娘の「友達が合格した!」発言がウザい

その他の宝塚

いったい「友達」って、何をもってそう、定義するんでしょうねぇ。
親族なら血や戸籍でつながっているので、明確。
異性とのお付き合いも一応、つながりの有無で区別出来る・・・かな?
必ずしもそうとは限らないけどねw

一方、友達ってむっちゃ、アバウト。

今朝娘がすごくソワソワしていて、どうしたん?って聞いてみたら

「だって今日、合格発表やん」

なんて言ったんですよ。
何度も受けて(そして落ちて)いる英検?今度こそ合格したいもんねぇ、と相槌を打ってやったら、娘は「違う!今日は」に続けて

「宝塚音楽学校の合格発表やん!」

なんて言い出しまして。

は?
あんた、受けてないやんwww
って鼻で笑ってやったら、
「友達が、受けてるねん!」
って。

そうこうしているうちに10時を5分ほど過ぎ、ラインがピローン♪
「あーっ!友達、合格したって!!!」
とまぁ、リビングの窓が割れんばかりの大声が響き渡りました。

そりゃあ良かったねぇ。
って相槌打ちますよ。私としては。
ホンマに心の底から、そう思いましたしね。
で、

何の友達なん?
って続けたんですよ。

クラスメイト?部活仲間?
それとも小学校時代からの?
どんなお友達?
って。
親なんですから、交友関係は気になるところですしね。
娘は多くの生徒が中学受験をする公立小学校から私立中学校に進学しており、バレエをしている友達は珍しくないし、その中に音楽学校を受験する子がいてもちっともおかしくないんです。
なので合格する友達がいても「ありえない!信じられない!」とは思いませんでした。

でもねぇ、、、
娘の返答を聞いたらねぇ、もう、
ガクッ!!!
って、しちゃって。

だって、だって、
(合格した)その子・・・
全然、娘の友達じゃあ、ないんですよ。

合格の知らせをくれたのは、私も会った事がある、娘の友達でした。
で、この友達が、音楽学校に合格した子の友達と、友達だそうで。

つ、ま、り、

合格した子

合格した子の友達

合格した子の友達の友達
(娘の友達でもあり、私にとっても顔見知り)

うちの娘

で連絡が来たわけでねぇ、合格した子は娘にとって、まごうことなき、他人様なんですよ。

なので娘には「ぜんぜん友達とちゃうやん」って言いました。
つい、「直接話した事、あるん?」とか「その子の連絡先を知ってるん?」とか、畳み掛けてしまいましたよ。
まぁでも、ほどほどにしておきました。娘が宝塚にすごーく憧れているのはよーく、わかっていますしね。

現実は厳しいです。
娘はこれから、それを目の当たりにするでしょう。
この度の合格発表の連絡を最後に今後、友達の友達を頼りにしても、合格した子の情報を得る事は出来なくなるでしょうから。

どうか娘には、もう二度と合格した子を「友達」なんて呼ばず、密かにコッソリ、彼女の幸せを願いながらすごしてもらいたいです。
親としては文化祭を皮切りに頑張ってチケット、応募しますから。

それにしても・・・
ひょっとしたら音楽学校に合格した子達は皆、たくさんの知らない人達から「友達」と呼ばれているんでしょうかねぇ。
ガードが固くなるのも当然です。

コメント

  1. おかちゃん より:

    そうそう、友達ってにわかに増えるものです。私も子どもと同級生の菅田将暉君や吉岡里帆ちゃん身近とわかっても本人とは他人だし(笑)。タカラジェンヌさんになった人と直に学校で一緒に過ごしていた子どもはむしろその事をシャットアウトさせたし(笑)。友達ってなんやねんです。繋がることが幼いときは楽しいからねえ。若いときは武器に見えますよね。年取るとリスクにしか思えないんだけど‼️。ジェンヌさんを応援するのも素敵な時間。どこまでの線引きはしつつ楽しんでくださいね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、いつもありがとうございます。
      はい、友達って何なんでしょうね。
      これってね、子どもだけじゃなく大人でもある話だと思います。有名な人、特別な世界にいる人に親しみを感じても、相手からしたら赤の他人なんですよね。

      私は有名人にはさして興味ないのですが、ほんの数年前まで、身近な人達とのつながりをけっこう、重んじていました。
      「苦労や悲しみというものは、たくさんの身近な人達と繋がる事によって軽減される」と、信じていたんです。
      が、そうでもないですね。むしろ苦労が増えたりね。
      おかちゃんさんのおっしゃる「年取るとリスクにしか思えない」の心境になりまして、リアル生活の困難について身近な人達に話さなくなりました。このブログでちょいと漏らしてますけどねw

      娘には娘なりに、今回合格した子への思い入れがあったようです。
      「実際に至近距離で見た事があったから、テレビでしか見ていない子達とは違う」って。
      でもまぁ、テレビでしか見ていない子と同じなんですよ。立場としては。
      線引きを学ぶ良い機会になったと思っています。

      いつもいつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. なるほど

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おしゃれな ラグ カーペットさん、書き込みいただいたURLを確認させていただきました。
      宝塚と全く関係ないサイトのように感じましたので、この返信に記載するのは見合わせていただきました。
      コメントありがとうございました。

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