北翔まつり感想 満足には至らず

ジェンヌさん

私にとっては初めての国立文楽劇場。
最寄り駅は大阪メトロの日本橋駅(堺筋線・千日前線)か、近鉄奈良線の近鉄日本橋駅になります。どちらの駅で降りても7番出口が一番便利です。

文楽アピールが激しいので初体験の私でも迷う事なく向かう事が出来ました。
道中に文楽劇場の案内があったんですが

11月に「冥途の飛脚」をやるんですね。
宝塚の「心中・恋の大和路」は冥途の飛脚がベースになっています。和希そらさんと夢白あやさんの主演で観たものの異様に辛気臭かったなぁ(感想はこちら)。2022年7月の観劇ですからそう遠い昔の話じゃないはずなのに今や夢白さんはトップ娘ですし、和希さんは2度目の東上主演を済ませました(感想はこちら)。

あと私は南座の吉例顔見世興行で歌舞伎版の「冥途の飛脚(封印切の段)」を観ています(感想はこちら)。これがねぇ、若い美男美女のカップルをとんでもない高齢・メタボ・シワシワ兄弟が演じちゃってゲンナリだったんです。
しかしながら、人形ゆえ容姿の問題が皆無な文楽に興味があるかと言われるとNOなんですよね。文句を言いつつも生身の人間が演じてくれる方が嬉しかったりします、我ながらワガママだと思うんですが。

それはさておき、劇場そのものの調査も好きな私は文楽劇場に期待していました。ここは文楽にとって、歌舞伎で言う南座のような聖地じゃないかと思っていましたから。

階段を登って7番出口を出るとこんな感じ。
ただただまっすぐ進めば良いだけで、

すぐに文楽劇場に到着しました。

ん、、、
可もなく不可もなし、かな。
初めて南座や歌舞伎座を目にした時のような感動はありませんでした。大阪松竹座すら、初めて見た時は「重厚感あってカッコいいな」と思ったんですけどね。
その後中に入り観劇も体験しまして、私の中で文楽劇場は、自分で実際に経験した「伝統芸能を上演する劇場ランキング」だと

歌舞伎座
南座

(超えられない壁)

大阪松竹座
文楽劇場

と最下位になりました。
まずもってここは音響が悪かった。あと座席も、、、ま、そのあたり後述します。

良いところもあったんですよ。

入ると真ん前に北翔まつりの受付があったんですが

その近くにこんな「展示室」がありましてここがすごく良かったですね、コンパクトだけど無料だし、展示もなかなかに大盤振る舞いで

をを!

ををを!
と、文楽人形を拝む事が出来ます。写真撮影禁止マークが入っている展示以外は撮影もOKです。

あら、

妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)やんか。台本も人形もあるなんて。
これ、たまたまNHKの「古典芸能への招待」で放送していたんです(感想はこちら)。「財政難の文楽を救った」といった説明があったんですが、文楽劇場内のコンパクトな展示に当該作品の台本やら人形やらが飾られていると「ホンマに救世主やったんやな」と思わずにいられませんでした。
宝塚の救世主と言えば「ベルサイユのばら」ですね。2019年2月に45周年を記念した「ベルばら45」をやったのは「50周年を待てないリスクが高いOGがいる」からだと思っていましたが、どうやら2023年春に50周年公演をやるらしいです。ま、妹背山婦女庭訓は1771年の初演から250年以上稼ぎ頭を務めているんですから、ベルばらの50年なんてまだまだひよっこでしょう。

展示室のそばにエスカレーターがあり、登ると劇場があります。
開場は開演の30分前でした。
改札をくぐってからのコーナーだと

朝顔話 森田順平

このデッカイ絵が良かったです。人形をあやつるおじいさんがめっちゃリアル。
ただ私としては、歌舞伎座に飾られたゴージャスな日本画達の方が印象的でした(記事はこちら)。

絵画を堪能した後はコインロッカーを探しました。文楽劇場にコインロッカーがあるにも関わらず北翔さんの公式サイトでは「荷物のお預かりはお断りしています。交通機関などのコインロッカーをご利用ください。」とあったので(記事はこちら)、コインロッカーを閉鎖しているんちゃうかなと思ったんですよ。

ところが、実際は普通に使えたんです。

通常サイズ(大劇場のコインロッカーだと100円のサイズ)だと10円、大劇場だと300円かかるサイズで20円を使いますが、リターン式。そう、無料なんですね。台数も十分にありました。

すでに使われているロッカーもありましたので

私も使ってみました。
こんなにも充実した無料コインロッカーがあるのに何故、北翔さんは公式サイトで使う事を禁じる案内をしたんでしょうね?まったくもってイミフ。
だんだん埋まっていくロッカー・・・これ、北翔さんのサイトを見て真面目に公共交通機関のロッカーを使った人にとってはさぞ悲しい光景だった事でしょう。

私は何かひとつひっかかると引きずりがちで、11,000円もの高額なチケットを売っておきながら荷物を預かろうとしない北翔さん事務所のスタンスを不快に感じていました。
それでも、
着席すれば初体験の舞台に興奮してルンルンになるような期待をしていたんです。

ですが!
徹底的に私の期待は打ち砕かれました。

文楽劇場は、、、座席による良い・悪いの差が激しいです。

案内には花道がなく座席のみでしたが、北翔まつりでは花道ありの仕様になっていました。しかもすっぽん(セリ・奈落)まであったし。

人間よりだいぶ小さい人形のための舞台としては十分に大きい、人間が演じる事にも何ら問題のない劇場ではあったんです。
良席ないし普通の席に座った人なら文句はないでしょう。

2階席がないし、座席数といいシアタードラマシティ(シアドラ)に似ているかも?
だけどシアドラの方がだーいぶ良い劇場ですよ、どの席からでも見やすいですから。私は宝塚友の会に応募してもシアドラ公演は当選しないんですよね、なのでセディナやぴあで購入するんですが、いつも後列で端っこなカスカス席ばかり。最近だと和希さんの東上公演をぴあで買いそんな席をあてがわれました。が、シアドラではカスカス席であれ見えないストレスにさらされた事はありません。

なのに・・・文楽劇場のカスカス席はもうホンマにカスでした。私の座席は耐え難いほどに視野を遮られていたんです。
ぴあで買ったゆえにカスカス席になる覚悟は出来ていましたが、あんなにも悲惨な見え方である覚悟は出来ていませんでした。

悔しいけれど特定を防ぐために見え方がわかる画像のアップはしないし、どう視野が遮られるかの詳細も伝えません。だから説得力に欠けちゃうんですしょうが、私はこんな劇場で全席一律料金なんて納得出来ないです。北翔まつりは11,000円もしたんですよ!
しかも客入りは6割以上7割以下くらいで、私の座席よりう~んと良い座席がけっこう空いていたんですから酷い。良い席や普通の席は出演者のファンクラブ、カスカス席はプレイガイド、みたく座席をわけていたのかもしれません。

さらに・・・文楽劇場は私の経験上音響が最悪でした。
大阪四季劇場や宝塚バウホールも録音だしシアドラでも宝塚公演は録音です。歌舞伎座や南座も録音の事が多い。だけど私はこれらの劇場で音響にストレスを感じた事はなかったんですね、もともと音響へのこだわりはさしてないし。そんな私でも文楽劇場の音響には閉口しました。どうにも音が全体的に薄っぺらいし、低音が響かないのは許せても高音がきーんとしがちなのがどうにも苦痛だったんです。さらにマイクの音割れまでありました。

悲惨なカスカス席がある上に音響がイマイチなのに、北翔さんが何故ここを大切な記念公演の場に選んだのか理由がわかりません。
強いて言えば「格」でしょうか。それだけはありそうな劇場でした。

さて、
さーてさてさて、
ようやく「北翔まつり」の感想に入りましょうか。
構成は
1幕はお芝居の「先づ健康」
2幕はショーの「THE北翔まつり」
の二本立てです。宝塚も二本立てが多いですがお芝居90分にショー60分ですから、

お芝居が60分の北翔まつりの方が短いですね。

「先づ健康」はもともと松竹新喜劇で名をはせた藤山寛美さん(ふじやま・かんび、念のためお伝えしますが男性です)の十八番作品のひとつ。同じ作品を志村けんさんも演じている事を読者さんから教えていただきました。
北翔さんのご主人が寛美さんの孫の藤山扇治郎さんなんですから寛美さんのお芝居をやるのはごもっともですが、寛美さんが演じた主役を扇治郎さんではなく北翔さんが演じるのがすんごい事なんですね。扇治郎さんは松竹新喜劇の劇団員なんですよ、なのに松竹新喜劇で自分の祖父が演じていた役を妻に譲ったわけです。私は何度か松竹新喜劇を観ていまして、はっきり言って扇治郎さんは舞台人としてはパッとしません。だけど舞台人としてパッとしまくりな妻に、本来なら自分が演じるのが当然な役を譲った優しい夫である事はよーくわかりました。そうそう、扇治郎さんが演じたのは北翔さんの息子で、最初の衣装が着丈も袖丈も短すぎるのに横幅だけはありすぎて扇治郎さんにフィットしていなかったんですよ。おそらく寛美さんの衣装だったのでしょう。

で、パッとしまくりな北翔さんですが・・・
この度の役はイマイチでした。
寛美さんを知らない方でも志村さんの芸風は御存じのはず。そう、とこっとんアッホアホなんですよ。
北翔さんはアッホアホになりきれていなかった。現役を引退した高齢のおじいさんの役なんですが、まずビジュアルがイケオジ(イケジジ?)すぎました。ネットで検索すると志村さんは(サザエさんの)波平さんヘア(しかも白髪)で演じていたようですし、寛美さんにしたって相当にあほあほビジュアルだったはず。
そして北翔さんは演技にしてもあほあほになりきっておらずカッコ良いおじいさんっぽさが残っていました。「8時だョ!全員集合」では志村さんがおじいさんやおばあさんを演じて耳に手をかざして「ああぁ?」と聞こえないアピールをしていましたね、あれを北翔さんもやっていましたがどこかカッコ良いままであほになりきっていなかった。
最初にあのおじいさんを演じた寛美さんにしても相当あほあほ演技だったはずです。私は寛美さんの演技を生で観た事はありませんが芸風を継いだ藤山直美さん(寛美さんの娘)は生で観ていまして、顔つきといい話し方といい「この人はひょっとすると本当に知的にあれなのかもしれない」と思ってしまうような演技をするんですよね。
こういった「あほに振り切った演技」は、北翔さんには合わないと私は思います。ちなみに直美さんはあほあほ演技をしてもその後のご挨拶では超キリッ!としておりギャップに驚きました、感想はこちら

松竹新喜劇は総じてテンポが遅く退屈しがちです。「先づ健康」にしてもその傾向はあり、「見栄っ張りな兄のために弟(=扇治郎さん)が大切な貯金をはたく、そのおかげで引退した父親(=北翔さん)を含む一家がまるごと幸せになる」というストーリーからしても、お芝居そのものに満足するのは難しいと私は思います。とはいえ北翔さんを大好きな人達にとって、北翔さんの意外なお姿や演技が楽しい作品ではあるでしょう。

ここまでで4000文字を超えてしまいましたがショーの感想を続けますね、短くします。
はっきり言いましょう、
北翔さんの歌声は、、、




でした。
骨髄まで染み込む、すんばらしい歌声。
しかも2幕始まって最初の歌はめっちゃキーが高い、ガッツリと娘役の歌だったんですよね。娘役のキーにチャレンジしてもうまくいかない男役OGは少なくないように私は思っていますが、北翔さんはバッチリです。一緒に出演していた星吹彩翔さんも男役でしたが高いキーも難なくこなしていました。
歌唱はガッツリ宝塚っぽいのが多かったです。北翔さんの退団公演「桜華に舞え」の歌が多かったかな。

ただ、、、
トータル60分のショーなのに、そのうちの10分くらいが朗読だったんです。扇治郎さんがポツンとひとりで読み上げてくれたんですが内容は「北翔さんが音楽学校を受験した時の、北翔さんのお父さんの日記」でして、
・不合格だと思っていた
・合格者の掲示の最後に北翔さんの名前があった
・お父さんだけで入学手続きをしたら校長から「本人が合格発表に来ないとは何事か」と叱られた
・北翔さんはすでに高校に通っていた
と正直、宝塚初心者ファンな私でも聞いた事があるような事ばかり、、、高いチケットなのにこれで時間つぶしされたのは残念でした。

北翔さんと扇治郎さんの息子さんである美治(よしはる)くんの登場には客席が賑やかになりまして、私としても拝めて嬉しかったです。
なかなかにイケメンでしたよ、ただトークはもごもごだし指しゃぶりはやめられないし、いたって普通の3歳児でした。扇治郎さんとふたりで歌唱した後もずっと扇治郎さんが美治くんをお世話していまして、美治くんも扇治郎さんになついており、扇治郎さんがいかに日ごろからお世話しまくっているのかがわかりましたよ。来春から幼稚園のはずですがお受験するのかなぁ?

このくらいにしときましょうか。
私としては、おそらくこの度の北翔まつりで文楽劇場も北翔さん主演公演も最後になりそうな気がします。

観劇後、ロッカーの荷物を取り出しました。10円が戻ってきました。

そうそう、
物販コーナーには北翔さんが運営するエステサロンのゲルまであったんですよ。

1個2,000円ところを2個で3,000円だそうで、って事は原価はひとつ1,000円を切っているんでしょうね。

エステのチラシも置いてましたが料金案内がない(裏面は白紙でした)。
高そうだし、セールスも多そうな気がします。

コメント

  1. めい より:

    会場が文楽劇場になったのは、会場費がお手軽だったからかな~と思いました。
    理由は、知り合いで日本舞踊の発表会をここでした人が居るからです。

    何人かではなく個人でされまして、おカネかかったー!と、言うてはりました。
    お衣装やお囃子や見てくれた方に配るお弁当とかで莫大になったと。でも会場費はそんなに~だったので。
    日本舞踊や文楽だと音響はそれほど重要ではないかも?なのでその辺りは設計時あまり考慮されないのかもしれませんね。
    公演の内容はともかく、北翔さんは良い伴侶に恵まれたようで良かったです。

    文楽は何度かみたことがあります。友達が教職員組合で安くチケット買ったから~と誘ってくれました。あらすじ?説明?を書いた小冊子がついていたと記憶しています。お人形の動きは滑らかで大したもんだと思いましたが、お人形さんでは生身の人間のような表情の細かい変化までは望めず、自分でチケット買って行こうとまでは思いませんでした。

    前トピの話題になってしまいますが、鹿児島へは主にフルムーンパスで行きました。4~5回は行ってるかもしれません。鹿児島空港は市街地から遠いので、時間はかかりますが新幹線で途中下車しながら~が楽しくて便利でした。九州は温泉や美味しい食べものが豊富で良いですね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      めいさん、文楽劇場って個人の方の発表会でも使えるんですね。
      そういえば蘭乃はなさんが国立劇場で鷺娘を披露していましたね、当時の蘭乃さんは個人ではない事務所所属ではありましたがほぼほぼ個人の発表会みたいなものだったはず。
      ようは・・・お金さえ払えばいろんな事が出来るって事ですね。

      NHKで放送された文楽は生演奏でした。もし文楽劇場が「基本的に生演奏」ならスピーカーがロークオリティでも仕方ないかもしれません。ホンマにひどい音響でした。
      だけどね、ひっどい音響でも北翔さんが歌っている時は気にならなかった、もう本当に素晴らしい歌声でしたから。なんか身体が熱くなってくるんですよ、北翔さんの歌声は夏より冬に聞きたいかも?
      9月にしたのは息子さんの3歳のお祝いを兼ねて誕生月にやる事にこだわりがあったんでしょう。
      あくまで舞台で感じた家族3人の様子ですが「父」と「母」が逆転していました。北翔さんが父親で扇治郎さんは母親みたいな感じ。身長も北翔さんがだいぶ高いしね。そういや舞踊では北翔さんが男役で扇治郎さんが女役にまわったシーンがありまして観客にウケていました。
      松竹新喜劇や「若き日の親鸞」でも扇治郎さんには良い夫であり父親であるような雰囲気が漂っていましたが、3人一緒の姿に改めて扇治郎さんの人柄の良さを感じましたよ。

      めいさんは文楽も生観劇を経験済みなんですね。
      演目は歌舞伎とかぶるけれど歌舞伎のようなイヤホンガイドはなく小冊子が付いているんですね。NHKではイヤホンガイドばりのきめ細やかな解説がありましたので助かりました、ストーリーだけでなく文楽の特徴(男の人形には足があるが女の人形にはない、など)も教えてくれましたし。
      はい、人形のつくりが精巧である事、操る方々の技術力が素晴らしい事はわかるんです。操るために3人がかりなのも凄いし。ただ操る方々のふたりは黒子なのにひとりだけ顔出ししているのは妙なルールです。

      さて、
      鹿児島へはフルムーンパスで行ったんですか~、めいさんは飛行機が好きだと思っていましたが鹿児島は新幹線なんですね。鹿児島空港って確かに不便そう。空港を中心に、西は鹿児島市街地方面、東は宮崎市方面にJRが走っているようです。私は車だったので駐車場の確保が厳しい市街地はそこそこに、岬や滝、海岸沿いのドライブを楽しんでいました。グルメの記憶がないのは美味しいお店は市街地に多いからかも?ミーマイ遠征で満喫したいです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • めい より:

        北翔さんは人の気持ちに疎いのかなと思っています。
        最初にそう感じたのは退団公演の時です。千秋楽で組からと同期からのお花渡しというのがありますね。
        退団時に同じ組の同期が居たら、その人に。居ない場合は在団他組で公演中でなく時間的に来られる人。それも居ない場合は退団者の中から。その場合は元トップが来ることが多いです。

        例えば、壮さんは自分が退団のときは宝塚が蘭寿とむさん&東京は紺野まひるさんから渡してもらいました。退団後は星組の毬乃ゆいさんにお花渡しに行ってました。

        北翔さん退団千秋楽には、楽屋のお手伝いに元雪組トップスターの音月桂さんが来られてました。なのでお花渡しは音月さんなのね~と、私は思ってました。そう思った方は他にも居られまして「桂ちゃんが楽屋入ったって!ということはお花渡しは桂ちゃんだよね?近くの映画館のチケットがまだ買えるから行こうっと」と急遽映画館へ行かれた方も。
        84期で男役トップは北翔さんと音月さんだけなのです。

        ところが・・・同期からのお花渡しは音月さんではありませんでした。その同期の方には北翔さんがお願いされたとか。

        おそらくですが、えー桂ちゃんじゃないの・・・とがっかりされた方は少なからず居たでしょう。
        自分は○○さんに花を持たせたいお願いしたい!と思ったとしても、客席や映画館で期待しているファンの気持ちになれない人なのかしら?と思いました。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          めいさん、私も北翔さんはかなりマイペースだと思います。他人より自分、というか。
          本当にそうなのかどうかは北翔さんが運営するエステサロンに行けばある程度わかるのでしょうが、かかる費用が恐ろしくて体験出来ません~

          退団千秋楽のお花渡しですがそりゃあ、音月さんが楽屋に来ていたら宝塚ファンは期待しますよね。
          だけど違う方だったんですか~、名前はわからないままで良いんですがその方はきっと、北翔さんと同期ではあれ何もかも北翔さんより下だったんじゃないですか?成績とか人気とか。
          もしそうなら北翔さんは自分に正直なんですね。宝塚での最後の晴れ舞台なのに、自分より美人で人気がある人から花をもらって皆の注目が自分から外れるなんて許せなかったんですよ。

          私は北翔さんのそうゆうスタンスを良いと思っています。
          もしお花渡しを音月さんにお願いしたらどうなっていたと思います?きっと劇場も映画館も音月さんの登場にキャーーアアーーーとなって、北翔さんは傷ついたはず。
          北翔さんは自分の幸せを追求するのが上手いんですよ。客席や映画館で音月さんを期待しているファンなんて、北翔さんにとっちゃあ一銭にもならないんだしどうだって良いんです。

          ジェンヌは常に宝塚ファンの期待に寄り添って欲しい。
          だけど期待に寄り添うあまりに無理を重ねてダウンして公演に穴を開けるのは駄目。

          ファンは勝手です。
          だからジェンヌさんはファンをサクッと切り捨てて自分を大切にするくらいで丁度良いです。
          ファンのために努力しようと、自分中心で突っ走ろうと、結果はあまり変わらないかもしれませんしね。

          北翔組の今後は大変ですよ、きっと。
          扇治郎さんはホンマに良い方だけど、松竹新喜劇の団員でありながら嫁の独自公演に出演したり、息子のデビューを松竹新喜劇ではなく嫁の公演でさせたんですから肩身が狭くなったりしませんかね?
          あと藤山直美さんの心境も気になります。「私は男尊女卑」と明言し扇治郎さんを「この子は男に生まれてくれた!」と褒め称えているんですから、そんな大切な甥っ子が嫁の尻に敷かれっぱなしで嬉しいはずないと私は思うんです。
          直美さんは長年、歌舞伎役者や往年の歌手と組んで新歌舞伎座や南座といった大箱で公演をしています。果たして北翔さんは今後どんな公演をしてくれるんでしょう?ご自身だけならコンサートやディナーショーだけで充分に稼げるでしょうが、息子さんを今後も何かしらの舞台に立たせたいような気がするんですよね。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

          • めい より:

            顔は好みだと思いますが、北翔さんは音月さんより長身でスタイルが良いです。音月さんは猪首気味で似合う衣装が少なかったですね。礼真琴さんをみると音月さんを思い出します。何をしても音月さんは礼さん同様、上手だったのです。

            でも人気は・・・入りが悪いのを女性週刊誌に書かれたことがあるくらいです。なので礼さんを見る度、この人でこんなに人気があるなら何で音月さんはダメだったのか?時代のせい?作品のせい?と疑問です。96期問題に巻き込まれたのも不運でした。

            宝塚人生が思うようにならなかった音月さん(トップ就任時、相手役無しだったんですよ)に比べ、北翔さんは自分のしたいようにできて幸せだったのではないかと。
            ですから、千秋楽の件はもう少しお客さんへの配慮が欲しかったですね。隣に並んで見劣りすることは無いんですから。

            藤山直美さんの心境は、私も気になります。扇治郎さんのお母さん(直美さんの妹さん)は2005年に心不全で亡くなってるそうなので、直美さんが実質姑な感じ?だとすると色々大変かもしれませんね。

          • 関西の、たー 関西の、たー より:

            めいさん、音月さんは身長が166センチしかないんですね、知らなかったし驚きました。っていうか私は音月さんを顔しか見ていなかったんですね。「越路吹雪物語」という、民法だけどNHK朝ドラっぽい番組で音月さんを見た時に「なんて綺麗な人!なんか宝塚っぽい!!」と思ったら本当に宝塚OGだったんです。舞台を生観劇していると男役はどれほどに顔が良く歌唱力抜群でも小柄では見栄えしないと(私は)感じますが、映像だと顔が重要ですね。

            就任中にやもめになったトップスターはいますが音月さんは嫁ナシのままトップスターになったんですね。で、ロミジュリではジュリエットの役替りにゆめかさんがいたわけで。

            なんか宝塚人生は「思うようにならない」がデフォで、ほとんどのジェンヌさんがそんなお気持ちを抱えつつ退団しているような気がします。
            音月さんは今のところたった5人しかいないVISAガールのうちのひとりだし、短期間ですがトップスターになった。ご本人は無念に感じていてもキャリアがちゃんとしています。退団後10年以上すぎた現在も舞台で活躍しているんですから数少ない「成功しているジェンヌOG」のように(私は)感じます。

            北翔さんは随分と高身長な印象でしたが170センチを切っているんですね。それでも音月さんより高いのだから、北翔さんと音月さんが並んだって見栄えでは問題なかったかもしれません。
            だけどこういった判断基準は人それぞれですから、北翔さんの退団公演なら北翔さん基準で良いと私は思います。もし北翔さん的に音月さんの美しい顔や、音月さんの方が成績が上位である事などがひっかかったのなら、客への配慮なしに音月さんをお花渡しから外したって良いと(私は)思うんです。

            で、そこらへんの客への配慮なんてどうでもいいけれど、藤山直美さんには配慮してもらいたいですね。
            扇治郎さんの母親(直美さんの妹)さんが亡くなっている事を私は知りませんでした。一般人だから表に出てこないだけだと思いこんでいて。
            2005年に42歳で亡くなったそうですね、当時の扇治郎さんは18歳だったそうで。
            もともと妹さんは直美さんの個人事務所で働いていたそうですし、直美さんはさぞご心痛だった事でしょう。そして扇治郎さんをこれまで以上に気にかけるようになったはずです。
            直美さんは自分自身には徹底的に厳しそうなのに扇治郎さんにはとことん甘そうなんですよね、その理由を知った気がします。
            寛美さんの「あほを極めた芸風」を扇治郎さんが引き継ぐのは困難である事に直美さんは気付いていないか、気付いていないフリをしているか。いずれにせよ、父親の役を北翔さんがやった事を歓迎してはいない気がします。せめてもっと北翔さんがあほを極めてくれたら良かったんですが、そうじゃなかったし。

            北翔さんは直美さん公演に出るわけにはいかなかったんでしょうかね?芸歴の長い有名歌手が何人も直美さんと共演しているんだから、25周年な北翔さんが直美さん公演に出たっておかしくないはずだったのに。
            ま・・・今後も北翔さんは自分がタイトルロールな公演しかやらないような気がします。

            いつもありがとうございます。
            今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    『妹背山女庭訓』のお三輪人形の写真をありがとうございます。着物はまったく飛鳥時代の雰囲気が無いですが、『古事記』でいくつもの神話の舞台になった三輪山と同じ名前ですね。

    『妹背山女庭訓』の時代考証はいろいろおかしい点があって、歌舞伎オンデマンドの解説では、江戸時代の武家のお話を書くと幕府の検閲があるので、南北朝とか鎌倉時代に時代をさかのぼるのはお約束。

    さすがに天皇家の争いを取り上げるのは、時代が近いほど恐れ多いので、うんと大昔、江戸時代の人には歴史と神話がごっちゃであった時代を舞台にした。

    テレビも映画もなく、誰もが文字を読めるわけでもなかっただろう江戸時代、庶民は鎌倉時代以降の歴史は講談や芝居や本でだいたい知っていても、現代人のように学校で縄文→弥生→大和朝廷の成立と年代順に習うわけでなく、そもそも西暦も使っていない。

    個人的には、蘇我入鹿と天智天皇が同じ時間軸にいるから時代考証がなっていない!駄作だ!という客はあまりいなかった、客は古代神話ロマンとして、入鹿に従うか、裏切るかの心理劇に夢中になったのでは?と思いました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさんっ!
      そう!!そうですよねっ!!!
      妹背山婦女庭訓ワールドって「江戸」なんです!!!!
      お三輪だけでなく皆が皆、ガッツリと江戸でした。NHKで放送された雛鳥はまるきり赤姫だったしね、大きな金属のかんざしをさしていたし。
      こんちゃんさんに言われるまで登場人物の衣装に飛鳥時代らしさがない事に気付かなかった~、こちらこそホンマにありがとうございます。
      へー、三輪山って神話の舞台になっているんですか~、今確認したら奈良県桜井市のあたりは三輪地方と呼ばれているそうで、三輪そうめんも三輪地方で作られているそうです。

      時代考証はこだわらなくて良いんですよね。はい、当時の観客に時代考証にうるさい人はさしていなかったはず。令和の現在でも私はこんちゃんさんに言われるまで衣装がヘンだと気付かなかったしw
      そういえば仮名手本忠臣蔵も登場人物の名前に振り回されました。「高師直」がホンマ困ったんですよ、桜嵐記に出てくる南北朝時代の高師直とごっちゃになっちゃって。
      幕府の検問から逃れるために別の名前にしなくちゃいけないとしても、塩冶判官は赤穂が塩の産地だからナイスアイデアだけど高師直は使わないで欲しかったです。

      古代神話・・・ロマン、ですか?若く美しいふたりが一度も結ばれないまま親に首を落とされるなんてド不幸すぎません?私としてはこんな悲惨も悲惨なお芝居が人気を博した理由を知りたいです、江戸時代の日本人の心理を。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. 有馬の婆さん より:

    たー様
    ご無沙汰しております。ばあさんです。
    北翔さんの記事、よーくわかります。退団されて2度、ディナーショーに大枚投じて行きました。4万切る値段、その価値はありませんでした。それで私は北翔さんファンを引退したのですが、同じように北翔さんファンの友人は、全国ツアーみたいなものにまで参加してました。サイン会にも行ったそうです。そこでは当時まだ問題発覚してなかったお母様が、とてもいい席で取り巻きさんたちと観劇されて、その会話を聞いて引いたと言って彼女も引退しました。チケット代は高額なのに、バックダンサーの衣装や音響、まったくお金をかけていないのが残念だと、嫌になったと言ってました。在団中は歌声、演技、所作、他を思いやる姿などが大好きでファンになりましたが、それも風とともに去り、今はたー様の感想を読ませていただき、お元気でご活躍されているご様子に良かった、頑張ってね!と離れた所からそう思います。
    たー様のあちこち体験記事、毎回楽しみに読ませていただいております!
    実は24日、明日海さんのコンサート、久しぶりに行ってきます。かちゃさんがゲストなので、これまた楽しみです。友人がファンクラブ会員なのでめっちゃいい席です。また報告しますね!

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      有馬の婆さんさん、お久しぶりです。前回のコメントは6月のエリヘレでしたから約3ヶ月ぶりですね。
      有馬の婆さんさんは北翔さんのディナーショーに2度行かれたんですか~、感想をありがとうございます。4万近い金額の価値はなかったんですね。
      今年は39,000円で東京會舘ですが、同じ価格の和央ようかさんのディナーショーの方がお得な気がします。会場のランクにせよ、ゲストにせよ。すっしーさんもキャスト入りしていますしね。

      有馬の婆さんさんのお友達は北翔さんの全ツに参加していたんですね、そこまでして時間とお金を捧げたのに悲しい経験になってしまったんですね。
      北翔さんの拝金主義ぶりや(告発される前の)お母さんの天狗ぶりについてはこれまでも複数の方からコメントなどをいただいています(いずれも非公開です)。それなりの数のファンが北翔さんの元を去ったはずですが、拝金ぶりは収まるどころかパワーアップしているようですね。
      これはもう北翔さんなりに宣言しているんですよ、「文句を言わず私にお金をたくさん使ってくれるファンだけいれば良い」と。
      しくじったお母さんを守るにも、わずか3歳で舞台デビューさせた息子さんの今後にも、お金がたくさん必要なのでしょう。にしても息子さんのデビューは指しゃぶりが収まってからでも良かったと私は思いますよ、何の芸も出来ていなかったしね。
      ま、北翔さんは今後も独自路線を突っ切るんちゃいますかね?あの歌声です、熱心なファンは残ってくれるかと。

      有馬の婆さんさんは24日に明日海さんのコンサートに行くんですね。ふふ、私も(カス席ですが)お先に行っちゃう予定です。凪七さんとの同期トークも聞きたかったなぁ。報告を楽しみにしていますね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. おかちゃん より:

    公演のレポートをありがとうございました。
    たーさんに文楽が嫌われてしまったのは仕方がない。そして、現代だとそのご意見の方が多数派なのだとも個人の感想でしかありませんが痛感しています。文楽の担い手を募集に応募が0の今年でしたから。
    日本の上方文化を守るだなんて何を言ってるのだ?と私も理解できなかった最近までです。鑑賞したら私の場合は楽しいになったのでしたがこればっかりは嗜好ですしねえ。
    東京が一極集中なのは経済面も関係かと。文化には費用がかさむことですし。
    さて、みっちゃんのこの公演、たーさんの感想を眺めていて私はやっぱり行きたかったなあ。だけど東京公演に交通費を出してまでは行けない。本当にタイミングが悪かったです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、私にとって文楽は「好みじゃない」「すすんで観たい気持ちにはならない」ってやつでしょうか。って事はやっぱ「嫌い」かな。
      人形を操る人が3人いるのにひとりだけガッツリ顔出しなのも私にはしっくりこなかった、人形より操るおっちゃんが気になってしまって。NHKの放送では雛鳥(トップ娘)を比較的若手の方が操っていましたが、今年は担い手を募集しても応募が0だったんですね。
      そう、嗜好は人それぞれです。甘党にも饅頭が良い人もいればケーキが良い人もいる、そんな感じ?観劇好きも嗜好はいろいろです。
      はい、劇場が東京に集中しているのは経済面も関係しているでしょうね、文化や芸能にはお金がかかりますから。

      おかちゃんさんはタイミングが悪くて大阪の北翔まつりに行けなかったんですね。
      これねぇ、歌唱は本当に素晴らしかったですし半額でショーだけやってくれたら良かったのにと心底思います。そうそう、これまでお芝居しか拝んでいなかった扇治郎さんですが舞踊が上手いんですね。名前にあやかってか扇子を使った舞踊もしてくれました。ただし北翔さんとの「逆夫婦舞踊」の方がインパクト大だったかな、ほんの数秒でしたけど。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. かなえ より:

    エステのゲル通常5000円が、25周年記念公演につき2000円、2つで3000円とありますね。
    在庫一掃セール感を感じますね。

    先日「ラグタイム」を鑑賞してきました。
    その辺を感想コメントしたいと思っていたのですが、真彩希帆さんの結婚報告!!
    たー様も、「ドン・ジュアン」ご覧になられてますよね。
    おめでたい話題ですね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かなえさん、はい、真彩さんとイクタの結婚にはビックリしましたぁぁぁ。はい、私は「ドン・ジュアン」を観ていますしそういえばこの時にイクタが挨拶していました。
      なんかその、宝塚って現役時代は圧倒的に男役が有利ですが、退団後は娘役の方が舞台に出るにせよ結婚するにせよ有利かもしれませんね。

      北翔さんはトップスターの座も夫も子どももゲットしたすんごい方です。でね、薄利多売じゃなくお金持ちだけ大切にして効率良く稼ぎたいんでしょうね。
      エステも熱心なファンのためにあるんちゃいます?にしても化粧品はえてしてもうけやすいものですが、みっちゃんゲルの元々の価格5,000円は高いなぁ。北翔さんの事だから在庫一掃セールでも原価割れはしていないはずで、1,500円でも利益が取れるって事は容器400円ゲル100円くらいの原価かもしれません。

      ラグタイムを観てきたんですね。川口竜也さんは歌声を披露してくれました?安蘭さんも気になりますし是非感想をお聞かせください。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • かなえ より:

        お返事ありがとうございます。

        「真彩希帆 ドマーニ」で検索されてみてください。生田大和さんとの雑誌での対談がネットで読めます。
        真彩さんのファンの方のSNSでインタビュー記事の存在を゙知りました。
        お揃い?リンクコーデ?感のお衣装で楽しそうなお二人の様子が伝わってきます。
        生田先生も踊りや演技で舞台に立ちたいとどこかで読みました。
        「ドン・ジュアン」共演あとの交際を強調されててほほえましいですね。
        お二人少し歳の差婚ですかね。
        真彩さんがしあわせそうな表情で、よかったです。
        昨日電車乗ってる時、インスタの「ご報告」を見て、えっ?となりました。
        きーちゃん、藤井風君の曲が大好きと公言されてて、私も風君は好きで親近感がありました。
        売れっ子のミュージカルスターはずっと先までスケジュールが決まっているらしいですから、彼女もそうですよね。

        「ラグタイム」は全く予習なしで鑑賞でした。
        音楽のジャンルで、映画「スティング」でも使われていたので、音楽目当でありました。
        とてもメッセージ性が強い作品です。
        共感できるかどうかで少し感想がかわると思いました。
        eプラス貸切公演で最後に演者さん方のご
        挨拶がありました。
        25年前に海外初演で、今回日本初演だそうです。
        版権が手頃なんだろうかと。
        演出の藤田俊太郎さんという方どんな方なのかと、調べました。
        蜷川幸雄さんの助手を長年されていたそうです。
        まだご存命だったら◯ワハラで告発されそうと思ってしまいます。
        藤田さんはご自身も役者さんができそうな見た目です。
        演者さんは有名どころの方々はもちろんでしたが、遥海さんという方の歌が説得力がありました。
        井上芳雄さんとのデュエットも。
        そのうち「ミス・サイゴン」のヒロインいけるかもと思いました。
        「ミス・サイゴン」曲は素敵なんですが、見るとどんよりしてしまいます。

        ダンスのパートはあまりないというか目立たないです。
        スイングってキャスト欄にありませんでした。
        東啓介さんという方、お若くてあのポスターインされている面子のベテラン感の役者さんの中で、負けていないと思いました。
        ミュージカルってやっぱり歌唱力は大事だなと思いました。
        あと、楽器隊が素晴らしかったです。
        レベルが高くて、ラグタイムという音楽を堪能しました。
        たー様ご指摘のお二人も、素敵でした~。
        ただ私的には、安蘭けいさんの役どころに共感できなくて、お話全体もですけど。
        あと子役の3人の中のおひとり、出番が多くておうちの方のサポートも大変そうと思いました。
        私は昼公演でしたが、夜公演もありますし。

        貸切公演だったので、私はB席最後列でしたが結構お客さん入ってました。
        皆さんどなたが目当なんだろうかと思いました。
        井上芳雄さんは「ムーラン・ルージュ」「ラグタイム」ですぐ「ベートーヴェン」
        ですから、本当に忙しいですよね。
        ラジオやテレビのレギュラーもかかえておられて。
        「ベートーヴェン」は花總まりさんのファンクラブでチケットお願いしてあるので、
        主役の井上さんを堪能したいと思います。
        石丸幹二さんも役柄上出番が限られていて他の作品見てみたいと思いました。

        阪神が優勝で、ご主人様もご機嫌ではないでしょうか。
        たー様も阪神ファンですか?

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          かなえさん、真彩さんと生田さんの対談記事を教えてくださりありがとうございます。きっと生田さんは真彩さんがお気に入りだったんでしょう、在団中から。ま、真彩さんが退団してもう2年過ぎましたし、アラサーとアラフォーのええトシしたカップルなんだから問題はありませんね。
          真彩さんの父親ってどんな方なんでしょうね?母親は名前も顔も出して活動していますが父親は表に出てこないですよね。10以上年の離れた男性と結婚する女性ってファザコン傾向があると私は思っていまして、自分の父親に似たタイプか、あるいは父親と全く異なる自分の理想の父親タイプを選ぶような気がするんです。たぶん真彩さんは前者じゃないかな、そして力関係は年下であれ真彩さんの方が強くなるような気がします。あくまで推測ですがご両親も母親がかなり強いような気がするんです。
          今後のスケジュールですが「何年先までもつめつめ」ではないんちゃいます?だいぶ前から新婚生活に向けて準備していたんじゃないですかね?真彩さんにはきょうだいがたくさんいるんだからご自身も子どもを持ちたいような気がしますし、生田さんの年齢からして急ぐ方が良さそう。個人事務所ですから調整はしやすいはずです。

          藤井風さんの「Workin’ Hard」という曲を公式チャンネルで聴いてみました。私には良さがわからなかったですが娘は好きかもしれません。
          私の脳って、音楽がTKあたりで止まっているんです。その後の新しい曲を受け付けにくいというか。去年は随分とオペラ座の怪人にドはまりしたものですが、考えてみれば曲は1980年代に作られているんですよね。だからアラフィフな私の脳にもフィットしたのでしょう。

          ラグタイムの感想をありがとうございます。けっこう難しそうなんですね。

          蜷川さんが亡くなってもう7年ですかぁ、はい、ぱ・わはら気質な方だったかと。四季の浅利さんも似た感じちゃいますかね?蜷川さんが1935年生まれで浅利さんは1933年生まれだから世代的にも「ぱ・わはら」という観念がなかった気がします。
          ただ、市村正親さんにせよ井上芳雄さんにせよ著書に蜷川さんが登場していまして、やたら良い感じのエピソードなんですね。おふたりとも舞台に対してすごくストイックだと思うんですがこれも蜷川さんの影響がありそうです。私は先月のファントムの観劇で、城田さんが蜷川さんに鍛えられていたらなぁと思ってしまいました。ですがチャンスがあったとしても途中でドロップアウトだったかな。

          蜷川さんの助手を長年勤めたという藤田俊太郎さんもさぞストイックな方なんでしょうね。だけど辛いかも、だってこれ、「自分が嫁の時はさんざん姑にイビられたのに、自分が姑になったら嫁をイビる事が許されない世間になっていた」ようなもんですから。どんな演出なのか興味があります。遥海さんという方は相当な実力者のようですし、そういった事を重視する方なのかな。ミュージカルなんだから歌唱力を重視するのは当たり前のようで、でも実際はそうじゃないキャスティングもありますよね。

          私はまだミス・サイゴンを観ていないんです。市村さんが出ているうちに観たかった、本当に残念です。
          そうですね、せんそうがテーマですしどんよりとしているんでしょう。宝塚ではやって欲しくないです。

          ラグタイムは演奏も素晴らしかったんですね。きっと日生劇場は音響も良いんでしょう、さして音にこだわりがない私ですが劇場によっては音響が悪すぎるところもあるんだと知りました。
          で、音楽の良さと、ストーリーが自分の好みであるかは別物ですね。はい、共感出来る・出来ないって大切です。
          私も梅芸で観たいんですが、博多座遠征を控えているのでどうなるかなぁ。舞台とは「縁」もあると私は思っています。

          井上さんも花總さんも忙しそうですね。今朝のヤフーニュースに和央ようかさんとご主人の対談が載っていたんですが(ようはディナーショーの宣伝です)、本文よりコメントが気になっちゃいましたよ。なんか花總さんと和央さんは共演しないそうですね、仲良しだと思っていたので驚きました。みんな事情はいろいろですね。
          是非「ベートーヴェン」の感想もお聞かせください、楽しみにしています。私も自分なりにいろんなお芝居を観るつもりです。

          はい、阪神のリーグ優勝を夫はすごく喜んでいます。
          私には野球の良さがわからないんです。20年夫の解説を聞き続けても、なぜ野球だけスポーツの中で飛び抜けて人気があるのか理由がわかりません。
          たけど宝塚を観るようになってから野球にも「選手の成長や個性を楽しむ」良さがある事はわかってきました。あとちゃっかり、優勝セールにはあやかってみましたw

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. かずこ より:

    たー様こんばんは。

    9月下旬になるのに、夜はまだしも日中はまだまだ暑いですね。

    私は、今月雪組全国ツアーと花組公演観劇しました。
    どちらも良い2本立てでした。
    叶ゆうりさんがクレオパトラされてて、インパクトあったのか叶さんが出てると真ん中見ないで叶さんを見てました。ファンになりそう。
    花組も普通に楽しかったです。鴛鴦は割と好み。ショーはクラシカル過ぎる位ですが、やたら舞台が貧乏くさい1789より華やかで楽しめました。

    北翔さんの舞台、私は卒業されてから拝見してないのですよ。
    みっちゃんのトップ時代の公演はバウホール以外は拝見してました。
    ビジュアルが華やかというタイプでないのですが、真ん中の圧とオーラのある方でした。

    どうしても外部の舞台は高いから、私も浅草公会堂の公演は検討しましたが、一律でこの値段は躊躇しました。見にくい席だと楽しめませんしね。

    料金1万1千円でしたら、1月にシアタークリエで海宝さんのコンサートも同じ値段でした。
    確か、この時も星組公演の中止にあたり、やけになってお○○で譲ってもらい拝見しました。
    この時の曲は、ほとんど知らないもの、ほとんど英語。
    海宝さんの心地よい声は私には子守唄で、2幕ともほぼ爆睡してたのを思いだしましたよ。

    見にくい席で、1万1千円はちょっと辛かったですよね。
    たー様のレポの内容で察するに、半額でショーだけでしたら見たいかもです。

    話かわりますが、猿翁さんがお亡くなりになられたのですね。
    5月の明治座から先月まで澤瀉屋さんの公演を観劇しましたので、実際には拝見できなかったけど、この方の偉大さはわかりました。
    澤瀉屋さんの舞台はこれからも拝見したいと願っていたので、来年新橋演舞場でヤマトタケルが上演とのお知らせに嬉しかったです。
    とはいえお財布に優しい3階席をゲットしたいです。。
    團子さんは王子様キャラは似合うので、隼人さんと両方拝見したいです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かずこさん、こんばんは
      はい、まだまだ日中は暑いですね。ここ数日はずっと夫と一緒にいたので精神的にも暑苦しかったですw

      いやん、叶ゆうりさんのクレオパトラ、私も拝みたかった~
      わかりますわかります、叶さんがいると注目しちゃいますよね!基本的にしょうゆ顔が好きな私ですが叶さんをきっかけに濃ゆい顔も好きになりました。
      鴛鴦は楽しかったですね、はい、ショーには少々古臭さがありましたが宝塚らしい二本立てになっています。1789は宝塚に向いていません、権利の問題があるのはわかっていますが四季でやるのが良さそう。

      かずこさんは現役時代の北翔さんをバウ以外は観ていたんですね。銀ちゃんの恋もですか?花組の時は東上でしたが宙組では全ツだったそうですね。
      私は配信で観て、目立ちすぎるヤスだなぁと思いました。ヤスはやっぱ平田満さんが良いかな。

      はい、高い公演だとカスカス席の時のショックが激しいですね。北翔まつりでは私が座っていた席より良い席が空席になっていたんですから余計に腹が立ちました。
      そーなんですよ、半額でショーだけやってくれたら良かったのに。

      あら、海宝さんのコンサートも万超えだったんですね。東京宝塚劇場での星組公演が中止になり、お向かいのシアタークリエですか・・・そうゆう選択をしたくなるのもわかるような気がします。
      せっかくなので盛り上がりたかったでしょうに、知らない曲ばかりな上にほとんど英語だったなんて残念でしたね。
      海宝さんの英語どうでした?下手くそだったんちゃいます?劇団四季の母音法って英語の発音には非常に不利なんですよね、英語は子音が大切ですから。
      ま、安眠を誘う歌声だったそうですからめっちゃ下手ではなかったのかな。

      さて、
      そうなんです、猿翁さんが亡くなりましたね。
      歌舞伎役者としては偉大な方だったかと。芸能の世界で凄い人って家庭を大切にする事は難しいのかもしれません。
      あら!来年2~3月に新橋演舞場でヤマトタケルをやるんですね!これは私も観たいです、が、なんで新橋演舞場だけなんでしょう?南座でもやって欲しいなぁ。夫はどうにも単身赴任が嫌らしく、出来るだけ早く関西に戻りたいと勤め先に伝えているんです。なので来年はどうなっているか・・・新橋演舞場の場所は把握していますしいっぺん行ってみたいんですけどね。はい、私も3階席で充分です。

      團子さんはそうですね、王子様キャラは似合いそうですね。隼人さんとの役替りですか~、私もどちらも観たいです。他に決まっているのは香川さんと、あとヒロインの米吉さんなんですね。
      中村三兄弟は出ないのかなぁ、とはいえそうなると團子さんがキツいかな。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. やすみ より:

    たーさま
    こんばんは。
    みっちゃん公演の感想をありがとうございます。
    稼ぎ頭で頑張っていくのでしょうね。
    みっちゃんならバランスよくこなせそうな気がします。
    旦那さんも優しそうだし、可愛い息子さんも。

    週末は花組を見たり、そらちゃん青年感にいってました。
    そらちゃんは影のあるイケメンでしたが、あんまりにも身勝手な振る舞いに空いた口が塞がらないといったところでしょうか。
    ヒロインは純粋で素直、男性が好む女性像の典型でしょうか。
    昭和の古臭い価値観のお話でした。

    たーさまはアナスタシアを観劇する予定はございますか?
    ディミトリは海宝さん、グレブ田代さん、アナスタシアは木下さん、リリーはマルシアさんか堀内さんでご覧になってください。
    セットの映像があざやかですし、楽曲構成は宙組バージョンとおなじです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      やすみさん、こんばんは
      そうです、北翔さんは北翔組のカシラです、今後も独自路線を突っ走って行くのでしょう。ほんま、うまいことご主人を見つけたものです。あくまで舞台での印象ですが北翔さんが父親で扇治郎さんが母親のようでした。舞台にせよ家庭にせよ主役格がふたりだとケンカになりますから、北翔さんがカシラであるからには伴侶は甲斐甲斐しくカシラを支えてくれる人がふさわしいんですね。
      はい、北翔さんならバランス良くこなせると思います。客単価を上げて効率良く収益をあげるスタンスでしょうし。
      ただ息子さんのデビューは急ぎすぎたと思いますよ。指しゃぶりがやめられない、何の芸もない3歳児でしたから。ただ、私の中で扇治郎さんの株は上がりっぱなしでしたね。舞台で息子さんを抱っこしていたのは扇治郎さんだけで、慣れた様子からして日頃から抱っこしまくっているのがよくわかりましたし、扇治郎さんは意外に舞踊がうまくって歌唱もまずまずでしたから。松竹新喜劇では舞踊も歌唱もないのが残念です。

      やすみさんは東京宝塚劇場で鴛鴦、そして青年館で和希さんを観てきたんですね。
      そーなんですよ、和希さん随分と勝手でしたねぇ。何故かだわかります?原作者とダーイシが男だからですよ。ああいった無責任な男をカッコ良いと思っているし、スレた女は疎ましくて純粋な女は愛しい。ホンマ、男目線すぎる作品です。この度の潤色は女性が担当していますが原作者とダーイシへの忖度があったんでしょう。

      やすみさんはアナスタシアを観たんですね。私は検討中です、おすすめのキャストを教えてくださりありがとうございます。グレブは堂珍さんも気になりますね。あとヴラドの大澄さんも生で拝んでみたいような。
      高彩度の映像も魅力のひとつらしいですね。アナ雪の映像にガッカリした記憶が残っているうちに高彩度の映像を見たいものです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  8. イカリソース より:

    はじめまして。たー様の鋭さと教養あるブログ記事、いつも楽しく(そしてドキドキしながら)拝読しています。

    北翔ファンとして、どんな記事になるか期待と不安をこめて楽しみにしておりました。
    私はファンなので、不便や不満も、すぐ上書きされて無かったことになってしまいますが、たー様はズバッと書かれていて、心の中で同意する部分もあります。
    ちなみに、お父様の話は、マニア的には新情報が僅かにあったと思います。保湿ゲル、反射的に買ってしまいましたが(しかも2個)、私の肌に合っていて、翌朝小ジワが消えました(笑)。まさに記事やコメントにあるような、「文句を言わず、お金を使うファン」そのものですね。

    たー様の実体験に基づいた記事(レポ)、これからも楽しみにしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      イカリソースさん、はじめまして。お初コメントをありがとうございます。
      イカリソースさんは北翔さんのファンゆえに不便や不満もすぐに上書きして無かった事にしてきたんですね。本音を伝えてくださりありがとうございます。
      北翔さんに限らず誰かのファンって、不便や不満が生じても無かった事にしている方が多いかもしれません。
      でね、どんな内容であれ「無かった事にした事」って、心の中で本当になくなる可能性もありますが存在し続ける可能性の方が高いんです。
      イカリソースさんは無かった事にしたあんな不便やこんな不満が実際は存在し続けていると認めていて、それゆえ不便や不満をまるっと文章にしている私に「心の中で同意する部分もあります」なんでしょう。でもって続きを想像すると「心の中で同意する部分もあります。しかし、私は今後も不便や不満を上書きし続けます」ではないですか?

      北翔さんのお父さんには新情報があるんですね。北翔さんの事務所の役員になっているんじゃないかと私は推測しています。奥さん(北翔さんのお母さん)と一緒に。
      保湿ゲルの効果を教えてくださりありがとうございます。好きな人が売っている製品が自分に合っているなんて素敵な事です。

      この度はありがとうございました。
      今後もお気軽にコメントをいただけると幸いです。
      どうぞよろしくお願いいたします。

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