ウエクミ、ナオコ、サッシー、ダーイシ

ああああ〜
なげぇぇぇぇ~

私も頑張って読んでみたんですよ、ヤフーニュースになっているウエクミの
惜しまれる宝塚退団、演出家・上田久美子「世界に資する作品つくりたい」

すごくしんどかった。
こんなしんどい長文を複数のブロガーさんがすぐに読解して記事にして、すごいなぁと思いましたよ。
私は数日かけてもまだよくわからないけど、その気持ちのまんま記事にしてみます。

しんどかったのはこの一節とか、あそこがどうこうとか、そんなんじゃないんです。
全体から放たれている
「読者への配慮ゼロ」
ぶりが、どうにもしんどかった。
たくさんの宝塚ファン、ウエクミファンが読むとわかっているんだろうに、そしてそういった読者のほとんどが普通の読解力しかないとわかっているんだろうに、おかまいなし。

まさに私も普通の読解力しかない人間なので細かな事はわかりませんが、それでもウエクミの
これまでの私は、めっちゃ我慢してきたんやで!
これからの私は、好き放題やるで!
な気持ちはヒシヒシと伝わってきました。

このロングインタビューは読者によって感想が大きく異なるかもしれません。
私にとっては、ちょっとした絶縁状かな。ウエクミは「これを読んで理解出来ない人は私に関わらないで」と言いたいんだろうと感じましたので。

ウエクミはとにかく、宝塚への執着がない。何よりも「自分らしさ」に執着しているんですね。
よくわからん朗読劇、よくわからんイタリア語オペラ・・・
「自分らしさ」に執着するあまり退団後早々、宝塚での活躍を否定しているかもな作品を世に発表している気がするけれど、それがウエクミなのでしょう。

でね・・・
若手脚本家仲間だった(はずの)ナオコはウエクミと真逆のタイプかも、とも私は思いました。
ウエクミは40歳くらいのはずで、ナオコは45歳。ピチピチじゃあないけれど2人ともアラフィーの私より年下だから「若手」と呼んでしまいます。

ウエクミロングインタビューを読む前日にナオコ演出の「めぐり会いは再び」を観劇して、感じたんですよ。
宝塚への執着を。

ナオコはもともと
今後もずっと宝塚で脚本家していたい、
宝塚ファンから愛される作品を作りたい、
といった気持ちが強い(=執着がある)上に、この度のめぐり会い…には
約10年ぶりの第3弾、とか
第1弾は自身の大劇場デビュー作品、とか
「気負わずにはいられない」要素が重なっていたような気がします。

第4弾に続きますよ、なラストといいとにかく、宝塚への執着を強く感じるんですよね。第4弾で終わらせる感じがしないし。
こういったナオコの執着ゆえ、第3弾は宝塚愛が強いファンを幸せにする一方で、愛が少なめなファンや宝塚をよく知らない人にはイミフっぽく仕上がったんじゃないかと。とにかく詰め込み過ぎなんですよね。第4弾以降もそうなりそうな予感をさせます。

さらに別の若手演出家についてげっすい空想をすると、サッシーは「冬霞の巴里」を作るにあたり事前にウエクミ退団を知っていて、「目指せウエクミ超え!」な執着があったのかなぁ。
それで意気込んで、イミシンを狙いすぎるあまりイミフっぽくなったというか。年齢非公表だけどサッシーもたぶん私より若いですよね。

その点、アラカンを超えて古希も迫っているダーイシの「夢介千両みやげ」は、まさに「執着・気負いレス」。
下品、時代錯誤と罵られようと「ワシのペースでやるで~」。
ウエクミ退団を知っても「そーか、ほな元気でな~」。
な感じ。
夢介を作るにあたり周囲の騒動はスルーして「イミシンにする気も続編を作る気もさらさらない、だけどイミフにはせず要所はキッチリ押さえた」んじゃないかと。

彩風咲奈の長い脚に股引き履かせたらおもろなるでぇ!
朝美絢は美人すぎるからたまにはゲスい役やらせたれ!
和希そらは実力者やから雪組お披露目というより生え抜きっぽくしよか!
縣千はアゲアゲせなあかんねんな?よっしゃ任せとけ!
和モノなんだから芸者を出さなな、歌舞伎でもそうやし!

とね、実に肩の力を抜いて娯楽作を作ってくれた気がしました。宝塚らしいアゲアゲ祭りもしてくれたし。
めぐり会い…でも若手2人が異例のアゲアゲぶりだったそうですが、私は気付きませんでした。

・・・

いつもありがとうございます。
ゴールデンウィーク中は記事の更新・コメントへのお返事いずれも不定期になります。
どうぞよろしくお願いします。
ではまた たーでした。

コメント

  1. 昭和っ子 より:

    ウエクミさんの記事?私も読ませてもらいました
    大学卒業後 一般の企業?それとも公務かな?普通の事務みたいなコメントだったので
    やっぱり普通は合わない方だったんだなと思いました
    植田景子氏はやはり宝塚以外の仕事もされていたが
    宝塚の演出家になりたいという気持ちで何度不採用になっても
    宝塚歌劇団の試験を受けたと言ってられたから
    宝塚の女性演出家の先駆者と言う地位を勝ち得られたのでしょう

    小柳氏は多分
    同時に児玉明子さんと言われる
    多分宝塚的には悪名高き女性演出家と言われますが
    私は彼女の作品は嫌いじゃありませんでした
    多分 小柳氏より優遇されていたような感じではあったが
    劇団所属のまま留学もされてるし
    児玉さんの不味かったのは著作権など考えず映画の作品をほぼそのまま?舞台にかけるので
    盗作演出とか言われる叩かれていましたが
    でも宝塚ではそんな作品が沢山あるのに

    何故か分からないうちに劇団を退職されていて
    ファンの人は「それは当然だ」みたいな意見でした
    今も演出家として色んな舞台をされているから才能は充分あるのでしょう

    小柳氏は児玉さんの後位からだんだん認められて頑張っておられるますが

    ウエクミさんは多分この方達がやっと認められた頃入って来られて
    年配や巨匠と呼ばれる下で演出助手や演出補されてたんでしょうね

    ウエクミさんは大学時代は特に演出を目指されていたようには思えませんが
    自分のしたい事を卒業後模索されていたみたいですね
    そこが東大の谷貴矢氏とは違うんですね
    彼は在学中からなんか子供向きミュージカルをされていたとか?
    東京と京都の違いかもわかりませんが
    東京って広い意味で新しい
    京都はやはり閉鎖的かも

    私の知り合いも京大での人が何人かいますが
    京都での就職は案外 同志社とか立命が採用が多く
    つまるところ公務員になる人が多いとか?
    友人(男子です)曰く 京大は医学部意外はぼろぼろやで
    地元の役所のおっさんで終わって職場で堅物呼ばわりされたって
    同じ同期に京大の医学部に行った方は精神科医として我が県のメンタルクリニックの医者
    定年後はどうしてるのやら
    どちらも小学校時代は地味な子だったのですが
    大学によっての偏見は職場には色々ありますが 

    昔、スカステの番組の中で演出家が自分語りされるうち
    木村信司氏が話されたのが印象的で
    「僕は中学から登校拒否児で学校に行かなかったが
    母親がそれを何も言わず許してくれて暇な時間沢山の本を与えてくれて
    やはりそれが凄く役に立って
    勉強なんて自分でしたら出来る
    大学に行く資格を取り
    後に大学では好きな事が出来
    たまたま大学時代に書いた脚本を宝塚に出したら採用されてそのまま宝塚に就職したとか?」

    その作品が天海祐希さんのお披露目の作品だったそうです
    Oヘンリーの小説の舞台?

    やはり木村氏も変わり者みたいですが

    スカステもまたあんな番組してほしいです
    演出家の作風がわかりやすいし
    スランプの話など聞くと成る程って思います
    まだスカステが初期の頃です

    ター様はゴールデンウィークは家庭サービスかな?
    私はもう365日がゴールデンウィーク見たいなものだから
    今年も何にもしません
    観劇もありません
    あんまり暇なのでゴールデンウィークのラスト位に
    南座体験ツァ−って言うチケットを買いました
    1500円で南座の舞台を体験させてくれる様です
    な花道を歩かせくれたり?
    なんか面白そうだから行ってみようと思いました

    今年連休は誰も来ない 旦那は来るかも?草引きと冷蔵庫の掃除?エアコンも
    夏に向かって私の出来ない事をして貰いたいが何の連絡もありません
    旦那
    海外に行けないから夏は北海道、冬は沖縄にこっそり行くので
    土産を持って来るから内緒では無いと思うが
    まさかあの観光船に乗ってないか?なんて思ったり
    亡くなった義母が言って○○は直ぐに行方不明になるって本当に幾つになっても変わらない旦那です
    まあ、LINEの既読がついたから生きているのでしょう

    連休は野球も楽しそう
    私の宝塚友の半分は阪神ファンなので今年は残念スタンプがいっぱい
    ゴールデンウィークで巻き戻せかな?
    野球は結果しか見ない私です

    楽しいゴールデンウィークであります様に
    ター様が元気になられるような事が沢山あったら良いですね

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さーん、先に私の話ですみません、ここ数日アマゾンプライムで「あしたのジョー」を夫と観ているんですが、なんとジョーの声優があおい輝彦さんでした!昭和っ子さんが先日話題にしていたあおいさん。ジャニーズなのにこんな不良少年の声を担当していたんですね。にしてもめっちゃ面白いですよ、ジョー!

      夫は4月29日から5月8日までずーっと休みで、ほぼ濡れ落ち葉ですw
      昭和っ子さんのご主人は連絡ひとつくれないんですか?ふふ、うちの夫と足して割ったら丁度良い配偶者になりますねw
      ちなみにずっとそばにいてもエアコン掃除などは私がやります。身長があまり変わらないから高いところ担当じゃないしw
      そんな夫は今日は朝食後に実家に行ってくれまして、娘は大学。私は久しぶりにひとりになりホッとしています。

      うちは夫婦一緒だとリビングで飲んでばかりなんですが、昨日は珠城りょうさんのコンサートに行ってきました。GW中の唯一にして最大のレジャーでした。
      昭和っ子さんは南座での舞台体験ツアーに行くんですね。是非感想をお聞かせください。にしても花道を歩かせてくれるなんて太っ腹ですね!

      昭和っ子さんは京都に詳しいんですよね。
      私も好きだったんですが、娘の大学受験でゴタゴタしているうちに、京都には何の罪もないとわかっているのに京都が苦手になってしまいました。
      南座のツアー体験、娘の受験前の私なら行っていただろうにそんな気持ちになれません。
      夏のOSK公演か、遅くとも冬のノートルダムの鐘の頃には京都へ行けるようになる・・・かな?
      そして、同志社を見学したいです。
      ここにお子さんが合格したママ友(だった人達)から随分とマウントを取られて私、目玉がしぼんでしまいそうなほど泣きました。
      うちから京都は日帰り圏ですが通学するには遠く、本命の国立大の勉強を頑張るためにも同志社は受けさせなかったし、ママ友(だった人達)にもそう告げていたんです。「そうやんね、それがいいやんね」と言われていたけれど実際は皆、お子さんに受験させていました。
      京都も同志社もなーんにも、悪くない。わかっているんですが今も、テレビやネットでこれらの文字を見るとすごく悲しくなります。
      ちなみに立命は共通テストのみで通る状態でしたので特にあれこれいった気持ちはありません。同志社は共テのみだと厳しそうでしたが、一般試験を受けたら合格の可能性は十分にありました。何としても受けさせるべきでした。

      難易度の壁・・・
      関西の国立大と関西の私大の間には大きくて高い壁があるけれど、関西の私大の間の壁はさして大きくも高くもないと私は思っています。
      だけど、子どもが国立大に落ちて同志社に合格した母親は、同志社を頂点だと褒めちぎり神のように崇めるんですね。そして娘の進学先を底辺とディスる。コッソリと。
      京都も同志社も悪くないとはわかっていても、あの母親たちとセットのように考えるようになってしまい、苦手になってしまいました。
      だからこそいつか京都に行く事が出来た時は同志社を見学し、京都も同志社もちっとも悪くない事を身体で感じたいです。

      昭和っ子さんからのこのコメントを読み、「京大よりも同志社や立命の卒業生の方が就職活動がうまくいく事が多い」と教えてもらい、改めて京大と同立の間には大きな大きな壁があるんだと思いました。
      企業としては京大卒は使いづらく、京大卒ににとってはそこらの企業じゃ物足りないのかもしれませんね。ウエクミにしたって、あまりにインテリすぎて宝塚運営陣も観客もアホアホに感じて関わるのが嫌になったんじゃないですかね?
      その点、娘の通う大学は一般企業で使いやすい卒業生を大量に生産しています。そしてそれは同立でも同じだと思っています。

      今となってはどうにもならない事ですが、首都圏の私大も受験させれば良かったです。
      早慶なら、宝塚の演出助手の書類審査には通りそうですしね。慶の方が有利そうだけど。
      小柳さんは慶の文学部卒だし、ほかにも慶が多いですね、小林一三さんの母校でもありますし。
      あら、児玉さんは慶の法学部卒なんですね!なのに盗作作家の異名を取るなんて皮肉ですねぇ。
      木村さんは早ですが第二なので学歴より実力で地位を得た印象です。作品中、私は配信されていた「鳳凰伝」しか観ていませんが、和央さんの初演も珠城さんの再演もどちらも好きです。
      植田さんはいわゆるお嬢様大学ですから書類審査では不利だったかもしれません。なのに何度も再チャレンジして乗り越えたなんてすごいですね。

      舞台初心者の私はとにかく出演している人にだけフォーカスしていましたが、好きな気持が高まると演出家にも興味が出てきますよね。
      スカステで演出家の自分語り番組があったんですね、私もお話聞きたかった。
      宝塚じゃなくてすみませんがシジミ、じゃなかった浅利さんにも興味アリアリですw 彼も慶ですしなんか、演出家は慶が最大派閥なのかも。

      自分語りが長くてすみません。
      いつか京都に行く時のために、今後もいろいろ教えてください。
      これ、京都風の言い方(本意は反対)じゃないですよ。少しずつ京都に、同志社に、そして大学受験に向き合いたいんです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. おかちゃん より:

    たーさんのお陰でこんな記事があったことを知ることができました。ありがとうございました。

    京都大学の講演会実施の時にローマ帝国のパンとサーカスを持ち出した方です。観客席に座る人間のことを計算(マーケティング)しての作品作りは宝塚歌劇団だと大衆演劇ですし、演じる人たちはスター制度があるので自由がなかったんだと思います。ずっと俯瞰して物事をとらえることの出来る人なのだなあと私は思いました。

    安定を求めず、チャレンジャーな気質があることを私は素敵だなと思います。
    ただ、文化庁の留学生になった宝塚歌劇団の演出家は多数おられます。歌劇団在職が認められ留学生採用されたんじゃないのかなと思うので、その成果を宝塚歌劇団に返さないんだなと言う見方を私はしつつも、クリエイティブってのは一か八かの世界ですから自分がやりたいを優先しての退職は最近の就労する人間のまさにあり方だと感じます。若いな、すごいなです。

    私個人はオペラを楽しみにしています。見たいとも考えて遠征計画しています。

    オペラ公演って莫大な費用が必要なのに手掛けられるチャンスを掴んだこともすごいけど、依頼されたほうも宝塚歌劇団のファンの中に本物のオペラ(男の人出演の意味です)見たい人もいると思いますから集客できるんじゃないかなと算段したんでしょう。で、費用が実にお安い。イタリアほどではないんですが学生も見ることが可能なチケット代金です。大阪でおこなわれないこと、文化の成熟度やなと笑ってしまったんですが。

    あと、朗読もじわじわとやりたい人、やっている人が増えている分野でして、それをどうやって見せてくださるのかもとても私は興味深いです。

    既存の枠におさまらないおさまろうともしていないんじゃないかな。

    それを好むか好まないかは仕方ない。

    たーさんが理解できないも確かにそういう読み方出来るなと思います。子育てが終わってる私は、独身気分なので楽しく読みました。しがらみのない生き方を選択出来る自由があるんだろうなあ。なんて風に勝手に解釈しています。失望か希望か。それ見たいな。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、以前パンとサーカスの話を教えていただきましたね。
      はい、ウエクミは宝塚への愛がさしてないからこそ冷静にマーケティング出来たのでしょう。いっぽうでナオコは、少なくとも今回の星組公演では「俯瞰して物事をとらえる」が出来ていなかった気がします。宝塚への愛は強く感じたけれど。

      たいていの人間はトシとると保守的になっていくものですがウエクミは「私の居場所はここじゃない」の気持ちが高まる一方だったんでしょうね。高い評価を得た事がその気持ちをさらに強めてしまったのかもしれません。
      「自分らしさ」を追求すると他を傷つける事が多いです。ウエクミも結果的に恩を仇で返したような気がします。
      おかちゃんさんはウエクミにエールを送っているのに申し訳ないんですが、私は今後のウエクミはいろいろ厳しいと考えています。連発で仕事が入るなんて今だけじゃないかと。

      オペラってマイクを使わないんですよね?なんか費用がかかりにくい印象でしたがそうじゃないんですね。
      そういえば池田理代子さんはオペラを応援するために私財をなげうってあまり貯金がない、なんて話を聞いた事があります。
      はい、宝塚のファンにも本物のオペラに興味がある人はいるような気がします。私自身、あっさりと四季の歌唱力に気持ちを持っていかれたので可能性はあるかなと。
      近くの劇場やるなら観たかったです。あら、大阪でしないのは文化の成熟度が低いからなんですか?
      私は遠征出来ないし、配信はあまり好きじゃなくオペラならなおさら気乗りしません。
      おかちゃんさん、もし遠征されるなら是非、感想をお聞かせくださいね。失望か希望か。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    私も上田久美子さんの例のインタビューを拝読して、自ブログに感想をUPしましたが、

    正直、インタビューの内容は抽象的すぎてよくわかりませんでした。

    もっと言えば、わかりたくもありませんでした。

    寅さんが、自分がお客様にイミテーションのアクセサリーを売って、買ってくれたお客に「これ、キラキラしているけどイミテーションだから。本物の宝石を見る目を養わなきゃだめだよ」とか言うでしょうか。

    猪木がプロレスを喜んで見ている客に「これ、リアルな試合ではなくて、やらせだから」と言うでしょうか。

    秋元康がCDを買う客に「そのCDの歌詞を書いた俺は、アイドルに疑似恋愛なんてありえねえと思っているけれど、お前らが喜ぶから書いてやっている。」と言うでしょうか。

    上田久美子は、”美しい嘘”というコンテンツを客に売って収入を得てきたのでしょう。

    自分のブログでは飲み込んだ言葉があります。

    「それを言っちゃあ、お終いよ」

    宝塚のお客は、上田久美子さんが思うほど鈍感ではないですよ。ブログ村の皆さんも、飲み込んだ言葉があるのではないですか。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさんの記事、アップ早々に読ませていただきましていろんな迷いを感じたんですよね。もっと冷静に割り切った記事にしているブロガーさんもいました。
      はい、私にとっても「わかりたくもありませんでした」なインタビューでした。
      ただ私は、ウエクミは宝塚を見限ったと思っていますよ。宝塚だから見限ったというより、「自分らしさ」の邪魔になるものはすべて見限りたいのがウエクミじゃないかと。

      あら、

      >「それを言っちゃあ、お終いよ」

      くらい、飲み込まずに吐き出しても良かったんじゃないですか?前から思っているんですがこんちゃんさんって抑圧的なところがありますよね。他人からの評価がすごく気になって自ら行動制限を課してしまう。
      でもその割には思い切った事もしていますよね?掘り返して申し訳ないんですがシティーハンター記事のタイトルがそうだったし、あと、こんちゃんさんの大阪出張時に私が丸亀製麺を勧めた事を覚えていますか?その後こんちゃんさんがうどんの記事をアップしたのでワクワクしてクリックしたんですが丸亀のまの字もなく、具体的に大阪のどの店でうどんを食べたのか、それどころか食べたのか食べなかったのかもわからない内容だった気がします。
      どのくらい前の記事だったかなぁ・・・とにかく私は戸惑っていたんですよね、でももう大丈夫です。こんちゃんさんが私の事を好いてくれていると伝わってきますし、私もこんちゃんさんが好きで、記事から刺激をもらっています。

      さて、ウエクミについて私は飲み込まずに言ってしまいますね。
      朗読劇もオペラもコケると思っています。
      でね、だからこそ観たかったですよ。関西でやらないのが残念です。
      私はどんなに悪意を込めて観劇しても、良いものは良いと判断しますのでw 歌舞伎の橋之助さんみたくねww

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • こんちゃん より:

        関西の、たー様

        いつも楽しみに拝読しております。昨年秋の、天王寺滞在記の記事で大阪のうどんの記事を上げた際のことですね。

        すみません。「たー様には丸亀製麺を勧めていただいたけれど、香川に丸亀製麺のお店はあるので、香川には無いチェーンのお店のうどんを食べてみたいなあ」と思い、明らかにチェーンっぽいお店のつくりとメニューのうどん屋に行き、(つるまるだったような気もするのですが、定かでありません)

        香川ではコシのつよい固めの麺が好まれるのですが、そのお店の麺が柔らかめで、「自分の好みではないけれど、上方文化では柔らかいほうが好まれるのかもしれないし、ブログの読者の半分は関西の方だし」とも思い、なんとも中途半端な感想記事をUPしました。

        お土産には、たー様がブログでまとめ買いされていた「みるーく饅頭月化粧」を買って職場で配りました。家で軽くレンジでチンすると、バター風味が際立っておいしかったです。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          こんちゃんさん、お返事遅くなりすみません。
          香川にも丸亀製麺があるんですね。私は香川県民の方数名から、香川県民がいかに丸亀製麺を嫌っているかを聞いていたんです。「あんな店は絶対にここ(香川県内)では流行らない、誰も行かない」とまで。なので香川にはないと思いこんでいました。

          はい、讃岐うどんはコシが命ですよね。いっぽう大阪のうどん屋さんはコシより客に提供されるスピーディーさが重視されていて、業者から購入した茹でおきの麺をササッとお湯にくぐらせるスタイルが多いような気がします。私にとってはこれはこれで美味しいんですが、香川でうどんを初めて食べた時はすごい衝撃でしたねぇ、セルフの安価なうどんなのに茹でたてで。
          そして関西で丸亀製麺に行きさらなる衝撃!だって私の感覚としては丸亀製麺のうどんはかーなり、香川のセルフうどん店に近いと思ったから。だけど香川県民は嫌っているので、ここはひとつこんちゃんさんに勧めてみようかと思いつきまして。結果的にメリットなかったですね、こちらこそすみませんでした。

          あら、前置きが長かったですが結局、こんちゃんさんは「大阪への出張がてら大阪的なうどんにチャレンジしたけれど好みではなかった」んですね。
          それならそのまんま記事にしても良かったように私は思うんですよ、だってこんちゃんさんご自身のブログなんだから。
          とはいえ、匿名のコメントでのやり取りだけでもこんちゃんさんの性格はある程度感じていますので、ああいった煮えきらぬ記事になったのも今の私には何となくわかるような気がします。

          ふふ、こんちゃんさん、面白いですね。
          角が尖っているうどんを好む香川県民であるこんちゃんさんが、ブログでは丸みのある記事を書き、
          うどんにさしたるこだわりがない関西人な私が、ブログでは気遣いお構いなしの尖った記事を書く、
          なんて。

          みるーく饅頭月化粧、お土産にピッタリですよね。
          私もまた、記事で紹介した大阪松竹座そばの店舗に行きたいです。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. まりも より:

    娘が帰って来ました。最近、主人との二人暮らしのペースに慣れていたためか、ちょっと賑やかになりました。

    以前も書きましたが、上田久美子先生の作品で一番好きなのは、桜嵐記です。先日、歌舞伎を観劇して更に思ったのですが、桜嵐記って、ホント歌舞伎みたいですよね。ウエクミ先生も歌舞伎がお好きとの事で、参考にされたりしたのでしょうか。

    たーさんが仰られていたように、お芝居とショー(舞踊)の組合せって、歌舞伎以来、ある意味、王道ですね。
    昔、明治座で、坂本冬美の座長公演で、一部が女ねずみ小僧のお芝居で、二部が夜桜お七を含む歌謡ショーでした。面白かったです。
    お芝居を観て、その後のショーでスッキリの流れがいいんですね。

    宝塚の作家さんにも、花組でやったTOP HATとか、以前雪組でやった20世紀号に乗って(どちらの作品も観てないのですが、あくまでも評判によると素晴らしい作品とのこと)とか、オリジナル作品で、ブロードウェイミュージカルの原作みたいな楽しい華やかな話しがかける方がいたら良いですね。期待しすぎですかね。
    それとももういらっしゃいましたっけ?
    石田先生は原作ありきの作品で、素晴らしい演出されますよね。

    上田作品も素晴らしかったですが、悲劇的なものが多かったですよね。でもどの作品にも運命に抗いながら懸命に生きる姿が描かれていました。
    あと、上田作品つながりでいうと、星逢一夜の咲ちゃん、ちょび康のお役、良かったです。弱々しくて、心優しいちょび康のお役、すごく似合っていて好きでした。咲ちゃんって、ちょび康や夢介みたいな心優しいお役、もともと似合うんですよね。咲ちゃんの中にきっとそういう要素を持ってるんでしょうね。次回の一本物の大作、楽しみですね。

    主人は、男はつらいよの映画が大好きで、私も好きなんですが、この頃、益々好きになってきました。寅さん、いいですよねー。面白くて、ちょっぴり切なかったり。マドンナも色々なタイプの女性がいてよいですし。昔の各地の日本の風景が映るところも好きです。
    もし今、目の前に寅さんがいたら、なんていうかなーとか。目の細い男性で唯一好きなのは、寅さんです。

    寅さん、宝塚ではちょっと難しいですよね。銀ちゃんはあるけど、そこまでですよね。ビジュアル的にちょっと。第一服装がね。宝塚はあくまでも男役スターであって、男性とは違いますからね。わざわざ宝塚でやる必要もないですね。
    今、男はつらいよ、宝塚で検索したら、yutubeで、平みちさんの寸劇みたいな動画がありました。面白いですね。

    この連休、なんだか溜まっていた録画(宝塚スカステ録画分、映画など)とか観ていると、あっというまに一日が過ぎてしまいます。

    なんだかもうすでに、断捨離が進まない気がしてきましたw

    ちなみに娘の部屋は大学に行く前に、もう高校の要らない教科書とか捨ててあり、以外とスッキリしてるんです。
    2日の月曜日は、私の勘違いで、リモートの授業はあるそうです。でもこちらで受けられますからね。リモートも良いこともありますね。
    娘はやはりこちらの友達達と逢うのが楽しいらしいです。
    でも娘と私が好きな近所の喫茶店や甘味処とか久々に一緒に行きたいなーと。主人と娘と三人で焼肉屋さんや回転寿司に行くのも楽しみです。
    料理も娘がいる方が作る張り合いがありますね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      まりもさん、娘さんが帰省したんですね。賑やかになって楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

      今日はリモート授業なんですね。はい、リモートにも良さがあります。だけど、たまの帰省時ならまだしも、自宅通学のうちの娘が自宅でリモート授業を受けているのはかなり邪魔なんです。大学内に生徒用Wi-Fiがありリモート授業を受ける環境が整っていますので「定期券があるんだしとにかく平日は毎日大学に行け!」と追い出していますww

      まりもさんの娘さんも高校時代の友達と会うのが楽しいんですね。うちの娘もGW中ずっと高校時代の友達と会う約束がすし詰めになっており、私としては助かっています。
      だけど夫が濡れ落ち葉っぽくなってしまいましたw 今日は実家に行ってくれて助かっていますが夕食は自宅で食べると言ってるんですよね。夫婦観劇した珠城りょうさんのコンサートの感想を記事にしたいんだけど間に合うかなぁ。夫は「やっぱジェンヌは現役時代が一番輝いているかもしれないな」と言ってました。桜嵐記も夫婦で生観劇していますので比べてしまったんでしょう。

      まりもさんはウエクミ作品の中で桜嵐記が一番好きなんですね。
      はい、わかりやすく派手な衣装、わかりやすい演出はホンマ、歌舞伎っぽいですね。
      でも・・・不足しているものがあるんですよ、桜嵐記には。何だと思います?
      答えは・・・遊女! 歌舞伎って花魁、傾城、遊女が好きな気がします。玉三郎さんで有名な「阿古屋」なんて傾城の名前なんですよ。
      ダーイシが夢介に芸者を出しまくっているのも歌舞伎の影響ちゃうかなと私は推測しています。
      そうそう、歌舞伎は「良い家柄のお姫様が遊女に転落する」ストーリーもかなり好きっぽいんですよね。ウエクミは桜嵐記で高師直の周囲に女性をはべらせていますが遊女ではなく良いところのお嬢様でした。このお嬢様たちがそういった転落をすればいよいよ歌舞伎っぽくなったかも。

      あら、確かにウエクミは悲劇が多かったですね。宝塚のお芝居だとトップ夫妻が命を落とすストーリーであれラストで必ず天国シーンって言うのかな、ふたりして目覚めて踊ったりしますがウエクミはこうゆうラストが嫌いだったかもしれません。バカバカしいと思いつつニーズに応じたのかなぁ。
      ウエクミにブロードウェイ的なハッピーエンド作品を求めるのは難しいと思いますよ。今後ウエクミは「自分らしさ」の追求に励むでしょうから、いよいよワケワカメな作品が続くんじゃないですかね?
      コケると思っていますよ、私は。
      で、自分らしさを封印して稼がなくちゃいけない状況になったウエクミはひょっとしたら、これまでの宝塚作品をしのぐ大作をこさえてくれるかもしれません。

      星逢一夜は配信で観たんですが源太の望海風斗さんの印象が強すぎました。
      彩風さんも出ていたんですね。今確認してみたら有沙さんも彩さんも!今もまだまだな私ですが、星逢一夜が配信された時の私はもっとさらにまだまだでした。

      ご主人は寅さんが好きなんですね。アマゾンプライムで1作のみ無料になっていますから私も観てみますね。あしたのジョーがまだまだあるのでその後になるかな?うちも夫の付き合いで観始めたのにかなりハマっていますw
      「男はつらいよ」には令和の日本では絶対にやれないような演出があったりしませんか?寅さんをキープしたままマドンナを取り替えまくるのはうまい作戦ですが(確か後藤久美子さんもいたような)、でもこうゆう設定がもう、令和ではNGかもしれません。ジョーもそんなのばっかりで、アニメではあれ昔の東京の風景がたくさん出てきます。ガラが悪いところも含めて。
      古い作品は自然の景色が魅力的ですね、銀ちゃんの予習で観た(が予習にはさしてならなかった)「蒲田行進曲」も、ヤスの故郷である熊本の風景が素晴らしかったです。男はつらいよなら全国あちこちの風景が映っているんでしょうね。

      平みちさんの寸劇、探してみましたー!
      いやーん、楽しいですねこれw
      今なら彩風さんですね!ふふ、あまりにも夢介が良かったから彩風さんが浮かんできましたww

      そう、蒲田行進曲が銀ちゃんになったんだから、男はつらいよだってトップスターはつらいよになっても良いんですw
      いろんな観客がいるんですから、いろんな作品があっても良いように私は思っています。スター制度であるからにはトップスターはいつもイケメンじゃなきゃ!じゃあ、熱烈なヅカファンには良いかもしれませんが新規にファンになる人が増えにくいでしょう。

      お芝居とショーの組み合わせは多くの日本人にウケるんでしょうね。
      坂本冬美さん、歌唱力は抜群ですが演技はいかがでしたか?テレビではなかなかお芝居の姿を観る事が出来ないだけに観劇の価値がありますよね。
      そういや昨日のたまきちコンサートは寸劇っぽいシーンがあったもののお芝居がなかったなぁ。

      いつもありがとうございます。
      お互い楽しいゴールデンウィークをすごしましょうね!
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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