SPEROはたぶん、赤字

ジェンヌさん

SPEROも坂東玉三郎特別舞踊公演も初日が8月2日だったんですね。
開演が梅芸13時と南座14時だから、掛け持ちは不可。
どちらかを選ばなければならなかった私は「歌舞伎は初体験だから初日がいいかな」と南座を選んだんです。感想はまた別の記事にしますね。むふ。

玉三郎さんに浮気しましたが、SPERO初日の事も気になっていたんですよ。
なので南座に向かう前に梅田芸術劇場へ行って様子見したんです(その時の記事はコチラ)。
でも浮気中なだけあって、気持ちが南座に、玉三郎さんに向かっているあまり、重要なところに気付いていませんでした。

↑これ・・・初日について述べた記事でも使った画像なんですが、少々ボヤけているけれど、

開場12:00
開演予定13:00
終演予定14:40

って写っていますよね。
私にはこれが見えていなかった。見えていなかったんですよ。早く河原町行きの電車に乗らなきゃ!って思いつつ撮影したから。

で、歌舞伎観劇デビューを済ませた翌3日、「さぁ、今度はSPEROを楽しむぞ!」な気持ちで看板を撮影した時になって初めて、

開場16:30
開演予定17:30
終演予定19:10

ってなっている事に気付きました。
うっそー、100分?1時間40分?
短いっ!

SPEROのチケットはS席11,000円、A席7,500円、B席5,500円と、宝塚の約1,5倍の価格なんですよね。
なのに楽しませてくれる時間は約半分なんだ・・・と思ってしまいました。

でもね、
玉三郎公演も14時に始まって15時40分ごろに終わりまして、その短さに驚いたばかりなんですよ。休憩が30分ほどあったので正味1時間ほど。それでもチケットは一番安い三等でも5,000円です。
SPEROは休憩ナシだったから、1時間40分ぶっ通しでB席が5,500円なら、高すぎるって事はないでしょう。

つまり・・・
宝塚って特別に安価で、長い時間楽しませてくれるんですね。
宝塚で観劇デビューする最大の問題点って、他の舞台を楽しむにあたりチケットの高さに苦しむ事かもしれません。

お金の話、嫌です?
って、この記事のタイトルをクリックしちゃうんだから、そんなはずないですよねw
あのその、すでに複数のブログでSPEROの感想が記事となっているのにお金についてはスルーな感じだから、触れないのが暗黙のマナーなのかも?とはわかっているんです。
けれど私はお金の事がめっちゃ気になるので・・・もうちょっと突っ込んでみます。

物販は「写真撮影したらダメ!」な注意書きがあったので価格をメモしまして、

プログラム 2,000円
ジュートバッグ 1,000円
Tシャツ 2,500円
マスク(2枚)1,500円
クリアファイル 500円

でした。
むちゃくちゃ高い!って事はないですね。
ただ、プログラムはかなり薄くて軽いです。
梅芸ではお金を払わないとプログラムを手に取る事が出来ませんが、梅田のキャトルレーヴに行けば手に取って薄さや軽さを体験できます。ビニール袋入りなので中を見る事は出来ないんですけどね。
そんな薄くて軽くて高い(ように私が感じる)プログラムが、羽根がついているかのごとく売れていました。

あと気付いたのが、SPEROの文字が入った特製ジュートバッグを手にしている観客がやったら多かった事。
梅芸に入ってからこのバッグを買っている人もたくさんいたけれど、このバッグを腕にぶら下げて梅芸に入ってくる観客がすっごく多かったんです。
つまり、連チャンでSPEROに通う人がわんさかいる、って事。

観劇の世界では、熱心なファンがチケットをまとめ買いするのは当たり前なのかもしれません。
私は気持ちの熱心さは負けないつもりだけれど、経済的には熱心になれないんですよね。なので、永久に本物のファンにはなれないのでしょう。

そんなエセ舞台ファンの私は「採算」について考えちゃいます。
たぶん、SPEROは赤字ですよ。

コンサートを終えて、思ったんです。
「こんな大所帯にしなくても良かったのに」って。
木下大サーカスから借りてきたような女の子ふたりに、エグザイルから借りてきたような男の子ふたりに、望海さんの旧知の仲と思われしコーラスの女の子が数名。さらにスペシャルゲストのおじさん・・・って言っても私よりは若い、凄腕ダンサー。
さらに生オケのメンバーがずらりでね、もうとにかくものすごい、大所帯なんですよ。

ツアーだから移動にもお金がかかるし、連日満席でもウハウハにはならないような気がします。
なのにチケットはダブついているのですから、採算が取れていないんじゃないかと。

しかもコロナ感染者が再び増えまくっている現在、メンバーが多いほど感染者が出て公演中止になってしまうリスクが高まります。

あくまで、私の感覚ですが・・・
私は、望海さんの生の姿と生の歌を満喫出来れば、それだけで良かったんです。
木下大サーカスは以前梅田でやっているのを観に行ったし、エグザイルっぽい歌って踊れる男の子達はテレビで観れたらそれでいい。凄腕ダンサーにしても、宝塚の男役に心奪われている私にとって興味の対象ではありませんでした。

望海さんを引き立てるコーラス数名と、オケのメンバーだけで良かったように思うんですよね。
いや、オケは録音でもいいし、コーラスがいなくてもいい。
とにかく望海さんの生の顔を拝みながら、生の声を聴きたかった。

「たぐいまれ」レベルに歌上手な望海さんにはコンサートを続けて欲しいです。
けれどSPEROには、サスティナブルさを感じませんでした。

熱心なファンのまとめ買いだけではカバーしきれなかったのでしょう、チケットは余りに余り、一時はリセールサイトで1000枚以上も出品されていた上、

梅芸のロビーにもこうもデカデカと「チケットまだまだあるよ!」な案内がある状態に。

退団後の売り出し方として、成功とは言い難いと私は思っています。

で、ここからは私の推測ですが、このような結果となったのは、冷静に分析出来るプロを挟まなかったのが原因ではないかと。
ツアー日程やコンサートの構成について、ナベプロは噛んでいないと思うんですよ。ナベプロが主体となっていれば、採算がとれる事を最重視していたでしょうから。

梅芸内で「梅田芸術劇場主催 SPERO」とアナウンスしていましたので、梅芸が主体となったのでしょう。
あまりにも望海さんの気持ちに沿いたくて、コンサートの構成や日程のスリム化が出来なかった。
コロナで舞台ビジネスが大打撃状態の中、望海さんに救いを求めた。
といったところじゃないかと。
もうこれ完全に私の、勝手な推測なんですけどね。

さて、
お金の話はこのへんにしておいて、ここからはコンサートの内容についての感想を書いてみます。

出だしの望海さんは、男役を引きずっているかのような濃い緑色の衣装でした。
そしていくつかの宝塚作品の歌を披露・・・だけどそのうちのひとつ、「愛した日々に偽りはない」はオーシャンズ11のダニーの歌なんですよね。望海さんはベネディクトだったのに。
何故、宝塚トップスター時代の超超超代表作であるはずの「ファントム」の歌がひとっつもなかったのか。権利がややこしいのは想像に難くないけれど、にしても1曲くらいどうにか都合を付けて欲しかったです。お金はここに使って欲しかった。

緑の次も男役っぽい黒いスーツ。
そしてその後いきなり、ピンクの衣装になりました。
これが、妙なデザインで・・・ライダースジャケットみたいな感じで、ちっとも女性らしくない。なのに色はどピンク。男性向けなのか女性向けなのかわからぬ衣装でした。

がしかし!
何曲か歌ってこのピンクのライダースジャケットを脱いだら、めっちゃキラキラ!
脚こそ隠し通しているけれど、上半身露出がすごくて大サービス!
背中が、美しい!!!二の腕も超細かったです。
ちょっと痩せ過ぎている印象ではありましたが、にしても美しかったし、どうせなら最初からこの姿で出てきて欲しかった。そして脚だって見せて欲しかった。

と、興奮するのも、つかの間・・・
歌う曲が英語モノのオンパレードで気持ちが冷めてきました。

大劇場での「Now Zoom Me!」でも思ったのですが・・・
英語の歌は、英語を母語にする人たちがすんごく上手に歌っているんだから、望海さんには日本語の歌で頑張って欲しいんです。
望海さんの英語はけっこう、カタカナ英語のように私の耳には聞こえます。
私自身が英語を話せたり聞き取ったり出来るわけじゃあないけれど、それでも望海さんの英語の歌は英語圏の方の英語ではないとわかります。

英語モノのラインナップでひとつだけしっかり覚えている曲が、「ドリームガールズ」。
サビで何度となく「dream girls」って出てきて、望海さんもコーラスの女性ふたりも発声は抜群なのだけど、発音はあくまで日本語の「ドリームガールズ」でした。「ドリーム、ガーーーッ!」って感じかな。

日本語がいい・・・

って思っていたんですけどね、それからしばらくして、驚きの展開になったんですよ。

まるで私の気持ちがステージに届いたかのように、

「星から降る金」

が、始まったんです。

これ!
春野寿美礼さんバージョンが東宝の公式チャンネルにあったのでリンクしておきます。
私は東宝の「モーツァルト!」を観た事がないんですが、この歌すんごく好きなんです。
春野さんの歌声がすんばらしい。

そんな私がこの度はじめて、だいもんバージョンの星から降る金を聴いて・・・

泣きました。
比喩じゃなく、本当に。

もうあんまりにも、心にしみて。
男役よりだいぶ高いキーのはずだけど、らくらく歌いこなしていましたね。
そしてパワフルさは男役の名残を感じました。

とにかく、すごかった。CDや配信では絶対に得られぬ感動をいただきました。

この一曲が本当に本当に、素晴らしかった。
曲が終わる頃には鼻がズルズルで、かるーくすするつもりが大きな音を立ててしまい恥ずかしかったです。これからSPEROに行く方には大きめのハンカチを手に握りながら、をオススメします。

で・・・
私にとっては、泣くほど感動した生歌はこの一曲だけでした。
その後の久保田利伸さんや鬼束ちひろさんのヒット曲もお上手でしたし、とくに鬼束さんの「月光」は望海さんの声質にマッチしていたように思います。英語の歌よりはうんとありがたいです。
けれど・・・これらの歌はやっぱり、久保田さんの、鬼束さんの歌なんです。
生オケだろうと、どんなに上手かろうと、他人が歌っているとどうも私には、響かなくて。

望海さんがJ-POPを歌うのは、もったいないです。
望海さんの超絶歌唱力は、ミュージカルソングじゃないと活きない。
私はそう、思っています。

あっという間の100分でした。
トークなどあり実際はもう10分ほど長かったように思います。
観劇後、規制退場待ちしている間、

だいもん・・・
星から降る金、むちゃくちゃ良かったよ。
本当にありがとう。
ねぇだいもん・・・
ミュージカルメインの活動じゃ、アカンかったん?
梅芸に所属してミュージカルに専念、たまにコンサートってわけにはいかなかったん?
舞台でまた、だいもんの歌を聴きたいよ。
コンサートするならこんな大所帯にしなくていいよ、だいもんだけでいい。
ねぇだいもん・・・
ナベプロはだいもんの気持ちに沿って、あれこれ手配してくれそう?

なんて事を思っていました。

ようやく梅芸を出たので、帰りにも記念撮影にチャレンジ。
けれどSPEROペンライトを片手に記念撮影する人がとても多くって。で、私の前の方がえんえんと撮影と確認を繰り返していましたので、前の方やペンライトごと撮影しました。

いろいろ書きましたが私も間違いなく、望海さんの歌声に惚れ込んでいるひとり。
今後はミュージカルで活躍して欲しいし、コンサートをするにしてもスリム化して、サスティナブルな形態でやって欲しいです。

さて、おまけで・・・
美しい望海さんの二の腕と全く異なる、

私の二の腕でも、見てやってくださいw
育児経験のあるなしって、二の腕に出てきますね。どうしてもたくましくなるから・・・

で、このたくましい二の腕で、デカくて重たい双眼鏡を頑張ってホールドしましたw
かなり広角なんですが、ステージ中央で歌う望海さんと、端っこでサーカスしている女の子を同じ視野に入れる事は出来ませんでした。せっかくだからとサーカスを見ると、望海さんのお顔を拝めず、歌声に集中出来ず・・・
申し訳ないのですが、とにかく望海さんに集中したかった私にとってサーカスは不要でした。

Bitly


コメント

  1. きづく より:

    たーさま、こんにちは!

    きづくです!
    わたしは、昨日、七海ひろきさんのライブに行きました。

    とにかく思ったことは、ななみんキングレコードに音楽関係任して良かったね!!最高だよ。でした。
    キングレコードさんは、七海さんみたいなタイプの売り方ノウハウをこれでもかと持ってるので、ダンサーやバンドメンバー(退団後から)、ライティングなどの演出がヅカogではなく、普通のアーティストやアイドルコンサートぽくて、YouTubeにもバンバンあげてるのも遣り手だなぁと感心してます。あと、オリジナルソングでまわしていけるのも強みですし、めっちゃ良い曲ばかりで,,,,,,。とにかく、自己プロデュースと事務所、(新規)ファンがWin-Winの関係なら長続きするんだろうなと思ってます。芝居にライブにトップでも大変なのに仕事が途切れないのは脅威的ですよね。

    なんでかというと、北翔さんのライブをWOWOWで見たときにがっかりしちゃったんですよね。彼女の場合は完全個人なので、舞台にかけたであろう資金やセンスといったものがプロ興行とは全く思えなくて、なんかもう。やっぱり宝塚はすごいなぁ(ジエンタの100人超ロケットや桜華の最後の殺陣のオマージュをやってたので)と再認識(体型や所作や衣装が大人数できちんと揃ってるのは宝塚の強みだなと)。今でも思いますもん、ミュージカルはもういいの??って。でも、あの頃、北翔さんもファンもイライラ、ジレンマがスゴかったもんね。今が幸せなら良いか。とも思ってます。

    望海さんは、宝塚トップogあるある状態にあるのかもしれませんね。柚希さんも卒業後はチケットが売れず(在団中に武道館ライブやってるから売れるはずとなったんでしょう)どんどん規模縮小していったし。やりたいこととファンが望んでいることと実際できることの差が解離しすぎると大変でしょうね。
    在団中にチケットが取れなかった、人気者だったから今回の興行予定になったんでしょうが、卒業した後は、(世間一般では)ただの人になっちゃうのがネックですよね。

    ナベプロさんの舵取りがうまく行くといいですよね。せっかくの逸材なんだから。

    暑さにとろけそうです。たーさまもきをつけてくださいね。あと、玉三郎さんの感想も楽しみにしてます。
    来月の歌舞伎座公演に、にざたまの四谷怪談があるのでチケット取り頑張ります!

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      きづくさーん、七海ひろきさんのライブを満喫されたんですね。いいなぁ。
      当初、キングレコードと聞いた時は驚いたんです。よく知らない着物姿の演歌歌手をたくさん抱えている事務所のイメージだったので。ですが今はポップスの歌手もたくさん所属しているんですね。
      老舗なだけに、地域のスナックを回ってポスターを貼ってもらうといったベタな売り込み方をする事務所かと思っていたんですが、新しいノウハウも持っているんですね。先程七海さんのYoutubeをチラ見しましたが、「レコード」と名がついた会社が動画配信しているんだから時代も変わったなぁとしみじみ感じます。うちの娘なんて、レコードを生で見た事がないんですから。

      Win-Winの関係なら長続き。
      そりゃ、そうですよね。どちらにもメリットがあれば、長続きする。夫婦でもそうですよw
      キングレコードなら小規模なイベントにもすごく強そう。七海さんはすごく身の振り方が上手だと思います。
      こんな事を言うのも何ですが・・・トップスターにならなかったゆえ、退団後に堅実な道を進んだのかもしれません。

      トップスターOGがことごとく苦労しているのは、きづくさんがおっしゃる「OGがやりたい事とファンが望む事と実現できる事の差」にあると私も思います。
      柚希礼音さん、レオンジャックシリーズをこの度ダウンサイジングしましたね。4にして梅芸のメインホールではなく、シアドラにしましたので。もしかしたら2からシアドラで良かったかもしれません。
      望海さんはもっと速やかに決断し、次のコンサートからダウンサイジングしてくれたらなと思います。そのあたり、うまくナベプロがやってくれたらと願っています。
      望海さんが類まれな逸材である事は間違いないです。ミュージカルをするために産まれてきたに違いない!って冗談抜きに思います。ピチピチに若いわけではないんですから、バラエティ番組に出たりで時間を浪費せず、ミュージカルメインにたまにコンパクトなライブ・コンサートに励んでいただきたいです。それが望海さんやナベプロ、ファンにとってWin-Win-Winではないかと。

      北翔さん・・・どうして、ずっと個人なんでしょうね。ご主人がご主人だけに、松竹が良さそうなのに。
      WOWOWでライブが放送されたんですね。そうですか、シロウト仕事っぽい興行だったんですね。なんか残念。きっと高いライブだったんだろうし。
      ビルボードライブ大阪の公式サイトを見てみましたが、辛島美登里さんや古内東子さんといった私にとって思い出深い方々が7,000円代でライブをしてくれるのに北翔さんの万超えはやっぱ、高すぎるw
      ミュージカルは拘束期間が長そうだから、お子さんが小学生になるくらいまでは出来ないかもしれませんね。

      なんか本当に、ナマの舞台が好きすぎて困ってますw
      歌舞伎も実に、すんなりフィットしましたw
      イヤホンガイドのお陰ってのもありますがw
      じ、実のところ玉三郎さんは「おばあさん」にしか見えなかったんですけどね・・・役柄的に、女性らしい所作と真逆のキャラでしたし。一方で、すんばらしいスターに驚愕しました。
      いろんな予測をしながらの歌舞伎観劇デビューでしたが、予測通りとはいかなかったです。それがまた、楽しかったです。
      きづくさんは来月の歌舞伎座公演に行く予定なんですね。
      大阪松竹座と南座で随分と雰囲気が違うので、歌舞伎座にも行ってみたいです。東京宝塚劇場や帝国劇場やKAATや日本青年館ホール、四季劇場にも行きたいなぁ。やっぱ観劇を楽しむには首都圏が一番ですね。

      毎日暑いですが、ひとりで自宅にいる時はエアコンを使わないんです、私。
      うちのエアコン、むっちゃお金かかるのでw
      それにエアコンを使うとそれはそれで、身体が冷えすぎるんですね(夫や娘の望む温度が低すぎる)。
      調整が難しいですが、自分なりにご自愛しようかと(文法が変だけどお許しをw)
      きづくさんもどうぞご自愛くださいね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. 朝山 より:

    こんにちは。初めまして。たーさんよりだいぶ年上の地方在住細々宝塚ファンです。いつも楽しく拝読させていただいております。
    望海風斗さんのコンサートで『星から降る金』を歌われると知り、どうだったかなぁーと思っていたのですが、たーさんのブログでそのことに触れていただき嬉しかったです。素晴らしかったのですね。
    私も『モーツァルト!』は観劇したことがないのですがこの曲は大好きです。YouTubeで香寿たつきさんの『星から降る金』を観て泣きました。(違法かしら…?)ファンというわけではないのですが、香寿さんの歌声が好きなのです。この曲が入ったCDを出されていると知り、購入して毎晩寝る時に聴いています。さすがにもう泣きませんが全然飽きません。
    娘にYouTubeを見せて「この曲泣けるよね」と言うと「そお~?!」という返事だったので、これは親という心の琴線に触れる曲なのだろうと思います。私はひそかに『可愛い子には旅をさせよソング』と呼んでいます。
    春野さんも素敵ですが機会がありましたら是非香寿さんの『星から降る金』もお聴きください。お勧めです!
    長文失礼しました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      朝山さん、コメントありがとうございます。ラジオへの投稿では徹底的に添削されまくった私の文章ですが(ゲンナリしてもう投稿やめました)、ブログでは楽しく読んでくださる方もいらっしゃり本当に嬉しいです。励みになります。

      不正はだめよ、ダメダメ!ですが・・・私も聴いたことありますよ、香寿さんの「星から降る金」。すごーく好きです!
      えっと、動画を観たのはまだその、何が正当で何が不正や違法なのかよくわかっていなかった時代の話ですからねw
      私は初演のエリザベートを円盤で観まして、タータンルドルフに心酔したんです。私にとってベスト・ルドルフ。なのでウィキってみたり動画を探してみたりと、あれこれ調べたんです。
      宝塚は昔からオニだったんですねぇ。退団すると宣言したタータンに初演ルドルフの話をチラつかせて翻意させたのに大劇場だけでやらせて、東京では和央さんにルドルフさせたんですから。
      それでも努力を怠らずトップになり、退団後も舞台で頑張り続けてくれるタータンに感謝感謝です。なんというかあの声は特別!ただ上手いだけでなく個性とセクシーさがありますね。そしてお顔立ちとフィットしているように私は感じます。

      「可愛い子には旅をさせよソング」ですか~ なるほど~
      確かにうちも、娘にとっては「ワンオブミュージカルソング」のようですね。
      現在の娘は甘えたと反抗期が混合しており、親として育児のラストスパートに疲れを感じますがその時はこの歌を聴いて癒やされたいです。
      望海さんの歌声は本当に完璧でした。朝山さんにも是非聴いていただきたいです。
      歌声があんなに安定しているのに、なんか環境が不安定のように感じるのが残念です・・・

      コメント本当にありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • 朝山 より:

        お返事ありがとうございます。
        動画のことを書いてしまったので、承認ならないかなぁ~?と思ってました。私はまだまだ分かってないので。オマケしていただけたのかな?
        地方民なので噂話には全く縁がなく、香寿さんのルドルフの件も初耳でした。香寿さんは達者すぎて重宝されてアチコチ動かされるのかなーと思ってました。
        たーさんのお話はいろいろ興味深く、賛同することも「ん?」と思うこともありますが、全て楽しく拝読しています。香寿さんの『星から降る金』ちょっと考えれば当然ご覧になっているだろうと分かりそうなものですよね! 失礼しました。
        香寿さんは色々な声をお持ちですよね。フィナーレで娘役さんに囲まれて歌っている時「甘い声ってこういう声を言うんだろうなぁ」と思ったことを覚えています。
        なかなかコメントは書けませんがこれからも楽しみに読ませていただきます!

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          朝山さん、追加のコメントありがとうございます。
          動画の事は難しいですね。ま、マジマジでヤバいものはYoutubeが対処するでしょうから、長年残っているものはお目こぼしの状態なんでしょう。
          タータンの事はウィキっただけです。ジェンヌ現役時代に社会人枠で慶應に合格したものの、ルドルフになったので入学しなかったそうで。はい、歌もダンスも演技力も達者な方なだけに、アチコチ動かされたのかもしれませんね。

          1年ほど前に東宝版エリザベートを借りまして、タータンの声を聴いたんです。
          息子から姑になったタータンのグレードアップぶりといったら!トップスターが女性に戻るにあたり苦労が絶えないようですが、タータンはスムーズに行ったのかな?
          そのあたり、リアルタイムを知らないのが残念です。

          さて・・・
          私の記事に「ん?」と思う事がありつつ、読み続けてくださって嬉しいです。
          人それぞれ違う事を考えて当然なはずですが、宝塚は同調圧力がかなり強いらしく「ん?」どころではない激しいクレームをぶつけてきた方もいましたので。
          今はふてぶてしく言いたい放題している私ですが初期は随分と凹んだりもしました。あ、そういえばこのところしばらく来ていないな、クレーム。

          あっその、読み続けるよう強制しているわけじゃないですよw
          読むのも読まないのも自由ですもん。
          コメントするのってエネルギー使いますしね、よっぽど気に入った時や、あるいは「ん?」って思った時にいただけると幸いです。
          「非公開で」と書き添えていただいたら私だけが読んで公開しないままにしますし。

          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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