吉例顔見世興行(夜の部)感想 後編

歌舞伎・芸舞妓

クリスマスだし大劇場公演は千秋楽ではありますが、お構いなしに南座での吉例顔見世興行の感想を続けてみます。

まずは「元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)」。
これってねぇ、
「歌舞伎を知らない人がイメージする歌舞伎」
なんですよ。義理を重んじるとか自己犠牲を厭わないとか、言ってみれば歌舞伎の「表の世界」な作品かと。

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/904 よりお借りしました

歌舞伎の忠臣蔵ものといえば「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」が有名で、史実をベースにしていながら当時(初演は1748年)の情勢ゆえ登場人物の名前が根こそぎアレンジされているんですよね。一方で元禄忠臣蔵は1934年(昭和9年)の初演と歌舞伎にしちゃあ新しい作品なので名前がそのまんまです。
こっちの方がわかりやすいんですよね、だけど圧倒的に有名なのは仮名手本。
その理由は仮名手本の方が「先だから」、そして「面白いから」じゃないですか?

元禄忠臣蔵の作者、真山青果に私がニックネームを付けるなら「ガリ勉」。
とにかく真面目なんですよね、イヤホンガイドでも「時代考証しまくっての作品」みたいな案内をしていたし。

外国人に堂々と「これが日本が世界に誇るKABUKIです!」ってアピールするのにぴったりだし、日本人の義務教育にこの作品の観劇を組み込んだって良いくらい。
だから、

https://www.nhk.jp/p/kotenshoutai/ts/VV8Y68GWZ5/ よりお借りしました

NHKが今年最後の「古典芸能への招待」で放送する事を決めたんでしょう。納得のチョイスです。

で、
私にとっては面白くなかった。
すでに討ち入りを果たした47人の赤穂浪士のうち46人が集結して(と言っても実際に舞台にいるのは30数名だけ)、ああだこうだダラダラ喋るのがメインですから。
これで歌舞伎観劇デビューすると「歌舞伎は退屈」になっちゃいそう。ある程度歌舞伎が好きな私にとっては「まぁ年末だからこうゆうのも観とくか」みたいな感じだし、先にも述べた通り「46人おらんやんか」と浪士を数えるゆとりも出てきたんですけどね。

救いだったのが中村隼人さん。むさ苦しい赤穂浪士達なのにひとりだけ飛び抜けて美しかったですマジで。その様子はまるで

たーたーたーたーたー
たーたーかれいたーたー
たーたーたーたーたー

みたくね、私みたいなブッサイクなおばちゃんが集結している中に柚香光さんがいるかのごとくスペシャルでした。マジで隼人さんだけパッと華やかでめっちゃ眼福。
隼人さんの隣が中村亀鶴(きかく)さんで、ビジュアルはさておき声がとても素敵な方なんですが今回はセリフが少なかったですね。そしてその隣が市川中車(ちゅうしゃ・ドラマなどでは香川照之)さんでした。中車さんはひとりだけ月代(さかやき・宝塚で言う青天部分)がなかったしセリフも長かったです。

元禄忠臣蔵のような「表の歌舞伎」ばかりでは退屈しますが、次がしっかりと「裏の歌舞伎」であり「これぞ歌舞伎」「歌舞伎だからこそ楽しめる」な作品なんですよね。

「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」ですでに前回の記事にしたので飛ばします。

お次は

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/904 よりお借りしました

「曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)」。
これねぇ、ホッとします。
くそかす男が主人公なんですが普通なんです。作者の河竹黙阿弥が普通の人だからでしょう。さして作品を観たわけじゃないんですが「魚屋宗五郎」もめっちゃ普通でした。
ひとつ前の「色彩間苅豆」に出てくる男があまりにもウルトラくそくそかすかす極悪非道でね、それもこれも作者の鶴屋南北の脳みそがぶっ飛んでいるからなんですよ。
なので同じ「くそかす男シリーズ」であれ黙阿弥ならホッとします、曽我…はようは「お金もないくせにしょーもないプライドは富士山級な男が妻を殺そうとする(が誤って違う女性を殺す)」ってだけの話でした。殺されそうになる妻も誤って殺されてしまった女性も傾城(けいせい・ようは高級遊女)なあたりは「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべ さとのえいざめ)」を彷彿とさせますがあら、籠釣瓶の作者は黙阿弥の門下生なんだって。普通の師匠に普通の門下生って事か、宝塚の座付き演出家でもありそうぷぷぷ。
曽我…の初演は1864年だそうで、当時から「男女のもつれで男が女の命を奪う」は珍しくなかったんでしょう。てか洋の東西を問わず紀元前から令和の現在まであるあるなんですよね。男がどれほどにジコチューに出来ているかを歌舞伎は教えてくれます。宝塚じゃ教えてくれない事実です。
ただ曽我…にしたって籠釣瓶…にしたって犠牲者がプロの女性である傾城なのはいかにも「普通の演出家」っぽい選択です。普通の町娘だってあほかすプライド男の犠牲になっていたはずだけどそれをお芝居にするのもなぁ、といった道徳観念が黙阿弥なりその門下生なりの脳裏をよぎった事が透けて見える。一方で南北はぶっ飛んでいるからあえて町娘や良家のお嬢様を犠牲者にしている気がします。

そんな「ぶっ飛んでいない」曽我…ではありますが主人公を隼人さんが演じているので退屈せずに済みました。そう、先の元禄忠臣蔵でもお伝えした通りとにかく美形なのです隼人さん。相変わらず悪役風味が足りないし、どうも隼人さんって「何を演じていても同じように見える」んですがいつも一生懸命さは伝わってきます。それにやっぱりこの顔はありがたい。歌舞伎観劇を検討している宝塚ファンに真っ先におすすめしたい歌舞伎俳優です。ちゃんとした血筋の立役でこんなイケメンほかにいないですよマジで。團十郎さんはイケメンですがアクが強いんですよね、隼人さんは薄めの正統派イケメンです。ん?そめごろう?私にはイケメンに見えません、ただの調子に乗ってるおしりの青い男の子ですよ。

最後に

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/904 よりお借りしました

舞踊の「越後獅子(えちごじし)」。
これねぇあたかも同格のようにキャスト紹介されていますが、今日千秋楽を迎える月組公演に例えると「鳳月杏と新人公演学年の路線男役2人」くらいに格が違います。絶対的トップスターなんですよ鴈治郎さんが。

がんちゃんはねぇ、、、もう65歳だしかなりのメタボ。パッと見、まっすぐ歩いていても躓いてコケそうなくらいに運動神経ニブニブっぽく感じるんです。

そんながんちゃんが

一本歯の下駄を履いて軽やかに踊るんですからドッヒャー!
すんごかった、ドスドス感がなくって極めてエレガントで。

添え物に徹した萬太郎さん鷹之資さんも実は手堅く踊ってくれて、吉例顔見世興行の夜の部の最終幕にふさわしいシメとなりました。

私にとっては2024年の観劇納めです。
今年もたくさん観劇しました。来年もそうする事が出来ますように。

コメント

  1. おかちゃん より:

    歌舞伎話題ありがとうございます。
    まだ生の観劇に至っていませんが学びになります。
    歌舞伎は恵まれてますよね。なんやかんやあれこれありますから。むにゃむにゃ。
    私は今年はオペラ公演の生の観劇に挑戦でした。演目は蝶々夫人。
    コンプライアンスに引っかかるから今後は上演が難しくなるかもと聞かされて映画上演と西宮の公演と宮本亞門さん演出が姫路で行われるからと3つ見ました。
    歌舞伎なら日本発信なので伝統で上演可能って良いよなあ。
    蝶々夫人はプッチーニ作曲なのであかんようです。が、宮本亞門演出作品は上手くすり替えていて今後に期待でしたが。

    男性中心だったものから女性も権利を得て活躍している現代だと悩ましいことが世論に対しては起こりますよね。
    倫理観も変わりゆくこの頃です。

    が、私は歌舞伎には伝統を守ってほしい。
    だって人間ってドロドロしてるもん(笑)。

    来年こそ歌舞伎の生観劇チャレンジしたいです。

    私、クラシック音楽や映画や文楽やもあるので時間足りない。それに東京の歌舞伎観劇はお召し物も楽しむマダムたちが多いよう。つい敷居が高いです。
    でもチケット代金払って見るのなら堂々としなくちゃですね。
    文楽で学びました。文楽は空席多数です。皆さん見てね(笑)。たーさんは人形にはひかれなかったのだったなあ。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、こちらこそありがとうございます。かねてより「蝶々夫人」の名前は聞いていたのですがおかちゃんさんからのコメントを読んで初めてウィキってみました。本当に良い経験になりました。
      蝶々夫人は「逆・舞姫」なんですね。舞姫では日本人男性が外国人女性を苦しめ、蝶々夫人では外国人男性が日本人女性を苦しめ・・・いずれにせよ苦しむのは女性です。そっか、オペラも「男のジコチューぶりを教えてくれる」んですね。すごく勉強になりました。

      で?
      そんな素晴らしい蝶々夫人がコンプラ違反で上演が出来なくなるかもしれないんですか??
      おかしい!歌舞伎よろしく伝統芸能って事で何としても続けて欲しいです。
      おかしな話ですよコンプラにせよポリコレにせよ。マジで取り組むならお芝居だけじゃなく、名画のほとんどにしたって展示不可になるじゃないですかー!

      そう、女性が権利を得て活躍している現代だからこそ悩ましい事が起こっています。
      少子化の原因でもあるんですよね。権利を得て活躍している賢い女性は「子どもを生むなんて損だ」とわかってしまう。
      人類の歴史は女性の犠牲によって成り立ってきたんですよ。今も国によっては女性というだけで小学校しか通えないんですよね。「女性は男性に尽くして当然」な観念は歌舞伎そのものです。

      そう、歌舞伎は人間のドロドロのリアルさが魅力なんですよね。オモテもウラも品数豊富w 絶対になくなって欲しくないです。

      観劇にあたり服装まで考えると面倒くさいですよね。カスカス席ならそのあたり大丈夫ですよ。吉例顔見世興行の玄人っぽい観客にしたって皆さん1階席ですw
      カスカス席であれそれなりにお金がかかっているんですからはい、堂々としたら良いかと。

      文楽は空席多数なんですね。どうしても同じ顔に見えるんですよ人形が。あと人形ゆえ老化せず、それがメリットのようで実はデメリットのような。
      今の私は文楽よりオペラに興味があります、マジで蝶々夫人を観たいです。ちなみにオペラって歌舞伎でのイヤホンガイドのような解説はあるんですかね?

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. かずこ より:

    たー様こんばんは。
    あっという間に年末。クリスマスからあっという間に正月ですね。
    今年は久々に9連休。私は混雑する時期に移動はしたくないので、黙々と家の断捨離してすごそうと思ってます。出かけると出費しますし。

    たー様のラスト観劇が歌舞伎の感想で嬉しかったです!
    私は宝塚ファンなので歌舞伎は優先度は下がるのですが、やっぱ面白いと思います。

    私などは歌舞伎デビューが桜姫なので、南北さんのものすごいストーリーにビックリしつつもハマりました。
    とにかく観客を飽きさせないので天才だと思います。
    次に観劇したのも四谷怪談なので、普通の作品だと冗長で物足りない位です。

    忠臣蔵は、12月に歌舞伎では上演しなくてはならない作品なんでしょう。
    たしか昨年NHKでにざ様の松浦の太鼓を放送してましたが、映像では特段面白いとは思わなかったんです。デビューが南北作品のせいか、真面目過ぎるんですよね。
    ちなみに、鴈治郎さんと扇雀さん姉弟の心中物はTVではキツかったです。

    最近の私は幕見で一幕もので済ませることが多いのですが、この中では南北さんの作品が観たかったです。日常茶飯事に物騒なことが起こりますよね。特に川の舞台が出ると。

    萬壽さんも、私的に初見が赤姫でキツかったですが、普通の女形では所作とか美しいですね。
    確か萬壽さんとお孫さんの襲名公演を幕見で観たような。お孫さんが金太郎役の。

    今年観た中では籠釣瓶花街酔醒がすごく面白かったです。
    やっぱり遊女が犠牲になるのですが、歌舞伎は不思議なことに生々しさがなくむしろ見せ場ですよね。現代に通じるものもありますし。

    南座公演、いづれNHKで夜の部全部放送してほしいですね。

    私も、可能な限り歌舞伎を観劇したいです。
    特に隼人さん米吉さん右近さんあたりがメインキャストで、南北モノだったら是非。

    来年もご家族優先で、ブログも末永く続けてください。
    良いお年を。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かずこさん、こんにちは。
      はい、あっという間にクリスマスも終わり年末が近づいてきました。
      一般的には9連休ですがうちの夫は10連休になりどうすごすか計画中です。かずこさんは断捨離してすごす予定なんですね。はい、混雑する時期に出かけると出費がかさむし感染症リスクもあります。それでもうちはきっと出かけるような気がするんです、こういった時期じゃないと家族揃って外出出来ないので。

      歌舞伎の感想で嬉しかったとの事、ありがとうございます。
      歌舞伎の感想記事はビュー数こそ少ないもののひとりひとり時間をかけて読んでくださっている印象です。
      宝塚は設立当初「少女歌舞伎」を目指したそうですし、宝塚が好きなら歌舞伎も好きになる可能性は大いにありそう。とはいえ私にとってもやはり本命は宝塚ですよ。

      かずこさんは桜姫東文章で歌舞伎観劇デビューしたんですね。私はウィキっただけですが驚愕のストーリー展開にたまげました。忠臣蔵もののような「オモテ歌舞伎」だと退屈ですが南北のような「超ウラ歌舞伎」だとこれはこれで気色悪くてビビりますよね。そう、歌舞伎は冗長である事が多いんですが南北ものはスピーディーだし、スピーディーすぎて自分の脳が追いつかないくらいです。
      四谷怪談は私も南座で観ました、真夏なのでちょうどよかったです。色彩間苅豆も本来なら夏向けでした。

      そうですね、かつてはテレビドラマでも「年末は忠臣蔵」でした。堀内孝雄がテーマソングを歌っていて、、、
      はい、古典芸能への招待で「松浦の太鼓」をやっていましたね。私は生観劇してにざ様を初体験したんですがこの時はさしたる感動がなかったです、その後「俊寛」で感激しまくったんですけどね。今回の忠臣蔵はまぁ普通だったかな。がんちゃんも出ていて、がんちゃんってば声がよく通るんですよ。やっぱ私の中でがんちゃんは絶対的な存在になりましたw
      もうテレビドラマが年末に忠臣蔵を扱う事はないでしょうし歌舞伎では残り続けても良いかな、たとえ退屈でも。
      ああ、がんちゃんせんちゃんの曽根崎心中も観ましたよ、はい、生でもキツかったしお顔がドアップになるTVではもっとキツかったかと。

      かずこさんは幕見を利用する事が多いんですね。南座ではやっていないんですよね、すごく残念。歌舞伎って通しは少ないから幕見で楽しめると助かるんですよね。
      南北は日本が誇る演出家ですマジで。

      萬壽さんの赤姫?そりゃあ厳しいですよねw
      そもそも顔があまり美形ではないので若かった頃でも美貌で勝負するのは厳しかったかも?まして同世代のライバルは玉三郎さんだったのですし。
      とはいえファミリー存続への気合いが萬壽さんにはみなぎっていて、南座では69歳なのに19歳に見えた・・・は褒めすぎだけど49歳くらいには見えました。
      時蔵を襲名したばかりの長男さんは華奢な雰囲気だし女形の演技も拝みたいです、立役としては「妹背山婦女庭訓」で拝みましてヒョロっとした頼りない雰囲気でした。
      長男さんの長男さん(萬壽さんの孫)をかずこさんは幕見で見たんですね。ほんまここのファミリーの今後が楽しみです。
      がっついているといえば勘九郎さん七之助さんの中村屋さんも相当ではありますが、ここは勘三郎さんが若くして亡くなってしまいましたからね、、、

      去年2月の猿若祭が籠釣瓶でしたね。その後「古典芸能への招待」で放送されました、ホンマNHKさまさまです。
      そう、美しい遊女が犠牲になるのでナマナマしさが薄れるんですよね。

      基本的に生観劇が好きな私ですからシネマ歌舞伎にはなかなか足が向かないんです、お金もかかるし。だけど無料のNHKはありがたく見させてもらっています。
      はい、もっといろんな古典芸能を放送して欲しいです。

      かずこさんは隼人さん米吉さん尾上右近さんあたりのメインキャストをご希望ですか?
      そうですねぇ南北モノも良いんですが、こういった美形キャストだからこそ心中ものをやって欲しいと私は思っています。
      封印切だと忠兵衛と八右衛門を隼人さん右近さんの役替りとか。右近さんは女形も美形ですがデカいんですよね、なので立役の方が好きです私は。

      はい、来年も家族を優先しつつブログもほそぼそ続けたいです。
      いつもありがとうございます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
      どうぞ良いお年をおすごしくださいませ。

  3. AKKO より:

    たーさん、歌舞伎批評楽しく読ませていただきました。
    歌舞伎は興味はあるものの、宝塚だけでお財布が満杯なので(苦笑)なかなか見ることはできませんね。
    最近はシネコンでも過去の公演を上映していますが、だいたい遠いシネコンで・・
    でもたーさんの感想を読んでいるだけで楽しいですよ^^
    生で歌舞伎を見たのは30年以上前かな?先代の歌右衛門さんが出ていて、もうかなりお年を召していたと思いますが、風情があってさすがだな~と素人目にも思いましたね。
    あとちょっと名前が出てこないんですが、やはり重鎮の役者さんが「絶景かな~」という演目(石川五右衛門)を演じていましたが、すでに足が悪かったらしく、座ったままで演じていましたが、貫禄がありましたね。
    やはり歌舞伎は年の功なのかもしれませんね。
    玉さまも私が若いころは超人気女形で、一度は見てみたかったですね。まぁこれから見る機会はあるかもしれませんが。

    中村隼人さん、確かに綺麗な顔をされた方ですよね。確かNHKBSで「大富豪同心」の続編の放送が始まりますね。松本幸四郎さんや尾上松也さんも出演されますね。

    蝶々夫人がコンプラ?で上演できなくなるなんて、もってのほかですよね。
    まぁ確かにお話は日本人目線では面白くない内容ですが。。そういう時代だったので仕方ないんじゃ?と思います。
    ミス・サイゴンも似たような話で、こちらも見ていて辛くなりますが、人気のミュージカルですね。まぁ私はもう見たくないですが。。

    コンプライアンスを昔の話にまで持ち出したら、史実どおりの時代劇なんて創られなくなりそう^^;
    来年の大河は江戸中期で、主人公は吉原で生まれ育ったので、遊郭の女性も沢山登場しますが、なんやかやといちゃもんを言う輩が出てきそう・・と今から心配しています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      AKKOさん、私の歌舞伎記事を楽しく読んでくださったとの事、ありがとうございます。
      私は生にこだわっているのでシネマ歌舞伎には気乗りしないんです、だけど無料で録画も出来るNHK「古典芸能への招待」は楽しみにしています。いつも歌舞伎を放送してくれるわけじゃあないんですけどね。

      AKKOさんが最後に歌舞伎を観たのは30年くらい前なんですね。6代目歌右衛門さんが亡くなったのが2001年で、2013年に7代目が決まったもののご病気のため10年以上も襲名が棚上げのままなんですね。歌舞伎の世界ってやっぱり狭い、7代目に内定している方はなんと芝翫さんのお兄さんだなんて。

      「絶景かな~」は「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」というタイトルだそうです。AKKOさんが見た脚の悪い石川五右衛門が誰だったのかはわかりませんでしたがこの演目は(歌右衛門さんや芝翫さんの)成駒屋が得意にしているらしい。AKKOさんを歌舞伎に誘った方は成駒屋ファンなのかもしれません。

      はい、歌舞伎は観るぶんには年の功かと。
      若い頃のたかたま(=にざたま)を拝んでおきたかったけれど、当時の私は歌舞伎を楽しむにはあまりに若すぎました。

      隼人さんは間違いのないイケメンです。そうですね松也さんもイケメンですね、そして個性がある。隼人さんの顔は整いすぎていて個性が少なめかもしれません。
      演技も歌舞伎としては押しが弱めだし映像向けかも?来年の大河に出るそうなのでチェックしたいです。ちなみに私の目には松本家の白鸚さん、幸四郎さん、染五郎さんいずれもイケメンに見えません。

      蝶々夫人は昨日あらすじを知っただけですがコンプラ違反なんてとんでもない!
      日本人妻を捨ててアメリカでも妻を娶ったんだからアメリカ人にとっても気持ちの良いストーリーではないでしょう、だけど実際にこうゆう事がたくさんあった気がします。
      ミス・サイゴンは他の読者さんもコメントで教えてくださりウィキってみました。2026年に上演するそうですね、1992年の日本での初演から出演を続けている市村正親さんはどうするんだろう?私も一度は観てみたいです。

      そうなんです!
      コンプラを昔の話にまで持ち出したらあれもダメこれもダメになっちゃう。
      あら、「べらぼう」の主人公は吉原で生まれ育った設定なんですね。それにしても横浜流星さん頑張りますね、映画「国宝」でも準主役だし。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. おかちゃん より:

    オペラはイタリア起源と言うこともあって外国語の公演のため、私が見ている劇場では意味がわかるように日本語の字幕表示は行なわれています。が、美術館の絵画の解説や歌舞伎や文楽のようにイヤホンガイドは無いですねえ。
    クラシックに詳しいアナウンサーによる解説付きのオペラ公演に参加したことが私はあります。物語の流れがわかっていて歌が披露されるとちょっと楽しめましたが、歌われている意味はちんぷんかんぷん(笑)。
    蝶々夫人ってミュージカルでいうとミス・サイゴンという作品が類似のお話になりますよ。舞台がベトナムに変わるだけです。主人公のキムを演じる女優さんはもてはやされています。

    コンプライアンスを決めるのは観客席に座るお客様なんです。客席に客が集まらないと困るわけです。
    オペラ公演は上演に費用がかかるためにオハイソな世界になりすぎてしまい見ない人増えていて、それでなくても外国の人には蝶々夫人って演目は今の時代に黄色人種差別、女性差別、なんなら子どもの人権差別と無茶苦茶な物語。アメリカで上演なら公演に登場するアメリカ人の軍人の描き方が今の時代に合わない表現。見ていて胸くそ悪い作品となるようです(かなり乱暴に表現しています)。

    私はたまたま短期間で同じ演目を見比べることができると今年はオペラをみたのでしたが、費用がカジュアルで笑えるからと落語も手を出し始めていて今後もオペラを楽しむかはわからないです。
    オペラも番組がNHKラジオで放送されているんです。が、聞き慣れないため面白くない。その点、落語がラジオで流れているのを聞くのは面白い。
    私もコロコロ楽しみを変える悪い客です。
    まあね。宝塚歌劇団のおかげでオペラも見てみようとなったのですが。宝塚歌劇団はおもちゃ箱みたいな劇団ですね。何でも要素が入っています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、オペラはやっぱりイタリア語のままなんですね。いくら字幕があっても意味がわからないのはさみしいものです。私としては日本語でやってもらいたいです。

      ミス・サイゴンは他の読者さんからも教えてもらいまして、さっそくウィキってみました。はい、舞台がベトナムに変わるだけなんですね。キムは悲しい最期を迎えるけれどヒロインですもんね。1992年の初演では本田美奈子さんがキムを演じたそうで、でもって当時からエンジニアを演じている市村正親さんは今のところ皆勤賞なんですね。

      >コンプライアンスを決めるのは観客席に座るお客様なんです。客席に客が集まらないと困るわけです。
      そうですね、ほんとそう。
      コンプラ違反しまくりな歌舞伎の上演が続いているのも結局は「客が来るから」なんですよね。
      日本人はトシを取れば歌舞伎に興味を持つ人が出てきて、イタリア人はトシを取ればオペラに興味を持つ人が出てくるのかな?とりあえず日本人にとってはオペラはいつまでも敷居が高いままのような。

      はい、蝶々夫人やミス・サイゴンって差別まみれだしアメリカ人にとっても気持ちの良い作品ではないでしょう。
      それでも2026年に日本でやるんですよね、2022年に観ていないし今度こそ観たいと思いました。

      おかちゃんさんは落語も楽しんでいるんですね。はい、落語ならラジオでも楽しめそう。オペラはNHKがテレビでやってくれないかなぁ。

      客なのだから「コロコロ楽しみを変える」はオッケーかと。私もそうですよ、本命は宝塚ですが。言い訳がましいけれど他ジャンルを楽しむとますます宝塚を好きになるんです。
      そう、宝塚っておもちゃ箱のごとくたくさんの要素が詰め込まれています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. かなえ より:

    たー様と読者さまのコメントやりとりで興味がわき、蝶々夫人 上演困難にとネット検索かけたらちょうど宮本亜門さんの記事が上位にでてきました。
    宮本亜門さんはミュージカルの演出もされておられるので、オペラとの違い等をわかりやすく解説された記事が他にもありました。

    来年3月公演の「蝶々夫人」はいかがですか?
    笑三郎さんのSNSで私は知りました。
    新作歌舞伎で上演されたばかりだったんですね。
    「アーティストジャパン」というところが制作みたいでホームページを見に行ったら北翔海莉さんのご出演予定の作品もあるみたいです。
    「蝶々夫人」の男性お二人は大学で声楽を専攻されておられるので本格的な歌唱を楽しめるのではないかと。
    あと字幕つきと書いていないので、日本語でアレンジされているのかなと思いました。

    二期会のオペラは原田諒さんが2度目の「椿姫」演出予定でしたが、例の騒動で降板されています。

    北翔海莉さんは仕事選んでいるというか、選べる立場なんだなと思いました。

    それから記事と関係ないのですが、真彩希帆さんのファンミーティングのお知らせがきていました。
    今年は「モーツアルト!」チケットめあてでファン
    クラブに入ったのです。
    来年1月日曜日の夜時間で東京會舘、会費は1万円超えでした。ここに手数料等で2千円近くかかります。
    「ラブネバ」が公演期間での開催です。
    東京會舘って高級寄りの箱に感じますが、2千人近く入る宴会場があるみたいです。
    会費が高い感があるので参加は見送ります。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かなえさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
      体調はいかがですか?いんふるA型で寝込んでいるとのコメントをいただいたのは28日で(後ほどお返事させていただきます)、ちょうど1週間過ぎました。

      予定って変わりますよね、私は明日いっぱいまでガッツリ家族サービスに集中するつもりでしたが急にソロ活する事になりパソコンに向かっています。

      さて、
      宮本亜門さんの記事読みましたよ。
      私は宮本さんのアレンジが気に入りません。蝶々夫人は現地妻なんです、アメリカ軍人に買われた15歳の日本人少女なんですよ。ここをアレンジして「2人は真に愛し合っていたんだと知る物語になっています」ってそんなアホな!
      私は松竹新喜劇に何度となく「アレンジしろ」と要求していますがこれは松竹新喜劇があまりにも冗長なのでスピーディーさを求めているんです。なのでもし蝶々夫人にも冗長なシーンがあるのなら早送りっぽくはして欲しいですね。だけどストーリーの根幹は変えないで欲しいんですよ、歌舞伎が鶴屋南北のぶっ飛び歌舞伎をそのまんま上演するように蝶々夫人も大切な描写はそのまんまであって欲しい。
      欧米はとことんポリコレに毒されていますね。にしちゃあ今年公開される映画版「ウィキッド」ではアフリカ系の女優に(緑色の肌の)エルファバを演じさせるんですから矛盾しています。

      来年3月の蝶々夫人、調べました。大阪だと近鉄アート館なんですね、OSK公演で何度か行ってます。
      これ、、、「リーディングオペラ」ってようは朗読劇なんですね。キャストは豪華で上原理生さんまでいたりですがうーん、朗読劇というところに引っかかります。記事にはしなかったんですがシアタークリエで「スプーンの盾」という朗読劇を観てどうにも苦手になっちゃいました。なのでOG公演の朗読劇「忠臣蔵」もスルーの予定です。
      せっかく勧めてくださったのにすみません。
      アーティストジャパンは「notミュージカル」専門なのかな?北翔さんが出演する「ヴィヴァルディ-四季-」も「ドラマコンサート」とありますね。去年のクリスマスには宇月颯さんが出演する公演があったようですがこちらもリーディングだし。
      正直ミュージカルより負担が軽そうですよね、台本を眺めながらの朗読劇でしょうし。はい、北翔さんはかなり仕事を選べるようです。
      原田諒は降板ですか、、、裁判どうなったのかな?

      ほほー、真彩さんのファンミは手数料込みで12000円ほどもするんですね。高いなぁ。東京會舘わかりますー!結局中に入らないままでした。すぐ近くに新しくできたオーケーには入りまして、格安スーパーなのに立地からか高級シャンパンが売られていたのを覚えています。
      ラブネバはオペラ座の怪人の良さを台無しにするとの噂なのですごく興味あります、大阪でやらなくて残念。ラウルが相当にダメ男になるようですが田代万里生さんが引き受けたんですね。役替りのもうひとりは加藤和樹さんかぁ、私は歌唱力も演技力もちっとも良いと思わないんですがあちこちの舞台で引っ張りだこですね。

      いつもありがとうございます。
      今年もどうぞよろしくお願いいたします。
      もうひとつのコメントにも後ほどお返事させていただきますね。

  6. 名乗るほどの者ではございません。 より:

    たー様レポ楽しく読ませていただきました。
    真山青果って科白劇で動きがないのが退屈というイメージです。
    主演が明瞭な仁左衛門さんなので何言ってるかは聞き取れると思いますが…。
    日曜日の『古典芸能への招待』は壱太郎さんの舞踊を楽しみにしています。
    そして『三月花形歌舞伎』の壱太郎さんの配役(主役早変わりとネチネチ悪役)にわくわくしていたりします。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      名乗るほどの者ではございません。さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

      吉例顔見世興行のレポを楽しく読んでくださったとの事、すごく嬉しいです。ありがとうございます。
      科白劇って何???と調べてみたところ「かはくげき」と読み意味としてはいわゆるストレートプレイっぽいですね。はい、歌舞伎って歌唱はほぼないものの案外動きが楽しい作品もありますが元禄忠臣蔵そうじゃなかった。赤穂浪士が座りっぱなしであれこれ話すシーンがメインで、記事にもした通り「歌舞伎を観た事がない人がイメージする歌舞伎」かと。もうねぇ集中力が途切れちゃって、口跡の良いにざ様やがんちゃんのセリフすら頭に入ってこなかったです。隼人さんのお顔がスペシャル眼福だったのが救いでした。

      もちろん録画しましたよー、古典芸能への招待。
      今ソロ活しているんで再生しようと思えば出来るんですがいただいたコメントへのお返事を優先しています。

      三月花形歌舞伎、松プログラムが楽しそう!国立劇場で観た妹背山婦女庭訓では橘姫を演じていた米吉さんがお三輪だし(国立劇場では菊之助さんでした)、基本的には女形のはずの虎之介さんが淡海を演じるのもワクテカです。姫というよりは町娘っぽい虎之介さんにはお三輪が似合いそうなんですがあえてのチャレンジで淡海にしたのかな。淡海ってむっちゃムカつく男なんですよ、橘姫もお三輪も大切にしないんです。国立劇場では梅枝さん(現在は時蔵さん)が演じていました。

      壱太郎さん主演の「於染久松色讀販(おそめひさまつうきなのよみうり)」は知らない作品です、早変わりがウリなんですね。吉例顔見世興行では愛之助さんの代役で早変わりを引き受けた壱太郎さんですから於染…もしっかり演じてくれそう。

      いつもありがとうございます。
      今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. 昭和っ子 より:

    あけましておめでとうございます

    何だか!年末の顔見世興行の記事にお正月のコメントをするのは何だかもう訳ありませんが

    私の昨年の年末は娘のひどいインフルエンザのため
    色んな事も全部中止、観劇はまた姪に代わってもらいました)
    やっと31日に近くに買い出し、有り合わせでお節を作るという(冷凍庫の残り物)
    しかし年末のぼったくり蒲鉾だけは買って見た目に綺麗にお節のお重はできました

    母がいたら怒られるみたいな手抜きですが
    正月2日目に来る、息子家族、姪家族にはこれで誤魔化し(笑)
    父や母のいる頃はお正月は一大イベントだったが
    やはり寂しくなります(餅つきもしなかった 今は餅つき機だけど)

    そんな訳で年末に仕事を大幅に休んだ娘はやっと29日に会社に行けて病み上がりも残業に明け暮れやっと正式の冬休み(今年は6日からの出勤なので珍しく長い)

    お陰で私は今年は娘の連絡ミスで何と元旦から宙組公演が見られるというハッピー
    本来なら娘が頼まれていた友人のチケットを連絡ミスで友人はダメだと思い、違う方にお願いしたらしくチケット余って来た(これダメな時用のお守りチケットと言うらしい)
    31日ならもうチケトレも出せないし
    結局私が見る事になった
    (私はハッピー 今年は元旦から縁起がいいワイ!)

    それで
    ネタバレかも分かりませんが
    宙組公演と宝塚大劇場の感想

    やはり劇場はお着物がかなり沢山、そして案外帯が薄い、要するに伊達巻き風にしかされてないとか?お太鼓の山がない
    髪が短髪の方が目立ちました
    今風は色々着物もアレンジですね

    お店は劇場正面から入らなかったから知らないが
    エスプリが予約制の食堂?
    何もかも予約?休む場所がありません

    作品は日本物、これは110年の思い出みたいなので知らない方は案外置いてけぼり?
    キキちゃんは平安時代の歌人て時代は色々飛んで行くので
    作品を知らないとバラバラ
    案内人みたいなのが
    京三紗さんの衣通姫(恋の詩の神様)桜木さんの八千代(多分 春日野八千代さんがモデル)
    京さん元気な神様 赤い十二単(笑)桜木さん 春日野さん??
    なんか 大劇場閉鎖の戦中には軍歌が出て来たり
    その後レビューになるが
    皆さん白塗りで顔真っ白
    最後はまた、平安時代に戻ります

    キキちゃんの平安貴族は美しいです

    お芝居「Razzle Dazzle 」は楽しい作品です
    たいした勉強にはなりませんが
    明るい田渕作品です
    主演よりエキストラが中心
    春乃さんは何とかエキストラに採用され、芹香さんは本来大金持ちだが恋の駆け引きのためエキストラに潜り込む(この辺がコメディ)
    大スターは桜木さんと瑠風さん(大女優)でも案外大根

    まぁハッピーエンドだし
    キキちゃんのサヨナラ味はあまり感じ無く楽しく見られて作品でした

    見どころは瑠風さんかな?

    まぁ
    今年は元旦から気持ちよく
    いいスタートが出来た気がしました

    花組、雪組(ドラマシティ)、宙組
    みんな主演さん嘘つきです
    宝塚は元々嘘の世界、それが楽しいのかもわかりません

    本来の観劇は1/7なので
    もう一度見たら日本物の作品も理解出来るかも(笑)

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、もう三ヶ日を過ぎてしまいました。せっかくあけおめコメントくださったのにお返事が遅くなってすみません。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

      この年末年始はいんふるやころなが大流行したようですね。昭和っ子さんの娘さんはいんふるだったんですね。他の読者さんもいんふるにかかったそうですし、ころなよりいんふるの患者の方が多いかもしれません。
      幸い娘さんはすでに回復されたそうで良かったです。

      娘さんの看病をしつつおせちの準備をしたんですね、お疲れ様でした。私は全く準備しなかったです。いつも義母が用意してくれているので今年も甘えちゃいました。
      昭和っ子さんのご両親がご存命だった頃はお正月が一大イベントだったんですね、うちも義父が生きていた頃はそうでした。お餅も準備していたし。私の祖父母も年末年始に頑張りまくるのが好きで、農家だったから自家製のもち米で餅をついたりしていました。
      夫も私もお正月こだわりはないけれど私は娘と夫のスケジュールに振り回されっぱなしで、今は突然のソロ活です。

      宙組公演の感想をありがとうございます。
      元旦に観劇なんて幸運ですよね、娘さんの連絡ミスだそうですが娘さんは観たんですか?昭和っ子さんだけですか?

      着物姿のお客さんが多かったんですね。お太鼓がないって「銀座結び」ってやつかも?粋だと言われていますが着こなすのは大変そうですね。
      髪は巻くのがデフォだけどショートだとそのままで良いですよね。
      着物の柄にも流行り廃りがあるように感じます。だけど私はド定番が好きですね、着物を着るのは娘だけですが。

      大劇場はゆったりくつろげるのがウリだったのに今は休む場所がないんですね。早く工事が終わると良いな~

      あら、和モノで「110年の思い出」なんですか?エスカリエは洋モノでしたが過去作品を知っている事が前提になっていて、新参ファンな私にはしっくりこなかったんです。芹香さんの退団公演までそのタイプかぁとちょっとガッカリ。しかも白塗り???歌舞伎みたいな???
      芹香さんの平安貴族姿が美しいんですね、ホッとしました。

      お芝居は楽しいそうで良かった。
      何がどう勉強になるかはわからないですよ、つい先程は読者さんのおかげで「フォルモサ→ガリバー旅行記→宮崎駿や手塚治虫」が繋がりましたしマクベスのあらすじに触れる事も出来ました。宝塚作品にもよく亡霊が出てくるけれどシェイクスピアのパクリなんですね。

      瑠風さんの女優姿が楽しみです。やっぱ「見どころ」なんですね!
      私はホンマに瑠風さんが好きで、星組でもそれなりの格になってくれるよう心の底から祈っています。

      >花組、雪組(ドラマシティ)、宙組
      >みんな主演さん嘘つきです

      あら、本当だ!
      そうですね、宝塚だけでなくエンターテイメントって「嘘の世界」なのかも。だから楽しいのかも。「きれいは汚い、汚いはきれい」ならぬ「本当は嘘、嘘は本当」みたいな?

      次の観劇は7日なんですね、是非感想をお聞かせください。

      いつもありがとうございます。
      今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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