早花まこ、OG記事の連載を放置?

ジェンヌさん

珠城りょうさんコンサート「CUORE」のレギュラーメンバーに名を連ねる風馬翔さん。

2018年の宙組公演「白鷺の城」での退団で、私はこの次の雪組公演「ファントム」から宝塚ファンになったため生で拝む事はありませんでした。

だけどなんか、風馬さんの名前をつい最近お見かけしたはずで、何だったっけなぁと悩みながら数日すごしていたんですね。そしてようやく思い出したんですよ、

「考える人」の連載だ!
って。

現役時代から執筆活動にも励んでいたという早花まこさん(88期)が「考える人」という読み物サイトで「私、元タカラジェンヌです。」という連載を持っていまして、風馬さんが登場しているんです。
ちなみにこの連載は読者さんから教えていただきました。心より感謝申し上げます。

早花さんは2021年3月31日に自己紹介を兼ねたご挨拶の記事を掲載し、その後はジェンヌOGさんについての記事を載せています。

これまでに登場したジェンヌOGさんは(敬称略)、

4月6・7日 早霧せいな
4月27・28日 仙名彩世
6月1・2日 香綾しずる
8月17・18日 鳳真由
10月26・27日 風馬翔

以上になります。
そう・・・
10月末に風馬さんについての記事を掲載した後、連載がストップしているんです。
年末に連載ページを見て「まだ風馬さんのままだなぁ」と更新がない事を残念がったばかりなのに失念してしまい、年明けて珠城さんコンサートのポスターでお名前を発見してもすぐに思い出せませんでした。

こうもブランクがあると
ひょっとして早花さんに何かあったのかも?
と思ったのですが、noteでの連載では2022年元旦に更新しています。さらになんと、昨年末12月26日にブックバンという読み物サイトでの連載「宝塚の本箱」でレビューを掲載しているんですね。るろうに剣心についてのレビューでした(記事はこちら)。

という事は・・・体調不良といった理由があるわけでもなく、「考える人」での連載を停止というか放置、しているようです。
これまでの更新のスパンは最長で、ふた月半。たとえ今日更新されたとしても、過去最長のスパンとなります。
私の感覚では、まっとうな出版社の読み物サイトで連載を受け持ったからには、決まったスパンで更新していただきたいんですよ。諸事情あるならひとこと「更新が遅れます」と伝えてくれたらいいのに。

ホンマ、私の勝手な憶測ですが・・・
更新のスパンが「最初はやる気満々だったがだんだん熱意が下がったんだろう」と(私には)推測させます。
4月にふたりのOGさんの記事をアップしたのに次の記事は約1ヶ月後のアップとなり、その次の記事は約2ヶ月後のアップ、その次も約2ヶ月後のアップで、そして過去最長の放置ですから。

おそらく、おそらくだけどね・・・ビュー数が伸び悩んでいるんじゃないでしょうか。
記事のアップが停滞する一番の理由ってやっぱ、コレちゃいます?ビュー数が少ないとやる気が失せてきますし、収益にも繋がりにくいはずですから。

正直、「考える人」そのものが読書サイトとして衰退気味のような気がします。
サイト内の2021年総合ランキングが公表されているんですが、1位から20位のうち、早花さんの連載が複数入っているんです(ランキング記事はこちら)。長く放置されている連載がこうもランキング入りしているという事は、早花さん以外の方々の連載のビュー数が総じて伸び悩んでいるって事じゃないでしょうか。

「考える人」はもともと新潮社が2002年に「自分の頭で考える力」などを理念にして創刊した雑誌でした。その後2016年に公式サイトがスタートし、翌2017年に雑誌は休刊となり公式サイトのみの運営になったのですが(このあたりの経緯は新潮社のこちらのページに詳細が載っています)、サイトでも「自分の頭で考える力」を試されるようなラインナップなんですよ。
もちろん早花さんの連載もご多分に漏れません。早花さんはとにかくあらゆる事を難しく、お堅く書くのがお好きのようです。

お堅い文章を書く事を好む早花さんと硬派な読書サイト「考える人」は本来相性が良いはずだし、早花さんにとってここで連載を持つ事は大変に名誉だったんじゃないでしょうか。それでも更新に精を出さずに他の読み物サイトに記事をアップしているんですから、よっぽどの事情がある気がします。
ぶっちゃけ、ギャラなどで何かあったりしたのかな?とかね、ゲスゲスしちゃう。
OGさんとの交渉、取材、写真撮影、執筆・・・すべて時間とお金がかかりますもんね。

諸事情あったにせよ・・・
自分の名前や顔を出し、先輩後輩に協力してもらうスタイルの連載を受け持った以上、決まったスパンで連載を続けるなり、「最終回」を設けきっちりシメる方が良いように私は思います。

さて、早花さんの連載について述べるのはこのへんでおしまいにしますね。
余談で「考える人」のサイトそのものに思う事をもう少し述べてみます。
このサイトってばパッと見、読み物サイトとして有名なcakesやnoteと雰囲気が似ているんです。
1896年創業と老舗な新潮社だけど、サイト版「考える人」のスタートは先にもお伝えしたように2016年。
2011年創業のnote株式会社はcakesを2012年、noteを2014年にスタートしているので、企業としての格はさておき、「新潮社がcakesやnoteをマネしたっぽい」雰囲気はあります。
考える人はお堅い路線に徹する事によりcakesやnoteとの差別化をはかっているのかもしれませんが、私の感覚ですとネットでの読み物としては、考える必要なく楽しめる連載が豊富なcakesや、誰でもいつでも執筆者になれるnoteの方が戦略として正しい気がするんですよね。
ちなみにcakesは連載の放置を嫌う傾向があるようです。人気連載をとことんアゲアゲする一方で、そうじゃない連載、問題を起こした連載は容赦なく打ち切りにしていますから。

ちなみにcakesも「天真みちるさんの連載がありますよ」と読者さんから教えてもらいました。深く感謝申し上げます。
成果至上主義(と私は思っている)cakesで再連載が決まった天真さんはよっぽど人気があるんでしょう。天真さんの文章はユーモアに溢れていて、飾り気がなく、そしてとても読みやすい。人気があるのも納得です。

コメント

  1. 昭和っ子 より:

    風馬翔さん
    私も最近お名前拝見しました
    意外な人からOS Kの話から風馬さんが振り付けされてる話
    去年の年末のだから一か月くらい前のお仕事かな阿倍野ハルカスの劇場かな?
    宝塚で振り付け助手とかされていたのですが
    本格的に振付家になられたのかな?

    早花さんの考える人は知りませんでした
    香綾しずるさんの回?だけ娘のお知り合いが転送してくださって見ましたがそれが早花さんの記事だという事は知りませんでした
    今は早花さん歌劇誌にコラム書いてられますよね
    読んで無いけど

    さてさてやはり今日(*☻-☻*)娘の強引な観劇誘惑?
    前にも似た様な環境の状態で観劇の助っ人頼まれてあんまり気持ち良く観劇できなかった事もあり
    事情はお話できませんが
    観劇しても大変疲れました

    今の状況では仕方ないのかも?席を空ける事は出来ない?って事でしょうね
    本当なら
    月曜日森の中
    火曜日海の中の予定だったのが
    中止になって日帰りだったので私の暇なのはご存知(^^;

    月組の舞台は皆さんいう様に良く出来た楽しいお話でした

    ショーは暁さんが踊る踊る
    花組の柚香さん、水美さん、永久輝さんの3人分を一人でこなしてるみたい

    出番的には月城さん、凰月さん、暁さんは同じ位の配分ですが
    暁さんは激しくスピードがありなんか目立つ
    月城さんは大人の雰囲気で割と静か?
    凰月さんは明るいけど優雅な感じ
    ちょっと出番の増えてる風間さんも大人の雰囲気?
    ここで暁さんが抜けたら
    この組やや地味になるのかな?って感じでした
    お芝居もショーも昭和と同じ頃のアメリカって感じ
    どちらの作品も今まで見た事のあるような宝塚でした

    日生劇場
    森の中のお話はやはり映画やディズニーであったらしく?皮肉ったお伽話
    夫婦愛や親子愛がテーマ
    でもファミリーミュージカルでは無い

    誰が主演という訳で無く
    羽野晶紀さんが赤ずきんちゃんだが多分主演人の中では一番年上!
    でも似合うです
    ハジメのアナウンスも終演後のアナウンスも羽野さんだったからこの方が主演?
    望海さんは歌は上手いです、でも女役としては完成されていますが
    魔女ですが母でもある
    遥かに年上の羽野さんの方が娘役って感じ
    次次回のガイズの明日海さんが娘なら望海さん女って感じがよく分かりました
    次回の安蘭けいさんとのダブルのミュージカル?お芝居もお母さんの役ですもの 「ネクスト ノーマル」?
    この作品もテーマは重い、初演の安蘭けいとシルビアさんのダブルの時に見ましたが
    なんか身につまされました

    ワタルさん、コムさん、毬谷友子サン
    怖くて面白いトリオです

    特に歌もダンスも無く、舞台をウロウロしてます
    元御贔屓には甘い私なので
    決して主演を望んでいません
    元気で頑張って幸せならいいです

    アンサンブルの一人に則松亜海さんがいらっしゃいます宝塚出身ですが
    裏シンデレラでお歌もあります
    やはり実力ですね

    望海さんも20年後位には地味でも確実にいい女優になってほしいですね

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さーん、うわー、びっくり!風馬さん、OSKの振付をしているんですね。
      調べてみたら、な、な、なんと、椿りょうさんのプレシャス!
      椿さんは凄まじいオーラを放つスターさんです。イケメンで長身、プロポーション抜群!華やかですよぉぉぉ。なのに何故かOSKが出す写真では写りが悪くて・・・機会あったら昭和っ子さんにも是非、生で椿さんを見ていただきたいです!会場はなんばと心斎橋の間くらいにあるブルックリンパーラーですね。ここはめっちゃ小さなハコでスターさん達がすごーく近いです。最前列だとマジで、手を伸ばせば届きそう。あー、私も行きたいっ!

      あら、早花さんは歌劇でも連載を持っているんですか?あまりにあちこち掛け持つと、どこも中途半端になってしまうかもしれませんね。
      私にとって読みやすい文章を書く方ではないのですが、OG記事の更新はそれなりに楽しみにしていたんです。なのに更新がなく、しかも他サイトで他ジャンルの記事を載せていて正直、ショックでした。

      昨日はやはり、観劇されたんですね。
      「新トップ夫妻の大劇場お披露目に空席を作るわけにはいかない」といったパワーが働いているのでしょうか?お疲れさまでした。
      はい、お芝居はほのぼのストーリーのようですね。そしてダンスでは暁さんが大活躍なんですね。暁さんは俊敏で、しかもロング腕足な長身ですもんね。そうですかー、花組のワンツースリーをひとりでこなしているほどに華やかなんですかー、ああ、私も生で観たかったぁぁぁ。
      そうですね、暁さんが異動してからの月組は男役スターのワンツースリーが皆、シットリ派になりますね。ピャーンとキラキラなスターさんが欲しいところかも・・・

      羽野晶紀さんってお若い頃、不思議系なタレントさんでしたよね?
      その不思議感が今も残っていて、それなりの年齢なのに少女のような雰囲気を放っているのかも?
      森の中では、湖月さん、朝海さん、毬谷さんは歌ナシで舞台をウロウロで、望海さんは歌アリで羽野さんの母親役なんですね。確かに望海さんには「女」っぽさがあるかも。一方明日海さんは私の場合、娘というより少年っぽさを感じるんです。梅芸で観たポーの一族の影響かと。
      安蘭けいさんは退団後の葛藤についてありのままを述べた記事にとても心打たれ、いっぺん生で拝みたいのですがまだ叶っていません。
      ネクストトゥノーマルは重いテーマのようですね。今の私はメンタル不調ゆえ正直、パーッ!とした作品の方が良いかも。

      昭和っ子さんはご贔屓さんへの愛がすごく強いんですね。ただただご贔屓さんの幸せを願っていらっしゃる。
      私の場合好きなジェンヌさんが複数いる上に、どうしてもまず自分が幸せになる事を求めてしまいます。

      則松亜海さんは私は、ドン・ジュアンで拝ませていただきました。アンサンブルのひとりですが「アンサンブル筆頭」な感じで、実際、実力ある方だと思いました。
      今ちょうど楽天が音月さんのロミジュリを配信しているんです。舞羽さんジュリエットバージョンなんですがフィナーレで則松さんのお名前も出ていました。正直、則松さんのジュリエットも配信して欲しかったです。

      望海さんは20年後といわず2年後には素敵な女優さんになってくれているかもしれませんよ。
      コンサートもどうか続けていただきたいです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. 昭和っ子 より:

    望海さんは鈴木玲奈さんというオペラの世界の方がラプンツェルをされていて
    その方の母親だけど子供を塔に閉じ込め
    魔女だけど隣のパン屋夫婦のお父さんに恨みがあり
    パン屋夫婦に子供が出来ない魔法をかけてある

    子供が欲しかったら四つの条件を出す

    それが赤ずきん、ジャックと豆の木、シンデレラ、塔の上のラプンツェルに繋がる
    結構強引な方!
    条件を満たして若返るけど、そしたら魔法か使えない
    普通の美魔女?になり
    スリットの入ったドレスを着るが
    自分で働くので割烹着とホゥカムリ?おばさんスタイルが笑える

    割と後半 死んでしまうからラストは
    赤ずきん、パン屋旦那、シンデレラ、ジャックで
    母や妻、家族を思い歌う
    結構残酷でピュアな話になってます

    映画やアニメでもあるが
    日本での初演は宮本亜門さん演出で
    赤ずきんのオーディションに神田沙也加さんが選ばれたとか
    沙也加ちゃんは宮本さんに有名人の娘だから合格したのですが?聞いたそうです
    宮本さんは貴女の実力ですと言ってもらい
    それからミュージカルへの道に入ったとか

    私の御贔屓さんも退団直後は可愛い役もしたのですよ
    エリザベートのシシィとかローマの休日のアン王女とか
    決して歌唱力はある人では無いがシシィに起用した小池修一郎氏は?
    見た目、和風オードリーヘップバーンでしたから今でも可愛い風(笑)
    素顔と舞台化粧の差の大きい人です

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、イントゥ・ザ・ウッズのストーリーを教えてくださりありがとうございます。
      鈴木さんは音大を出た声楽家なんですね。演じるラプンツェルは本当はパン屋旦那の妹なのに魔女が誘拐して我が子にしたようですね。
      魔女は条件を満たして若返ったけれど魔力を失ってしまい、あっけなく死んでしまうんですかー。ポスターを見ると望海さんが明らかに大きいので、最後まで出続けるかと思っていました。美魔女姿、拝みたかったです。

      赤ずきんちゃんは若い女優さんの方が合っていそうですね。初演では神田さんだったのも納得です。
      はい、神田さんが宮本さんに質問した事についてはヤフーニュースの記事になっていましたね。相当葛藤があったんでしょう。
      神田さんにまつわる様々な報道を読み思いました。愛されたい気持ちが人一倍強い人に限ってどうすれば愛されるかをわかっておらず、自分も相手も傷つけてしまいがちなのかもしれないと。

      昭和っ子さんのご贔屓さんは見るからにラブリーですもんね。
      和風ヘップバーンと言えば星蘭ひとみさんがそう呼ばれていましたが、昭和っ子さんのご贔屓さんも似た雰囲気を感じます。
      とにかく華やかですよね。
      素顔と舞台化粧の差が大きい方なんですか?基本的に女性って皆そうじゃないですかw
      そういえば私、コロナに便乗してお化粧しなくなりました。眉毛を描くだけです。ブスなのでマスク生活が快適で、もう戻れないかもー

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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