「リアル男性達のスンバラシイ声に魅了されまくって、ついでに望海さんも良かった」のかも。
北翔さんは、私は映像でしか観ていませんが宙組でのヤス(銀ちゃんの恋)ですでにパァーッと華があったように思ったんですよね。本来ならヤスは野暮ったいキャラなのに。
だけどその後ご苦労が続いたんですね、そして専科から星組に落下傘するあたりから魅力が爆発したんですね。
はい、北翔さんが歌声のキーを上げなかったのは大正解でした。
なんつーか、、、「時間がない」のも悪い事ばかりじゃなさそう。退団後に時間がタップリあって女優化しテレビドラマデビューも果たし、舞台ではキーのアップを目指した上に英語にもチャレンジした明日海さんは大ゴケしましたよね。一方で北翔さんは結婚に妊娠と人生の転機が続き、それゆえ舞台活動において大胆なチェンジをする時間がなかったように思うんです。しかも事実上の大黒柱みたいなもんですから、とにかく舞台活動を続ける事を最重視して今のスタイルになったんだと思います。出る作品を選び効率よく稼げるスタイルね、、、w
礼さんコンサート、あかんかったんですね。はい、礼さんには熱心なファンがいますからねー。
もしコンサートに行くのならプログラムの挨拶文をチェックして欲しかったのになぁ、なんせ「ぼくたん動画サイトを4時間も観たんだよ☆」な竹田悠一郎ですから。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たーさん、お返事ありがとうございます!たーさんの影響色々受けてます、笑
中村隼人さんイケメンですね、次の大河にも出るんですね。罰ゲームも気になるし 笑
演目悩むなあ。
日帰りなので夜の部は終演時間が遅いのも気になります。けっこう観劇って拘束時間かかりますよね。でも行ってみたいのでまた報告しますね。
柚香光さんのファン層は確かにほぼ女性だと思います。笑 バレエに出演されるのは新年の公演だけで、後はダンス公演と劇団☆新感線の公演がオープンになってます。本格ミュージカルはあえて視野に入れてなさそうで、柚香光さんならではのお仕事を選んで進めている感じがします。ファンミとかDSはそれらが落ち着いてからやるのかなあ?と推測しています。
礼真琴さんは柚希礼音さんに元々憧れていたのと、新人公演でロミオに抜擢された事などで柚希礼音さんから直々に目をかけられ可愛がられるようになり柚希礼音さんを追いかけていた感じでした。当時の星組は柚希礼音さんの絶対王者感が強くて、柚希礼音さんタイプの大柄の男役さんもいたのですが、結局は目をかけられたのは礼真琴さんという結論だった記憶です。あと、紅ゆずるさんも柚希礼音さんに可愛がられ?上がって行った印象。が、そこに北翔さんが落下傘したんですよねー。で、真風さんが宙組に、、色々繋がってますねー。
ムーランもイザボーも良かったんですけど、やはり望海さんの低音ボイスが好きな私としては物足りなくて。元々望海さんは地声は高いらしいので高音も違和感ないとは思うんですけどねー。やっぱり魔法が解けちゃったんですかねー。
一方で北翔さんの深みのある響く歌声は現役時代より良いなと思いました。多分現役時代苦労されたからこそ、自分に合う道を即座に判断できるのかも。出来れば礼真琴さんも女性化しすぎずに低音ボイスを聴き続けたいのです。。礼真琴さんは女性ボーカルの曲も歌いこなしてますけどね。
竹田さんのショー、実は私的にはドハマりでした 笑
多分安いYouTubeで満足してしまうレベルなのかもです 笑
五月雨式さん、私は専業主婦だからどうせなら料理やお菓子作りで影響したかったですw
はいイケメンでしょう隼人さん!以前ちょっと太っていたんですが再び絞りましたし。隼人さんが大河に出るのは知らなかったです、教えてくださりありがとうございます。
歌舞伎役者は「ポスター詐欺」が横行していますが隼人さんはまんまですよ。来月の歌舞伎座公演のポスターはあえてイケメンを隠しているような?
ちなみにこのポスターのがんちゃんせんちゃんはガッツリ詐欺ってますね、撮影からゆうに20年は過ぎているかと。今のがんちゃんはもっとメタボだしせんちゃんはもっとシワシワです。とはいえ不思議なもので罰ゲームを承知で拝みたくもなります。吉例顔見世興行(後編)の記事で紹介した通りがんちゃんはブクブク太っているのに体幹がしっかりしていて身体能力が高いのも魅力です、この度の舞踊はマジで驚きました。
時間的に昼の部を検討しているんですね。もう演目にこだわらずパッと行ってみるのもアリかと。お芝居体験するだけなら幕見席というテもありますが殺風景な専用席ゆえ歌舞伎座というハコを満喫出来ないんですよね、なので3階B席で大丈夫なので普通に歌舞伎座に入っていただきたいです。
柚香さんのファンは女性が多そうですね、まぁその男役、ましてトップスターともなるとほとんどがそうなりますが。
本格ミュージカルではないジャンルでの活躍を予定しているんですね。歌唱ではなく身体能力を活かせる舞台なのかな?スターダストがうまく柚香さんの良さを活かしてくれると良いですね。月城さんはどうなるんだろう?
ファンミやDSは言ってみれば手っ取り早く収益になるわけですがファンの新規獲得には繋がりにくいですよね。OGの最大の課題は「退団後もファンを新規獲得出来るか」にあるように私は思っています、ほとんどのOGが出来ていないっぽいし。
礼さんは柚希さんをすごく尊敬しているんですね。ほほー、柚希さんに可愛がられたのは柚希さんと異なるタイプのジェンヌさんだったんですかー、礼さんだけでなく紅さんにしたって柚希さんとはキャラが違いますよね。
柚希さんの存在感が凄かったからからこそ跡継ぎするジェンヌさんは大変で、それゆえ北翔さんに白羽の矢が立ったんだと私は推測しています。今更何を言ってもつまらないけれど宙組に行ったのが紅さんだったら違う未来になっていたかもしれませんね。
五月雨式さんは望海さんの低音ボイスが好きなんですね。私はコンサートで望海さんの「星から降る金」を聞いて大感激し、退団早々サクッと高音チェンジ出来た事を含めて望海さんの凄さを感じまくりました。ただし望海さんは英語やブロードウェイへの憧れが強すぎるし今度の出演作はストレートプレイだそうで、どんどん私の理想から遠ざかってはいます。
私にとっての「魔法が解けちゃった」はやっぱ明日海さんでしたね。若作りに「痛さ」すら感じちゃったし。エリヘレあたりから盛り返しているけれどもっと現役時代を生で拝んでおきたかったです。
北翔さんは現役時代より良くなっているんですね。はい、決して「御曹司」だったわけではなく、それゆえご自身で考える力が育っているのでしょう。
礼さんは退団後どうするのかなぁ、あくまで私の感覚ですが本格的なミュージカルに出るにはやはり女性化しなくちゃいけないように思います。やっぱリアル男性の声ってリアル男性にしか出せないですからね。礼さんの場合はまずとにかくしっかり心身を休ませて欲しいと私は願っています。
ふふ、竹田悠一郎のショー、五月雨式さんはドハマリだったんですね。
私も「案外良いな」と思いましたよ、ただし竹田氏だけで作ったとは思っておらず多くの助けがあったと推測しています。
礼さんのコンサートも手堅くまとまっているでしょうきっと。ホンマ挨拶文が気になりますw
五月雨式さんは動画サイトをけっこう観るんですか?私はネットで文章や漫画を読むのは好きなんですが動画はほとんど見ません。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
お返事ありがとうございます!たーさんがお料理や家事のブログをされていても読んでいたかもしれませんが、1番はソロ活で色々出かけてるところが好きです。かっこよくて影響受けてます。私も以前は友人などと観劇していたのですが色々やり取りが面倒になり一人で観劇することが多くなったんです。だからめちゃくちゃ参考にしてます、ありがとうございます。
隼人さん気になりますが、身体能力高い人を見るのも好きなので 笑
昼の部でも楽しめるかな?たーさんの好きな愛之助さんも見てみたいです、いつか。
月城かなとさんはヒルナンデスに少し出てたみたいですね。なんとなく日曜劇場あたりに出そうな気します。
退団後の新規獲得はほんまに難しいと思います。舞台の世界自体が見たい人しか見ない世界ですし。宝塚ブランドの知名度で人気だったというだけですからね、要は。
大手の事務所に入るだけじゃなく、より多くの人の目に触れるような作品に出られるチャンスを手に入れないと難しそうです。
柚希礼音さんからの怒涛の組替の流れ、そうですね。たしか凰稀かなめさんが宙組に行くことになり、紅ゆずるさんが上がってきたけどさすがに次のトップには早いとなり、実力者の北翔さんが抜擢されたんでしょうね。なんか今の宝塚でも同じようなことがありそうな感じですよね 笑
柚希礼音さんが可愛がっていた後輩の事ですが、多分劇団も上げている人の中でなんとなくお気に入りみたいなのがその2人だった感じですかね。礼真琴さんに関してはもう後輩を育ててる感じでした。
明日海りおさんの時も柚香光さんを育ててる感じはありましたが、誰よりも仙名さんがお気に入りって印象でした。明日海りおさんは下級生から見てきているのでまだまだ女の子だったところからよくあそこまで男らしくなったなという感じでした。私が明日海りおさんを初めて見たときに龍真咲さんとニコイチで推されていて、素化粧でこんな可愛い男役さんたちがいるんだーと感動だったのを覚えています。それでも退団後はやはり知名度が足りないかな?と思いますねー。魔法が解けたってのもありますが、明日海りおさんの場合は売り出し方があんまりだったのかなあ?
礼真琴さんもきっとミュージカルでしょうね。おっしゃる通り、女性声でやっていくしか道がないんですよね。
竹田ショー、案外いいですよね。私もYouTubeが好きなわけでは無いですがわかりやすく盛り上がるショーが好きですねー、藤井大介さんあたりから指南受けて作ったショーなんですかね。大介さんも、もう休養?謹慎?引退で戻って来ないんですかね、、
五月雨式さん、ソロ活観劇は気楽で良いですよね。私はかつて「観劇の感想をただちにわかちあいたい」と誰かと行く事を希望していましたが今はソロ活が楽しいです、わかちあいはブログで出来ますし。
歌舞伎にもホンマ良さがあります、隼人さんはマジで顔が良いし愛之助さんは身体能力がすごく高いし。愛之助さんが怪我から回復される事を願っています。そしてまた「義賢最期」での戸板倒しを拝みたいです。
あら、月城さんはヒルナンデスに出ていたんですか?がっつりバラエティですよね。日曜劇場ですかぁ、珠城さんが出ていたけれどめっちゃ脇役でしたね。
月城さんは相当な美形ではあるけれどテレビには凄まじい美形がたくさん出てくるし、月城さんには若さがない。映像では苦労するんじゃないかと私は思っています。
そうなんですよねジェンヌさんはどうしても宝塚ブランドとのセットになっちゃうんですよね。しかも(また言ってしまうと)退団時に若さがない。天海祐希さんは28歳での退団だったんですよね、若かったからテレビへの切り替えが出来たんじゃないかと私は思っています。
そうだったそうだった、凰稀さんも星組から宙組だったんですよね。それで紅さんがあがったんですかー、紅さんが選ばれたのはどうしてでしょうね?成績は良くなかったようだけど人気があったのかな?
偉大な柚希さんの跡継ぎは大変なので北翔さんが入ったんでしょうね。はい、確かに今の宝塚でもそうゆう事が起こるかも。
路線になるには劇団の意向が重要だと私は思っていますが、トップスターとの相性も大切なのでしょうね。礼さんは早くから星組でトップスターになる前提で育てられたんでしょうね。
明日海さんは仙名さんを気に入ってたんですね、だからこそのトップ娘就任といった噂は耳にしていました。添い遂げ退団じゃなかったのも花組はそれがデフォだったのですし。
龍さん明日海さんのツートップは宝塚らしくないしよっぽどの事だったんでしょうね。明日海さんのラブリーさは映像で観たミーマイのジャッキーで感じました。めっちゃ女の子女の子で。この頃は男役にあこがれていた明日海さんですが退団後は女の子に戻ろうとしたのかもしれません。そうですね、売り出し方が悪かったのかも?藤原竜也さんの彼女役はゴリ押しすぎたかな。先も述べましたが今のトップスターは退団時に若さがないですしね。
礼さんはミュージカルなら女性の声をやらざるをえないでしょう。それを引き受けるかどうかは礼さん次第です。
私も「わかりやすく盛り上がるショー」が大好きです。お芝居で少々頭を使い、ショーでは開放される・・・宝塚の二本立てにはこうであって欲しいと願っています。
藤井大介はどうなるんでしょうね?まずはあるちゅうを治さないと。といっても藤井氏はかなり長期にわたって「酒に溺れつつ創作」をしていたのかもしれません。違法薬物ではなかったのは不幸中の幸いでした。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
歌舞伎の話題のこちらにコメントします。
吉田修一さん原作の小説「国宝」の映画化の動画がでました。
お時間ありましたらご覧ください。
がんちゃんさんたちの話題楽しく読みました。
梅川が孝太郎さんなんですよね。
市川團子さん歌舞伎座で玉三郎さんのお相手役の
図書之助役をされた方ですよね。
香川照之さんの息子さんなんだと思いながら見ていました。
音楽が歌舞伎の通常のもの以外にBGMみたいな効果音楽みたいなのもありました。
シネマ歌舞伎になるみたいです。
かなえさん、さっそく「国宝」の動画をチェックしました。
歌舞伎に興味がある私としては映画のストーリーに注目しつつ、あらすじを読む限り「リアリティがない」と思っています。
歌舞伎は家柄重視で家長(当主)は血族の存続に命をかけている気がするんです。だから渡辺謙さん演じる大物歌舞伎役者が実子の横浜流星さんじゃなく養子の吉沢亮さんを選ぶ事に違和感がありすぎます。
どんだけボンクラでも我が子を選ぶ、それが歌舞伎役者の家長だと私は考えているんです。
ふふ、私の中で「がんちゃん」は絶対的な存在になりました。早く人間国宝になって欲しいな。
そう、1月の歌舞伎座公演ではがんちゃんせんちゃん、そして孝太郎さんの3人で封印切をやるんですよね。1人でも厳しい罰ゲームが3人揃っているからギョッとしましたよ、新春そうそうこの罰ゲームを楽しめるのはよっぽど歌舞伎が好きな方だけかと。私は興味ありますよふふふ。とはいえ孝太郎さんには井筒屋おえんの方が向いているとは思います。
はい、團子さんは図書之助を演じたようです。去年の12月の歌舞伎座公演も第三部の二幕が天守物語で、この時は虎之介さん(せんちゃんの息子)が図書之助でした。虎之介さんは基本的に女形ですから、図書之助は華奢で女性的な雰囲気のキャラなんでしょう。ちなみに去年は富姫が七之助さんで亀姫が玉三郎さん、今年は入れ替わっていました。
團子さんどうでした?私はねぇ、香川さんとビジュアルが違いすぎていて親子に見えないんですよ。顔も違うし骨格、身長の違いがありすぎる。もし私が香川さんの母親ならDNA鑑定を勧めてしまいそうなくらい似ていないです。香川さんは再婚して息子が生まれたそうですから、この息子さんが歌舞伎デビューするのなら拝みたいですね。
天守物語の音楽は効果音楽みたいなのもあったんですね。マハーバーラタでも歌舞伎らしからぬ曲が使われていたし音楽にも気合いをいれているんでしょうね。
私は生観劇派なのでシネマ歌舞伎は見合わせると思います、とはいえ関西在住だと歌舞伎の生観劇を楽しむには不利なんですよね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。