2021年4月11日日曜日は、
大劇場では花組公演が真っ盛り、
梅田芸術劇場ではエリザベートガラコンサート千秋楽、
東京宝塚劇場では雪組公演千秋楽、
と、本来、ヅカファンならどれかしらには関わっているべき日でした。
雪組公演は配信もありましたしね。
なんせなんせ、望海風斗さんのラストデイですし。
そんな大切な日を、どうすごすか・・・
夫は仕事、娘は塾。
ソロ活する事となった私は、悩みに悩んで・・・

OSKのトップスターに就任したばかりの楊琳(やん りん)さんのお茶会に参加しました。
本当は4月4日にあった、OSKの前トップスター、桐生麻耶(きりゅう あさや)さんのお茶会に行きたかったんです。しかしスケジュール調整が出来た時点でチケットを購入しようとしたら完売だったので諦めました。
これが、とても残念で・・・
桐生さんってしんみりジワジワと良さが伝わってくる方でね、だからでしょうか、お茶会に行けなかった悲しみもしんみりジワジワで。
なので「悔いのないよう、楊さんのお茶会には行こう!」と決めたんです。
この日限りの開催でしたし。
「よりによって何故この日なんだー!」って叫びましたけどね、心の中で。
4月11日の大阪は晴天広がる、実に気持ち良い日でした。

御堂筋線の「御堂筋八幡町交差点」周辺です。
この交差点、何故かOSKのチラシにはいつまでも「心斎橋八幡町交差点」と書いてあるんですよね。

これ。半年以上前にブログ記事に取り上げていますので、良ければ読んでやってくださいw
OSKの活動拠点「OSKレビューカフェ」は御堂筋八幡町交差点そばの建物内にあります。
一般道からの入口は、ふたつ。
心斎橋側からの入口は、以前はトゥモローランドがあったので良い目印になっていたのに閉店してしまい、いよいよわかりにくくなってしまいました。
で、今回は御堂筋側から入ってみる事に。

OSKレビューカフェの立て看板が一応あるものの、わかりにくいんですよねぇ。これもOSKらしさか。あ、上の画像では「ブルックリンパーラー入口へ」って書いちゃったけど、「OSKレビューカフェ入口へ」と同じ意味です。というのも、ちょっと奥まった入口をくぐり階段を降りると、

こんなくつろぎスペースがありまして、左側にあるのが大箱なレストラン、ブルックリンパーラー大阪なんです。
OSKレビューカフェはブルックリンパーラーの向かいにあります。
私はとりあえず革のソファーに座って、出だしは順調でしたが・・・
今回、待ち時間を楽しめたのは、ここまででした。
一旦ソファから離れ、お手洗いに行って戻ってくるまでの5分ほどで、雰囲気がすっかり変わっていたんです。
時間が迫り参加者が一気に増えたのですが、そのほとんどが何かしらの繋がりがあるようで、地下にありお世辞にも換気が良いとは言い難いであろう空間でめいいっぱいおしゃべりしていました。
「ほら、あれよあれ、まん防だからおしゃべり、ダメなんだよね」
「えーっ!久しぶりなのにー!お話、したいーっ!」
ってね、
まるで16そこらの女の子がするような会話を、60はとおに超えたようなおばちゃんたちがいつまでも続けていたんです。狭い空間で大きな声で話すから、嫌でも耳に入ってきます。
このあたりは大劇場と、そっくり・・・
大声で話し続けるのって本当に、アラカンくらいの女性がほとんどなんですよ。
クループというかホームというか、そんな方々はとにかく自分たちの世界が楽しくて、好きなだけ挨拶やら話をしていまして、ソロ活の身にはとにっかく、アウェー感が半端なかったです。
私以外にもソロ活さんはチラホラいましたが、皆、すみっこで佇みっぱなし。
実のところ「OSKレビューカフェでアウェー感を満喫」は、今回が初めてではありません。
大劇場では決して味わう事のない感覚です。
「ファンクラブ軍団」っぽい方々は大劇場でもお見かけしますし、独特な空気を放っている事も珍しくないのですが結局は、広い広い大劇場のごくごく一角にしかすぎないんですよね。
なのでソロ活ファンはアウェーを感じる事なく、お買いものなり食事なりトイレなり、楽しくすごせます。
一方、OSKレビューカフェ周辺にはこのスペース以外、時間をゆったりすごせる場所がないんです。
なのでここをホームの方々に占領されてしまうと、アウェーはホンマ、すみっこで佇むしかないんです。
なので・・・
OSKレビューカフェを初体験する時は、ふたり以上が良さそうです。
佇むにしてもお友達がいれば、会話出来ますから。
というか・・・
OSK初体験は大箱からが良いかもしれません。まず松竹座や南座でOSKの公演を観て、もし気になるスターさんがいたら、OSKレビューカフェに会いに行けばいいというか。カフェでは本当に、とても近くでスターさん達を拝めますので。
とまぁ、いろいろ、書きましたが・・・
私は、楽しんでいたんですよ。ホンマ。
といいますのも、これまでにないほどの激しいアウェーを肌に感じていたら、突然、脳内に、
♪さいあくのーじーたーいーにー
♪おちいってーしまあったぁんだー
♪こーりーつーむーえんーーー
って、流れてきたんですよw
生や配信で楽しんだエリザガラコンの影響に違いないww
しかも直後に「これ、ブログに書こう!」って思ったしwww
はたから見た私はひとり佇む冴えないおばちゃんでも、脳内は極めて楽しくルドルフな気分ですごしていたんですw
それにね、実際のところちっとも最悪じゃないんですよ。孤立無援もね、ホンマ、それでいいんです。
だって、OSKを滅亡から救えるのは間違いなく、ホームの熱心なファンの方々なんですから。
そうこうしているうちにカフェ内に入る時間になりました。
はぁ、やっと佇むのが終わったわぁと座ってみたのですが、これまた「なんの罰?」ってなほどに前後左右、ホームなメンバーに囲まれた状態になっちゃったんですよw
マジで孤立無援で、ルドルフ、アゲインw
それでもね、お茶会が始まり、楊さんが登場した瞬間にルドルフは吹き飛びました。
楊さんって本当に、本当に素敵な方なんです。
メイクも声も、どえらいほどに「素」でした。
ホンマ、飾りっ気がない方です。
そしてねぇ、話の内容がホンマ、胸アツなんです。
相当な苦労をしたはずなのに、そんなそぶりを一切、見せないんですよ。
楊さんご自身についてのトークは秘密にしておきますね。
今後のOSKの体制についてのお知らせもありましたのでこちらをご紹介しますが、なんと・・・
トップスターは楊さんただひとりしかいないのに、トップ娘は舞美りら(まいみ りら)さんと千咲えみ(ちさき えみ)さんのふたりが就任したそうです。
歌、お芝居、ダンス、どれをとっても万能な舞美さんだけで良さそうなのになぁ。
宝塚の人事にはいろんな噂が絶えないですが、OSKもそれなりにいろいろ、あるのかもしれません。
で・・・
ここでシメたらいいんですが、もうちょっと言いたい事があるんで、いいですか?
トークの後に撮影タイムがあったんです。
楊さんトークがとても楽しかったので、楊さんを支えてくれているホームの方々へも感謝の気持ちで締めくくりたかったのですが・・・

これですよ、これ。
楊さんがポーズを取る度に私の前の人がこんなふうに、腕を上げてきたんです。
楊さんが顔の向きを反対側にすると腕を下ろして休憩し、こちらを向くとまた、ニョキッ!
の繰り返し。
私は結局、ろくな写真が撮れませんでした。
そっぽを向いた楊さんか、こちらを向いてくれているけれどもピントが合っているのは前の人の手である写真か。
楊さん、美人でしょ~
なんかね、ポスターやプログラムでの写真より、生の方が美しい気がします。
だからちゃんとした写真を、撮りたかったんだけどな・・・
あ、OSKはこういった撮影タイムの画像のアップが許されているので、そういったご心配は不要です。
さて、
いろいろ、書きましたが・・・
私は今後も、OSKを応援し続けます。
コメント
OSK、悠浦あやとさんがいらした頃はよく観に行ってました。
突然の退団後は行ってなくて・・・まだ、不在が寂しいのです。
退団を知った後、しばらく倒れてたくらいです。
楊林さん、何でも上手で素敵な新トップさんですね!
悠浦さんとも仲良しだと聞いています。
これからもOSKや楊さんの記事、よろしくお願いします。
書いてくださる方が少ないので大変、貴重です。
それにしても宝塚は、退団に際して区切りというか
上手く送り出してもらえるところですね。
私のブログは自分のための記録用で、ほんとに適当なものですが
読みたい方に読んでいただくのは全然OKです。
めいさん、再コメントありがとうございます!ブログ「日々の色彩」お名前出しOKとの事、ありがとうございます。コロナへの感じ方は私もめいさんと同じなんですが、私は老祥記の豚まん大好きですよ。確かに濃い目の味付けですがこれが、ビールと合うんですぅぅぅ
悠浦あやとさん、私はOSKがYouTubeで無料配信している間に映像で観ただけなのですが、にしても顔よし、歌よし、首・腕・脚いずれもロングで高身長、と素質や才能に恵まれた方だと思いました。
こんな素敵な方が何の前触れもセレモニーもなく、簡潔な退団発表で終わりでは、そりゃあ、悲しいですよね。
好きな方の退団は、充分なお知らせとセレモニーがあっても悲しいですから。私は明日海さんでロス初体験しました。
すでに他の方の返信にも書いたのですが、楊琳さんを応援する事が悠浦さんを応援する事になると私は信じています。
でね、楊さんなんですが、歌、芝居、ダンスが超すごいっ!って感じのスターさんではないと私は思っています。
美人ですが美系スターさんはなんぼでもいるし、楊さんより高身長、ロング首腕脚なスターさんもなんぼでもいますし。
その一方、、、楊さんは、とにっかく、メンタルが相当にタフなんだろうと、私は強く思っています。
ストレスマネジメント能力に非常に長けているんだろう、と。
目に見える所も好きだけど、目に見えない所も好きになる。
だから映像ではなく、生でお姿を拝んで直接オーラを感じたくなる。
そんなスターさんです。
あくまで私の感覚ですよ。
もしよろしければめいさんも楊さんの生オーラをチラ見してみてくださいね。百聞は一見にしかず、ですし。
6月に楊さんトップお披露目の「夏のおどり」があるんです。
今ね、セディナでお得に一等席が買えるんですよー、たぶん二階でしょうがでも、申込しました。
そうそう、
めいさんは「宝塚は上手く送り出してもらえる」とおっしゃっていますが、これはある意味、「どんだけ残りたくても区切りをつけなくちゃいけない」って事かもしれません。
OSKって、トップスターだった桐生さんが専科として残るし、桐生さんの事実上の嫁、つまり事実上のトップ娘だった城月さんがしれっとワンオブ娘役に戻っているしで、確かに区切りもへったくれもないですが、私はこうゆうのも好きです。なんでも潔いのが良いってわけでもないし、って。えへ。
コメント本当にありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
こんばんは。
わたしも桐生さんのパーティーに行きたかったのですがすでに完売でした。
ブルックリンパーラーはたーさんの記事で読ませていただくのみで未体験なんです。
今回の記事だと1人で行くのはためらわれますね!そんなお客様ばかりだと怖くて!
そして年齢で人を判断してはいけないと思いつつも
60代のお嬢様達がとってもにぎやかというのはほんとにそうですよね。
人生経験の豊かさからか動じない超然主義ですし、
苦手な60代女性に出くわすと、自分の母でなくて良かった、と思うぐらいしかこちらには手段もなく・・・
新しいトップの楊さん、春のおどりで花道付近に出てこられたときに間近で見れたんですが、
爪がとても長かったのが印象的でした。(役作りのためのつけ爪だったらすみません。)
トップお披露目公演には行きたいと思っています。
舞美りらさんはわたしの中では音くり寿さんのイメージです。
シイこざくらさーん、春のおどり、すんごい良席で観劇されたんですね!あのデカ箱で楊さんの爪が見えたなんて、羨ましいっ!私は3階席だったからなぁ(涙)
とはいえ先日のレビューカフェではかなり近くで楊さんを拝む事が出来まして、爪はたぶん普通の長さだったと思います。
ちなみにブルックリンパーラーはレストラン兼ライブハウスであり、OSKのショーやお茶会をやっているのはブルックリンパーラーの向かいのレビューカフェなんです。かーなり、小さな舞台です。でも、ショーやお茶会のセットになっているドリンクは、ブルックリンパーラーでいただくんですから、ややこしい。
レビューカフェには構造的な問題があると私は思っています。
テーブル席だと、最前列以外は舞台がひどく見えにくくなってしまうんです。奥のVIP席だと段差はあるものの、舞台から遠くなってしまうのに追加料金がかかるし。
本来ならスターさん達がテーブルの間を練り歩く事を前提にしているのでしょうが、コロナでそうもいかないんですね。
それゆえ2列目3列目の観客はスターさんが見えにくくストレスを貯め、撮影タイムになるとつい、腕をめいいっぱい伸ばしてしまいたくなるのかも。
なんていうのかな、ひとりひとりは大人しいのに、ある程度まとまった数になると独特な雰囲気を持つグループになったりしますよね。
職場で、赤ちゃん連れの公園で、PTAで、公民館でのヨガ教室で、(釣りをする)防波堤で、そして今回のレビューカフェで・・・その他、あらゆるところで経験しました。
もうね、その場が自分にもたらすメリットとデメリットを秤にかけて、行動するしかないですね。
私はこんな記事を書きましたが、レビューカフェでは「好きなスターさんに会う!」という目的がしっかりしているのでメリットの方が多いんですよ。ま、今後はもうちょっと時間調整してギリギリに着くようにするかもしれませんけど。
シイこざくらさんも夏のおどり、行かれる予定なんですね。
別の方への返信にも書きましたが、今ならセディナでお得に一等席(一階・二階)が買えるんですよ。
「二階なのはいいけれど、どうか左右席じゃないように!」って祈りながらポチしました。
松竹座は周りにコンビニも飲食店も多いし、そもそも松竹座がしっかりしているしで、安心して早めに行けますw
そうそう、舞美さんは確かに万能な方ですが、歌唱だけを切り取ると音さんに並ぶかと言われたら厳しいかも、と私は思います。
音さんは超特別、歌が上手いですから。
でね、OSKには涼乃あゆ(すずの あゆ)さんという、超絶歌唱力な方がいるんです。涼乃さんの歌を集中して聞きたい・・・って思っていたら、なんと、レビューカフェで「歌の会」なる企画をやるそうで。いっぺんは行くつもりなのでその時はまた、記事にしますね!
いつもいつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。