星組の東上「赤と黒」は生観劇が叶わずライブビューイングとなりましたが(感想記事はこちら)、全国ツアー「バレンシアの熱い花」「パッション・ダムール・アゲイン!」は梅田芸術劇場メインホールでの千秋楽を生観劇する事が出来ました。
なんとも妙な全ツです、ヒロインは星組トップ娘の舞空瞳さんなのに主役は専科の凪七瑠海さんなんですから。とはいえ私はそのあたりの推測はスルーして、私自身が梅芸に着いてから経験したたくさんの「驚き」について述べてみます。
まず、梅芸に着くなり超・超・超驚いたのが・・・
若いっ!(心の声)
凪七瑠海さんのファンクラブ(以降「カチャファミ」と呼ばせていただきます)の方々がかなり目立つ場所にいたのですが、こぞって若かった。
「Kacha Family」のカードを掲げている人、テーブルのそばにいる人、その他数名・・・みんな私より若い。そして実に楽しそうな、和気あいあいとした雰囲気だったんです。
思わず「私も入れて~」って駆け寄りたくなりました。
似たような光景は大劇場なり梅芸なりでちょくちょく見るものですが、「関係者以外お断り」的なオーラを放っているのがデフォ。なのにカチャファミのメンツには親しみやすさを感じたんです。
でね、あえてゆ~っくり、のろのろ~っと歩いてカチャファミを様子見。そしたらテーブルの上の小物(どんな小物かは伏せます)が目に入り、
うわっ!めっちゃセンスが若いっ!!(もちろん心の声)
って思ったんです。ふたつの小物のひとつに「凪七瑠海」、もうひとつに「Kacha Family」と、キラッキラのラインストーンが貼り付けてあったんですよ。いわゆる「デコ」ってやつ?
センスが若くてめっちゃ可愛く、文字のフォントといいサイズといい、私の娘(現在19歳)みたいなノリ?あくまで想像ですが「作ったのは若い子だろう」と感じさせました。
キラッキラ小物を見た私はさらにヒートアップして
ボスはどこやろ?
とキョロキョロ。
凪七さんは89期のベテラン。私事ですが凪七さんが首席入団した2003年って娘が産まれた年で、当時の私には白髪も老眼もありませんでした(遠い目)。ですから凪七さんを下級生時代からずっと応援しているボスだって20年を経てそれなりに年齢を重ねているはずだとめっちゃ思うんですよね。
結局ボスはわからないままでしたが、この度拝んだカチャファミの皆さんのホンワカな雰囲気やキラッキラのラインストーン小物はとても印象的でした。
こんな家族に支えられているからこそ凪七さんは長く活躍し、この度レアな「専科主役の全ツ」が実現したのかもしれません。
しかし・・・専科主役の全ツにはそれなりに厳しさがあるのか、私の驚きは改札をくぐってからも続きました。
なんと「ご来場者様限定」販売の案内があったんです!これまでOGの公演では何度も見ていましたが現役ジェンヌによる宝塚公演で見たのは初めてでした。
福岡と言えば博多座だと思い込んでいたのですが市民会館なんですね。値引きこそないものの舞台写真のオマケが付くそうで、それなりにチケットが売れ残っているようです。
考えてみれば・・・全ツなのにライブビューイングどころか、ライブ配信すらないのも驚きだし。
2023年4月2日追記 その後、4月9日にライブ配信される事が発表されました。
それでも凪七さんの熱意は半端なく、いかにも宝塚ド定番なお芝居やショーを華やかに演じていました。
千秋楽ゆえのご挨拶がすっごく心に染みたんですよね。凪七さんが宝塚に、カチャファミに、目の前の観客に、とにかくあらゆる人達すべてに感謝している事がよーく伝わりました。他のお客さんも皆さん感動していたと思います。
だから、終演後も観客は拍手をやめず、スタンディングオベーションまで始まったのでしょう。「公演は終了しました」のアナウンスがあっただけにさして期待していなかったものの、凪七さんが降りたままの緞帳の前に出てきてくれたのは本当に嬉しかった。しかも羽根を背負ったままでしたので驚きでした。
というわけで、
私にとって「思いがけない驚きの数々」な星組全ツでした。
宝塚ファンの中では凪七さんや瀬央ゆりあさんの背負った羽根が何を意味するのかの推測で賑わっているようですが、私は去就がどうこうというより、カチャファミの今後や、ボスはどんな方だろうという興味関心が強いです。
さて、
以降はオマケの驚きを少々。
カップコーヒーの自動販売機の復活が嬉しくて幕間に購入してみたら、
扉がすんげー勢いでカチャッ!!と開いた事に驚きました。カチャの公演の幕間だけにクスリw
あと普段はブラックコーヒーにするんですが何となくカフェモカにしたらすごく美味しくてこれまた驚きでした。
そして帰り道、
かっぱ横丁のうどん屋さんが気になって入ってみたんですが、
セルフサービスなのはわかっていたけれど、トレーが驚くほど滑りやすくて危うくうどんを器ごと落としてしまうところでした。ツルツルなのはうどんだけにして欲しい。ちなみに撮影しませんでしたが台所の様子もちょっと、驚きだったかな・・・
コメント
バレンシアは、宙組の、朝夏さん時代見ました。曲が、凄く良いとは思います。他の、人の、ブログ見ても、泣いたとか、書いてます。ファンクラブは、男役さんのは、結構厳しいと、おもってたけど、カチャサンのは、ホンワカなんですね。私も、月組公演見たとき、、和食レストランクスノキの、傍で待機してましたが、カランちゃんの、クラブの人優しかった。私は(某ジェンヌさん、たーの判断で編集しました)のクラブに、入ってますが、どなたの、クラブを、探してるの?とか、尋ねてくれました、トップと、二番手の、クラブスタッフは、だいたいキャトルの、左の、ドアの、ロッカーが、備え付けてる所で待機してます。私も、来周月曜やっと宙組に、行きます、(先程とは異なる某ジェンヌさん、たーの判断で編集しました)の、クラブにも、入ってるから、粗相の、ないように、しなければと、思います。たーさんはどなたの、クラブにも、入らないんですか?ブロガーさんは、まんべんなく、全部の組みはるから、入ってない人たんと、いはりますよね。
堺のよっちゃんさん、アップした記事の誤字脱字チェックしていたところ早速コメントが届いてめっちゃ驚きました。
バレンシアの曲すごく良いですね、「愛している」を繰り返すだけなのにすごく良かった。帰り道、複数の観客が口ずさんでいました。私も~と思ったんですが案外難しい。音程を忠実に再現出来ないです。
宝塚公演を観劇すると私設ファンクラブであろう方々を目にする事は珍しくないですが、私はこの方々の様子とジェンヌさんそのものをリンクさせます。関係がないわけないのだから。
はっきり言って、微妙な気分になった事もあります。
それだけにこの度は凪七さんとファンクラブの関係がすごく良さそうとか、ファンクラブ内もすごく楽しそうとか、幸せな想像をさせていただき嬉しいです。私は今後、凪七さんを拝む度にあのデコ小物を思い出すでしょう。
堺のよっちゃんさんにも楽しい想い出があるんですね。ええっと、複数の会に入るのってOKでしたっけ?すみませんがお名前を編集させていただきました。
私は夫と「私設ファンクラブには入らない」約束をしています。
当時は残念でしたが、私の経済力からして正しい選択だったと今は思っています。
ブログを始める前から私は全組の大劇場公演を観ていました。今後も当面そうするつもりです。今日はVpass星組公演に申し込みました、先日申込んだぴあは落選でして焦っています。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
へぇぇぇ!カチャのファンクラブはそういう雰囲気なのですね。とても興味深いお話をありがとうございます。
やっぱりファンはスターの鏡ではありませんが明らかに会の人たちとわかるファンの行動によってスターさんまでなんだか苦手意識ができてしまうこともあるので、若くてキラキラしたファンクラブというのは面白いです。
個人的に少し怖い、と感じてしまう必死なファンの方は今まさに上への道を争っているスターのファンが多いと感じるので(そういう状況だからこそライバルに当たりがキツくなったり、心情はわからないでもないです)、ある意味そういう立場を超越しつつあるカチャのファンは俗世の争いから離れて楽しんで応援されているのでしょうか。
演目とは関係ないところですが市川での観劇が楽しみになりました、ありがとうございます!
そして幕間のコーヒーマシンのカチャだけに(笑)妙にツボにハマりました笑笑
絵里さん、ファンクラブの雰囲気って大切ですよね。あくまでこの度、ほんの数分様子を伺っただけですが凪七さんのファンクラブはとてもあたたかな印象でした。
はい、私も、ファンクラブの方々の様子が苦手だとジェンヌさんそのものも苦手になりがちです。
路線(それも上位)のジェンヌさんのファンは必死になるかもしれないんですか~、そういえば「トップスターはファンが作る」なんて聞いた事があります。
絵里さんは市川で生観劇なんですね。配信がありませんから生しかチャンスがありませんよね、是非感想をお聞かせください。
本当に王道な宝塚作品です。凪七さん達「黒い天使」って「密かにこっそり行動」のはずなのにマントの内側が真っ赤でめっちゃ目立つし、マントをわざわざ広げて会話しているのがいかにも宝塚的に感じました。
あいして~いる~、を繰り返す歌もすごく良かった。
コーヒーマシンの扉ってゆーっくり開く(もしくは自分で開ける)イメージでしたから「カチャ!」ぶりに驚きましたw
開いたところを撮影しようとスマホを構えていたんですが、カチャぶりがうまく収まっていたので記事に採用したんです。お手頃価格で美味しいのでまたいただきたいです。大劇場のも復活していると良いな~
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
少し、思い出しましたが、イシさんの、クラブも、ラインストーンで、かたどった箱、こしらえてましたわ。ドクトルジバコ見たとき、、もってられました、スタッフが。ファンクラブですが、お花代が、1000円以上が、だいたい男役の、相場ですが、貢献度で、席が、決まります、グッズを、買ってるとか。今はお茶会は、無いけど出席ちゃんとしてるかとか、私はサポート代金も、千円で、グッズも、スケジュール帳とかしか、かわなかったから、b席でした。ネバセイのとき。まあでも、年賀状や、バースデーカードが届くのは、それなりに、嬉しいし、エス席が、ダメで、a席に、なった時、差額は、返してもらえます。たーさんの、ブログ詠んで、ファンクラブ考えてはる読者の、人に、詠んでもらえばと、おもって書きました。宝塚の、クラブに、入ってなくても、かつては、ジャニーズの、クラブや、韓流、一般の、タレントの、クラブに、入られてる人も、やはるとは、思うけれど、、娘トップを、応援したほうが、ある意味、得かも。人数少ないし、私も、エスを、取れました。
堺のよっちゃんさん、前回は私の判断でジェンヌさんのお名前を伏せさせていただきましたが今回はそのままにしますね。
轟さんのファンクラブにもラインストーン小物があったんですね。宝塚とラインストーンは相性が良いですね。
お花代についても教えてくださりありがとうございます。
フリマアプリで同じ方が何冊も同じ写真集を出品していたりしますし「貢献する」って大変そうですね。とはいえ宝塚だけでなく芸能のあらゆる世界である事だと思います。
宝塚では(特にマーケティングに明るくないかもしれぬ)一般の方が取り仕切る可能性もあり、いろいろややこしそうですね。
堺のよっちゃんさんのコメントがファンクラブを検討中の方に役立つ事を祈っています。
ふふ、娘トップを応援する方がお得かもしれないんですね。トップであれ娘役だとファンは少ないんですね。勉強になりました。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たー様こんばんは。
「バレンシアの赤い花」自宅でライブ配信を見ました。
実は、お名前とお顔が一致する方が、凪七瑠海さん、舞空瞳さん、瀬央ゆりあさんだけでした。
反省して今日日比谷のキャトルレーヴでプログラム買って来ました。
ショーで、「愛の誘惑」ところで瀬央さんが
アダムをやっておられて、あと「オール・バイ・マイセルフ」歌われて、最後に、羽のところで涙腺が崩壊してしまいました。
円盤が出るとカチャさんがアナウンスされてました。
買ってしまうかも私と思いました。
かなえさん、「バレンシアの赤い花」のライブ配信を見たんですね。はい、凪七さんと舞空さんと瀬央さんがメインですよね。私にしても他にパッとわかるのは朝水りょうさん(敵のルカノール)と、極美慎さん(ルカノールに恋人を奪われた高身長イケメン)と天飛華音さん(盗賊のボスだが根は良い奴)くらいでしたよ。
瀬央さん、白い衣装でしたしちょっと勘ぐりたくなる雰囲気がありませんでした?
「オール・バイ・マイセルフ」良かったですね、私はこの歌を映画「ブリジットジョーンズの日記」で初めて聞きました。
円盤が出るんですね。凪七さんですからさぞ丁寧なご挨拶&円盤紹介だったのでしょう。
もし購入されたらその際は是非、再生後の感想をお聞かせください。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
関西の、たー様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
『バレンシアの熱い花』の配信を視聴しました。
昔は植田伸爾先生のベルばらの様式的な演技を『植田歌舞伎』とおっしゃる方が多かったそうですが、令和の時代ともなると、柴田先生の作品も歌舞伎っぽいなあ、と思いました。
『復讐を企んでいるのをカモフラージュするために酒場で遊ぶ』とか、『父親の為に身売りのように仇と結婚』『深手をおって死にかけの時に、突然「実は私はお前の父親だ」と重大な告白をする』とか、仮名手本忠臣蔵にもありそうな要素だなあと思いました。
主人公が大勢の人を巻き込んで街をあげて復讐することを厭わないとか、二股をかけておいて罪悪感に乏しいだろう、とか、平成生まれの若い世代から見れば、価値観が古いなあ、と思うところがあるでしょう。
中村 暁先生の演出やジェンヌたちの演技は、登場人物の昔の価値観に基づく心情や情念を、現代の価値観の若者でも「うん、そうだよね!」と思えるようにちまちま新解釈したり変更したりせず、
当時の社会や価値観の下で精一杯生きている人物の心情をまるっと肯定しているのがいいですね。現代人においてガチ歌舞伎を見る楽しみを、宝塚で体験している気分でした。
こんちゃんさん、はい、シンジは歌舞伎が好きだったんでしょうね。日本とかけ離れた外国の設定であれ歌舞伎要素を取り入れているからこそ日本人観客に受け入れられたんでしょう。
シンジお得意の「え?ここで終わり?」なラスト・・・これも歌舞伎っぽい気がします。去年末の吉例顔見世興行の「封印切」もそうじゃなかったです?こんちゃんさんも生観劇したんですよね?忠兵衛が逃げるところで終わっちゃいましたから話が完結していなかった。古典だから多くの観客は忠兵衛が処刑される事を知っているけれど、そのシーンまでお芝居でやっちゃったら無粋なんでしょうね。あと中には原作を知らない観客もいて、そういった観客が「忠兵衛はうまいこと逃げて梅川と幸せになった」と空想する事を許しているのかもしれません。「心中・恋の大和路」みたいな死装束姿なラストよりは楽しく劇場を後に出来るような気がするんです。
現代は表向きな、耳障りの良い価値観がアゲアゲされています。でも実際は、古い価値観の方が人間の本質に素直なんですよね。
こんちゃんさんがブログで取り上げている通り、バレンシアの熱い花のシルヴィアは(ほぼ間違いなく)自死なんぞせずロドリーゴと幸せになったって良かったんですよ。でもそれは「表向き」の話。汚れた女は愛する男のために潔く命を断つ方が尊い、こういった価値観を裏で密かに抱いている人は少なくないと私は思います。私はシルヴィアの選択にどこか「哀愁」っぽさを感じました。哀愁と同じくヴィヴィアン・リーが主演なのに「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラは真逆で、生きるためならなりふり構わないんですから面白いです。
もうテレビは表向きな価値観しか取り上げないでしょう。だから古典歌舞伎、シンジ歌舞伎の存在は貴重です。ギョッとするような価値観であれ知る事、それが大切かと。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たー様こんばんは。
先日は、和物が好きと述べつつ某演出家さんのことをやんわりコメントしてしまいました。
たー様もサラッとコメントして頂き、不粋なこと述べて申し訳ないと思っていました。
その後きちんと記事にされていてびっくりしましたよ。
特段思い入れのある方ではないけど、雪華抄とか良い作品もありましたし、一連の出来事は残念でした。和解の方向で、円満に解決してほしいです。
でですね、昨日私スカステでこちらの作品の初演の映像を拝見したんです。
古い映像だけど、大地真央さんぽい男役さんが出演されてるし、あの主題歌がいろんなひとが歌い継いでいて、途中からでしたがついつい最後まで見てしまいました。
細かいツッコミはあるけど、宝塚らしい作品ですね。で、初演のジェンヌさん当てがきなのがよーくわかりました。今回キラキラスターの舞空さんと瀬央さんの演じた酒場の男女は、初演ではやや渋みのある庶民的なジェンヌさんでした。貴族の役のジェンヌさんと雰囲気が違うんで、立場の違いがより感じられました。
主題歌がマジ良いですね。この週末スカステで先月の全国ツアーの放送してくれますが、星組さんはこうした昭和のコスプレ物は似合っていたと思います。楽しみです。
梅田芸術劇場もいろいろ戻っているのですね。
思い出話ですが、私は一昨年制限ありまくりの桜嵐記の時大劇場までいったので、いろいろ強烈でした。
館内のレストランが閉まっている以外に、土日は百貨店も一部を除き閉まってましたね。
宝塚阪急の洋服店にお買い物しましたが、緊急事態下で大変そうでした。
でも、観劇出来ただけで大満足でした。レビューショップで四條畷の最中を買いまして、いつか四條畷神社に行きたいかもと思いました。作品のゆかりの地ですよね。
明日は暑いみたいですね。朝晩と温度差もありますし、元気にお過ごしください。
かずこさん、伝えたい事をどう表現すればいいか悩む時ってありますよね。某演出家については大変センシティブなだけに余計に。
先日のコメントはちっとも無粋じゃなかったですよ。ふふ、不思議ですねぇ、失礼でも無粋でもない人に限ってお詫びするんですよ。本当に失礼だったり無粋だったりする人はお詫びどころか調子に乗る事が多いのに。
当該演出家については気持ちがまとまらずスルーするつもりが、記事にした通り、直接関係ないはずのOGさんを梅芸で拝んでいるうちにシャシャッ!と脳内が整理されたんです。悩んだ時は自分の脳内だけでこねくりまわすより外部の刺激を受ける方が早期解決につながりやすいと改めて感じました。
私も当該演出家に特別な思い入れはありません。ただ、座付き演出家は多い方が良いと思っているんです。宝塚の中であれいろんな演出家によるいろんなお芝居やショーを楽しみたい。しかしながら実際は一部の演出家が牛耳っている雰囲気かなぁ。
バレンシアの熱い花の初演がスカステで放送されていたんですね、いいなぁ。
確認したら大地真央さんはロドリーゴでした、この度の全ツでは極美極さんが演じていましたし大事な役ですよね。
そう、めっちゃ宝塚的な作品かと。ヒロインは本当に死んだのか主役にとって死んだ存在になった事の比喩なのかがわかりにくいですが、そういったところがあるのがまた、宝塚っぽいかも。
そう、、、お芝居は完全に完結しちゃあ面白くないのかも?観客がそれぞれその後を空想させる余地がある終わり方の方が楽しいかもしれません。シバターはそういった作品作りが得意でしたね。
音楽すごく良いです、シバターばかり称えられがちですが実際は音楽を担当した寺田氏の功績も多いかと。しかし彼こそまさに、深刻なせくはら問題があったんです。謹慎処分になってもたった1年で復帰しましたが、、、
演劇界に限らず、特別な才能がある人には特別な問題もある事が多いのかもしれません。才能あるゆえに問題を矯正するチャンスがなかったというか。
かずこさんは桜嵐記を観るために大劇場にいらしたんですね。はい、あの頃は本当にいろいろ制約が厳しかった。
それでも私にとってこの作品は本公演&新人公演どちらも生観劇出来ましたし思い入れがあります、ウエクミにとって最後の宝塚作品でもありますしね。
そう、楠木正行といえば四条畷の闘いです、ここで果てたんですよね。レビューショップで四条畷の最中が売られていたとは知りませんでした。私も四条畷神社に行ってみたいです。私は本当に歴史に疎くて、宝塚を通してアラフィフにして日本史や世界史を学ばせてもらっています。
今日と明日は暑いらしいですね。はい、健康ほど大切なものはありません。お互い元気にすごしましょうね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。