花組ライブ配信感想、サクッと

ジェンヌさん

ほら、楽天って、「携帯事業が上手くいっていない」といった噂がありません?
他の事業で必死で埋め合わせしているとか、していないとか。

所詮はウワサ、とスルーしていた私ですが・・・

楽天TV、ダイヤモンド・プラチナ会員への宝塚ライブ配信料金を実質値上げ!

ああーっ!
楽天TVの宝塚の配信、ダイヤモンド会員やプラチナ会員はこれまで20%オフだったのに、10%オフになってるーっ!埋め合わせにされちゃったのぉ?
先月までは20%オフだったのにな・・・月組公演の大劇場千秋楽の配信が1月31日でしたので、20%オフ・ラストデーの恩恵を受けたんですね。

購入時にいきなり悲しい出だしとなりましたが、ライブ配信そのものは楽しく観させていただきました。
ただ、カメラワークは気に入らなかったですね。ズームインとアウトが激しく入れ替わって目がチカチカしたんですよ。トップ夫妻メインのドアップか、生徒さんたちのお顔がわからないほどにめいいっぱい引いた状態か、といった極端なカメラワークがほとんどだったように思います。
「たくさんの生徒さん達のお顔を拝みたい」
な私の気持ちは徹底的に踏みにじられましたねぇ。
花組公演は大劇場の1階A席とBB席とで2度、生観劇しています。生の「観たいところを観る事が出来るありがたさ」を改めて感じましたよ。配信から得られる情報はBB席にすら及ばないんだな、と。
その点、月組公演は配信しか観ていないからか、カメラワークに花組公演ほどの不満はありませんでした。

愚痴ってしまいましたが、柚香光さんのご挨拶や退団者さん達のセレモニーを拝めたのはありがたかったです。
楽天さん楽天さん、「フィナーレ→トップスターご挨拶→退団者セレモニーだけの配信を1,000円で販売」なんてどうです?普段の公演や円盤では拝めぬ映像だけに、ニーズはたくさんあるはずですよ~
安易に値上げなんかせず、新しい売り方を提案して宝塚ファンの購買欲を刺激してくださいな。
もちろんダイヤモンド・プラチナ会員には10%オフでお願いしますね。

で、そんな貴重なシーンで一番強く印象的だったのは、優波慧さんのご挨拶でした。
私はゴタゴタしたところをリアルタイムで経験しておらず、宝塚ファンになってからはただただ、めいいっぱい頑張る姿を拝んでいました。ビジュアル・ダンス・お芝居に歌唱と、どれも穴がない方です。
これまで歯を食いしばっていろんな事に耐えてきたはずですから、せっかくならもっとずっと続けて欲しいと私は思っていました。

だけど・・・
挨拶を聞いて、ピーンと来たんですよ。
たぶん優波さんは、
「期が下の、しかも生え抜きでもないトップスターに仕えるのは気乗りしない」
んじゃないかな、と。

現在のトップスター、柚香光さんは期がひとつ上。実年齢はタメないしひょっとしたら下かもしれないけれど「学年こそすべて」な宝塚の世界では柚香さんが先輩なんですよね。
しかも柚香さんも優波さんも花組生え抜きです。
尊敬する生え抜きの先輩がトップスターであるうちに退団したいんじゃないかなと私は思いました。この願望だけだとまだしばらく先でも良いはずで、それこそ柚香さんと同時退団したって良いはずですが、今回の公演で組長の高翔みず希さんが異動するのが決定打となったんじゃないかと。

苦しみに耐え続け、数多くのプライドを捨ててきたのであろう優波さん。だけど、

デカイ看板を背負って他組から降って来た後輩がトップスターになるのを支えるのは嫌だ

といった、最後の最後のこだわりがあったのかも・・・私は勝手にそう感じました。

味方に徹底的に優しい人はえてして、敵認定した人には徹底的に薄情であるものです。
彼女はそうゆう傾向が強い人なのかもしれない、特に少女だった頃は果てしなくそうだったのかもしれないと、私は勝手に、憶測、しました。

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