ベルばらミニ感想 エスカリエとの比較(短文)

大劇場公演

自称「キキ宙組擁護派」の私。
ベルばらの初回観劇を済ませた現在もキキ宙組を絶賛擁護・応援中。

ですが作品としては
ベルばらの方がだーーーいぶ良かったです。エスカリエより。
夫が出かけている短い時間しかありませんが駆け足・短文で記事アップしたくなるほどにそう思いました。

観劇の良さってお芝居にあるんだと痛感しましたよ。
エスカリエはショーだけ。過去作品のツギハギゆえ昔からの(過去作品に思い入れがある)宝塚ファンなら懐かしんだり比較したりも出来ますが、私のような新規ファンではそういった感覚になれません。衣装や装置にお金をかけて凝った演出をする宝塚のショーですし一切の不満はないけれど、だけど大きな感動もないんです。

エスカリエについて、宙組というか芹香斗亜さん達にめいいっぱいの私情がありまくる私ですら感想が短文になってしまった(記事はこちら)理由は「結局はショーだから」に尽きます。
ものすごく、ものすごーーーくありがたかった。ホンマのホンマに嬉しかった。
だけど作品そのものを比較するならお芝居であるベルばらの勝ち。あっきらかに。

この度の雪組ベルばらは・・・
VISA公演だと信じられないほどに大道具がお粗末ですがお芝居に魅力があります。
そして、
エスカリエ観劇した方々がこぞって褒め称えた春乃さくらさんですが、夢白あやさんのマリー・アントワネットにはまったくもって及ばないんです。
私は芹香さんをえこ贔屓しているから彩風咲奈さんと冷静に比較する事は出来ません。だけどそれぞれの嫁についてはわりと客観的に判断しているつもりです。
穴のない春乃さんですが結局は棚ぼたトップ娘。オンリーワンというよりは他にも似たタイプの娘役が複数いるように感じます。一方で夢白さんはツテコネ抜きに実力で低学年時代からトップ娘候補として育成されてきただけのオンリーワンな存在感があるんですよ。

これまでも十分に夢白さんの魅力を感じていたけれどこの度のマリーが最も素晴らしい。
鬼気迫るものがありました、キキの嫁じゃないけど。
若い若い、美しい美しい女の子なのに演技に貫禄があるんですよぉとにかく!
前作(ボイル)では無理に明るく振る舞っているようにも感じましたがこの度のマリーこそ夢白さんの本来の実力なんですね。あくまで私の推測ですが同期仲間が急逝してしまった深い悲しみを抱えつつ何かしらの折り合いを付けたのかもしれません。
舞空瞳さんの後釜が決まっておらず星組がやもめになりそうな勢いですし、今後の宝塚トップ娘は夢白さんひとり勝ちになりますよ。他組にしたって
花組→実力者だがカマトトっぽさがあるしフケ顔っぽい
月組→高いのは年齢と身長だけ
ですから。

あと「幕間」も大切ですね、エスカリエにはありませんでした。

800円もする公演カクテル(アルコール・ノンアルコールあり)を買う人がこんなに並んだりで・・・こういった幕間の光景もまた生観劇の楽しみなんですね。ホンマによーくわかりました。

東京遠征する上に早々と全ツの福岡遠征も決めて(記事はこちら)、あまりにも気持ちが宙組に集中していた私ですがベルばらも思いっきり楽しみます。幸い来週も観劇予定ですし。

オマケで「私情抜きの比較」もしときましょうかー

ベルばらプログラムは342g。

プログラムを乗せたまま0gにして、

エスカリエプログラムを乗せたら187gでした。
どちらも1000円なのに~!

コメント

  1. 瑠璃色 より:

    たーさん、こんにちは!
    瑠璃色でございます。たーさんのベルばらの
    感想楽しみにしておりました。

    私は2日目に観劇させていただきまして
    ああ、やっぱりベルばら好きやわと思いました。
    何せ私にとっては多分30年数年位ぶりのベルばらだったかと‥紫苑さん、安寿さん、涼風さん、真矢さん、一路さん、大輝さんがオスカルで大浦さん、日向さんがフェルゼン、漫画や役柄では私が大好きなアンドレ役は麻路さん、朝香さん、杜さん、天海さん方でした。時系列やオスカルアンドレの組み合わせは所々定かでは有りませんが、本当に懐かしい懐かしい、ベルばら。又観れるなんて嬉しかったです。たーさんと同じく私も「おかわり」も有りますので幸せです。

    たーさんが書かれておられる様に、夢白さんが
    貫禄のある素晴らしいアントワネットでしたね。
    儚くもあり、強くもあり、たおやかで美しい(心も表情も)アントワネットだと感じました。夢白さん素敵な娘役さんですね。本当魅力的な方。心に沁みる演技をする方だなぁと感じました。

    たーさんのパンフレットの比較も、楽しく拝見させて頂きました。本当に重さとか色々違って‥‥‥

    そうして宙組の地方公演チケットの確保おめでとうございます。たーさんの遠征記、観劇の感想もなのですが、乗り物やホテルとかの感想もとても好きなので少し先になりますが宙組地方公演の感想や遠征記も楽しみにしておりますね。

    ベルばらの話に戻りますが、宙組さんの大好きなご贔屓さんと、本当にに同じぐらい大好きな
    方が、ベルばらの中で私が1番好きなお役をされています、、、エスカリエ、ベルばらと続き
    心が忙しいです。
     
    たーさんのベルばらのおかわりブログ
    も有りましたら嬉しいです。
    いつも色んな視点からの、たーさんの記事が楽しく読み応えが有り大好きです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      瑠璃色さん、おはようございます!
      私のベルばら感想を楽しみにしてくださっていたとの事、ありがとうございます。調子に乗って第二弾もアップしますのでお目通しいただけると幸いです。

      瑠璃色さんは2日目の観劇だったんですかー!
      約30年ぶりだったんですね。お伝えくださった面々はすべて知っています、、、と言いたいところですが大輝ゆうさん朝香じゅんさんがわからずネットで調べました。朝香さんは大浦さん時代の2番手だったんですね。大輝さんについては詳細がわかりませんでしたが素敵なお顔立ちですねー!
      半世紀の歴史ってすごいです。
      でもって半世紀まるきり同じ演出にせずアレンジしているんですよね。令和ベルばらは池田理代子さんのイラストの使い方が控えめだと思いました。
      瑠璃色さんもおかわり有りなんですね。お互い楽しみましょうね!

      はいー!夢白さんすごかったぁ。ビジュアルの若さや細さと釣り合っていない演技力表現力というか。私はギャップ萌えしやすいので本当に感動しました。
      ホンマにアントワネットにピッタリ!彩風さんとの並びがあまりに美しいので朝美さんとの並びを想像しにくいんですが楽しみにしています。

      宝塚公演のプログラムって1000円の統一価格なのに公演によってページ数が違うんですよね。
      計量のきっかけはカジノ・ロワイヤルでした。すごくずっしりだったので他の公演のプログラムと比較したくなったんです、今思うとあの頃は平和でした。

      エスカリエはショーだけでパンフレットが薄々ですが全ツは二本立てなのでお芝居を楽しみにしているしプログラムが厚くなっているよう期待しています。
      遠征の道中についても記事にするつもりです、経験したいろんな事をそのまんま記事にしたいです。
      応援してくださる読者さんの声にとても励まされます、ありがとうございます。

      あら!
      瑠璃色さんが好きな雪組ジェンヌさんは彼女なんですね。
      ええっと、今回はウィッグがモサモサとしていて美しい顔を拝みにくくなっていたように私は思っています。フィナーレでのお姿は完璧でした。
      すみませんがそのあたりも思った事をそのまんま記事にさせていただきますね。

      私の記事を「読み応えが有り大好き」と言ってくださりありがとうございます。めっちゃ嬉しいです!
      読み応えの有る無しって何なんでしょうね?私の場合だと批判される事を恐れていない事がポイントかも?

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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