[宙組]第2抽選をど忘れした埋め合わせ

観劇グッズ・プラン

こんばんは。3連休初日をいかがおすごしですか?本当は今日は月組公演の初日だったんですよね。延期になってしまい寂しいです。
我が家は夫が昨日有給休暇を取ったので4連休をすごします。連休明けまでブログは出来ないと覚悟した私ですが、今日の午後に夫がひょいと実家に行ったため思いがけず時間が出来ました。
記事を書く心の準備をしていなかったのでダラダラと「阪急友の会の会員席の抽選申し込みを娘に頼んでみた」な話でもしてみましょうか。いつもながらリアルタイムじゃなく、一昨日14日の出来事です。

・・・

14日の夕方くらいかな、私は超大ショック状態に陥りました。
気付いたんですよ、宙組公演の第2抽選をすっぽかしてしまった事を。

第2抽選の申込期間は7月10~11日だったんです。
私は娘とともに10日は京都に外泊、11日は京都日帰りツアーでした。非日常のドタバタで抽選の事をすっかり忘れていました。
落ち込みましたよぉ、大劇場公演は第2抽選でA席を申し込めばほぼ当選するし、しかも1階席なんですから。「旅行割引を利用して京都でお得しまくったと満足していたのに宝塚のチケットで損しそう」な事実が痛かった。

17日の先着順を頑張れば良いけれど、抽選に申し込むのとは勝手が異なり激戦です。夫のとなりでは頑張りにくい。
はてさてどうしたものか・・・
と悩んでいて、思い出したんですよ、阪急友の会の事を。

当選すると無料で観劇を楽しめる貸切公演にはすでに応募しているんですが(その時の記事はこちら)、当選したって貸切公演は9月6日なんですよね。宙組公演の初日は8月27日なんですから待つのが辛いし、もし抽選に外れたら生観劇が出来なくなるリスクが出てきます。

一方、阪急友の会は貸切公演以外にも定価販売の会員席を扱っていまして、こちらだと早い日程でも応募出来るんです。

阪急友の会(コース問わず)会員が応募出来る、阪急友の会会員席(当選すると定価販売)

こんな感じ。あ、会報誌は誰でも閲覧できる公式サイトに載っていますのでご興味ある方はこちらからどうぞ。
S席しかないのでこれまでスルーしていたけれど、宝塚友の会の第2抽選を忘れてしまったんですし今回ばかりは応募してみようか、な気持ちになりました。
しかも締切日がまさに、第2抽選への応募を忘れていた事に気付いた14日だったんですよ。電話で確認したら14日の営業時間内に友の会カウンターに応募ハガキを持参したらオッケーとの事でした。
なので「電車賃がかかるがしゃーない」とカバンを手に玄関を出ようとしたんですけどね、

娘がおるやん!

と気付いたんです。娘に頼んだらタダで応募出来るわ、と。
電話してみたら「もうちょっとしたら大学を出る~」なんて言ってて好都合!大学と自宅の間に阪急うめだ本店がありますから。
そこでお願いをしたんですけどね、娘ってば「えーっ、どうしてもあたしがせなアカン?」なんて言ってきて。
ガッカリでしたねぇ。これまでさんざん自分に尽くしてくれた母親のささやかな願いなんですから「はい喜んで!」の勢いで引き受けて欲しかった。

娘は渋るけれどもう締切日、しかも時間に余裕がない。なので
「とにかく阪急うめだ本店に行って、友の会カウンターで宙組公演の会員席に応募して!希望日やママの会員番号は後でラインするから」
と強く伝えて電話を切り、

親切な(?)画像も添えて娘にラインしました。
私の中ではもうこれで、応募した気分になっていました。

でもねぇ、しばらくすると娘から電話がかかってきたんですよ。
応募したよー!の報告だと思い込んだ私は喜々として出たんですが、何と娘は、

「ママ・・・はがき回収箱を囲むようにふたりのおばちゃんとひとりのスタッフさんが立っていて、ずっとおしゃべりしてるねん。だから応募できへんねん」

って。

「はぁ?『すみません』って言って間に入って応募ハガキを取ったらええだけやろ?」
「あたしはママと違ってそんな図々しい事は出来へん」
「はぁ?今日が締切やねんで!いいからとっととハガキをもらって応募して!」
「(友達)ちゃんを待たせてるのに・・・」
「はぁ?友達と一緒なん?」
「あたしはひとりで百貨店に入ったり出来へんから(友達)ちゃんに一緒に来てもらってん」
「はぁ?アンタは8歳じゃなく18歳やろ!もう成人やのに何言ってるねん!」
「おばちゃん達も宙組公演に応募するつもりで、どの日にするかスタッフさんに相談してるわ」
「はぁ?他人はどうでもええねん!いいから早くハガキもらって応募せんかい!」
「あの箱、どうしてこんな不便な場所にあるんやろね?1階に置いてくれたらいいのに」
「はぁ?今そんな話する必要あるか?とにかく早く、応募せんかいっ!」
「応募ハガキにあれこれ書かなくちゃいけないんやんね?」
「はぁ?当たり前や!小学生の間ずっと習字に通わせてやったんだからキレイな字で書くんやで!」
「・・・わかった・・・」

電話を切り30分くらいしてようやく、「応募した」の電話がかかってきました。娘とその友達はおばちゃん達が撤収するのを待ち続けたそう。
「(友達)ちゃんとマックに行っていい?」と言うので「ええよ、(友達)ちゃんのぶんもアンタが出しなさい。ママが感謝している事をよーく伝えといてね」と答えました。

というわけで・・・
私が出向いて応募するより時間もお金もかかりました。果たして結果はどうなるか、今月末にはわかるはずです。

7月29日 追記
当選していました!

コメント

  1. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    宙組大劇場公演、第2抽選を申し込んだのに外れました。平日を狙ったのに。先着順でとれるのかヒヤヒヤです。既存の宝塚ファン以外の一般販売狙いの層のため、友の会会員のチケットの購入枠を減らしているのでしょうか?

    先日BSでOSKの「ツクヨミ~the moon~」と、「Victoria!」が放送されたのを録画して視聴しました。

    日本物ショーは、OSKさんは毎年必ず和ものショーを上演していらっしゃるだけあって、「お手の物」という安心感がありますね。テンポよくチャキチャキしていて、歌舞伎の玉三郎さんというよりは、下町の玉三郎、梅沢富美男的な親しみやすさがあって、面白かったです。

    ショーは、うーん。構成は宝塚の王道ショーで、悪くはない。桐生さんは本当に別格で、宝塚に入っていたらトップ路線だったろうと思いました。

    ちょっと不満なのは、ちょっとストーリー性のあるシーン(戦士とかハスラーとか)で、桐生さん以外の男役さんが、あまり戦士やハスラーの表情や雰囲気になっていないように思いました。

    宝塚の男役さんは、ギャングのシーンではいかにもワルそーに、王子様のシーンではいかにもロイヤルな表情をして踊ってくれるのが好きなのですが、OSKさんは表情や立ち姿であんまり芝居っ気を入れずにニコニコ。

    OSKは顔芸をしない方針なのか、若手にお芝居の経験が乏しいのが影響しているのか。

    そういえば[海神別荘]は、昔セガが「サクラ大戦」という架空の少女歌劇団をモチーフにしたゲームを作り、その劇団が演じる劇中劇として設定されていた演目を声優さん主体で2.5次元舞台化して評判になり、

    20年後にOSKさんが「コラボ再演」したという経緯があります。

    OSKさんとゲームのコラボは、外部にも評判になったように思います。OSKさんも、マンガとコラボして2.5次元舞台に挑戦してみるとか、どうでしょうね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさん、宙組は第2抽選も先着順も激戦だったらしいですね。先着順の結果はどうでしたか?
      宝塚のチケットって、宝塚友の会会員が最優先されているわけではないですよね。セディナやぴあの方が先に売り出すし、ホテル宿泊や食事とのセット販売が優先されている気がします。四季の会に入るとホンマのホンマに会員を最優先してくれるから、宝塚友の会はサービス精神が乏しいと思わずにいられないです。

      OSKのツクヨミとVictoria!がBSで放送されていたんですね。うちは地上波しか観る事が出来ないんで羨ましいです。
      はい、松竹との関係もあるのかOSKは和ものが多い気がします。去年は「夏のおどり」という洋洋の組み合わせの公演がありましたがどちらも同じ演出家が担当した事もあり間延び感がありました。

      ふふ、はい、桐生さん特別でしょ?
      桐生さんってばハーフのくせに和物が超超超似合うんですw ツクヨミでの桐生さんむちゃくちゃイケメンでした。

      そうですね、演技力というか芝居力というか、そういったところで勝負出来るのは桐生さん以外の男役さんだと楊さんと翼さんくらいかなぁ。それでも宝塚には楊さん翼さんより上手い男役さん達がいるように思います。OSKはとにかく人数が少ないですからね。

      「サクラ大戦」について教えてくださりありがとうございます。1996年にセガのゲーム機「サターン」用のソフトとして売り出されて、シリーズ累計450万本以上を売り上げた大人気ゲームらしいですね。そこに登場する組織「帝国歌劇団」の声優陣たちが出演した舞台「サクラ大戦歌謡ショウ」で上演されたのが「海神別荘」だったそうで。それをOSKが上演したんですね。
      私はこういった経緯は知りませんでしたが、本当に良いお芝居でした。初めて拝んだ桐生さんにはどうにも違和感があったんですよね。だけどその後寂しくなった時に思い出すほどに好きになったんですから何があるかわからないです。

      OSKはねぇ、歴史あるぶん、プライドが高いかもしれません。今後の上演予定も石川五右衛門もの(主演は楊さん)、近松門左衛門もの(主演は桐生さん)など、歴史ある系だし。
      だけど・・・こういった作品だと宝塚がその気になれば何倍もの予算を組んで派手にやりそうなんですよね。OSKは宝塚がやらなそうなジャンルを頑張ってみるのも手だと思います。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. おかちゃん より:

    宙組チケットは取得が難しいのですね。貸切りで手数料0にひかれて平日に一枚だけ押さえていますが、私はそれだけになるのかもです。
    この時期は他の予定もあり観劇日程が決められないんです。観劇のストレスはあまりに早い時期からのチケット獲得。
    がね、パーキンソンの法則ってあるじゃないですか。あっちでもこっちでもイベントだらけの昨今。私は財布の中身を今一度確認して膨張している使途を縮小させないととんでもないかもとこのブログにたいしてのコメントとしてはあかんやつですが、自分の行動を律しています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさんはすでに宙組公演のチケットを一枚押さえているんですね。私は今のところゼロ枚なんですが「どうにかなるわ」と妙に楽観的になっています。ちょうどそのあたり今日の記事にしました。おかちゃんさんからのコメントに気付かず先に記事をアップしてしまい申し訳ないです。

      はい、あまりに早くにチケットを獲得するとストレスになりますよね。突発的な用事で観劇出来なくなるリスクは私にもつきまとっています。だから私は何ヶ月も先の公演はB席にする事がほとんどです。
      この度阪急交通社から届いたODYSSEYのチケットはB席ではありますが良席で嬉しかった~

      パーキンソンの法則、知りませんでした。病気のイメージが強いんですよね。調べてみたらパーキンソン病は1817年にイングランドのジェームズ・パーキンソンが初めて発表したそうで、パーキンソンの法則は1958年に英国の歴史学者で政治学者なシリル・ノースコート・パーキンソンが著作で提唱した法則だそうです。

      はい、イベントがもう、飽和状態ですよね。
      人口は減っているのにイベントは増え続けている印象です。特に子どもは減り続けているのに塾は増えっぱなしですしね。音校受験対策スクールも増えていますし。
      ようは、少なくなったパイをかき集めるべく、お金を使う場が増えているんじゃないかと。

      自分の行動を律する事は大切です。このブログのコメントとしてあかんとか、そんな事ないですよ。
      確かに私は観劇を始めた頃、チケット代をどうひねり出すかが悩みでした。しかしいつの間にかある程度の支出が当たり前になっていたんですね。
      旅行のお得プランを利用したって自宅にいるよりは支出しているんだし、そのあたりよく考えて行動しなくちゃいけません。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願い致します。

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