初演ネバセイDVD・実況CD購入時の想い出

大劇場公演

宙組「Never Say Goodbye(ネバセイ)」、チケットの売れ行きが伸びていませんね。
開幕が遅れる事が決まり2月10日が事実上の初日になったのに、

何故かチケット、たくさんあるし!
中止期間が延長されるかもしれないから?
あああ~、ああ~、
本当ならチケットを買いたいし、大劇場に行きたいです。もうホンマ残念。

うちには初演ネバセイのDVDと実況CDがあります。
めっちゃ想い出深くって、今回はそのあたり記事にしようかと。
今DVDとCDを眺めながらしみじみと「宝塚と縁があったんやなぁ」な気持ちになっています。

・・・

もう3年ほど前です。家族でお出かけした帰り道に「うわ、こんなところにリサイクルショップがあるわ!」と入ってみたんです。幹線道路沿いの大型店舗で駐車場が広くて停めやすく、トイレ休憩感覚でした。
冷やかし程度に店内をうろついてみたら宝塚のいろんな公演のDVDやCD、さらにプログラムも大量に扱っていたんですよねぇ。大手リサイクルショップでしたがこの店舗は特別に多く扱っていたんです。ひょっとしたら店員さんにヅカファンがいたのかな?
しかもどれも安かった。プログラムなんか一冊一律100円でしたし。

すでに当日券で観た「ファントム」でヅカファンの扉を開けていた私と娘。
娘は両手いっぱいにプログラムや円盤を抱え込んでいましたが、私はケチなので「プログラムは3冊まで。DVDやCDはひとつにして」と命じたんです。
そして・・・娘が頭を抱えこんでうーんうーんと唸りながら選んだのが、ネバセイDVDだったんですよね。2,000円くらいだったかな、安かった。娘は「せっかくだからCDも買おうよぉ、1,000円やし」とゴネてましたが「どんな内容なのかわからないからとりあえずDVDだけにして。パパが待っているから急ごう」と私は言い、ふてくされつつCDを片付ける娘を尻目に急いでDVDの会計を済ませました。

帰宅してさっそくDVDを再生したんですけどね、我が家にとってはめっちゃ良かったです。特に遼河はるひさんがもう、とんでもなく素晴らしかったですね。テレビで何度となくお見かけしていましたが完全に女性としての姿でしたので、これほどに格好良い男役だったのか!!!と感動しまくりました。

娘は「CDも欲しい!」と言うし、私もうん、この作品なら、って思ったんですよ。
ただリサイクルショップはうちから片道10キロほどあったので電話し、取り置きしてもらおうとしました。

「お調べしますね」
電話の向こうの店員さんは軽やかに対応してくれたんですが・・・
「すみません、在庫はあるはずなんですが、所定の位置にないんです」
って。
うっ!
私には思い当たるところがありました。娘はムスッとCDを棚に戻していたけれど、宝塚コーナーではないかなり適当な場所だったような気がしたんです。
「ちゃんと元の場所に戻しなさい」と咎めるべきでした。駐車場の車の中で待機していた夫から「まだ?」のラインがたくさん届いており急いでいて、なんてのは言い訳に過ぎません。

店員さんにマイ葛藤が伝わらないよう「では取り置きはいらないです」とそそくさと電話を切りました。
そして速やかに車に乗り、リサイクルショップへGO!
すでに不意の用事が入りやすい生活を送っていたのですが、この日はバッチリ時間があったんですよね。

リサイクルショップに到着した私は「確かこのあたり・・・」と、1枚のCDを探し続けました。
時間かかりましたよ、1時間以上は探しましたね。ようやく見つけた時はどれほどに安堵したか。

というわけで・・・
1,000円の出費を惜しんだばっかりにガソリン代や時間を無駄遣いしたのでした。

その後もこのリサイクルショップにはけっこう通いました。
服や家電も充実していて、さらに宝塚グッズが飛び抜けて多かったので。
でも・・・初めて行ってから1年ほどして移転しちゃったんです。
広い平面駐車場を抱える独立店舗だったのに、とある駅のそばにあるショッピングモールの中に移転しちゃったんですよ。
これは私と娘にとって大打撃でした。移転先に行ってみたけれど、モール内の駐車場ゆえ買い物ナシで無料なのは1時間だけ。なのに駐車場内でグルグルと坂道を登らなくちゃいけなかったし、ようやく車を停めてもリサイクルショップまで歩いて5分はかかりました。ここまでして店舗に行ったのにひとまわり狭くなり、服も家電も宝塚グッズも取り扱いが減りまくっていたんですよね。結局一度行ったきりです。

こんな経緯だったので余計に、初演ネバセイのDVDやCDとはご縁があったんだなぁと思っています。
ふふ、こうゆうのね・・・
夫に話してもわかってもらえないんですよ。夫は「結果がすべて」なところがあって「結局はDVDとCDを買った、ただそれだけやん」で終わりだから。
ま、いいんです。相手が配偶者であれ産んだ子であれ、必要以上に自分を理解してもらおうとするとロクな事がないですしね。

令和のネバセイは初めての、家族3人での観劇の予定です。これまでソロ活、娘と一緒、夫と一緒はありましたが3人揃うのは初めてです。
どうか無事、3人で観劇出来ますように。
そうならない可能性もあるだけに、強く願わずにはいられません。

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