南座で「松竹新喜劇 夏まつり」を観劇したと前回の記事に書きました。
普段はいつ観劇したかを明記するのが好きな私ですが、今回はボカしたつもりです。
南座の観客席でたまたまお見かけしたOSKの娘役さん達に思う事がありまして、記事にするにあたり観劇日は明かさない方が良いと判断しました。
少々ネガティブな事も書きましたが楽しくまとめましたので、お気軽に読んでやってください。
・・・
大劇場周辺をブラついていますと(特に宝塚南口方面)、ジェンヌさんらしき方が目に入る事があります。地味な服装でマスクをしていても、一般人とは異なる隠しきれぬオーラが漂っているものです。そんな雰囲気がOSKスターさん達にもあるんですね。南座の客席で、すぐにわかりました。
なんせ唯一無二の男役、桐生麻耶さんが出演している公演なんですから、他のOSKスターさん達が観劇に来るのは当然です。おそらく、日程を分散してすべてのスターさんが南座に来たのでは。
なのでスターさんがいる事そのものに違和感はないものの、この度お見かけした娘役さん達には、「隠しきれぬオーラ」だけではない目立ちぶりがありました。
だって、
どう見ても一般人じゃない雰囲気の、華やかな服装をした金髪ロングヘアの若い女性ふたりが、
どう見ても一般人にしか見えない雰囲気のオジサン・オバサン達に、
囲まれていたので。
まぁ、その・・・
ハッキリ言いまして、もし一般人がオジサンばかりだったら、飲み屋のママとチーママと常連客のように見えたかも。実際はオバサンも複数いたのでそのテイストはなかったんですが、便利なのでこの記事ではママとチーママと呼ばせてもらいます。
ママとチーママと一般人御一行は、三階席の中でも特別に良い前方の席に横並びに座っていました。
ママとチーママが中心で、両脇に数名ずつオジサン・オバサン。ママやチーママが、オジサンやオバサン達を接待している雰囲気はありませんでした。むしろ逆。
この御一行の座っていたあたりは、三階席後方に座っていた私が舞台に目をやると絶対に視野に入ってくるんです。正直好奇心もありまして、開幕前や幕間に様子を見ていました。
こういったメンバーでの観劇にどうこう言いたいわけじゃありません。
舞台人にタニマチというかスポンサーというか、そうゆう存在は欠かせないのでしょうし。
ただ・・・この度の娘役おふたりに、
「その観劇マナーは、舞台人として、どうなん?」
って私は、思ったんです。
コロナで観劇マナーが一変したはずなのに、ママとチーママは着席した状態でおしゃべりしていたんですね。飲み物もとっていたし。そうそう、ふたりして華やかな日傘を手すりにひっかけていたのも気になりました。
いずれも、一般人がやっている事なら私は、気にしません。大劇場でも大阪松竹座でも、いろんなマナー感覚の観客がいる事はわかっています。
けれど・・・舞台に出る側の人には、観客席に座っている間も舞台人としての品格をキープして欲しいし、観客のお手本のような存在であって欲しいです。
そんな期待があったから、実際のふたりの姿に、
こんな時期なんだからおしゃべりはガマンなさいよ。
飲み物だって、ずっと屋内にいるんだし若いんだからガマン出来るでしょ?
日傘にしたって派手な長傘ではなくシンプルな折りたたみにして、劇場内では畳んでカバンにしまえばいいのに。
って思ったんです。
そしてトドメというか、何より残念だったのが・・・
ママがとにかく、スマホをポチポチしまくりだった事。
片手を上げてスマホを自分に向けている時もあったので、たぶん自撮りもしていたのでは。
はっきり言いますが・・・
一般人らしからぬほど特別に目立つのに、観劇マナーは一般人そのもの。
まったくもって、品を感じませんでした。
若い女の子だもんなぁ。
宝塚だって、所属するジェンヌさん達は若い女の子がほとんどなんですから、スマホしたい、オジサンオバサンより友達とおしゃべりしたい、ってのは同じじゃないかと。
なので宝塚はジェンヌさん達の行動を厳しく制限するのかもしれません。
で、私としては・・・
今後のOSK公演がさらに楽しみになりました。
本当ですよ。
舞台での華やかな姿も良いけれど、結局は虚構の世界。
そんな虚構の世界に登場する女の子達の、本質を垣間見た気がしたんですから・・・萌えますね。
今後の公演がより一層楽しみになりました。
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