東宝エリザベートDVDに思うこと
ジャニーズのルドルフ
今朝の情報番組にSixTONES (こう書いて何故か「ストーンズ」と読むらしいです。難しい)なる若い男の子軍団も出ていました。私はジャニーズには基本、全く興味がありません。しかしSixTONESの京本大我さんは特別。というのも京本さんは、東宝版エリザベートでルドルフを演じたんですよね?
って、「?」を付けるのは、私はDVDで見たので京本さんの演技力についてわからないのです。ネットではおおむね、高評価のようです。
東宝エリザベートDVDは「ホワイトバージョン(トート・城田優)」と「ブラックバージョン(トート・井上芳雄)」の2種類があり、京本さんはどちらにも出ていません。これはジャニーズ側の要望という噂です。
何故か蘭乃はなも出ていない
で、蘭乃はなさん(92期、元花組トップ娘)も、出ていないんですね。白黒どちらのバージョンもエリザベートは花總まりさん。花總さんは77期で、雪組でトップ娘となった後、新しく出来た宙組で初代トップ娘となった偉大なジェンヌOGさんではありますが、それだけの理由で白黒Wシシィになったのか私にはわかりません。
特典映像には蘭乃さんの映像も少し入ってますが、あくまでおまけです。
ちなみにフランツ、ゾフィー、ルキーニは白黒で役替りしています。
バッシングの多さに驚かされる
手持ち円盤の蘭乃はな
私が宝塚ファンになった時すでに蘭乃はなさんは退団されていました。手持ちの円盤で確認出来るのは、蘭乃さんの退団公演である2014年花エリザベートと、あとファントムですね。

このブルーレイはすごくお得で、2枚(2作品)分のブルーレイ価格で3枚(3作品)入ってます!で、3枚目の2011年花組公演でのクリスティーヌが、蘭乃さんです。
2018年雪組公演の「ファントム」を大劇場で観劇しただけに、真彩希帆さんがスタンダードなクリスティーヌという贅沢な耳になってしまって、蘭乃さんが特別、歌上手とは思えませんでした。ですが特別、歌下手とも思いませんでした。お顔も真彩さんとはまた違った可愛らしさがあると思います。
バッシングの多さにため息 心折れるよこりゃ
なので、蘭乃さんのバッシングの激しさにはとても驚かされます。そして、もし東宝がバッシングに配慮して蘭乃さんをのけものにしたDVDを発売したのだとしたら、とても残念です。
こんなの、悲しいですよ。心折れますよ。蘭乃さん、さぞ悔しかったんじゃないでしょうか。
蘭乃はなは折れてなかった
そういったいきさつを知って、私は「もう蘭乃さんは芸能活動をしていないんじゃないか」って思いました。しかし!ネットで調べてみたら主に舞台での活躍を続けていますし、今年からは新たな事務所で新たなスタートを切ったそうです。オフィシャルブログを見ると、退所した前事務所、及びこの度入所した事務所への感謝の言葉を礼儀正しく書いています。
蘭乃さんのこだわりなのか、
短い文章で
やったら改行しまくる
空白の多い記事
で、私はこの形式は基本的に苦手なのですがまぁ、文面が真面目なのでよしとしましょう・・・
あえて言うなら
作戦不足
バッシングのターゲットにされた理由として、宝塚歌劇団及び蘭乃さん側にも作戦不足だった感じはします。
有名動画サイトで、かつてのSMAPの番組に出演されていた蘭乃さんを見ました。それはそれは見事に踊っていました。素晴らしくキレが良いと思います。この時の夫は明日海りおさんでしたが、もともと蘭乃さんが一番長く寄り添った夫はバリバリダンサーだった蘭寿とむさん。おふたりはダンスカップルとしての「らんらんコンビ」だったはずです。
なのに、踊りがほぼなく、難易度の高い歌づくしのクリスティーヌやシシィを演じたんですね、蘭乃さんは。これがいけなかった。どっちか片方にすべき、いや、どっちもしなくて良かった。
ダンス姫のテス、だったら良かったのに
私は初演の「オーシャンズ11」はビデオで、去年の宙組版は大劇場で観劇してるのですが、残念ながららんらんコンビが活躍した花組版は見てないんです。ですが「オーシャンズ11」ならコンビのためにダンスをパワーアップして、テスを「歌姫」じゃなく「ダンス姫」の設定にして踊りまくりバージョンでやり遂げる事も出来たと思います。
もともとの映画でのテスは歌いも踊りもしない「ばりばりの、典型的な愛人」です。
うふ♪って感じでパトロンに寄り添う、そんな愛人をジュリア・ロバーツが熱演しています。それが、小池さんの脚本で宝塚版では歌姫になったのですから、ダンス姫にも出来たはず。残念ながら歌姫のままだったので、蘭乃さんはこの作品でも、歌唱力の面でずいぶんと叩かれてます。
応援しています
蘭乃さん、頑張ってください!舞台を見に行くのは私には敷居が高いので、出来れば動画配信などでダンス姿を見せてくださると嬉しいです。
では、蘭乃さんを見習ったスタイルで、締めの言葉を述べさせていただきます。
私の記事を、
最後まで読んでくださり、
ありがとう
ございました。
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