さーて、遅ればせながら私も星組集合日の発表に感じた事を述べてみましょうか～
と言っても「違和感なし」のひと言に尽きます。コバチャンはすでに水美舞斗さんで「究極の先延ばし」な決断をしたんですから瀬央ゆりあさんに同じ事をしたっておかしくない、っていうか当然な気すらします。
有沙瞳さんにそれが出来なかったのは有沙さんが池田泉州銀行のイメージガールだからでしょう。歴代のイメガを確認すると「3人連続でトップ娘にならなかった事はない」ようですね。伶美うららさんに続いて有沙さんもトップ娘にならなかっただけに、コバチャンを襲う「次のイメガは何としてもトップ娘にしなくっちゃ！」なプレッシャーは相当なものだと私は推測しています。
でね、「肩書的に2番手」だった瀬央さんが専科に行くという事は「実質的に2番手」だった暁千星さんがいよいよ堂々と正2番手として活躍するわけです。先に花組が7月の大劇場公演で同じ事をしますし、星組はお正月公演になるめでたさもありスムーズに事が運ぶ・・・
・・・かな？
実のところ私は「まこひっとありのトリデンテ」に「ルンルン、ほのぼの、仲良しこよし」といったイメージが浮かびません。けっしてトリデンテが破綻するとかいった意味じゃないんです、技術面での完成度は5組中最高になると強く思っていますし。ただし「3人バラバラ」っぽさはあるかも？な気はします。
バラバラは言い過ぎでも、花組の「かれまどひとのトリデンテ」のようにはいかないだろうと。
当然と言えば当然かもしれません。
花組は・・・永久輝せあさんが雪組から（次期花組トップスターになる前提であろう状態で）やってきた際は大変な騒動でしたが、早いものでもうまる3年が過ぎました。永久輝さんはずっと前から花組にいたかのようにフィットしていますし、トップスター柚香光さんとの並びがや・た・ら、しっくりくる。どちらも華奢な美形でダンスが抜群で、ふたり並ぶと眼福度が2倍じゃなく20倍になる勢いです。水美さんとの関係にしたって、険悪になってもおかしくないのに舞台には不思議なほど良い空気が流れていました。永久輝さんの努力もさることながら、柚香さん水美さんの優しさあっての事でしょう。
永久輝さんの組替えの後にトップ娘が華優希さんから星風まどかさんに変わった事も永久輝さんにとって有利だったはずです。星風さんは宙組トップ娘からのスライドとややこしく、柚香さん華さん、瀬戸かずやさん、水美さん、聖乃あすかさんと花組にあった「ビバ！生え抜き！」な雰囲気がガラッと変わりましたから。
それに星風さんは申し分ない実力者ですしね。すでに柚香さんを手のひらで転がしまくっていますからもうひとり増えても大丈夫。星風さんのかかあ天下なトリデンテが楽しみです。
一方で星組は・・・暁さんが月組からやってきてからまだ、1年も過ぎていません。しかも舞台上で礼さんとの接点がほとんどないんですよね。
「モンテ・クリスト伯」→主役＆狂言回し
「ディミトリ」→主役＆主役を毛嫌いする家臣
「赤と黒」→主役＆狂言回し
とね、プレワンツーらしい仲良しぶりを拝ませてくれませんでした。ようやく「1789」では主役＆主役の友人になるんですね。ここでどれだけ友情ぶりを演じてくれるか期待しつつ、お互いの魅力を削りあってしまわないか心配でもあります。
愛月さん、瀬央さんと異なり暁さんは「童顔で歌ウマ」。黒髪より金髪が似合うところといい、礼さんとキャラがかぶります。
だけどプロポーション及び身長が決定的に異なっていて、あっきらかに暁さんが有利なんですよね。（プレを含む）2番手がトップスターより目立つ事は許されないんですから暁さんは大変でしょう。かつて礼さんが歌唱をセーブしてトップスターの紅ゆずるさんを立てていたよりもしんどいかもしれません。歌唱は歌わなきゃわからないけれど、プロポーションはただ横に並んでいるだけでわかってしまいますから。
となるとふたり並ぶシーンはほとんどないのかな、あるとしても片方が座っているとか跪くとかばっかりなのかな、そういったところで演出家が腐心するのかな・・・
とね、いろんな悪い想像をしてしまいます。私としてはふたりとも堂々と並んで、たっぷりとハモって欲しいです。礼さんのキーは高めで暁さんは低めですからさぞ素晴らしいでしょうし。
それにしても・・・礼さんは「孤高なトップスター」ですね。あくまで私の感覚ですけど、礼さんって自分が完璧である事をどこまでも追求し続ける一方で「夫婦のラブラブ感」や「トリデンテの仲良しこよし感」にはあまり執着がなさそう。
考えてみれば、実力派トップ夫妻だけどラブラブ感はさしてないんですよね。そしてトリデンテ感にしたってこれまでずっと、ほぼなかった。
舞空瞳さんは礼さんを尊重しているように思います。だから夫に甘えないし、美貌と実力を兼ね備えているので夫がいなくても大丈夫なんですよね。「東上と全ツでの別居婚活動」が成り立ったのも星組だからこそなんだと今更気付きました。具体的に名前を出してしまうと宙組じゃあ絶対、無理だったかと。
「1789」はロミジュリに並ぶ見ごたえある舞台になりそう。ひょっとすると凌いじゃうかも？少なくともポスターの完成度は1789の勝ちだしね。赤青の使い方に劇団の「レミゼに負けぬ本格派でっせ！」な気合いを感じます。私は作品そのものだけでなく、礼さんと暁さんのご様子に注目します。
って、チケットがないとどうにもならないんですよね。今日大劇場公演の第2抽選が始まったので先程申し込みました。どうか当たりますように～
コメント
たーさん
こんにちは。
水美さんの専科異動って「究極の先延ばし」決断なんですかね？僕は少し違う印象です。
歌劇団といえど退職は本人の意思表示がないと出来ないはず。あくまで「生徒さん」だし。プロ野球のようなドライな戦力外通告や０円提示は無理だと思うんですよね。野球やサッカーのようにトライアウトでアピールして他組織の採用を勝ち取るとかも無理だし。なので若手の昇格のために、既にスターな生徒さんに対し劇団が取りうる唯一の措置が専科異動かな、と思います。
そもそも独身の若い女性だけで構成された歌劇団、という存在自体かもう時代錯誤かなと思います。もし現役ジェンヌさんが、「結婚しても歌劇団に居続ける権利」を求める裁判でも起こしたら、入団時の契約条件を根拠にその訴えを退けられたにしても、今後の改善は求められる気がします。世の中はLGBTでの差別を禁じ、多様性を認める世界に向いているのですから。
あと永久輝さん、自分はよく耐えてるなと思います。ファンクラブの公式活動が制限され生徒さん向け公演チケット配布を受けられないって前代未聞です。雪組のときはひとりっ子政策で優遇されまくりと思ってましたが。今となってはかなり可哀想です。舞台技術は抜群に上手いだけに。
うみひこさん、こんにちは～
私はいろんな空想を楽しんでいます。
「みなみぃぃぃ～、今、お前がいなくなったら困るんだぁぁぁ、これから瀬央の事もあるんだしどうか、専科で頑張ってくれよぉぉぉ」ってすがりつくコバチャンを空想するのが楽しいんです。どうもコバチャンには「その場しのぎ」な判断をする印象がありますので。
かつての劇団の水美さんへの冷遇ぶりは凄まじく、水美さんご自身に在団キープの欲はさしてないと私は想像しています。それでも超たくさんのファンが水美さんに現役である事を望み、劇団の方針が変わった事もあって、ただただ周りを幸せにするために水美さんは専科行きを決めたんじゃないかと。全部私の想像です。
で、私の空想をさらに続けると・・・
劇団はかつて、プロ野球運営陣も震え上がるような肩たたきをやっていたような気がします。最近だと100周年の時に・・・って、私はリアルタイムで空気を感じていないんですけどね。
「若い女性だけの歌劇団」は時代錯誤かもしれませんが、私は宝塚は変わらないと思っています。減ったとはいえ14倍もの倍率なんですしね。
今は私立の男子校・女子校がどんどん共学化していますが実は、超名門校や実力校は男子校・女子校である事をキープしています。生き残る為に共学化を迫られた学校だけ渋々そうなるのであり、十分に入学希望者がいれば伝統を守ろうとするんですよ。灘や開成が共学化するようなイメージはおそらく、うみひこさんにもないかと。
結局、自由や平等、差別禁止とかいった表向きの感情より、ドロドロとした伝統や欲の方がパワーがあるんです。
未婚の女性にこだわるのは芸舞妓も同じですね。これは客（主に金持ちのおじさん、おじいさん）がそうである事を望んでいるからです。宝塚ファンは女性が多そうですが、それでもここぞという有力者は金持ちのおじさん、おじいさんだと私は思います。
今後も世の中は多様性を認める方向に向いていくでしょう。ですがあくまで表向きの話であり、裏には多様性を認めないエゴがはびこり続けるはずです。
さて、
永久輝さんのファンクラブについてはいくつか「こっそり教えてあげる」的な問い合わせが届きました。
コナン君は「真実はひとつ」と言っているけれど、実際は立場によって異なるんですね。
「ファンクラブの公式活動」っておかしいかも。だって劇団が認めている公式ファンクラブは宝塚友の会だけですからね。
実際は私設ファンクラブにおんぶにだっこなくせに劇団は認めない。まさに表向きな対応です。
私設ファンクラブの運営陣に株式会社のような運営を求めるのは無理でしょう。心身お金を使いまくる中、小競り合いなど発生するのはむしろ当然かと。
私は永久輝さんは大丈夫だと思っています。花組での心労はただならぬものがあるでしょうが、VISAガールな彼女を劇団が粗末に扱うはずありません。どうにもどうしてもなら私設ファンクラブにも介入してくるような気がします。
はい、永久輝さんの舞台技術は素晴らしい、本当に素晴らしいですね！記事にもした通り柚香さんとの並びが美しいのもありがたいし。神も仏も信じぬ私ですが頑張り続けるジェンヌさん達には「ありがたや～」と拝みたくなります。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たーさま
こんばんは。
宝塚は転売ヤーのせいか、どんどんチケット入手が困難になり、セディナ、阪急貸切など片っ端から申し込みまくる日々です。
星組は、そうですね。
ありちゃんと舞空さんのスタイル良すぎですよね。
こっちゃんは実力は充分なのですが、強いて言えばスタイル、服を着こなすセンスが残念ですね。
なんで低身長の娘1にしたかったのか？
疑問です。
話題は変わります。
巷でチケットあまりまくりの日生劇場のミュージックマン観てきました！
1番後ろのセンターのお席で見たのですが、まぁ見やすい。
ほんとおすすめです。
元花トップのかのちゃんが坂本昌行さんの相手役でした。
現役時代は何かと叩かれがちな、かのちゃんでした。
芝居はアニメ声ながらしっかりしてますし、お歌も声量はありませんが、高音もしっかり出てました。
坂本さんが芸達者でお歌も上手いのは知らなかったですし、作品も明るくてハッピーエンドです。アンサンブルさんのハーモニーも素晴らしいし、森久美子さんも面白すぎでした。
もしご興味が有れば、興味がなくても見ていただきたい作品です。
カテコでは手が痛くなるほど拍手してしまいました。
やすみさん、宝塚はもともとチケ難ですが1789は特別でしょうね。
作品そのもの、そして礼さんと暁さんのご様子にも注目したいので生観劇したいです。
テレビだと顔が最重要のように思いますが、舞台は身長やプロポーションの方が目立つかもしれません。
礼さんの孤高ぶりってビジュアル（特に身長）が関わっているように私は思っています。
さて、
ミュージックマンってチケットあまりまくりなんですか？ちょっと調べましたが、大阪は日数が少ない事もありそんなに下がっていない様子です。
坂本さん主演でかのさんがヒロインなんですね。そして剣幸さんも出演しているんですね。あとわかるのは森さんだけかな・・・って、うわっ！水嶋 凜さんのお母さんは斉藤由貴さんなんですね！！懐かしい～！！！
坂本さんは多くのミュージカルに出ているようですね。TOPHATでも主演していて、ここで朝海ひかるさんと出会い結婚したんですよね。
じゃにーずと宝塚は親和性があると思います。演出のキラキラ感に共通点があるような。
かのさんはいろいろだったようですね。退団後は朝の情報番組でレポーターもしていますがもうピチピチに若くはないので、（誰でも出来そうな）レポーターよりは舞台にシフトする方が末永い活動につながるでしょう。結婚報道がありましたが活動の様子は独身であるかのようですね、ご主人はむちゃくちゃ懐が深いんでしょう。
GWにちょっとした用事が入りましたので無事にやり遂げたらご褒美にミュージックマンを観るかもしれません。ただ、この週はすでに宝塚観劇が3つ決まっているのでどうなるかわからないです。
感想やおすすめをいただいた事にとても感謝しています。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
さっき，題名記すの、忘れました。垣根の魔女に、行きました。チラシを、見てたら、夜曲という、ミュージカル良さそうだから、チラシ貰ってきました。宝塚OGは、愛原実花さんが、出るみたいです。男優は、名前の知らない人2名です。もし、
星組大劇場抽選だめなら行こうかなと、思ってます。柚香さんの、だいぶ前の、バウ作品も、同じ題名のがありました。私は舞台男優は、加藤和樹、吉野圭吾最近は，森崎ウインが、好きかなあ。吉野圭吾サンは、外部の、1789で、アルトワを、してられました。宝塚版は、媚薬で、悪さをするけど，あちらは催眠術でした。
堺のよっちゃんさん、追加のコメントで前回のコメントの訂正をするのはそろそろ卒業しませんか？
あと今回のコメントには改行がありますが変な場所ですね。前回のコメントには改行がないし。
「夜曲」には河合雪之丞さんも出るんですね。ジャニーズと宝塚と歌舞伎の融合ですね。
柚香光さんが出ていたのは2014年の「ノクターン-遠い夏の日の記憶-」だと確認しました。
堺のよっちゃんさん・・・私は想像してしまうんです。
もし堺のよっちゃんさんが1789の抽選に外れて私が当選したとしたら、私の1789の感想記事に堺のよっちゃんさんは「夜曲」の感想を書くのだろうなと。
当たっていませんか？
なんやかんやで私が返事をしているのがいけないのでしょうか。
いただいたコメントを前に、いろいろ考えてしまいました。
見てきました。今日だったのに、火曜と、コメントしました。久本さんのコメディエンヌぶりは、さすがだし、タニさん、奇麗でしたものすごく女らしいし。お父さんを捜してる、ピアニストの役で、お父さんが、ラサール石井という、考えられない設定でした。でも、紅さんや、陽月華さんでも、構わないかなと、思いました。吉本新喜劇みたいな、内容でした。パンフレットを、買ってないので名前判らないけど、準主人公ね、青年役の、人が、本当は、ダンスが、上手いのに、わざと、外して踊っていた。タニさん以外、キャストは、関西弁でした。
堺のよっちゃんさん、「垣根の魔女」の感想だとはわかりましたがけっこう大きな書き忘れですね。
次のコメントも読みました。いつもの「後から訂正」ですね。
堺のよっちゃんさん、相変わらず下書きや読み返しはしていないのでしょうか？
さて、垣根の魔女ですが、大和悠河さん（45）の父親がラサール石井さん（67）という設定は年齢的には問題ないですがビジュアルが違いすぎますね。
陽月華（ひづきはな）さんは知らなかったです。宙組トップ娘だったんですね。なるほど、大和さんの奥さんだったんですね。
えっと「紅さんや、陽月華さんでも、構わないかな」というのは、ラサール石井さんではなく大和さんの役ですよね？私は陽月さんのキャラはわかりませんが紅さんはコメディに合っていると思います。
松竹なので吉本新喜劇というよりは松竹新喜劇の方が適切かもしれません。
パンフレットを買わないと出演者の名前がわかりにくいのは残念ですね。時津真人（ときつまさと）さんかな？つかこうへい劇団出身だそうです。
男優さんの名前教えくれはってありがとう。だけど，結構吉本新喜劇ぽかったですよ、私は何回も、吉本新喜劇生で、見てますから久本さんは、ワハハ本舗出身で、確か梅垣さんという、鼻から、ピーナッツ飛ばす芸をする男優さんと、同じ劇団員だったと、思います。
堺のよっちゃんさん、すみませんがコメントへのお返事をしばらくお休みさせてください。
ハッキリお伝えします、お相手するのに疲れました。