大塚美術館の、美弥るりかに似たマリア[独断]

旅行・グルメ

用事があり日帰りで四国に行く予定でしたが急遽一泊し、かねてより行きたいと思っていた大塚美術館へ行ってみました。

世界各国の名画を陶板にして展示している大塚美術館について「所詮ニセモノ」といった辛辣なクチコミもありますが、私はホンマ、行って良かったです。

すごーくハッ!としたのが、

こちら。中央のマリア様が、なんかすごーく、美弥るりかさんに似ていると思ったんです。お顔立ちそのものも似ているんですが、伏し目な表情や、とてつもない神々しさが美弥さんの雰囲気に超ピッタリ!に思ったんですね。

説明にもある通り気品と美しさがあふれていました。そして、力強さもあったんです。スペインのトレドまで行かなくても、実物大で、自由に写真撮影出来、触れても良い(今はコロナのため要自粛)、陶板美術館という新しいスタイルにめちゃ感謝感謝でした。

娘は「似ていない」とバッサリなので、あくまで私の独断って事でよろしくお願いします。

そうそう・・・

このタイトルに、凪七瑠海さんを思い出しました。バウホールでのコンサートの事がすごーく気になっていたんです。凪七さんは歌で勝負というより、という印象でしたので・・・絵(正確には陶板)そのものはいたって普通で、おしゃれな家庭のリビングに飾るのに良さそうな感じでした。

こちらも陶板そのものに特別魅力を感じたわけではないですが、タイトルに「オッ!」となりました。
私はまだまだ宝塚初心者で、やっと脚本家にも注目するようになったばかりですが「アルジェの男」はすごく好きですし、柴田先生つながりの「炎のボレロ」も大好きで、先日の生観劇での感動が蘇ってきました。

開館時間の9時半を少し過ぎたくらいに到着したため、のんびりゆったり楽しんでいたんです。そしたらあっという間に閉館の5時が近づいてしまいました。3,300円という入館料はお手頃とは言い難いですがまた来たいです。どケチな私でもそう感じる美術館でした。

・・・

・・・

私は諸事情ありちょくちょく四国に行っています。いつも用事だけこなしているのですが、淡路島から大鳴門橋を渡って徳島に入るとすぐに目に入る大塚美術館がとても気になっていました。

いつもは「いつか行きたい」で終わりだったのに今回は、用事を済ませて帰ろうとした時、ピーンと来たとでも言うのでしょうか、ムショーに、大塚美術館に行きたくなったんです。というかピーンの瞬間ほぼ、行く事に決定していました。

四国は「スーパーと言えばマルナカ」と言っても過言ではないほどに、マルナカというスーパーがたくさんあります。イオン系列ですが地域色を感じるスーパーで、ワンフロアで食品はもちろん、衣料品などの生活用品なども揃っているんですね。なので突発的な外泊計画も、お宿が取れればあとはマルナカに行けばどうにかなります。

鳴門はどちらかというとコンパクトな街のようですが、マルナカには「パワーシティ鳴門店」となかなかにインパクトの強い名前がついていましたし、すぐそばには大塚製薬の倉庫がずらりと並んでおり、プライドを感じました。

お宿は急遽探した事もあり、ちょっとハズレでした。
Wi-Fi完備とうたっておきながら弱すぎて使い物にならないとか、冷蔵庫が機能を果たしていない(ただの箱状態)とか、困った事が多くって・・・ご紹介はやめておきますね。それでもひとりで外泊という喜びはめちゃ、ありました。

娘はかなりご機嫌斜めでしたが、未成年とはいえそれなりの年齢なのですし、親子とは言え価値観がまったく違うのでずっと一緒にいる必要なんてありません。実際、私が突発的に外泊してもすごく困った事は起こりませんでした。
私は「たまにはひとりで外泊してリフレッシュしてもいいんだ」という事に気付いてしまったのです。GOTO割引が後押ししてくれます。そう遠くないうちにまた、ひとりで外泊したいです。

コメント

  1. Mika より:

    たーさんのブログ、

    主婦の開放日記と思って読んでます。
    観劇に行かれたり、とうとう思った時に外泊!
    羨ましいです。

    我が家も息子はだいぶ大きいので大丈夫な筈です。多分息子は許してくれます(束縛なし親子)
    、、でもダンナからダメ出しがありそうです。結構仕事から早く帰ってきますし、土日は息子が相手してくれない分、夫婦で行動が多いです。

    ふらーっと一人旅してみたいです。

    ささやかな自分1人時間が、宝塚の観劇でしたが、なかなかふらーっと行けるような雰囲気でなく、気をつけて、気をつけて行くような、
    今までなら気に入った公演はチケットがなくなっても立ち見に並んでリピートしましたし、館内レストランの公演ランチも楽しんでたりしましたけど、現在は当選した日だけさっと行ってさっと帰るようになるでしょう。
    束の間の自由時間がなつかしいです。

    あ、記事の感想の前にグチグチ書いてしまいすみません。

    大塚美術館、いつか行ってみたいと思ってます。

    マリアさま、美弥るりちゃんにそっくりだったんですねー、
    美弥ちゃん、堀りが深い美人さんですもんねー。
    アルジェの、、のようなタイトルの絵もあるんですねー、

    フェルメールの真珠の耳飾りの女(でしたかっけ?)、ありましたでしょうか。

    宝塚ファンならではの見方で、今回の記事も面白かったです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      Mikaさんはご主人がネックなんですね。ご主人はMikaさんと一緒にいるとあれこれかまってもらえて嬉しいんでしょうね。まずは一緒にいても別々にすごす時間を持つところからスタートですね。でもこれが難しいんですよね。私はさんざん、失敗しました。娘の抵抗に負けちゃって。
      なのに今回はこう、自分でも驚くほどの強い意思で「外泊する!大塚美術館に行く!」と決めて実行しました。本来の私らしい行動力が、娘がらみでも戻ってきたような。娘にとっては少々荒療治となってしまったかもしれませんが、いざ別々にすごしてみるとそれなりに良さがある事に気付いてくれたんじゃないかと思います。珍しくもリビングに掃除機をかけてくれていました。

      Mikaさんのお気持ちすごーくわかります。今後もどんどん、グチグチコメントしてくださいね!
      ホンマ、私にとっても宝塚は貴重なリフレッシュタイムでした。公演そのものだけじゃなく、大劇場や梅芸の雰囲気も大好きでたくさんエネルギーをもらっていました。大劇場の立ち見に並ぶのも楽しかったです。それが今では、スタッフさんも観客も緊張して暗い空気が漂っているし、当日券は復活が難しそうな雰囲気ですよね。
      それでも私は今後も観劇を、前後のイベントを含めた総合的なレジャーとして楽しみます!今後どんどん良くなっていく!ってホンマ、思っているんです。私の行動力もどんどんアップしていく予感w もし行動したらその都度、記事にしますねw

      大塚美術館にあるのはカトリックをテーマにした絵(の陶板)がほとんどなのでヨーロッパ人がモデルのはずですが、私としてはこのマリア様は本当に美弥さんそっくりと思いました。本当に本当に美しく、存在感や気品、そして力強さのあるマリア様でした。
      アルジェがタイトルに入っている絵(の陶板)はもうひとつあったと思うのですが、閉館時間が迫り慌ててしまって写真を撮っておらず・・・
      「凪」にしてもそうですが、決して宝塚にこじつける気はなく「念願の美術館に来たのだから素直にこの美術館を楽しむぞ!」な気持ちで入館したんです。それでもあれこれ宝塚の事を思い出したんですよね。宝塚との相性がすごく良いと思いました。宝塚にはミケランジェロやダ・ヴィンチがテーマとなった作品があるし、大塚美術館にはミケランジェロやダ・ヴィンチの絵(の陶板)があるしで。

      フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」ありましたよ!「本当の主役は少女ではなく、この大粒の真珠かもしれない」なんて説もあるらしいです。膨大な名画ひとつひとつに説明があったので読んでいたらあっという間に時間が過ぎました。本当に楽しかったです、また行きたいです、っていうか、行きます!

      今後もどうぞよろしくお願いいたします。
      いつも本当にありがとうございます。
       

  2. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。

    私はうどん県在住です。地方民(宝塚もライビュ専科です)のため、なかなか本物の絵画を見る機会は無いので、大塚美術館には何度もお世話になっています。

    今回紹介されたエル・グレコの絵、私も大好きです。あの慈愛に満ちたご尊顔、美弥さんに似ていますよね。

    子供の頃、岡山の大原美術館で、エル・グレコ直筆の受胎告知の絵を見て衝撃を受け、西洋美術史に興味を持つようになりました。

    地方に住んでいると、「生」の芸術に触れる機会はなかなか無いのですが、大塚美術館は「原寸大」なのがいいですよね。大画面なので絵画の背景の中に、自分も迷い込んで歩いている気分になれるのが好きです。

    四国でのお勤め、大変なこととお察しいたしますが、無理せず、ご自愛くださいね。

    UPされるお写真を拝見して「あ、あそこ!」とにんまりするのを楽しみにしております。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさん、コメントありがとうございます。おかげで知識が増えてとても嬉しいです。というのも、エル・グレコが複数の受胎告知を描いていた事、そしてそのうちのひとつが奇跡的に日本にあるという事を私は知らなかったんです。こんちゃんさんのコメントを読み先程調べ、衝撃を受けました。
      大塚美術館の大祭壇衝立の受胎告知も素晴らしかったですが、何としても大原美術館にも行ってみないと。実は数年前に岡山旅行したんです。でも鷲羽山ハイランドがメインだったので倉敷は美観地区をぐるぐる歩いただけで・・・実にもったいない事をしました。
      こんちゃんさんは子どもの頃にエル・グレコの原画の受胎告知をご覧になったんですね。うちは夫も私も芸術にうとく、娘が幼い頃にそういった教育をしてやる事が出来ませんでしたが今後、家族で美術館巡りなど出来たらいいなと思っています。
      そうなんですよね、大塚美術館の良さは「原寸大」にもあると思います。自分も溶け込んでいくような感覚が私にもありました。ただ、それゆえ時間が足りなかったんですよね。年間パスがあったらいいのになぁ。

      これからも四国にちょくちょく行くので、用事だけでなく楽しいイベントもセットにしようと決めました。こんちゃんさんおすすめスポットやグルメなどあれば是非教えてくださいね!うどん県となると今はやっぱ、四国水族館でしょうか?

      コメント本当にありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. おかちゃん より:

    こちらの美術館は一度だけ訪問して、膨大な作品に一日では足りないと思いました。また行けるかなあ。倉敷も青春18きっぷ利用で日帰りのお出かけにして大原美術館は楽しむのですが、エル・グレコだけでなくて芹澤けいすけ(変換しない私のスマホ)さんの作ったお部屋のしつらえが素敵です。

    今ならGotoっての利用したら良いんですよね。むくむくと計画立てようと思いだしました。いつも良いきっかけをありがとうございます。

    大塚美術館だと何でかフランダースの犬の主人公ネロがお金を払えなくて絵がみられなかったときのことを思い出します。私は幸せだなあと思うのです。変ですね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさんも大塚美術館に行った事があるんですね!そうなんです、一日では足りないですね。2デイパスや年間パスが欲しい美術館です。「フランダースの犬のネロが見た絵はこちら」の案内がありましたよ。大きな立派な絵でした。装飾の仕方が良いのもまた、大塚美術館の魅力ですね。こんな素晴らしい美術館に行けて幸せだなぁと私も思いました。

      大原美術館の公式サイト見ました!「芹沢けい介」さんらしいですね。のれんが紹介されていました。お部屋のしつらえはわかりませんでしたが、のれんの雰囲気からして和風の落ち着いた感じではないでしょうか?ホンマ、せっかく旅行で近くに行ったのに美術館に入らなくてもったいない事しました。うちは家族揃って芸術に無縁で(涙)

      はい!GOTOの今、チャンスです!宿泊料金が割引になるだけじゃないんですよね。先日の大塚美術館はガラガラでしたし、きっと大原美術館も今なら空いているんじゃないでしょうか。本当にチャンスです!
      大塚美術館は車じゃないとかなり不便そうですし、車で行っても駐車場が美術館から離れていて、美術館のシャトルバスで移動しなくちゃいけないんですよね。美術館の中でも歩き回るし体力勝負の美術館です。
      大原美術館は新幹線で便利に行けそうですね。って、おかちゃんさんは青春18きっぷで日帰りしていたんですか?すごい!私はドライブが好きなので車がいいなぁ。うまいこと宝塚の全ツと組み合わせ出来たら嬉しいけれど、まだまだ当面、ないかもしれませんね。

      もし旅行されたら感想をお聞かせくださいね。私もあれこれ計画してますので実現したら記事にします。

      いつもありがとうございます。
      これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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