上田久美子と蘭乃はな

ジェンヌさん

ねぇねぇ、みんな忘れてませんか?ウエクミの事。

私は寝室での療養中にこの記事を読んで、ずっと待っていたんです。
コメントが付くのを。
ウエクミ演出のオペラで、蘭乃はなさんも出演するんですよね。記事にはウエクミだけでなく蘭乃さんのコメントも載っていますし、それなりに注目されると思っていました。
でも・・・1週間過ぎてもコメントがゼロのままなんです。その間に月組の退団者が発表されてヤフーニュースになったらコメントが付いていました(たとえばこの記事)。
わかっているつもりでしたがやはり、宝塚ファンは現役好きが多いんですねぇ。ジェンヌさんだけでなく脚本家も退団したら注目しなくなっちゃうなんて。

今後ウエクミはどうするんだろう?
記事がこれほどに注目されないなら、演出するオペラにしたってさして注目されないでしょう。
退団後早々に宝塚の悪口をつぶやいているうちは宝塚ファンの中で話題になっていたけれど、もう飽きられたんですね。過去の人になった。今後は宝塚に噛みついたってさしたる話題にはならないかもしれません。
私は細々と、オペラ後のウエクミについて出来る範囲で調べるつもりです。

でね、私はオペラでの蘭乃さんにはさしたる興味がないものの、

鷺娘はすごく観たかった。
残念ながら東京でしかやらないようですね。

私は蘭乃さんを生で拝んだ事はないけれど、ジェンヌ時代の配信などでダンスが飛び抜けて素晴らしい事は理解しているつもりです。
だから日本舞踊にしたってとんでもなく素晴らしいと思うんですよ、ホンマに観たかった。
別料金でお茶会もあるそうですからこちらも参加したかったです。お高めなお茶会ですしね、ムーミンのトレーナー姿で乱入したら楽しそうでしょう?ふふふ
ご興味ある方は蘭乃さん公式ブログの「第92回錦会「鷺娘」出演&お茶会開催のご案内」の記事を訪ねてみてください。きっと舞踊もお茶会も素晴らしい内容でしょう、私はホンマそう思っています。

ちなみに私、鷺娘は予習済みなんですよね。
NHKの「古典芸能への招待」で尾上菊之助さんの鷺娘が放送されていましたから。
何とも妙な踊りなんですよ、

かなりしんみりしたスタートなのに突然パァァーッと明るくなるんです。
これねぇ、解説がないと脳内が「???」になる事、間違いなしw
NHKは副音声で懇親丁寧な解説をしてくれます。人間との恋が叶わなかった鷺の精霊が恨みつらみの心で踊るスタートなんですが、その後早変わりをして江戸の町娘のルンルンモードで踊りだすそうです。このあたり突っ込まずに「観客は穏やかな気分で楽しむもの」なのだそう。でね、町娘かと思えばラストにまた、鷺の精霊に戻るんですよ。これまた「そうゆうもの」らしい。そして圧巻のクライマックスへ・・・まぁその、ずっと鷺の精霊のままじゃ辛気臭すぎて間が持たないので町娘モードもあるのかな?ホンマ日本舞踊は難しいですね。
菊之助さんは声が素敵ですから黙りきったままの舞踊は少々寂しいけれど、抜群のしなやかさです。これを蘭乃さんならどう踊ってくれるかホンマ興味あります。

私と同様に東京で生の蘭乃さんを拝むのは厳しい方には・・・
蘭乃さんが進行役を努めている、

「とどけ明日へ~継承の轍~日本舞踊公演」

はいかがでしょう?動画サイトで12月25日までの期間限定配信です(無料)。
解説が一切ないのでずっと観ているのは正直しんどいですが、何となく流しても良いんじゃないかと。

蘭乃さんは去年も同様のイベントの進行役をしていまして、去年はサイズが小さすぎる振袖を着て上手から登場していたのでかなりビックリだったんですよね(感想の記事はこちら)。

今年はジャストフィットな振袖姿で下手から登場していました。

コメント

  1. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    上田久美子さんの記事についての情報をありがとうございます。記事を拝読しまして、古典オペラの現代的な演出として、歌手とダンサーの2人1役という試みとか、日本語歌唱でなくイタリア語歌唱に関西弁字幕とか、面白いチャレンジだと感じました。

    歌舞伎は、一応日本語上演&イヤホンガイドがあるから間が持ちますが、オペラは外国語で「愛してる」「私も」で10分以上延々と歌い、その間物語の進行は止まっていますので、配信ドラマを1.5倍で見る時代にオペラを客に飽きずに見せる工夫としてアリなのでは?

    配信があったら見たいです(でも、無いかなあ)

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさん、確かに「イタリア語歌唱に関西弁字幕」って、面白いチャレンジですよね。
      で・・・観たいですか?
      そっか、配信があったら観たいんですね。
      私はちーっとも興味ありませんでした。英語でも嫌なのに他の言語なんてさらに嫌。全く聞き取れない言葉を耳で受け入れつつ老眼にムチ打って字幕を追うなんて、少々面白い訳だろうが疲れそう。
      とはいえ他の人がどう感じるかは気になっており、この記事へのコメントを待っていました。ところがコメントはゼロのままだったし(今はふたつある)、おそらくこの記事を取り上げた宝塚ブログはなかったような気がします(ブログ村の宝塚カテゴリーをサッとチェックしただけです)。

      そう、今確認したらふたつコメントが付いているんですよね。ちなみにひとつはこんちゃんさんだったりします?

      はい、歌舞伎は聞き取りにくいけれど日本語だし、何よりイヤホンガイドがあれば楽しめます。それにねぇ、やっぱりしっくり来るんですよ。少なくともオペラよりは歌舞伎の方がDNA的に自分に合っているように私は思っています。
      ふふ、オペラって「愛している」「私も」で10分以上延々と歌うんですか?それじゃあ私は日本語でもしんどいかも~

      配信はどうでしょうね?バイオームではやっていたから、この時に採算が十分に取れていたらオペラだって配信するでしょう。結局はカネですよ。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました