宝塚ワシントンホテルでソロ活[2食付最安]

旅行・グルメ

なんか宝塚市のホテル事情は今、ややこしいんです。
全国旅行支援とは別に「づか割」なんて助成制度があるんですが、ホテルによって利用出来たり出来なかったりするんですね。
大劇場から徒歩圏だと、
価格のトップスターであろうホテル若水のづか割は即完売。
2番手と思われし宝塚ホテルはづか割うんぬんの前に基本料金が大幅アップしたのでお得度が激減。
じゃあ、3番手の(はずの)宝塚ワシントンホテルは?
というわけで調べたのですが・・・ややこしいんです。

見てくださいよ~

同じ日・同じ料金でも、夕朝食が付いたプラン(左)と朝食しかないプラン(右)があるんです。
どちらも全国旅行支援を使っていますが、左プランはづか割との併用で右プランはづか割ナシなんですね。
こんなにもお得度の異なるプランをシレッと同格に扱って表示しているから困ります。しかも私が調べた時は右プランが先(上)に表示されたし。

もちろん私は左プランで予約しましたw

宝塚ワシントンホテルです。地味ですが宝塚駅からの近さはダントツで、それはつまり宝塚阪急や阪急宝塚駅改札そばのローソンにも近いって事。「大劇場にこそ近い(隣接)とはいえ買い物難民になりやすい」宝塚ホテルとの大きな違いです。

チェックイン時の先会計で、通常通りクレジットカードを使うつもりでしたが・・・
私の前の人も、その前の人も、さらにその前の人もペイペイ払いにしていたんですよね。ひょっとしたらペイペイが11月に宝塚市でやっていた還元キャンペーンを活用出来るのかも?と私もペイペイにしたら、うわ~!

2食付きプラン10,000円(づか割価格)が
全国旅行支援で40%引きの6,000円になり、
さらにペイペイ払いで還元がありました!

全国旅行支援ゆえクーポンももらえまして、

この通り。
クーポンと朝食券と夕食券と、そしてあたかも宝塚歌劇団オフィシャルホテルであるかのようなカードキーを受け取りました。2食付きで実質2,000円ですからめっちゃお得です。

今の流行りなのかアメニティはセルフサービスになっており、ヘアブラシなどを手にして客室へ。

カードキーこそリニューアルされているようでしたが、

部屋のカードキー差込口は古いままでした。カードキーを差し込んでも「押」を押さないと部屋の電気が付かないのがちょっと不便かな、外国人に不親切だと思うし。
私は自己責任で保険証を差し込んでおきました。

にしてもこのカードキーのすみれっぷり、めっちゃデジャヴ感ある・・・そうだ!

劇団公式の「スケジュールカレンダー2022」の表紙(左)と似ているんだ!
この手帳についてはちょうどひとつ前の記事で取り上げたばかりですw。

さて、部屋ですがいたって普通のシングル・・・

よりベッドが広かったかな?
スカステは地上波の9チャンネルに設定されているんですが、テレビに電源を入れるなりスカステだったのでちょっと驚きました。宝塚ホテルやレスパイア、新阪急といった阪急阪神第一ホテルグループのホテルでもスカステを観るには何かしら操作が必要だったので。

カードキーといいスカステ対応ぶりといい、宝塚ワシントンホテルは宝塚ファンをかなり意識しているかと。良いんじゃないですか?宝塚ホテルとの差別化も出来ていますし。
立地もですが、

温泉があるんですよ~

宝塚ワシントンホテルの温泉「銀の湯」は2階にあり、宿泊客は無料で利用出来ます。銀と名付けられているんですが実際は銅くらいかな、コンパクトで普通な感じ。ぬるめで長湯しやすいのが良かったです。
ただ「部屋着での利用不可」がネックでしたねぇ、「スリッパはOK」なルールとバランスが取れていないし。これ、部屋着がペラペラで白いワンピースデザインだからちゃいます?マッパで着るとちくびやその他いろいろ透けそうですからねぇ(なので撮影は自粛w)。このあたり、やや厚手の茶色いツーピースの部屋着でスパやラウンジも利用できる三井ガーデンホテル大阪プレミアの方が優れていると思いました(宿泊体験記はこちら)。といってもここは立地的に、大劇場への遠征には不向きなんですけどね。

さて、お風呂の後は夕食です。和食か洋食を選べるので和食にしました。宝塚ワシントンホテルの和食レストラン「島屋」はそこそこ有名らしいです。

島屋は温泉と同じ2階にありまして、この動線的にもホンマ、部屋着をもうちょっと良くして温泉も島屋も部屋着のまま利用OKだと便利なのにな。

チェックインの時に夕食の希望時間を聞いてくれた事もありスムーズに(極小の)席に案内してくれました。極小でしたが窓からの景色が良かったです。ホテル若水も見えました。
基本的にどケチな私ですが、飲み物のメニューを渡されたので瓶ビールをオーダー。確かメニューには800円くらいの記載だった気がしますが請求は907円でしたね、サービス料が10%加算されていました。気持ちとしては2本は飲みたかったですが1本にしておいて良かったです。

破格なので一気にテーブルに持ってくる(あるいは席につく前にすでに並べられている)と思いきや、コースになっておりひとつひとつ持ってきてくれました。

先付(たぶんどれも手作り)→吸物(具のしんじょうがフンワリ)→造り(鯛がプリプリ)→煮物(蒸して潰して丸めた里芋?柔らか)→油物(衣にあられを使うなどのこだわり)

と、どれも美味しく、

釜飯→止椀→デザート

の最後まで満足しました。

島屋を出た時の私はルンルンだったんですよね。
遠い目になっちゃう。
だってこの後、打ちのめされたから。

「ビールは高かったけどまぁ良いや、さぁ飲み足りないぶんは部屋で!と元気よく製氷機に向かったら・・・

アカンタイプの製氷機だったんです(号泣)。
製氷機から出てきた瞬間すでに表面が溶けているし、氷の粒が小さくて。こんな製氷機がたったひとつ、5階にしか設置されていないんですよぉ。
もうこれは心底ガッカリ。
宝塚ホテルは客室の各階に高性能の製氷機があったのになぁ。

しかも!

何故か部屋にあるのは紙コップだけ!なんで???
というわけで楽しい二次会のはずが・・・紙コップに、すぐ溶ける小さな氷を入れて、お酒やソーダを注いで・・・興ざめに。大勢での屋外バーベキューならこんなのも良いけれどソロ活ホテルステイでは寂しかった。宝塚ホテルにはガラスのコップがあったのになぁ。

気分転換にお茶を飲もうかと電気ポットを引っ張り出してみると、

古めの象印のでした。使い心地に不満はなかったけれど、宝塚ホテルのタイガーのポットの方がオシャレで機能的でしたね。ちなみに部屋にはマグカップもなし(ホット用の紙コップがあった)。

というわけでお茶もそこそこにして歯磨きし、ホテルそれぞれ長所と短所があるなぁと思いながら眠りにつきました。

長くなったので朝食は次の記事にしますね。

2022年12月2日
宝塚ワシントンホテルでの朝食について記事にしました。

コメント

  1. comugi より:

    たーさん、

    おはようございます。
    たーさん、宝塚探訪シリーズ記事、楽しみに拝読しています。まるで自分が泊まっているかのようにリアルプラスたーさんの感想が面白すぎて読み進めています。
    和食をチョイスしたのはグッチョイス!宝塚ワシントンホテルの前身は、旅館「島屋」だったと聞いたことがあります(調べていません)。なのでビジネスホテルだけれど温泉がついているし、島屋は食事処として残ったらしく、プライドをかけて美味しくしてるんかなぁと思います。洋食にしていたら、あの少しがっかりモーニングの1階レストランか、最上階のラウンジ兼洋食屋になっていたと思いますよ。和食で正解だったと思います。ただ1階の朝食にドリンクコーナーがあるのはよかったですね。。コーヒープリンセスのパフェもおいしそう!続編楽しみです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      comugiさん、おはようございます。
      楽しく読んでくださって嬉しいです。ありがとうございます。
      あら、宝塚ワシントンホテルの前身は旅館「島屋」だったかもしれないんですね。確かに温泉と凝った和食の組み合わせってそんな感じ。
      旅館だったとしたら、その頃は部屋着(浴衣?)でウロチョロ出来たんじゃないでしょうか。今はビジホだけど動線的にも「部屋着NG」がかなり痛手でしたねぇ。厚手の生地でツーピースで、あのカードキーのような紫の部屋着を作って館内自由に行き来出来るようになったら嬉しいのにな。ま、これはすごくお金がかかっちゃうから、まずは製氷機をランクアップして欲しいです。

      はい、和食にして良かった~。今思うと肉っけがなく魚と野菜ばかりだったかな。娘が魚介嫌いなので普段は避けていますが(北海道旅行ですら避けた)、ソロ活だと自由に食べる事が出来ますね。
      夕食に洋食を選ぶと朝食と同じ1階の会場だったようです。まぁその、古いファミレスくらいの雰囲気かと。
      最上階のラウンジ兼洋食屋(ガスライト)はかなりメニューをカジュアル化したようですね、いっぺん行ってみたいです。

      ま、ワシントンの朝食はドリンクコーナーがありましたし価格も抑えめですからね、タカホほどの「ガッカリ」じゃなかったです。
      タカホには温泉もないし、あの朝食のままでは夢の続きどころか夢から醒めますよ。

      今ちょうどコーヒープリンセスの画像を編集していました。記事を楽しみにしてくれている方がいると励みになります、嬉しいです。
      まぁその、ここも個人経営らしいクセがあったように思います。
      けっこうあちこち行きましたが、再訪したいのは天ぷらのすずきとイタリアンのカロスキューマくらいかな。あと食べるだけと割り切る(長居しない)ならまるさん松本も良いかと。

      これからもマイペースで探索するつもりです。旧ズッカロチーノに入った新しいカフェにもいっぺんは行きたいな。
      記事もマイペースです、こんな私ですが今後もどうぞよろしくお願いいたします。
      いつもありがとうございます。

  2. ホトトギス より:

    こんばんは。私も2ヶ月前に朝食なし夕食付きプランで宿泊したーさまと同じ料理を食べました。写真を見た感じだと私もたーさまと同じ席に座ったのでは?と。夕食はとても美味しくて大満足でした。温泉も入りお湯の温度もちょうどよかったです。宝塚ホテルと比べて部屋、装備の古さは否めないなと。でも部屋は広く感じました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ホトトギスさん、こんにちは
      ワシントンにビナリオ、タカホに新阪急にレスパイア・・・ホトトギスさんもたくさんのホテルに泊まっているんですよね。私はビナリオがまだ未経験です、梅芸での観劇とセットで泊まりたいんだけどなぁ。
      ワシントンでは夕食付きプランにしたんですね。で、島屋で座ったのは先日私が座った席と同じだったっぽいんですね。窓際のテーブルはここ以外は大きく、柱の都合かなんかでひとつだけ極小で、ソロ活客専用っぽいw
      食事とても美味しかったですよね。はい、建物などの古さは否めないかと。しかし私としてはビールが高かったのがとてつもなく残念でしたよぉ、中瓶で900円超えなんて!

      温泉はホンマに「お風呂」でしたがぬるめで良かったです。だけど何度も言いますが部屋着NGがなぁ~、部屋でしか使えないのって不便です、氷をもらうにも着替えろって事ですしね。

      私は部屋というよりベッドが広かったように思いました。スカステも観れるし立地も駅に近いですよね。また泊まりたいです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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