完全に勘違いしていました。
「トークスペシャル in 宝塚」って新しいトークイベントなんですね。参加者は宝塚大劇場公演の出演者3名で、皆さん新人公演を卒業している学年なのは「ステージトーク」との差別化のためでしょう。
そう、私は新人公演で主演した男役・娘役2名による「ステージトーク」とごっちゃにしていたんです。
宝塚ファンになって間もなかった5年前に1度だけステージトークに行きました。作品のエルハポンそのものは好きじゃなかったけれどステージトークはとても新鮮だし楽しかった。覚えているのは花宮沙羅さんが「お肉は嫌いでチョコレートが大好き」と言っていた事と、帰り際に風色日向さんから手渡しでカードを受け取った事だけなんです。だけど私の脳内で「楽しかった」な思い出になっています。
エルハポンのステージトークは大劇場内(確かエスプリホール?)での開催でしたから、この度のトークスペシャルの会場が宝塚ホテルの宴会場「琥珀」なのもすごく嬉しくって
ルンルンと向かいました。
でね、、、結果だけ言うとあんまり楽しくなかったです、なんか劇団にムカついちゃって。
あくまで私が勝手に想像しているだけですが、私設ファンクラブのやり方をパクって集金しつつジェンヌさんには還元していないイベントのように感じてしまいました。それに劇団の都合ばかり優先されていて参加しているファンの気持ちは後回しになっているようにも思ったんですよ。
勝手にいろんな推測をする私の責任で楽しめなかった事を念押ししておきます、段取りはいかにもプロが入っているっぽくスキがなかったのだし。
ただただ痛感しました、
もうエルハポンステージトークに参加した頃の私には戻れない
って。
そのあたりは後でもうちょっと述べるとして、会場の様子をお伝えしますと
琥珀は宝塚ホテルの2階にあります。場所としては1階にある宴会場「宝寿」の上くらいかな?
受付はこんな感じになっていて、
記念品のミネラルウォーターを受け取りました。
ボケちゃっててすみませんがボトルネック部に記載されている賞味期限は2025年9月26日。販売者の「大和美術印刷株式会社」を調べてみたら様々なオリジナルグッズ制作をしているらしく、
まさにこの「販促水」かと。残念ながら価格はわかりませんでした。
トークスペシャルの様子に戻りますね。座席はチケットに記載された整理番号順になっていて
会場入口の張り紙をチェックすると400番までありました。いわゆる「シアター形式」ですね。
中はこんな感じ。
公式サイトによると宝寿は903平米の大宴会場で琥珀は542平米の中宴会場です。私は憧花ゆりのさんのディナーショーで宝寿に行きまして(記事はこちら)、体感的にも琥珀は宝寿の半分くらいだと思いました。
でね、、、
うーん、内容はステージトークと似た感じかと。
どうゆう経緯で選ばれたのか不明な司会者(名前を聞き逃しちゃいました)がまずひな壇に登場し、続いてジェンヌさん達が登場しました。この度は紅羽真希さん、侑輝大弥さん、詩希すみれさん。
公演中の「エンジェリックライ」についてのトークと抽選会のトータル1時間ほどでイベントが終わり、その後ジェンヌさん達のお見送りがあったのですが・・・私にとっては「なんちゃってお見送り」だったんですよね。すごく距離がありました、5メートル以上?そんなにも離れたところで手を降る3人を拝みながら帰路につくんです。
その際に無表情の黙りこくったスタッフさんからカードを受け取りました。ものすごくガッカリしましたよ、てっきりジェンヌさんが手渡してくれると思い込んでいたので。
もしかしたらころなの後に宝塚ホテルでの開催となったステージトークでもそうなのかもしれません。だけど私の記憶は風色さんから手渡しされた時のままだったから本当にガッカリしました。
でね、ガッカリした事もありすっごく気持ちが冷めてしまって、この新しいイベントがジェンヌさんにも宝塚ファンにも優しくないように感じちゃったんです。
ステージトークにせよトークスペシャルにせよ、もともとは私設FCの「お茶会」がベースになっていると私は想像しています。参加した事はないんですがお茶会でも5m離れてのお見送りなんですかね?
お見送りは離れているとしても、
出演者への手紙や差し入れは禁止なんて事はありませんよね?
時間は短いしお見送りは遠いし「お願い」が多いのに、
4,000円
と価格だけは立派なんですよ。確かステージトークはもっと安価だった気がします(記憶あやふやです)。
4,000円が400人だから160万円・・・で合っていますよね?
それなりの大きなお金です。
その中の一部でも果たしてジェンヌさんに還元されているのでしょうか?そうなら4,000円でも良いけれど、でもきっとそうじゃない。
4,000円のうち300円をジェンヌさんへ還元すればジェンヌさんひとりにつき40,000円受け取れる事になるけれど、でもきっとそうはなっていない。
3人ともとってもおしゃれな私服でメイクもキメキメでした。
ご多忙の中でトーク内容の打ち合わせもしてくれたはず。
だけど、きっと、タダ働き。
それこそ「持ち出し」じゃないですか?メイク用品にせよ高そうな服にせよ。
私は私設FCには問題がありすぎると思っています。
だけど劇団がジェンヌさんを安価にこき使う中でもジェンヌさんが品位を保つために支えているのは私設FCなのだろうとも思っています。
ベテラン男役の紅羽さん、若手ながら大人気な男役の侑輝さんには私設FCがありそうな気がするんです。一方で娘役の詩希さんにはたぶんないんですよね?詩希さんはチークやアイシャドウの使い方が本当に素晴らしかったしお姫様のような服(トークでは「天使のイメージ」との事だった)もピンヒールもいかにも高級そうで、時間的にも経済的にも準備が大変だったろうと思ってしまいました。
ジェンヌさんは新人公演を卒業したら劇団と直接の雇用契約ではなくなるそうです。
この度の3人は皆さん新公を卒業しているのですからイベント出演ぶんの手当は出して欲しいし、その手当を励みに「ファンへのカード手渡し」をして欲しい。
それに服装は舞台で使っている衣装で良いんじゃないですか?
実際どうなっているのかは全くわからないままです。
ただただあくまで、私が想像しているだけ。
念押ししますがあくまで私にとっての「トークスペシャル」でした。
コメント
こんにちは。
トークスペシャルに参加されたんですね。コロナ禍前は東京で開催されていて、東京公演中の組の生徒さんのうち、同じ様に男役2名と娘役1名が出演していました。私もご贔屓様が出演した回を観ています。
確かに内容はお茶会と同様かも知れません。強いて言えば少し「よそ行き」感があるかな?と思います。
東京の時は生徒さんからカードの手渡しがあった様な気がしますが、なにせかなり前の事なので記憶があやふやです(^_^;) コロナ禍以降、形態が変わったのかも知れませんね。残念な事ですが。
トークスペシャルは劇団からのお仕事なので、賃金は発生していると思いますよ。具体的には分かりませんが。
余談ですが、お茶会でも、生徒さんによるお見送りがあるのは下級生の時迄です。会立て(登録した私設FCが出来る事)した後だと、生徒さんのお見送りはない様に思います。
会立て前の場合は、お見送りがあってその時に握手が出来たりプレゼントやお手紙を直接渡せるケースが多いですよ。
娘役さんは、トップにならないと会立てはしないのでこのケースが殆どだと思います。
お茶会・お茶飲み会(最近はどちらも「Tea party」と称しているみたいです)は男役さんも娘役さんも参加していますが、小規模な程アットホームな感じがして楽しめると思うので、もしたーさんが参加する機会があれば、下級生さんをオススメします。
GINさん、はい、トークスペシャルに行ってきました。ころな前は東京でやっていたんですね。建前は「宝塚友の会会員のみ」という触れ込みですが「関係者受付」があったって事は実際は違うわけで。侑輝さんはよく目立つ天使の羽根デザインのネックレスをしていたので「私設FCが用意したんやろな、座席にしたって(抽選ナシでオッケーな)FC枠があるんやろな」と推測しちゃいました。
それなりに支度が必要なので賃金なり手当が出ていると良いなとは思います、ただ契約が年俸制なら「舞台だろうとイベントだろうと何もかも込み」な気がして、、、
お茶会でも生徒さんのお見送りがあるのは下級生の時までなんですね。
へー、私設FCが出来上がる事を「会立て」というんですかー、教えてくださりありがとうございます。「登録した」というのは劇団が登録したって事でしょうか。ここまで癒着していても劇団は私設FCにトラブルが発生した際に責任を取ろうとしないんでしょうね。
えっと、会立てをしていなくてもお茶会はあって、その際は生徒さんがお見送りしてくれるという事でしょうか?
そして娘役はトップにならないと会がないんですよね、この事は他の読者さんからも教えていただきました。
はい、下級生の小規模なお茶会ほどアットホームなんでしょうね。いつか参加してみたいです。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
所謂「私設FC」と言われているものは歌劇団に「設立している事を報告している」といった感じです。私設FCがなくても後援会みたいなものは各生徒さん方にありますよ。まぁ私設FCも後援会みたいなものですが。
で、私設FC主催の場合は「お茶会」、そうでない場合は「お茶飲み会」と表現されています。内容は殆ど一緒ですが規模が違います。
どんなに人気のあるスターさんでも、最初は参加人数数十名の「お茶飲み会」からスタートしてます。なのでお見送りも可能なんです。会場使用時間の関係もありますしね。
劇団側は「ある事は把握しているけど関知はしてないです。」って建前なんでしょうね。創成期はファンの事を「お友達」と称していたそうなので、その「精神」を受け継いでいるのかも知れません。
GINさん、私設FCについて教えてくださりありがとうございます。認定されるには劇団への報告が必要なんですね。それはきっと「劇団からチケットを融通してもらえる権利を得る」事であり「チケットノルマが課される義務が発生する」という事でもあるのでしょう。
私設FCは「権利や義務がある後援会」みたいな感じ?もちろん(私設FC化していない)後援会でもそれなりのお金や人が動いているのでしょうが、、、
はい、すごいジェンヌさんでもデビュー時は普通の女の子なら高校生か大学生ですもんね。その頃から目をつけて小規模なお茶飲み会時代から応援しているファンの一部が私設FC化後に幹部になるのでしょう。
劇団が私設FCをどう思っているかは元プロデューサーだという森下信雄さんが著書「宝塚歌劇団の経営学」で述べているように思います。私は「劇団はファンを劇団に都合よく利用しています☆」な自慢話のように感じました。
創成期の劇団はファンを「お友達」と呼んでいたんですね。
当時からチケット代が発生しているはずですから純粋なお友達ではないはずで、恋愛ビジネスならぬ友情ビジネスなのかも?初代フェルゼンが騙した相手も長期間「お友達」だったのでしょうきっと。
どんな事にもメリットとデメリットがありますが、劇団が受け継いでいる「精神」は現役ジェンヌにとってはメリットがあっても退団した途端にデメリットが大きくなりやすいのかもしれません。
そして劇団はメリットだけを追求しすぎてデメリットをスルーしたために「究極の犠牲者」が出てしまったのではないかと私は推測しています。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
今、(たーの判断で消去しました)。
こそっとコメントで情報を忍ばせますね。
私の次回の観劇だと間に合うのか微妙。チケット取り方間違えました。
おかちゃんさん、とっておき情報をありがとうございます。
「こそっと」「忍ばせます」とあったので内容は消去させていただきました。
明確に非公開希望と記載されてはいないコメントだけに悩みました。時折そういったコメントが届きまして基本的には「迷ったら非公開」にしていますが今回は本文を編集して公開する事にしたんです、非公開希望でしたらお返事ごとそうしますのでお知らせいただけると幸いです。
とっておき情報と手持ちチケットのスケジュールが合わないようですね、よければ結果報告をお知らせください。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。