ここ半月ほどの間に何度も大雨警報が出て、いろんな予定が狂いました。
私にとって一番残念だったのは、昨日14日の午後に大雨警報が出たため娘の通う学校が一斉下校となった事。これね・・・娘にセルフ帰宅させても良かったんですが、親バカなので迎えに行き、その後スーパーに寄ったりもしたので「婆娑羅の玄孫」のライブ配信を観る事が出来なかったんですね。
私はライブ配信はいつも締切の1時間ほど前に購入するので金銭的な損失はなかったものの、感想を記事にするつもりだったので「あーあ、重要なブログネタがなくなった」と思っていたんですよ。
なのに、宝塚はすごいなぁ・・・
本日夕方にこーんなメールが飛んで来まして、内容がすごかったんです。
しかも娘は塾なもんですからムクムクと、ブログしたい気持ちがパワーアップ。夫はまだ仕事だし、ひとりパソコンに向かっています。
届いたメールのタイトルだけでも私がどこをすごいと感じたか、伝わります？
セディナに当選するのは正直もう慣れっこなのですが（もちろん嬉しいんですよ）、宝塚歌劇Webチケットサービス（以降「宝塚Webチケット」）からのメールにむっちゃ、驚いたんです。
だって、これまで大劇場なり外箱なり、現役ジェンヌによる公演しか取り扱っていなかったのに、タカラヅカ・ライブ・ネクスト、つまり夢組の、ジェンヌOG公演のチケットを取り扱うんですから！
宝塚直営のジェンヌOG事務所のくせに大した事していない、なんて思っていた私にとってまさに、寝耳に水！
こんな事が出来るのは、宝塚直営だからに他なりません。
タイトルにも、メールの文面にも、「タカラヅカ・ライブ・ネクスト 第一弾主催公演」と明記。
彩凪翔さんがデカデカと写っているポスター画像も載っていて、夢組の凄まじい気合いを感じました。
宝塚直営の特権を実に有意義に行使したんですね。
2021年7月15日19時の時点で宝塚公式サイトのニュースで発表されていないため具体的な販売期間は伏せましたが、本気でチケットを売りたい気持ちを感じさせる日程でした。
宝塚はプライドが高くて建前を重んじるくせに、時になりふり構わぬ大胆な行動を起こす企業ですね。以前からそう思っていたけれど、改めてそう感じました。
そして・・・
「へー！すごーっ！」をしばらく繰り返していた私の脳内がちょっと落ち着いた頃、思い出したのは望海風斗さんの事。
彩凪さんと同時に退団し、おふたりとも事務所に所属せず個人で切り盛りしているようです。
どちらの公式サイトも、こう言っては何ですがプロさを感じさせません。
あらためて本日どちらも訪ねてみると彩凪さんの公式サイトのニュースでは相変わらず彩凪さんを「翔くん」と呼んでいるし、ファンクラブ入会にあたりこれまた相変わらず口座番号を伝える必要がある上、ゆうちょ銀行を「ゆちょ銀行」と誤入力しています。
それでもファンクラブの運営をしているのですから、「準備中」な望海さんの公式サイトより頑張りを感じさせます。
私の感覚では疑問点の少なくない公式サイトをひっさげ、フリーで活躍するお二人ですが、彩凪さんだけ夢組の全面的なバックアップを受けるんですね。
公演そのものが夢組主催なのだから当然といえば当然ですが、記念すべき第一弾主催公演なのに、現時点で夢組所属ではない彩凪さんを主役にするとは・・・「夢組」というより「混沌組」のように私は、感じてしまいます。
ホンマに勝手な憶測なんですけどね、
私は、夢組はまず望海さんに主演公演を打診したんじゃないかと思っています。ホンマに勝手に想像しているだけですけど、そう想像なり空想なりさせる要素があるんです。
宝塚は基本的に、プライドが高い企業。なので記念すべき夢組第一弾公演は超絶人気のトップスターだった望海さんにお願いしたかったはず、と私は思ってしまいます。
で、どこまでも空想は続きまして、
まず夢組は望海さんに直接の所属を望んだけれど断られ、その後、望海さんの直接の所属は諦めて他のキャストを所属OGで固めた公演を打診してもまた断られ、だったのではないかと。
望海さんコンサート「SPERO」のゲストにはスペシャル歌ウマで有名な井上芳雄さんや海宝直人さんがいまして、おそらく私が知らない他のメンバーも相当な歌ウマーズではないでしょうか。
これは他ならぬ、だいもんチョイスのように私は思うんです。結果として夢組所属はひとりも選ばれず、チケットは宝塚Webチケットで取り扱いなしになった・・・
こんな空想で頭、パンパンです。
私は思います。
せっかく夢組を立ち上げたんだから、直接所属じゃなくってもOGがひとりでも出ている公演は、宝塚Webチケットで扱ったらいいのにって。いまだイープラスや梅田芸術劇場の会員になっていない私にとって、ここで取り扱っているかどうかはすっごく、大きいです。
そしてまた、思うんです。
望海さんにしても、コンサートに夢組所属メンバーをひとりかふたりでも呼んだら良かったのに、って。そしてチケットを、宝塚Webチケットで取り扱ってくれるようお願いしたら良かったのに、って。
とまぁ、勝手にいろいろ空想し、そのまんま記事にしましたが・・・
望海さんと彩凪さんは一緒に退団したけれど、そこがもう分岐点だったのは、おそらく間違いないでしょう。
退団直後から、全く違う道を選んだんですね。
宝塚Webチケットから１通のメールが送られるまでにさぞいろんな駆け引きがあったんだろうと、私の空想は止まらないです。
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