配信「アルカンシェル」を夫と観た、やはり宝塚は変わらないと思った

大劇場公演

夫と花組「アルカンシェル」ライブ配信を観ました。今回も購入はiPadで済ませて、

Amazonプライムビデオを経由した楽天TVでの鑑賞です。通常の公演にサヨナラショーなどのイベントを加えた4時間超えの配信でしたが通信トラブルは一切ありませんでした。

夫は「柚香光と星風まどかを見納めとくわ」と乗り気だったけれど私は気がかりだったんですよね、なちすものでしかも1本ものだから。なのに夫は「ちゃんとしたええ話やん」と私よりよっぽどスムーズに受け入れてました。中でも綺城ひか理さんを気に入り「かっこええし背ぇ高いし歌うまいやん」「美味しい役やん」「今度から3番手になるんやな」と注目しっぱなし。
あとビジュアルについて、舞月なぎささんへの「北翔海莉に似てるわ」はまだしも輝月ゆうまさんへの「ベッキーに似てるわ」には驚きましたよ。これが「言われてみればそうかも?」な気がしちゃって今後も輝月さんを拝む度にベッキーさんを思い出してしまいそう。

そして最も驚いた夫のコメントは聖乃あすかさんの歌唱についてで、「こぶしで下手さを誤魔化すのが真風涼帆みたいやな」って。これまた「言われてみればそうかも?っていうかそうやな!」で、今後も聖乃さんの歌唱の度に真風さんを思い出してしまいそう。

配信中に真風さんを思い出すのはこれきりかと思いきや違っていました。
星風さんは宙組から花組に異動したんですし、宙組トップ娘時代の夫は真風さんなんですから当然といえば当然かもしれません。
だけど、
にしても、
「ゆりかアゲ」
が目立っていたように私は思います。
組長の美風舞良さんが読み上げる星風さんのコメントにしても、星風さんご自身のコメントにしても、真風さんへの感謝が溢れていたんですよね。
でもって映像では星風さんの退団セレモニーなのに真風さんがドアップですごく素敵に映っているシーンを採用したりで。

やっぱ宝塚は変わらない。

私はそう思いました。
「自分こそ正義」を貫くスタイルを変えるつもりはないんだ、って。
宝塚の「ネガティブな情報は何の調査もせず事実無根と言い切る」「ネガティブな情報が流れたジェンヌさんを意図的にアゲアゲする」はお家芸というか伝統芸で、こういった悪しき伝統を貫こうとしたが故についに命が犠牲になったにも関わらず同じ事を続けるんだなと思ったんです。
真風さんが星風さんにキツく接したというゴシップが本当なのかどうか私にはわかりません。もちろん、退団セレモニー中の星風さんにそのあたりを暴露して欲しいなんて全く思いません。だけどああも感謝尽くしなコメントをさせなくても良いのに、ああもあからさまな「ゆりかアゲ映像」を流さなくても良いのにと私は思いました。
有耶無耶のまま、グレーのままで良かったのに、と。
あくまで私の憶測ですが劇団が己の価値観を押し付けた、押し通した気がしてならないんです。

心からの感謝コメントならサラッと言えば良いんですよね。
柚香さんの水美舞斗さんへのコメントがまさにそうでした。「一緒に頑張ってきた水美、ありがとう」な感じで、ホンマにサラッとで。

宙組公演のチケットが当選して浮かれていた私ですが冷静になりました。
宙組公演でもきっと劇団は己の価値観を押し付け、押し通すんでしょう。そのあたりをどう感じるか、はたまた全く異なる心境になるのかは観ない事にはわかりません。
私は今後も思ったまんまを記事にしますし、今も当選して良かったと思っています。

コメント

  1. めい より:

    花組千秋楽、配信みようかな~と、思ってたんですが野球(楽天パリーグ配信)ロッテ×ソフトバンクをみてしまいました。憎らしいくらい強いソフトバンク相手にロッテが2連勝して3戦目の日でした。
    ロッテファン&柚香ファンの娘は私とラインで連絡しつつ両方みてました。でも途中で「ヤバい、野球のほうが面白い」というので「そらカネコネ出来レースよりガチ勝負のほうが面白くて当然やんか!」

    というわけで最近は野球ファンに戻っています(宝塚は友会で当たれば大劇場だけは観る程度で)。昔、よく行っていた頃のプロ野球とは球場の雰囲気が違ってきていて面白いです。昔は硬派で、高校野球のおっさん版といった感じが、今は各球場ともエンタメ性が強まっている気がします。広島以外の11球団にはチアとマスコットが居て、イニング間に踊ってくれたりします。座席のバリエーションも豊富で面白いです。ロッテのズーちゃんという弟キャラのマスコットが可愛くて気に入ってます。阪神のキー太もですが、小さいものは可愛いですね。

    花組千秋楽の話に戻りますが、真風上げは星風さんのためかもしれませんね。不仲状態という印象のまま外部に行ってしまうと、取材の度にその話を聞かれるでしょうから。ダメ押しで1回くらい真風ディナーショーのゲストをしてあげるのも良いかもしれません。
    芸能人でやっていくのは大変です。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      めいさんは26日に野球の配信を観ていたんですね。娘さんはロッテも柚香さんも好きなんですかー、夫によるとロッテは現在9連勝しているそうですね。夫は野球好きゆえセパどちらの球団も順位などを把握していますが試合中継を観るのはタイガースだけです。で、そんなタイガースの試合が花組大千秋楽と被ったので夫は花組の配信を観つつ適宜Yahooニュースで試合の様子をチェックしていました。つまり夫も掛け持ちだったんですよ、両者の比較はしていませんでしたけど。宝塚は確かに出来レースだし「それを言っちゃあおしまい」ちゃいます?ま、そうゆう気分になる時もありますよね。私なんか宝塚ファンを標榜していながら四季のイケボにやられちゃって「本物の男性がおるのもええなぁ」と思ってしまいましたし。男役と男を比べるなんてまさに「それをやっちゃあおしまい」なのにね。

      めいさんの今のブームが野球なら野球重視がベストだと思います。私のような野球に関心がない人間にとってもエスコンはとても魅力的な球場で「エンタメ性アップ」を感じました。駅から離れすぎている(と私は思った)ナゴヤドームにしたってそうなのかな、せっかくだから入ってみれば良かった。
      ロッテのマスコットはマーくんがリーダーで、ガールフレンドはリーンちゃんで弟はズーちゃんなんですね。確かに小さいものは可愛いです。私は「小さく美しいモノ」が好きで、服より鞄より靴より指輪やネックレスが好きです。めいさんもそうだったりしません?ジュエリーコレクションがすごくゴージャスですよね、今も増え続けているのでしょうか?

      さて、
      はい、星風さんが今後も表舞台で活躍するにあたり「ゆりかアゲ」は必要でしょうね。
      ふふ、ダメ押しでゆりかイベントのゲストですか・・・良いですね、もし実現したら観客すべてが出来レースだと承知で盛大な拍手をするわけです。
      はい、芸能人であり続けるのは大変ですよね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. 昭和っ子 より:

    私なら「アルカンシェル」に対してのコメントを入れるべきですが

    昨夜 大人の時間(柚香光さんの夜公演の開幕時間の事そう呼んでられたみたいで)に京都劇場へ「JCS」を観に行ったので
    その感想をちょっと

    今週は加藤さん、佐久間さん、江畑さんでした

    加藤さんは初めてましての方でしたが?少し面長でジーザス感はありました
    佐久間さんは韓国系の方でなかなかイケメン
    江畑さんは少し京三紗さんを若くした様な方
    聖母マリア的雰囲気

    やはり昔見たのと同じでしたが年齢を重ねてから見たら若いなぁって思います(内容が)
    神の子でジーザスと言うより孤独な若者の様な

    意外とこんな作品は好きなんですが
    ふと、今の宝塚を感じる様に思いました

    もう死を感じてるジーザスは何も語らない
    語れば罪から逃れられるかも

    しかし思いの他、他人はよく思わない
    誰もわかってやれない

    話は重いですが、曲や歌詞はいいですね
    なんと岩谷時子さんが訳詞なんですね

    最後の十字架のシーンでは加藤さん決して太くはないのですが
    あまり鍛えてない様な腹筋だったので色白でお腹を結構動かしてるのが気になり???でした

    イケメンと言われる、神永さんで観て見たかったですね
    やはり今は韓国系の方はイケメンが多い

    アルカンシェルはまだ3日しか経ってないが
    もうすごく前に感じます
    東京は観に行ったのですが
    なんか懐かしい!
    最後のまどかちゃんの挨拶は宝塚大劇場でも真風さんの事も言ってました
    そして美風さんの読まれたコメントは大劇場と同じだと思います映像も

    まどかちゃんのサヨナラコメントは必ず真風さんに触れています
    真風さんに対してのサヨナラコメントにも同じようなコメントを入れてました(今の事態になる前)
    仕方が無いですよね
    多分、宝塚関係の本にしか出ませんから
    でも私はまどかちゃんはきっと本音だと思います

    外の世界に行けばまたなんらかの共演もあるかも分からないですものね ベルバラみたいな(笑)

    文春さんはそんな本は多分読まないし
    劇団の本って上っ面しか書いてないと思ってるでしょうから

    今月の「歌劇」がまどかちゃんの最後の特集 ラスト対談の相手が桜木みなとさん
    まどかちゃんの最初の相手役さん(新公、バウニ作)
    1番まどかちゃんがお世話になった方かな?

    桜木さんがその中で「人のゆう事を聞かない子」って話をされてたのはわかる様な気がします

    案外歌劇やグラフって読んでいたらちょっと怖い夢の無いコメントがあるのはやや本音が書かれているみたいですよ

    でも
    やはり舞台を見るのが1番です
    演劇なんて作り物だから楽しいのでしょうね
    演者の私生活はどうでもいいです

    自分が感じるのが1番ですよね

    旦那様のベッキーさん 私も思えば似てるかも(笑)でもベッキーさんといえばあの不倫騒動、お相手はどうされているのかしらの?
    そういえば四季の加藤さんはあのスタイルだったら又吉さん風味
    少し地味な顔の又吉さん
    単にロングヘアーだから?
    また、ジーザスがあればみたいです
    今から全国ツアーらしいですが次は何処かな?

    京都劇場に行ったら四季以外の出し物に「LE VELVETS」のコンサートのチラシが6/16なんですね
    もう予定が入ってるが
    早く知ってたら聞きに行きたかったです

    6月は礼真琴さんの「サカナ」と友人のママさん?コーラス?の発表会、後は宙組です

    まあ!名古屋方面にベルバラ見たいと叫んでいますが
    今のところ不明!
    東京からはキャンセルチケットの案内をもらったのですが
    チケットより高い交通費ではね 

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、JCSの感想をありがとうございます。
      ふふ、加藤さんは「少し」じゃなく「めいいっぱい」面長ですよね。あれねぇウィッグがアカンのです、オペラ座の怪人のラウルでは地毛のショートヘアだったので面長さが目立たなかったんですがジーザスでは工夫のないロン毛のウィッグゆえ面長さを強調してしまいました。ジーザスのキャラ的にロン毛は避けられないけれど面長さが目立たないようにする工夫は出来たはずなのに・・・記事に書こうかと思ったんですがメイクのダメダメぶりを長々と書いた上にウィッグもダメ押しするのはなぁと見合わせたんです。

      佐久間さんはイケメンで歌ウマで、そしてタフ。京都公演の中盤で他のプリンシパルはごっそり入れ替わったのに佐久間ユダだけ続投ですから。一昨日の発表でも佐久間さんでしたから今週日曜日の千秋楽まで登板するんでしょう。
      江畑さんはそう、聖母マリアならオッケーなんですよね。だけどマグダラのマリアには不向きだと私は思います。

      ジーザスのやらかし、ユダのこじらせ、マグダラのマリアのトンチキ、いずれも若々しさがありますよね、なんせ初演当時のアンドリュー・ロイド=ウェバーは20代だったそうですし。そう、従来のイエスのイメージからかけ離れた孤独な若者でした。
      はい、話が重たいのにノリノリの音楽で誤魔化されるというか魅了されるというか。岩谷時子さんの超訳は賛否両論のようですが私の心にはすんなり入ってきました。

      あら、昭和っ子さんは加藤さんの腹回りが気になりました?それだと神永さんの腹回りはもっとですよ、けっこうたるんでいました。本来なら肋骨が浮き出るほど痩せこけていたはずですよねジーザスは。だけど私は神永ジーザスに満足しています、とことん顔が良いし演技にしてもジーザスにぴったりすぎるほどぴったりなので。
      神永さんにしても佐久間さんにしても韓国の方はイケメンであるだけでなく高身長なイメージです。清水大星さんはイケメンではないかもしれないけれど高身長だし、光田健一さんは間違いなくイケメン&高身長だし。

      さて、
      アルカンシェル大千秋楽から3日が過ぎましたね。
      星風さんは大劇場でのサヨナラコメントでも真風さんについて触れていたんですね。
      真風さんとの夫婦生活は柚香さんとのそれに活かされているはずです。なので感謝の気持ちには本音の部分もあると私は思っています。ですが私は「すべてが本音」とは思っていません。2つの組でトップ娘になった星風さんはいわば「超勝ち組」ですし、今後も表舞台で活躍する計画があるのでしたら真風さんへの感謝を念押しして述べないわけにはいかないのだろうと推測しています。

      「歌劇」には星風さんと桜木さんの対談が載っていたんですね。桜木さんは早くから抜擢されていたんですね。
      私は宝塚の出している雑誌には案外本音が溢れているように思っています。わざわざヘアアイロンについて触れた記事を採用したのもまさに劇団の本音だったかと。劇団は気の利いたジョークを飛ばした、うまく茶化したと思ったのでしょうが世間はそう思わなかったという事です。これまでごく限られた人達にしか読まれていなかったゆえでしょう。

      はい、演劇はすべて作り物だから楽しいんです。
      私は演者の私生活はけっこう気になりますよ、だけどあくまで想像するだけです。真実を知る事は決して出来ないんですから。
      はい、「自分が感じるのが1番」です。

      でしょー、でしょでしょ、輝月さんの目元ってベッキーさんに似ているw
      元・お相手さんは干されているんじゃないですか?個性的な歌詞が魅力で才能ある方でしたがあまりに尊大になってしまいましたから。
      ふふ、加藤さんと又吉さんですかー、私には加藤さんの方が随分と薄い顔に見えます。そこが良いのにアイメイクの感じ、加藤さんご本人にはコンプレックスがあるのかもしれません。
      全国ツアーはかなりあちこちまわるようですね。

      LE VELVETSはまさに「イケボパラダイス」ですよね、私も一度はコンサートに行ってみたいです。

      昭和っ子さんは大きな魚を釣るんですよね、でもってあとは知人さん達のお付き合い、そして宙組なんですね。
      御園座ベルばら、叫びが叶うと良いですね。東京は確かに遠いですもんね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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