うたコンの望海風斗より東上の芹香斗亜かぁ

ジェンヌさん

あら?
昨日の夜「うたコン」に望海風斗さんが出演していたので、今朝のブログ村の宝塚カテゴリーは「だいもんパラダイス」になっているかと思いきや、「キキパラダイス」でしたね。
2021年7月14日午前8時の時点で上位20ブログのうち、10のブログで芹香斗亜さんの東上について記事が上げられているのに、望海風斗さんのうたコンについてはひとつのブログでしか取り上げていませんでした。

すでに2度東上している芹香斗亜さんにこれ以上の東上は不要なはずだし、ましてブロードウェイミュージカルならトップスターになってからでもいいのに、2番手のままやるんですから話題にしたくなるのも当然です。私だっていろいろ考えまして、真風涼帆さんの退団はまだ先である事を示していると感じましたし。
けれど何より感じるのは、ヅカファンは現役ジェンヌが好きな人が多いんだなぁって事。爆裂人気だった望海さんですら、退団すると注目度ダウンするんだと思わずにはいられません。

で、私はうたコンの感想を記事にしてみます。
明日海りおさんがうたコンで歌った「なごり雪」に続き望海さんもまた、妙な選曲でした。「PIECE OF MY WISH」は1993年の歌。この頃は小室哲哉さんの全盛期でウォウォウォ、イエィイエィな曲が幅を利かせていた中、今井美樹さんはしっとりしたバラードを連続でヒットさせていました。
この曲を選んだのはきっと、私と同じアラフィーくらいの人でしょう。
望海さんはきっと、自分で選んでいないと私は思っています。なんと望海さんってば大きなヒントを与えてくれたんですよ。歌う前の説明に

「改めてこの曲を聞いた時に」

って言ってたんです。もちろん、望海さんご自身が「どれ歌おうかなぁ~」と手持ちのCDなどをあれこれ再生したと捉える事も出来ますが、下世話な想像をしがちな私としては、この曲を選んだ人から「これ、歌ってね」とCDを渡されたと捉えました。

なんせNHK。
おそらく話す事の何もかもが台本通りだと思いますが、この度の望海さんの発言は推敲が不足していたかもしれません。石川さゆりさんをアゲアゲするのもあまり上手じゃなかったし。
ちょっとした失言が命取りになってしまうテレビ界。何を話すかは、プロの手を借りる方が良さそうに私は思いました。うたコンは生放送らしいしね。

歌は、もちろんお上手でした。
エリザガラコンの時の方が調子良かったような気はします。テレビは舞台とは勝手が違い、緊張したのかも?出だしがやや乱れていました。とはいえ中盤からバッチリに。
聴衆皆をひれ伏せさせる歌声は健在だなと思いました。
ただ、もっと難易度の高い歌にして欲しかった気がします。この歌はまぁ、言ってみれば、歌唱力がさしてなくてもそこそこ無難に歌える、キー幅の狭い歌なんですよね。望海さん本来の能力を活かしきれない歌です。
うたコンの視聴者は高齢者がかなり多いでしょうし仕方ないかな。マックスな望海さんの歌声を聞いたら倒れちゃうかもしれませんし。

歌を聴き、久しぶりに望海さんの公式サイトを覗いてみたらコンテンツがひとつ増えていました。
「TOP」「NEWS」「PROFILE」「CONTACT」「INSTAGRAM」だけだったのに、「FAN CLUB」が追加されていたんです。でも・・・クリックしてみたら「準備中」って。
最初の話に戻りますが、ヅカファンは現役ジェンヌが好きな人が多そうです。望海さんが本気でファンクラブを運営するつもりなら、うたコン前にファンクラブ環境を整えておくべきだったと私は思いました。

・・・
・・・

さて、ここから先は私の話。
読む方はウォウォウォ、イエィイエィで貴重なお時間を無駄遣いしちゃいましょう☆

望海さんよりだいぶ年上な私にとって「PIECE…」は、青春時代の懐かしい歌でした。
でね、先にも述べた通り、歌いやすいんですよ。

聴いてみます?
ちょっと音量大きいのでご注意を。約30秒。

まぁその・・・
特に上手いわけでもないんですが、それでも私にとって声は、髪より顔よりプロポーションより知力より運動能力より、一番マシなんですね。この声を聴いてアカンと思う人は絶対、私の顔を見ちゃダメですよ。もっとアカンから。

私ね、残念なんです。
ちゃんとした教育を受けたら、いわゆる絶対音感を得る事が出来たんじゃないかと、残念でなりません。
プロになるとかじゃなくて、何かしら、「私はこれが出来る!」って自信を持ちたかった。
天然パーマで、ブスで、太ってて、運動も勉強も出来なくて、本当にコンプレックスまみれな子どもだったんです。それでもグレずに育ちましたがホンマ、歌とかピアノとか、習いたかったです。

音符ひとつ読めないまま大人になったから、いわゆる耳コピーしか出来なくて、カラオケするにも音のズレに気付けない。声の出し方も我流。
それでもカラオケが楽しければいいんですが、顎関節症を患い1曲まるまる歌うにも顎がコキコキ疲れるようになっちゃいました。

だから・・・
自分の娘が望むならピアノでも歌でも習わせよう!って思っていましたし夫も賛成していたのですが、うちの娘、びっくりするくらい音を外すんです。むちゃくちゃ歌、下手なんですよ。わざと?ってくらい。
夫と「お前に似た」「あんたやで」とどれだけ喧嘩になった事か。

こんな調子でしたが、ありがたい事に娘は大した根拠がないのに、自分に自信たっぷりに育っています。夫や義父母のお陰かと。

Bitly

録音に使ったSONYのボイスレコーダーです。大きめなので紛失の心配が少なく、使いやすいです。

コメント

  1. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    事後連絡です。私もうたコン記事を書きました。正直タイトルは、たー様の記事にのっかりました。失礼しました。

    改めて思うのは、明日海さんの凄さですね。同時期に退団した紅さんは、大手事務所所属ですが、舞台の世界で唯一無二を目指す戦略のようで、全国放送のTVにほとんど出てくださらないから、ブログ村でも紅さんほとんど記事になっていない(涙)もう私、意地で紅子ちゃんと遊んでいます(泣)松竹さーん、紅さんの舞台を配信してください!

    「子供のころに習いたかったこと」ですかあ。私は、せめて家の近所に書店とか図書館がある環境に生まれて、子供の頃から児童文学とか少女マンガとか、いろんな本を読みたかったです。身近に触れられる本は、学級文庫以外には父が定期購読していた「文芸春秋」しか無くて、しょうがないから小学生のころから文春記事ばかり読んでいたので、女の子だというのにものの考え方が昭和のオッサンみたいになりました(笑)

    最近では「マノン」、自分は「おお、これは男の破滅の美学、かわいい小悪魔に堕ちるどM野郎の話だな」と思って楽しかったのですが、皆さま「博打はダメ!」「美人局ダメ!」全く共感できない話!と怒ってらして。文学って「うんうん、そうだよね、わかるぅ」がすべてなのか?と思う私は、女性的な感性を身につけられていないままなのかもしれない、と不安になっております(汗)

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさん、記事を読む前にまずタイトルでウケてしまいましたよw
      でもってタイトルはウケ狙いなのに、記事内容がとてもしっかりしているのがこんちゃんさんらしいと思いました。
      うたコンのコンってコンシェルジュなんですね。へーっ!
      こんちゃんさんは氷川きよしさんに注目したんですね。私はどうも氷川さんは、鼻に注目しがちです。本当にいろんな意味で限界を突破したんだと思わずにいられません。

      松竹って独自で「歌舞伎オンデマンド」をスタートさせたけど、本当なら自分でやろうとせず楽天などに投げる方がいろいろラクだったはずなんですよね。
      歌舞伎への興味は増すばかりで、楽天での配信なら喜んで試したいのに別のサイトに登録となると二の足を踏んでしまいます。「歌舞伎オンデマンド」である以上、歌舞伎以外の公演は配信してくれなさそうだし。
      はい、紅さんは舞台を極める戦略のようですね。正直全国放送のTVには向いていない気がしますが、関西ローカルならバッチリな印象なんですけどね。

      こんちゃんさんは子ども時代、お父様の影響で「文芸春秋」を読んでいたんですね。親の影響って大きいですよね。うちは母がお付き合いで仕方なく朝日新聞を契約し、母は読んでいなかったけれど私は読んでいたので思考がそっち側になっていました。週刊朝日も読んでいましたし。今はネットで右も左も読み放題で、いいですね。

      「マノン」ですが、こういった作品の需要ってきっと、あるんでしょうね。特権階級を妬む平民を癒やすんじゃないかと。
      マノンにせよロミジュリにせよ、実際は貴族やそれに近い階級の人達がここまで落ちぶれたり死んだりするのってそうそう、ないはずです。
      でね、ド平民な私としてもこうゆう作品はアリなのですが、映画版にせよ宝塚版にせよ、貴族がマノンにのめり込む過程をもっと丁寧に、リアリティを感じさせるように描いて欲しかったですね。里中満智子さんがマンガにしてくれたらいいのにな。

      そうそう、どMって言うと・・・
      宝塚ファンには少なからず、えむっ気があるような気がします。
      人事をメインになんか、納得いかない事があるはずなので。それでもハマるというか、それゆえハマるのが、ヅカファンではないかと。
      そして「うんうん、そうだよね、だから宝塚大好き☆」な同調圧力が産まれたのかも~、と。
      ま、みんな私の勝手な推測です。

      「女性的な感性」ですが、本当に身についている事には気付きにくいものですし、こんちゃんさんにもそれなりに身についていると思いますよ。
      もちろん私にもw むふ♪

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。
      お互いの感性・感覚で記事を書きましょう~

  2. 宝塚好き より:

    た~さん、一言だけ

    上手!!!ってか、歌う時の声が好き!!良い声(*´ω`*)歌の最後の挨拶は思わず爆笑しましたが。笑 
    なんだろうか。歌入ったブログ、斬新

    以上   

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      親切な宝塚好きさん、ちょっとお久しぶりですね。コメントありがとうございます。
      今の私はリアル生活で褒めらる事が本当にないですしね、むちゃくちゃ嬉しいです。
      社会人だった頃は電話対応を褒められた事もあったんですけどね。私の声に勝手にいろいろ期待した人もいたし。で、この手の輩はこぞって、私の顔を見るとガッカリして・・・今となっては懐かしい思い出ですw

      これまでも2度ほど歌入り記事をアップしたんですが、ほんの10秒20秒でもMP3ファイルのサイズがけっこう大きく、その後やる気ナシになったんです。
      ですが最近、MP3ファイルをオンラインでかなり圧縮出来る事を知りまして、歌入り記事の復活となりましたw
      今後もこういった斬新?な記事をアップするかも。お付き合いいただけると幸いです。
      どうぞよろしくお願いいたします。

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