前田慶次の配信、やっと観た[例のマント]

配信、ライブ配信

楽天TVのタカラヅカ・オン・デマンドプレミアムに加入している私。更新日は毎月1日と15日です。
とはいえラインナップの充実度はスカステに遠く及ばず、しかも何度も同じお芝居やショーが再登場するんですよね。なので大感激なり大興奮するような更新はほぼ、ありません。

しかし1月15日の更新は、私にとってはちょっとした修羅場でしたねぇ。

壮一帆さんの退団公演「前田慶次」がありましたから。
「ヒッ!」と声を出し、思わずパソコンから目をそらしてしまいました。
だって、小さいサムネイル画像ではありますが壮さんがあのマントを羽織っている事がわかりましたから。

そう、このマント・・・
瀬央ゆりあさんが「柳生十兵衛」で漆戸虹七郎を演じるにあたり、肌身離さずレベルでずーっと羽織っていたマントです。
見事なユリが刺繍されたマントでね、瀬央さんの名前がが名前だし、瀬央さんのために誂えたものだと私は思い込み、心の中に留めずそのまんま記事にしたんですね。
しかもさらに「(劇団が用意したのではなく)ファンクラブが誂えたのかも?」とゲスな憶測をして、これまた心の中に留めずそのまんま記事にしたんですよ。
壮一帆さんのお下がりである事を優しく教えてくれた読者さんもいたけれど、心無い言葉で罵ってきた人もいましたね。傷ついたし恥ずかしかったです。とはいえ記事は残していまして、ご興味ある方はこちらにどうぞ。

月日が経ちましたので一旦はマイ脳内の「終わった事」引き出しに入り、そのままこの引き出しの中で消滅するような気がしていました。
なのに・・・前田慶次の配信を知ってからこの引き出しがガタゴト、動くんですよぉ。そして今にも中身が飛び出してきそう。

ケリをつけるには配信を観るしかない。
そうはわかっていたものの、気乗りしなくって。今回の更新は雪組の公演が多くて早霧せいなさんのお芝居やショーを観ていました。
だけどどうもその、心のどこかで前田慶次が、壮さんが気になって気になって。

私は基本的にこうゆう時、気持ちを奮い立たせ・・・ません。
体力に限界があるように、心のチカラにも限界があります。ここ一番の時にめいいっぱい奮い立たせるためにも、基本的には試練なり修羅場なりからは逃げます。
なので今回は前田慶次の配信が終わるまで観ずに逃げ切るつもりだったんです。

だけどね、東京宝塚劇場での花組公演の休演がまたも延期になるお知らせを読んだ時にひょいと、すごくナチュラルに
「壮さんのマント姿、拝もう」
と気持ちがチェンジしました。
現在の花組公演で柚香光さんが羽織っているマントも黒地にゴージャスな刺繍が施されているんですよね。きっとそういったからみだとは思うんですが、自分でも己の思考がわからないです。わかる必要もないし。

で、再生ボタンをクリック・・・
覚悟したはずなのに、ドキドキ・・・
壮さんが出てくるのを息を殺して待っていました。
あっ、出てきた!
でも、あれ?

そう、壮さんってば、マントなしでの登場だったんです。
その後も待っても待ってもマントなし。
どうした?もうお芝居も終盤だぞ??ってな頃にようやく、ババーンッ!ってな感じでマントを羽織って登場してくれました。

いやー、カッコ良かったです。
瀬央さんのマント姿を大劇場の1階A席やBB席で生で拝んでいるけれど、配信で観るとドアップで、より一層マントの刺繍の細やかさやゴージャスさがよくわかりました。
お芝居の間もっとずっと羽織っていても良いのに、って思いましたよ。ひょっとしたら瀬央さんもそう思って、ご自身はずっと羽織りっぱなしだったのかも?

にしてもなんでユリなんでしょうね?壮さんの愛称は「えり」らしいし。
前田慶次とユリの関係も掴めなかったです。
まぁでも、いいやw

オマケとしては7年前の彩風咲奈さんや月城かなとさんが拝めて嬉しかったですね。
あと、過去に記事で取り上げた星乃あんりさんや早花まこさんの現役時代のお姿も拝めました。

せっかくの機会だからとおふたりのOG活動を確認してみたのですが・・・現実は厳しいのですね。

星乃あんりさんは2020年8月にキャンプファイヤーでオンラインサロンを始めたものの(記事はこちら)、先月から新規募集停止状態となっていたんですよね(記事はこちら)。記事にも書いた通りサロンの存続は難しいように思っていましたが、

今月、閉鎖したようです。

また、OG記事の連載を停止というか放置しているかもしれない早花まこさんですが(記事はこちら)、

現在も更新はありません。

コメント

  1. めい より:

    壮さんはお衣装部さん達に可愛がられていのか、お衣装数が多いことが度々ありました。

    退団公演の「前田慶次」も10着くらいありました。タカラヅカニュースの番組で衣装に合わせた模様入りの足袋も6足くらいあると話してましたね。

    それを聞いたインタビュアの真那春人さんが「いいなぁ。。私なんか1着」というのを聞いて壮さんが「言わなきゃよかったかも?」みたいな顔をしたのが記憶に残ってます。

    あのマントもお衣装部さんが最後の衣装だから~と特に豪華にしてくださったのでは?と、思ってます。

    甲冑つける場面など、お衣装部さんが5~6人がかりで早変わりさせてたそうです。

    外部ではわかりませんが宝塚では、お衣装部さんはすごく力があって(衣装が一番予算使いますしね)生徒を叱ったりもするそうです。

    松風という馬が出てきましたが、あれは松竹から中の人込で借りたもので、愛之助さんが乗られたものだそうです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      めいさん、壮さんはお衣装が多い事が多かったんですね。前田慶次ではお色直しが多いなと思ったものの数えてはおらず、10着ほどもある事には気付かなかったです。足袋も6足ほどもあったんですね!
      今ではベテランな真那春人さんがかつてそんな事をおっしゃってたなんてー!

      前田慶次を配信で観た後、カフェブレの瀬央さん回も観ました。録画はしていたものの観ないままだったんですよね(苦笑)
      マント姿が本当に眩しかったです。お手入れが完璧なのでしょう、新品そのものに見えました。
      お手入れも衣装部さんがされているのでしょうか?あんなにすごい衣装を次々とこさえてメンテナンスもばっちりならそりゃあ、チカラがあって当然ですね。

      あーっ、松風!
      これねぇ、めっちゃ気になったんですよ。2人で馬の着ぐるみをかぶって籠と、いくら軽いとはいえ壮さんを担ぐのはジェンヌさんでは不可能だろうと。
      松竹から中の人ごとレンタルしたんですね。ひょっとしたら以前コメントで別の方から教えていただいた「三階さん」なのかな・・・歌舞伎もいろいろ大変そうです。
      愛之助さんも乗った馬だったんですね。花形歌舞伎のGOEMON、すごく楽しかったので今年もやってくれたらいいなー

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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