日本青年館の意外な?過去

その他の宝塚

宝塚のトップスターになる過程で外せない「東上主演」。

その舞台のひとつである、日本青年館の意外な過去を、思いがけないところで知りました。

何だと思います?

答えは・・・

これ!

アラフィー以上の日本人なら知らない人はいないはず!の番組ですね。

Bitly

アマゾンプライムで無料で楽しめるようになりました。志村けんさんの追悼と思われます。今じゃ許されないようなお笑いがてんこ盛りで、娘は「お尻を出すとか、股間から水を出すとか、そんなんばっかりでバカバカしい」とそっぽを向くんですが私にはそのバカバカしさがもう、懐かしくて、懐かしくて。

そんな全員集合は、日本青年館で何度も生中継されたようです。この番組は原則、生放送で、音楽もけっこうな人数で構成されたバンドによる生演奏。歌手達も生で歌っていました。今見てみると、バカバカしい番組のようで、制作スタッフや出演者達は相当苦労していたであろう事がうかがえます。

この回(シーズン1、エピソード57)では当時17歳だった堀ちえみさんの歌声を聞く事が出来ました。現在の堀さんが厳しい病と戦っている事を知っているだけに、当時の澄んだ若い歌声をしんみりと聴いていました。

宝塚を観劇するようになってからも、劇場ってなんかこう、かしこまったところのイメージがあったのですが、「8時だョ!全員集合」をやってたと知った瞬間、日本青年館にすっごく親しみを感じました。

この番組の放送日は1984年4月14日だそうです。当時の宝塚のトップスターさんを調べてみました。


1984年のトップスター達

花組 高汐巴

月組 大地真央

雪組 麻実れい

星組 峰さおり


大地真央さんがトップだったんですね!

このころ大劇場などに行けば大地真央さんのお姿を拝見出来たのに私は、土曜日の「8時だョ!全員集合」を楽しみにしていた普通の子どもでした・・・

なんか不思議なご縁があって、全員集合のおかげで日本青年館に親しみを感じて数日後に、楽天TVの300本パックで2015年月組の「Bandito」を観たんですね。たまたまパックに入っていたから観たのですが、舞台が日本青年館で、しかもカーテンコールで飛鳥裕さんが日本青年館と宝塚の関係を語っていたんです。

飛鳥裕さんによると、1987年から日本青年館での宝塚の上演が始まったそうです。オリンピック用地として使うために2015年3月に解体する事が決まり、2017年に神宮球場そばで新しく、日本青年館ホールとして生まれ変わるとの事でした。ちなみにこの説明をしていた「Bandito」千秋楽は2015年2月24日でした。この公演は日本青年館時代の最後の、宝塚の公演だったんですね。

そして私は、知ったのです。

日本青年館として最後の公演となった「Bandit」は、珠城りょうさんの東上初主演公演であった事。そして2017年、日本青年館ホールでのこけら落としは、礼真琴さんの東上初主演公演である「阿弖流為」だった事を。

「そんなん常識!何、黄色マーカーしてるねん!」ってツッコミたくなるファンの方々もいらっしゃるかもしれませんがまぁ、いいじゃないですか・・・マーカーは、私が自分のために引きました・・・

日本青年館(現・日本青年館ホール)が宝塚にとって非常に大切な舞台である事や、宝塚が珠城さんや礼さんをいかに大切にしているか、めっちゃわかりました。

やっぱり私、宝塚の事を知らなすぎますね。でもそれゆえ、新しい事を知った時の喜びも大きいです。

コロナ自粛が収まったら東京宝塚劇場に行こうと決めた私ですが、うまいこと、日本青年館ホールの公演と抱き合わせ出来たらいいなともくろんでます。その時の公演が水美舞斗さんの東上初主演公演ならもう最高!!!

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