[not宝塚]半年先のチケット

その他観劇、鑑賞

タイトル通り宝塚と関係ない上に、なんと!

ぜーんぶ架空

な記事をアップしてみます。
すべてフィクションです!先に念押ししときます。

それでは以下、パート主婦の創作記事にお進みください♪


「(私)さん、(某月某日某時間)のシフト変わってくれへん?」

パート先の休憩室で私に声をかけてきた先輩パート、年間さん(仮名)。夫婦して野球が大好きで何とあの球場の年間シートをペアで持っているとの事。
彼女に限らずパート先にはたくさんの野球ファンがいます。夫がかねてより言っていた「日本人に一番普及しているレジャーは野球。世間話するにあたり野球を知っている、いないでは大違い」が本当に本当である事を痛感しまくりです。結婚生活を通して夫のテレビ中継観戦に付き合ううちに最低限の会話が出来るようになって良かった。だって、
「(某選手)が本当にかわいい、あんな息子が欲しかったです」
「私も大好きー」
「(某選手)はメジャーに行くんですかねぇ」
「んー、そうかも」
といったライト級の会話でも弾むから。
でもって野球トークのついでに年間さんは仕事についてもいろいろ教えてくれます。私たちを管理する社員のうち誰さんと誰さんは昔付き合っていたんやで、みたいな事を含めて・・・

そんな年間さんのお願いですから喜んで引き受けたかったんですがあいにく先約が。ただし断るだけじゃアレなので一応事情を聞く事にしました。そしたら「(某月某日某時)から始まる先着順の(某球団)のチケットを買いたいんよ、いつもはダンナがしてくれるんだけどこの日は(某大学病院)の診察があるから私がやってみようかと」という事でした。

以下、私と年間さんの会話

「もう先着順があるんですね」
「年間シートを持ってる人だけの特別販売やねん」
「そうなんですかー、って(年間)さん、年間シートがあるんでしょう?なのにどうして先着順でも購入するんですか?」
「年間シートがあるのは(某球場)だけで、先着順で欲しいのは(某ドーム)のチケットやねん」
「ご主人が診察の合間を縫って取るのは?」
「スマホだと画面が小さいし外からだと予約画面になかなか繋がらないらしくって、自宅のWi-Fiとパソコンじゃなきゃアカンってダンナが言ってて」
(ここまでは流暢に話す年間さん&ふむふむと頷く私)

「ちなみに先着のやり方ってどんな感じです?」
「え?ん・・・わからん、今までやった事ないし」
「(某球団)公式サイトで買うんですか?それともぴあとか?」
「・・・わからん」
(急に失速する年間さん&この調子では先着順チャレンジは困難だろうと推測する私)

「そうですか・・・えっと、うーん、絶対の保証は出来ないんですけど、私がやってみましょうか?」
「え?ほんま?」
「この日は予定があるんで(年間)さんとシフトを交代する事は出来ないんですけど、(予約スタート時間)なら自宅にいますしWi-Fiもパソコンもあります」
「予定に間に合いそう?」
「以前母が好きな演歌歌手のチケットを先着順で取ったんですがそんなに時間がかからなかったので野球もそうじゃないかと。ただし保証は出来ないですよ、売り切れで購入出来なくてもお許しくださいね」
「ありがとー!」

以上でふたりの会話は終わり。ちなみに息を吐くようにウソをつきました。これまで宝塚、四季、歌舞伎と先着順に励んできた経験を伏せて母の推しを出してしまって。母の推しのチケットはファンクラブ会員だと漏れなく入手出来るんですよ、宝塚友の会も見習って欲しいものです。
それはさておき、その後は年間さんを経由すると手間取るためご主人と直接ラインでやり取りしてマジで私が代打に励む事になりました。
ここで私は野球ド素人が先着順チャレンジする難しさを痛感します。

・(試合日)ネ裏かスペA1、3でも可
・(試合日)スペB1か内1、なければいずれも3で
・(暗号みたいな指示)
・(暗号みたいな指示)
・(暗号みたいな指示)

アレンジしていますがマジで暗号のような指示が届いたんですよ。しかも複数。年間さんの話しぶりだと1試合だけっぽかったのにー
たまたま夫がそばにいてくれたので暗号はすぐに解けました。野球って席種が多いんですねぇ、しかも同じ席種なのに「一塁側」と「三塁側」があって、大いに違いがあるなんて。ちなみに夫は暗号解読の際に「面倒くさい事を引き受けたもんやな、全部取るのは多分無理やで」とイヤミを言ってきたんですよ。実のところ私も不安になりました。
それでも引き受けたからにはと、年間さんご主人に
・ご希望のチケットを購入できるかは一切わからない、ひと試合でも取れるよう努力する
・集中したいので先着順当日は連絡しないで欲しい、どのような結果であれ必ず私から連絡する
といったお願いをしました。

やがて来た当日。
私にとって初めて先着順チャレンジするプレイガイドではありましたが「事前にログインをしておく」「ログインが途切れないよう適宜リロードする」「時報を眺めつつ販売開始時間を待つ」といった基本的なテクニックだけで無事、年間さんご夫婦が希望する5試合すべての予約をサクと取る事が出来ました。宝塚友の会の先着順よりチョロかったですよ、うふふ。
申し訳ないと思いつつ保身のために年間さんご主人への連絡は1時間ほど過ぎてから「どうにか取れました」と。待ちわびていたよと言わんばかりに即既読になり罪悪感チクッ。だけど返事が「早かったですね!」でホッ。
しかも、
「すべて取ってくれたんですね!良ければ8月(某日)の試合、(私)さん御夫婦で行ってください」って。なのでありがたく譲ってもらう事にしました。


というわけで観劇では経験した事のない「半年後」のチケットを手にしたわけです・・・という、創作話でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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