宙組「NEVER SAY GOODBYE」観劇の感想はまずやったら気になった瑠風輝さんと亜音有星さんにフォーカスしました(当該記事はこちら)。
続いては潤花さんとストーリーに思う事をとりとめなく書いてみます。
まずは潤さん。
いやー、今回もむっちゃ元気でしたねぇ。ライビューで観た「バロンの末裔」で感じたまんまでした(その時の記事はこちら)。
相変わらずセリフ回しが大げさ過ぎるしどの役を演じても代わり映えしない雰囲気はあったんです。でもこれはこれで良いなと。ちなみに歌はバロンの時よりさらに進化していましたよ。「上手くなった」というより「安定感がさらにアップした」が正しいかな。ガクッと悪くなる事がなくなった。
ビジュアルにしたって以前の私は随分と歪んだ気持ちで潤さんを拝んでいたので気付かなかったけれど、今の私には潤さんのお顔がかなりかわいい事がわかります。
トップ娘としては肉付きが良さげなのも健康的で好印象ですね。そして何より、夫婦仲が良さそうなんです。いろんな無理矢理を経てのかなり急ごしらえな夫婦だったのに上出来ですよ。物理的にも精神的にもデカデカな真風涼帆さんが潤さんを大切にしてくれているんでしょう。
ふふ・・・
健全なブロガーを目指すならここでやめとくべきなんですが本心を続けてみますと、私には楽しみがあります。
潤さんと同じような経緯で苦手になった天紫珠李さんへの気持ちがどうなっていくのか、楽しみで仕方ないんですよ。
しかも苦手度は明らかに、
かつての潤さん<現在の天紫さん
なんですよね。
観劇を通し少しずつ天紫さんが苦手になっていたんですが、先日の月組公演のライブ配信で決定的になりました。「あの潤花もここまではえこひいきされてなかったでー!」と思ったので。
おそらくトップ娘になるんでしょうし、ご様子を拝ませていただくのが楽しみですよ。天紫さんを好きになるには潤さんの時よりも強いエネルギーが必要っぽいから、余計に。
さて、
続いてストーリーについて。
発表当初は「名作の再演だぁ!」と歓迎モードだったんですが今は反対の気持ちになっています。
私は世界情勢に非常に疎く、正直興味もさしてなく、近所のスーパーの惣菜が何時に値下げになるかの方がよっぽど重要です。
そんな私でもロシアによるウクライナ侵攻のニュースは目にしていました。
だから・・・
真風さん演じるジョルジュがポーランド出身であると述べた後に
「♪ロシアとドイツに挟まれた国♪」
と歌った時にあれ?って思ったんです。
この歌詞の通りだと
(ドイツ)(ポーランド)(ロシア)
という並びになるはずですが、実際は
(ドイツ)(ポーランド)(ウクライナ)(ロシア)
やろ?って思ったんですよ。
帰宅してから調べたらウクライナの地域には様々な国から支配された歴史があり、旧ソ連の一部だった時代もあったそうです。
なので歌詞が間違っているわけではないのでしょうが・・・ヨーロッパ史のデリケートでダークな部分を島国の日本で安易に舞台にするのはリスキーかもしれません。
特にかぎ十字なんて出したらアカンのちゃうかなと思うんです。
なのに宝塚は去年だけでも春に「ホテルスヴィッツラハウス」、秋に「LOVE AND ALL THAT JAZZ」とふたつもナチスがらみをやっているんですよね。
そして今年のネバセイ。このペースだと年内にバウか東上であとひとつくらいやるつもりですかね?
もうねぇ、お腹いっぱいですよ。
こういったテーマを宝塚で扱う必要はないように私は思います。どうしてもやりたいなら3年か5年にひとつで十分じゃないですか?
ただでさえコロナ不況で苦しい現在ですし、どうか宝塚にはお得意の「豪華さと優雅さで楽しめる作品」をやってもらいたいです。
コメント
ストーリーについて、全く同感です。
私の印象ですが、劇団専属のおっさん演出家の特性です。
愛や恋ばっかりやない!ワシはこうゆう社会問題も提起できるんや!
ことごとく浅薄でスベってる感じですが。
その点、女性の演出家のほうが断然優れてます。
男性でも最近の若手演出家は大丈夫みたいですね。
若いほうの谷先生とか。
古臭いと言われても、柴田先生の作品が再演率が高いのは浅薄な歴史観を入れず普遍的なテーマ中心だからだと思います。
世相に媚びると時間に取り残されるのが分かってらしたのでしょう。
めいさんめいさーん!ねね、亜音さんって悠浦さんに似ていると思いません?私は悠浦さんを映像でしか拝んでいないから生の悠浦さんにお詳しいめいさんのご意見を伺いたいです。ネバセイを観た後、今度コメントいただいたら絶対にお返事に書こうと思っていたので先に書かせていただきました!
さて、
「宝塚でナチスがらみの作品をやる是非」ですが、おじいちゃんなお先生方のプライドみたいなものは私も感じます。「ワシらはいつも大衆に迎合しているわけじゃないんやで!」みたいな。
だけど本当の意味で戦争の悲惨さを伝える事は出来ていないように私は思うんです。本気でそうしたいなら日本を扱わないとね。宝塚版火垂るの墓とかね。決してやらないでしょうけど。
その点、柴田ワールドには妙なプライドがなく普遍的なテーマなんですよね。「愛と憎しみ」を基本に、恋や信頼、迷いや妬みや怒りなど。
こういったテーマを好む宝塚ファンが多いのに、お金をかけてくれるわけでもない世相からの評価に媚びるのは愚かだと私は思います。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
亜音さんについて・・・舞台ではわかりませんでした。
大劇場観劇時「真ん中はBDやスカイステージで嫌でも見れるんやから、映らんとこを重点的に見よう」と端から端まで見渡すのですが。
下級生なので大劇場本公演では仕方ないですね。
今公演では目立ってたとのことですが、残念ながらチケット完売で生観劇は出来なさそうです。
以前スカイステージで(新人公演主演時のインタビューだったと思います)見たときの記憶で書きますが、あまり似てないと思います。
お顔は悠浦さんはあんなにぼってりしてません。もっと小顔ですっきり整ってます。
スタイルも悠浦さんは175㎝あり首も手も脚も長いです。
その上歌も上手くて(短大の声楽科出身だと聞いてます)。
何で辞めてしまわれたんでしょう( ;∀;)
創設時から見てますが、過去も含めた宙組生で一番の美形は和涼華さんだと思ってます。
和さんは宙組から星組に組替後、結婚退団されてしまい・・・美人ほど、とっとと辞める、宝塚 なのでした。
めいさん、私もシャーロック・ホームズでは亜音さんわからなかったです。配信で観た夢千鳥で注目したので探す意欲満々だったのに。ショーでは美しいダルマ姿を拝ませていただきました~
その後のバロンの末裔(映画館)、そして今回のネバセイではイヤでも目に入ってきましたよw めいさんもネバセイを観たらきっとそう思うような気がしますが、チケット完売で残念です。
私は生の悠浦さんを拝んでいないのでめいさんのおっしゃる事が正しいと思います。
と言いつつね、、、
・お顔のぽってりはたぶん年齢的なもの(明日海さんも低学年の時はぽってりでした)
・亜音さんも小顔ぶりはものすっごい!ジェンヌさん達の中でもずば抜けて小顔!
なんて言いたくなってしまいます。
ただ、中途半端に悠浦さんとイメージがかぶる方よりガラッと雰囲気の違う方の方が、めいさんの心を掴むかもしれませんね。
和涼華さん、おきれいな方ですね~
初演ネバセイでは新人公演でアギラールだったそうで!
宙組と星組で新人公演主演を1度ずつされているんですね。
星組ではエル・アルコンでキャプテンブラックだし、路線な方だったのがわかります。
美人かどうかはさておき、現役である限り絶対に結婚は出来ないんですから、結婚したい方が出来たらとっとと辞めざるをえないのが宝塚ですよね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
現在、ポーランドは、東はベラルーシ、ウクライナ、西はドイツと国境を接していて、
ロシアは隣国ではないですが、
ネバセイの舞台となっている年代は、
ベラルーシ、ウクライナがソ連という連邦国家の一部だったので、
ポーランドの隣国はロシア(ソ連)で間違いではないです。
そこで、じゃあ、ロシアではなく、ソ連と歌うべきでは?と思うんですが、
ソビエト連邦のことをソビエトと呼んだのは、
日本とアメリカぐらいだったのです。
ロシア帝国→ソビエト連邦→ロシア連邦と国が変わっても、
世界的にはロシアと一貫して呼ばれていたのです。
ということで、あまり気にするところではないかなと思います。
エビスさん、はい、実のところウクライナがもともとソ連の一部だったと知った時に「じゃあ『ソ連とドイツに挟まれた国』と歌わきゃあかんのちゃう?」とは思ったんですよね。
ただただ音の響きだけの問題でロシアにしたのかな?と推測していました。
関西には「パルナス」というお菓子メーカーがあったんですがCMソングは「おとぎの国のロシアの~♪」って歌っていましたし。
アメリカと日本を除きロシアと呼ぶのが普通だったんですね、知らなかったです。またひとつ賢くなりました。ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
もうひとつのコメントにもこれからお返事させていただきますね。
小池先生と言えば、
ネバセイ(第二次世界大戦)
エリザベート(ハプスブルク帝国の終焉)
眠らない男(ナポレオンの生涯)
グレートギャツビー(男のロマン)
と、実は男性が好む話ですよね。
(エリザベートは宝塚、東宝とも、シシィとトートのラブストーリーに仕上がってますが、
本国オリジナル版はかなり違います)
正直、中卒で歌と踊りしかやっていない女性であるタカラジェンヌ本人がよくわかってないんじゃないかと思います笑
しかし、おとぎ話ばかりでは先細りなので、
小池作品は宝塚歌劇に風格を与えているんじゃないかと思います。
エビスさん、
小池さんは確かに男性向けな話が好きかもしれませんね。「男性向け」というより「大衆に迎合しすぎない」話が好きと言う方が良いかな?エビスさんのおっしゃる「風格」ですね。
それでも宝塚ファン(ほとんど中年以降の女性)を意識しているところはあり、だからこその人気じゃないかと。私はグレート・ギャツビーをアマゾンプライムでディカプリオ版を観た時に「これを宝塚で???」とショックでしたが、楽天で配信された瀬奈じゅんさん主演の宝塚版はちゃーんと宝塚ナイズされており「小池ってば流石やな!」って思いましたもん。あとポーの一族はコテコテに女性向けですね。
エリザベートはラブストーリー的要素もありますが、主婦な私の目線だと「母親に頭が上がらない夫」や「嫁姑問題」にも注目ですw 本国オリジナル版ではどうなっているんでしょうね?どこの国にもマザコンはいそうですけどw
ファンへの迎合と風格のバランスを取るのって難しいし、さらに演じる方々の都合もありますよね。中卒では歴史的背景などを理解するにあたり難しいところがあるかもしれません。しかしだからといって高学歴な演者を使えば良いってわけでもないんですよね。やっぱビジュアルや若さ、初々しさも大切だし、お先生方は自分よりインテリな役者は使いたくないような気がするんです。
おとぎ話ばかりでも先細りですが、暗くて重いテーマばかりでも問題なはず。実際ネバセイは作品そのものを好まぬ宝塚ファンが少なくないようですし。
配分が大切ですよね。私はおとぎ話や嫁姑問題といった迎合作品が8割から9割で残りを風格作品にするくらいで丁度良いと思っています。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
関西の、たー様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
ネバセイ、世界情勢がこんなことになる前に上演されていたら、もっと素直に楽しめたでしょうに、と思います。
ロシアとドイツに挟まれたポーランド王国は、かつては大国で、ウクライナを領土にしていた時代もありました。が、ロシアとプロイセンとハプスブルグに領土を分割されました。
「ロシアとドイツに挟まれたポーランド」の歌詞は、スペイン内戦における「ソ連対ナチスドイツ」に被る、ということを強調したいのでしょうか。でも今ロシアとかソ連と聞くとどきっとしますね。
個人的には、宝塚の舞台で戦争や差別問題、ナチスやソ連など歴史上あった悲劇や影から目をそらさず、きちんと描写するのはありだと思います。
いわゆる外箱、梅田芸術劇場やシアタードラマシティで上演する演目は、もう宝塚ファンになっていて、東宝ミュージカルなど外部の舞台のリアルな描写にも慣れているファン層が多いと思うので、冒険的な描写をしてもいいと思うのです。それで宝塚を見るの、もうやめる!とはならなそうですし。
大劇場のショー無し1本もので、あまりヘビーなソ連対ナチスとか、日清戦争の題材とかを上演するのはかなり、リスキーだと思います。2本立てなら、前半のお芝居がヘビーでも、ショーを1時間見てぱあっと明るくなって帰れますが、
団体貸切や修学旅行で、初見でショー無しの、延々と悲惨な戦争や政治が続く劇を見て、「素敵!」とは思ってもらえないかもしれません。リピーターを逃しそうだし、既存ファンも複数回通うのはしんどそう。
冒険するなら外箱か、せめて2本立てで。1本ものは題材選定をしっかり考えて、なるべくハッピーなものを上演してほしい、と思います。
こんちゃんさん、確かにウクライナ侵攻がなければ歌詞に違和感を感じる事はありませんでした。実際、初演の円盤を観た時はなーんにも思いませんでしたし。基本的に私が注目するのは人の愛憎であり、歴史的背景はスルーしがちですから。
しかしいったん気になると納得するまで調べたくなるもので、ウクライナが気になって調べているうちに「そもそもなんでスペインで、ソ連とドイツが戦っているねん?」って思うようになったんですよ。地理的に離れているしね。でもこれがスペイン内戦なんですね。娘によると常識で、知らない私がアホ過ぎるそうで。
ネバセイの感想記事やつぶやきを読んでもジェンヌさん達の様子に終始しているものが少なくないと思います。私の記事もそうです。
宝塚が好きになるとストーリーは後回しになりますよね。
少々冒険的な作品もオッケーだとは私もホンマ、思うんです。ただ同じ冒険でも、フライングサパのようにSFとして冒険するのと、実際にあった戦争を持ち出して冒険するのはだいぶ違う気がします。
私はSFはあまり好まないんですが、ナチスを出してくるよりはよっぽど良いです。
どうしても宝塚では、歴史上の悲劇や影にしっかり向き合いきる事は不可能だと思います。そもそも本気で悲劇に向き合う気なら、まず日本を取り上げないと。
まして、こんちゃんさんのおっしゃるように大劇場公演では、慰安旅行や修学旅行でやってくる人も少なくないんですから楽しくて豪華な作品の方が無難ですよね。
コロナの事もありますし明るい作品が喜ばれるような気がします。
ま、暗くても宝塚ゆえ結局は観るんでしょうけどね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たーさん、こんばんは♪
ネバセイ、私もお腹いっぱいでした。。
同じく、過去に宝塚でスペイン内戦を題材にした「誰がために鐘は鳴る」は大感動だったんですよ。同じく宙組で一本物、脚本は柴田先生でした。戦争の愚かさを描きつつ、人間の色々な感情が渦巻いていて、非常に見応えありました。
まあ、ヘミングウェイ原作なので、良くて当然なのですけど、
あれくらい名作ならいいんです、戦争一本物。
ネバセイは、ストーリーも登場人物の描写も、なんか雑で、戦争をただなぞっている様に見えました。宙組の素晴らしいコーラスでも、あまりに続くと飽きて眠くなっちゃうんですよね、個々のスターさんは素敵でしたけどね!!
同じくナチス登場する、「ベルリン我が愛」は宝塚らしさがあって私は好きでした。原田先生で、セットが綺麗でした。
大劇場で近代戦争物を上演する場合は、余程の名作以外は、ショーとセットでお願いしたいところです。
いれぶんさん、天紫さんだけでなくネバセイにもモヤモヤでお腹いっぱいなんて私達すごーく気が合いますねw
「誰がために鐘は鳴る」、ウィキってみたら大空祐飛さんがゲリラに身を投じるそうでなかなかに物騒ですが、いれぶんさんがおっしゃるんですから大感激ものだと信じています。
私も柴田さん好きです。柴田さんはホンマに感情の描写が素晴らしいですよね。
はい、ネバセイには雑さを感じます。
あと「ロシアに味方する人は黒尽くめな服装で冷血」とか「ハリウッド女優は思慮浅い」とかいった決めつけもひどいし。
音楽に気合いが入っており真風さん達がとにかくイケメンすぎるから何となく良さげなんですが(初演の円盤鑑賞では私もそう思いました)、考えてみればジョルジュはほぼ、無駄死にです。
メサイアといいヴェネチアの紋章といい、若者が無駄死にするのは演目あるあるなのかもしれません。だけどネバセイはナチスも絡んでどこまでもどんよりです。
ベルリン我が愛は楽天の配信で観ました。はい、こちらも女優とナチスが出てきましたね。凪七さんはいかにもなナチスだったかもしれませんが綺咲さんはラブリーな女優で、監督を演じた紅さんと無事逃げ通せていると良いなと願いたくなるラストでしたね。うわっ、新公主演が極美さんだったんですね!これは知らなかった!
劇団がハク付けに励みたい気持ちがわからないわけでもないんですが、高い確率で自己満足になっちゃう。
コロナで気持ちが滅入っている今は特に、近代戦争ものをする必要はないように私は思います。
はい、基本的に戦争ものはショーとセットにして欲しいですね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
【ひみひこさんすみません、大変申し訳ございませんがグーグルの方針に従い、せんそうに絡んだ単語をひらがなにさせていただいています】
たーさん
こんにちは。
かなり出遅れてますが、東京(日比谷)で宙組公演を観劇してきました。
結果、たーさんがおっしゃる
>こういったテーマを宝塚で扱う必要はない
に同意です。
スペインないらん、外国(なちすやソ連)の介入、内部の分裂など当事者ではない我々が軽々しく恋愛物で扱うテーマではないと思うからです。
また「ひとつのスペイン」というセリフにも違和感ありました。バルセロナはカタルーニャ地方で、そもそもは国も言語も違ったりします。なのでこの時代に「同じスペインなのに」という感覚はまず無かったはずです。現在でもサッカースペインリーグのクラシコ(レアルマドリッド vs FCバルセロナ)はすごく盛り上がりますし。
また
>かぎ十字なんて出したらアカン
もそうですし、同じく気になったのは松風さんがやってた敬礼です。(右腕をまっすぐ斜め上方向に伸ばす)
サッカー国際試合で観客がこれをやったら退場させられたりします。
この主人公のモデルは(某写真家・すみませんがたーが変更しました)だと思うのですが、彼がスペインないらんで撮影した有名な写真「(有名な写真のタイトル)」はせんとうでもなんでもないところを撮った写真で世界を欺いた!という告発がで出たりします。
要は何が真実かなんて永遠にわからないのに、その場面を再現してなんらかのメッセージ性の強い舞台にすること自体に、自分はもやもやしてしまいました。
演じている皆さん頑張っていたとは思いますが。特に真風さんは歌が多くて大変そうだなーと。
うみひこさんすみません、Googleから「せんそうに関わる記事には制限をかける可能性がある」と警告が届いたので、勝手ながら関わっているかと思われる単語をひらがなにしたり、名前を伏せたりと手を入れさせていただきました。せっかくネバセイの感想をいただいたのに、本当に申し訳ないです。
劇団も宝塚ファンも、ネバセイ再演が決まった頃、まさかせんそうが起こるなんて夢にも思っていませんでした。
ですが起こる、起こらない関わらず、言ってみれば娯楽の世界である宝塚で、ネバセイのようなメッセージ性の強い作品をやる必要はないと私は思います。
初演の円盤を観た時は「良いな」と思った私ですが、時代的背景を知ろうとせずにただただ目の前のキャストさん達に注目しただけだったんです。
現在大劇場でやっている夢介は「これどうなん?」なストーリーらしいですね。宝塚らしくないとか、2番手の役がイマイチとか(私はまだ観ていないんですが)。
でも国内の、それも時代劇なんですから「まぁ、娯楽作品としてたまにはいいか」でおさまる気がします。いかにも宝塚らしいキラキラ作品ばかりではファンも飽きてくるし。
そして・・・先生方の「うちは娯楽専門じゃないんやで!シリアスものも出来るんやで!」ってお気持ちがムクムクしすぎると、ネバセイやスヴィッツラやジャズのようになるのかもしれませんね。
私は宝塚には海外のないらんやせんそうは扱って欲しくないです。日本のそれはやらないのはきっと、あまりにも生々しいから。それは海外にしたって同じなはずなのに。
さて、
私はサッカー(というかスポーツ全体)がからっきしわからないんですが、スペインリーグのクラシコというのは日本で言う阪神VS巨人みたいな感じですか?トンチンカンだったらすみません。
日本でも野球の応援では地域ごとに熱くなるのに(「同じ日本なのに」という感覚が薄い)、オリンピックになったらたちまち「同じ日本だから」で応援するんだからおかしいなぁとは思います。
はい、演じている皆さんはめっちゃ頑張っていましたよね。
真風さんは歌、多かったですよね。初演では和央さんがまだ体力万全じゃなかったのでダンスを減らしたぶん歌を増やして、そのまんま真風さんが引き継いだのかも?
いつもありがとうございます。
この度は本当にすみません。
どうぞ今後もよろしくお願いいたします。