ポスターに永久輝せあ、にため息

大劇場公演

花組「巡礼の年」のポスターってばすんごいオシャレですよね。柚香光さんの美貌がひきたっていて素晴らしいです。
だけど、私にとっては開口一番、

「なんで?」

でした。
「なんで、ひとこがポスター入りしてるん?」
って。

私は永久輝せあさんの事、すごく好きなんです。
すんばらしいジェンヌさんだと心底思っていますし、柚香さんの後釜としてトップにおさまる事に何ら、異論はありません。すごく楽しみです。

でも物事には順番ってあるでしょう?
2番手であるはずの水美舞斗さんがあんまりにもあんまりじゃないですか?
前回の大劇場公演「元禄バロックロック」で初めて切手となったばかりなのに、次の巡礼では3番手であるはずの永久輝さんと一緒のポスター入りなんて。

さらに私としては、享年が気に入らないんです。
柚香さん演じるリストは74歳で、
星風まどかさん演じるマリーは70歳で、
永久輝さん演じるサンドは71歳。
どうです?3人こぞって、当時としてはかぁなり長寿でしょう?
なのに水美さん演じるショパンだけが39歳!
ずっと肺を患っていたなんて・・・あくまで私だけの感覚かもしれませんが、なんか気に入らないです。

冗談抜きで、あんまりにもあんまりじゃないですか?

宝塚は水美さんにバロックロックで「2番手羽根なし」の拷問のような苦痛を与えたばかりでしょう?
演じた吉良上野介は宝塚ナイズされていたけれど史実では、永久輝さん演じる大石内蔵助たちに殺されたんだし。

なのに次は、もともと病弱なのに永久輝さん演じる年増でコブ付きな悪い女にひっかかって寿命をさらに減らし、若くして亡くなる役?
こんなんじゃ階段降りではひょっとしてまた羽根なし?永久輝さんとお揃い?

なぜ宝塚はこうも、ファンを悲しませるんでしょうね。
水美さんが肩書上の2番手であり、永久輝さんが事実上の2番手だなんて事、みーんな、わかっているんです。でもこうもあからさまにする必要、ないんじゃないですか?

そんなにもそんなにも、おVISA様が大切ですか?
些末なファンひとりひとりの小さな願いより、カネですか?

音楽家や恋愛をテーマにしているけれどそもそも「巡礼」って、

巡礼(じゅんれい)とは、 日常的な生活空間を一時的に離れて、宗教の聖地や聖域に参詣し、聖なるものにより接近しようとする宗教的行動のこと

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A1%E7%A4%BC

宗教がらみなんですよね。
宝塚にとっての「聖なるもの」はおVISA様なんだろうと、ため息をつきました。

2022年3月31日 追記
「巡礼の年」はリストによるピアノ独奏曲集のタイトルである事を知りました。
リストにも、リストがどんな曲を作ったかについても知らなかった私は、このタイトルを生田さんオリジナルアイデアだと思っていました。教養レスぶりが露呈して恥ずかしいですが記事は修正せず追記にします。
リストの曲を聴くきっかけを与えてくださった読者さんに心より感謝申し上げます。

コメント

  1. 昭和っ子 より:

    リストとか ショパン 
    宝塚は音楽家を主人公にした作品かなりありますね

    娘の大好きな「翼ある人々?」あれはブラームスでしたね
    クーミンの伶美うららさんへの愛のある役付け
    私は入院中で全く舞台は見た事はないのですが
    毎日娘が病院へ面会に来てその話を熱く語ってくれたのを思い出します

    同じ音楽家でもベートーヴェンは娘はあまり気に入らなかったみたい
    やはりクーミンなのに

    リストは生田氏だから生田氏の作品的には私は好みだかが娘はどれもあまり好みでないらしい

    リストってどんな曲を作ったのかな?ショパンならかなり有名な曲があるのですが
    ピアノを習ってる人なら知っているのかな?

    でも我が家にはリストもショパンも殆どそんなレコードコレクションがあるんですよ
    これは旦那の若い頃の趣味
    音楽はクラッシック以外認めてない人だったから
    当時 薄給の旦那(まだ結婚してなかったが)は給料の大半をレコードとそれを聴く
    昔で言うステレオに注ぎ込んで
    もちろん今も押し入れにステレオもレコードもしまってあります
    布施くんのレコードは物置に寂しく掘り込まれますが
    やはり捨てる気にはなりません
    レコードになりカセットになりCDになってカセットは捨てたが
    レコードだけは残してます

    当時は私も馬鹿だったのか趣味に生きる人は魅力的に見えた
    それこそ
    リストとか言ったら
    なん時間もうんちくを述べそう

    私の布施明好きなんか 歌謡曲やんか!と音楽として認めてくれない

    文学には興味の無い人だからジョルジュサンドは知らないかも

    私の時代は西洋文学かぶれの女の子が多かったからジョルジュサンドは男装の麗人みたいに好きな友達もいました

    ちなみに私の学校は完全に文系
    私も部活は文芸部 今考えたらめちゃくちゃマイナークラブ
    そして顧問の先生がかなりエロ親父だったかも??面白い先生だったけど
    今の時代なら父兄から文句が出るかも

    まぁ次の花組を見てショパンやリストに興味が出たら旦那に頼んでCDでも買ってもらうか?
    ジョルジュサンドに興味が出たらその作品でも読んでみてもいいかな?

    作家とか音楽家って今でもだけど
    あまり身持ち良くないですね

    ジョルジュサンドって日本で言ったら与謝野晶子とか瀬戸内晴美(瀬戸内寂聴)みたいな人かな?

    宝塚ではショーの一場面でショパンとサンドのダンスみたいなのがあったのですが
    久世星佳さんと真琴つばささん
    貴城けいさんと大和悠河さん
    どちらもサヨナラ公演の一場面です

    縁起が悪いからあまり言いたく無いが
    ショパンは退団される方
    サンドは次期トップさん

    まぁ、リストとマリータグーの話だからそちらは脇と考えてどんな風になるのでしょうね

    巡礼の年ってあんまり宗教とは無縁みたいですよ
    リストのアルバムのタイトルぽい感じ
    ヨーロッパを流離ってる頃の作品集らしい
    まぁクラッシックに全く疎い私だから間違っているかも

    マイティトップにならなくていいから長くいて欲しいです
    私の95期ベスト10の2位ですもの
    でも もう最初にベスト10のなんて言って頃の人はもう半分退団

    厳密にはベスト5しかいない

    レイちゃん、瀬央さん、ズンさんも入れてみます
    初期は私の中にはこの人達は論外で入ってなかった人です

    マリーさんは幾つ迄生きたのでしょうか?
    ショパンとも関係を持ってたと言われています

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、はい、宝塚は音楽家ものが多いですよね。私は「翼ある人々」は楽天の配信で観まして、緒月遠麻さんを大好きになりました。現役時代を生で観たかったです。
      にしても翼ある人々の上演時、昭和っ子さんは入院されていたんですか?その後お元気でいらっしゃるようで何よりです。

      ウエクミは伶美さんを「紫色っぽい人」と評価していたそうですね。宝塚の娘役としてデフォじゃないけれど素晴らしい方といった意味だったような。
      昭和っ子さんの娘さんは伶美さんがお好きだったんですね。でもfffはあまり、だったんですね。
      ちょっと重かったし、二本立てのお芝居の短い時間にあれこれ盛り込みすきだったかも?

      生田さんはまだ作品数が少なめですね。私としてはカサノバの水美さんがあまりに貧相な服装の神父だったのが悲しかったかな、、、
      ウエクミの方が好みかも。しかし巨匠はやはり柴田さんかなと思ったり。

      リストって私も曲、わからないです。
      それこそ「翼ある人々」でリストを演じた愛月さんばかり頭に浮かぶしw
      はい、ショパンは私でもわかります。アニメ「タッチ」(ご存じです?)でよく使っていました。ちょっと悲しげな旋律なんですよね。
      昭和っ子さんのご主人はクラシックが好きだったんですかー
      昔はレコードは大きいし割れるリスクがあるし、ステレオも大きくて場所を取りましたよね。
      それでも昭和っ子さんは大切に保管しているんですね。カセットテープのみ捨てたそうで。懐かしいですね、カセットテープ。私も愛用していました。
      昭和は歌謡曲の最盛期でしたもん、多くの国民が夢中になりましたよね。私もどっぷり好きでしたよ、ベストテンなどの音楽番組。

      私はサンドの事ちっとも知りませんでした。男装を好んだそうですが女性としてショパンともリストともそれなりの仲だったようで。
      身持ちについてはまぁその、自由恋愛って言うんですかね?創作意欲のある方はそういった意欲も旺盛なのかもしれません。
      瀬戸内寂聴さんですか~、確かにそうかも。そういえば瀬戸内さんと親交があった酒井雄哉さんも大物の僧侶でしたが、家族には大迷惑をかけています。

      過去の宝塚ショーでショパンとサンドのダンスがあったんですね。
      で、ショパンは退団されるジェンヌさんが演じていたんですね。違和感はありません、、、

      はい、「巡礼の年」のストーリーにはほぼ、宗教色はないと思います。
      ただただタイトルに使われた「巡礼」が、ガチで宗教モノだなと。ここのところ「神も仏もいない」って嘆いている私なので敏感に反応してしまいましたw

      水美さんにははい、長く在籍していただきたいです。
      ですが劇団が水美さんにやらかしたあれこれがあまりにもあんまりなので、退団してリスタートする方が良いかもという気もします。
      しかし男役は総じて退団後の活動に苦労しているようですので、やっぱり在籍している方が良いのかと思ったり、、、

      95期は魅力あるジェンヌさんがたくさんいますよね。
      初期は眼中になかった方がいつのまにかガッチリ入ってくる事、私にもあります。瀬央さんがまさにそうです。
      切手としてもポスター入りしなかったのが本当に残念です。

      マリーは70まで生きたそうですよ。
      あら、ショパンともそれなりの仲だったんですね。マリーとサンドは友達だったようですが、お付き合いする男性まで分かち合っていたとは。
      マリーもサンドも長寿で、自由奔放に生きると長生きするんだなというお見本だなと私は思いました。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. まゆこ より:

    たーさん、こんばんは。
    ポスターの件、全く同感です。

    永久輝さんは素敵な生徒さんですし、好きです。
    でも、水美さんファンの私にとっては、劇団のこの対応は辛いです。

    前回の大劇場公演、3回見に行きました。
    うち2回、水美さんは『心の翼』で大粒の涙を頬に流していました。
    一度は、『目に涙が浮かんでいる』という感じでした。

    でも、表情は輝く笑顔なんです。
    色んな想いがあるんだろうな…って。もう泣けて泣けて、どうしようもありませんでした。

    今週末、夫と娘と『TOP HAT』観劇します。
    あと何回、水美さんに会えるのかなと考えただけで泣きそうなのですが、
    出来るだけ冷静に、ちゃんと観劇してきたいと思っています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      まゆこさん、続けてのコメントありがとうございます。
      ポスター、ほんま、ひどいでしょ?
      自称「宝塚通オヤジ」なうちの夫も「これじゃあどっちが2番手かわからんやん、マイティー気の毒やな」って言ってました。

      まゆこさんはバロックロックを3回見たんですね。
      私は2回でしたが涙には気付きませんでした。はちきれんばかりの笑顔が印象的でした。

      娘の大学受験を経て、水美さんを敬う気持ちが強まっています。
      「競争に負けるってこんなにも惨めで苦しいんだ」
      「こんなにも次々と悲しみが襲ってくるんだ」
      とね、自分がガチで当事者になって、いろんな気付きがありました。
      水美さんの笑顔は本当に尊いです。

      まゆこさんは週末に「TOP HAT」観劇されるんですね。
      是非感想をお聞かせください。
      冷静になろうとすると余計に心は乱れがちですから、感じた事をそのまま受け入れても良いと思います。

      この度は連続コメント、本当にありがとうございました。
      今後もどうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。

  3. おかちゃん より:

    あてがいぶちで何でも満足する私なので、たーさんのブログで番手にあてられた役の深読みに、目が点にもなりますが(笑)、ファンにとってはジェンヌへの愛から起こる行動なのでしょうか。

    ファンダムという言葉がかなり知名度あげていますが、宝塚歌劇団って歌舞伎よりもそのあたり昔から出来上がってたなあとファンの行動についてを私は眺めています。で、私の世代で会のスタッフしていた人から聞く話にフムフムです。

    あと、ジェンヌを目指す娘を持つ親御さん行動について(笑)。これも引退した指導者側からの思い出話を聞くことでフムフムと。

    私が今、宝塚観劇をするのでどなたからもギャーっと驚かれていますが。宝塚観劇すると音楽、文学多岐にわたりその時々に学ぶべきお題が与えられ、宝塚歌劇団ファンとなら話題共有できるんで楽しめる良い世界です。

    リストは、ピアノの音を聞いたら聞き覚えあるのでなるほどと思われますよ。ピアニストとしてはフジコ ヘミングさんがその人生にもドラマがあるピアニストさんなのでぜひ聞いて欲しいです。私はバイオリン演奏になった曲が好きです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさーん、そうだ動画サイトだ!と先ほどからリストの名曲を再生しています。
      これがその、、、なかなかに心をざわつかせるというか、コメント返信に集中しにくい旋律です。ピアノ曲だから?おかちゃんさんおすすめのバイオリン曲も探してみますね。

      宝塚って、深読みさせる要素がたくさんありますよね。これがまた、ファン心を掴むような気がします。
      まだリトルマーメイドしか見ていませんが、四季には深読みや突っ込みをさせる要素が少ないような気がしました。ディズニーの安心安全なストーリーとド下手はいないキャストで舞台が見事に成り立っているんですが、何か寂しいと言うか。船が小さすぎたり装置や衣装が案外エコノミーだったけれど、ストーリーやキャストへの深読みや突っ込みは出来なくて、個性が宝塚と逆のような気がしたんです。オペラ座の怪人ではどう感じるかな、、、

      と、前置きが長かったですが「巡礼」はあのポスターだけでいろいろ深読みさせるんですからさすが宝塚ですよw
      キャストをちょいとウィキるとさらにいろいろ深読みしちゃうしw
      ジェンヌさんへの愛ゆえかはわからないです。今の自分のメンタルがかなり調子悪くて、その影響があった事は認めます。

      ファンダムって私、知りませんでした。
      さっとウィキっただけですが「特定のジャンルに入れあげた世界」っぽいですね。
      ファンダムの中には入っていないのでしょうが、広義的には音楽学校受験や中学受験や大学受験も仲間かもしれません。集中するあまり視野が狭くなったり排他的になりがちといった欠点がある事もかぶりますし。受験は基本的には自分の子どもの事が終わったら卒業ですけどね。とはいえ引きずるケースも少なくなさそう。私もまさにそんな感じで。

      宝塚はいろんな分野に興味を持つきっかけを与えてくれますね。私としては興味レスだった世界史にずいぶんと親しみを感じるようになりました。
      音楽も、、、ただやっぱリストは、私には難しいかな?
      うわっ!今かかっているのは「巡礼の年 第3年 エステ荘の噴水」って!
      ウィキってみたらうわー、「巡礼の年」ってリストが作った有名な独奏曲集なんですね。知らなかった。
      記事に追記します。
      おかちゃんさん、リストの曲を聴くきっかけを与えてくださってありがとうございます。
      でもエステ荘の噴水もまた、私の脳内をざわつかせる曲ですー!

      いつも大変お世話になっております。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • おかちゃん より:

        パガニーニのバイオリンがリストのピアノになったんだとは私もウェブからしか知りません。
        私はバイオリニストの神尾真由子さんの演奏にどはまりした時期がありまして(笑)。娘にもと願いましたが、娘は演奏は楽しむバイオリンですが、奏者にはなっていません。

        まっいいか。楽しむきっかけはもらえたから。
        カンパネラネタは面白いほどにいっぱいあるんですよ。この曲に出会えたこと幸せです。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          おかちゃんさん、神尾さんの演奏さっそく聴いてみました。
          すごく上手い事はわかりますが他のバイオリニストとは区別出来ないかもしれません。なんせ私は、音符ひとつ読めないので、、、

          娘さんがバイオリンを演奏出来るなんてすごいですね!
          ピアノは当然弾けて、さらに追加のバイオリンなんですよね?ピアノ以外の楽器をする人もまずはピアノをやると聞いた事があります。

          カンパネラネタ、また教えてくださいね。

          私はブログを通じて、リアル生活では決して出会えなかった読者さんたちと出会てすごく幸せです。
          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. もよもと より:

    おはようございます。もよもとです。
    コロナ前の事、2019年だったか、宝塚の楽屋前を夫と旧宝塚ホテルに向かって歩いていると、前から歩いてくるジェンヌさんとすれ違いまして、なんと言いますかとても思い詰めたような険しい表情で歩いておりました。
    今から思い返せば、いろんな思いや、悩みなどがあったのだろうなぁと思うのですが、その当時は、にこやかなイメージしかなかったので、ビックリしたのを覚えています。まあ、普通に出勤してただけかもしれないし、ただ歩くのにいちいちニコニコしてられないですよね。
    人生は、縁と運とタイミングだなぁと思います。
    TOPHAT観に行きましたが、みなさん楽しそうに、マイティーも楽しそうに演じてましたね。ただ、コメディは間が大事なのだなぁとも思いました。
    ほんのコンマ何秒かなんでしょうが、それがズレるとアレって思いますね。おおむね楽しかったですけど。
    リストは、有名な曲に「ラ カンパネラ」があります。ピアニストのフジコヘミングさんが得意とする曲です。毎回コンサートで弾かれます。ピアニストにとってはお馴染みの曲だと思いますね。
    れいちゃんはピアノが特技だそうなので大劇場で生で弾かれるのか、興味がありますね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      もよもとさん、おこっぺミルクスタンドのご紹介ありがとうございました。おこっぺって個性的かと思いきや、地名だったんですね。前のコメントをする前に調べれば良かったですよ。私は「巡礼の年」にしてもリストの名曲集のタイトルだと知らないまま記事にしちゃったし、不手際まみれですがどうかお許しください。

      で、さっそく聴いていますよ「ラ カンパネラ」!
      うん、なんか聴き覚えあります。けれどこれまた、BGMには不向きな曲ですね。
      前もクラシックに詳しい読者さんから教えていただいて、クラシックとひとくくりに言ってもBGM向き・不向きがはっきり分かれている事を知りました。
      柚香さんはピアノが得意なんですか~!何かしらリストの曲を弾いてくれたら嬉しいです。

      もよもとさんは以前、ジェンヌさんの思いがけない表情に驚かれたんですね。
      人を楽しませる方々はたくさんの苦しみを抱えているのかもしれません。お笑いタレントもプライベートでは不愛想だったりするようですし。

      TOPHAT、観に行ったんですね。マイティ様はバロックロックに続きイケメンオヤジでしたね。ちょっと肌が黒すぎた気がしますがそれでもイケメンだったし、片目がパンダのようになってもやっぱり、イケメンでした。

      コメディの「間」は確かに、難しいですよね。
      同じネタでもその時の観客の様子を掴みながらじゃないと笑いを取る事は出来ません。去年12月に生で観たオール阪神巨人さんはそのあたり素晴らしかったですよ。ネタが「高齢者の尿漏れ」じゃなければ完璧だったのですが、、、

      はい、人生は縁と運とタイミングですね。
      私は実にタイミング良く宝塚に触れ、運よくブロガーになる事も出来ました。読者さん達とのご縁に感謝しています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. まりも より:

    初めてブログにコメントいたします。
    まりもと申します。失礼な点があれば、大変申し訳ございません。
    以前からたーさんのブログを拝見し、その内容に共感し、なるほどと思うことが多くありました。素敵なブログをありがとうございます。

    最近のお嬢様の受験のお話しも興味深く読ませていただきました。
    といいますのも、私も娘と主人の3人家族で、今年の春、大学進学のため、娘が東北に出発いたしました。
    私は現在、東京に住んでおります。
    娘との関係はやはりいろいろあります。母親と娘の、特にひとり娘との間には特別なものがあるような気がしております。

    私が宝塚にはまった最初の作品は雪組の壬生義士伝でした。望海さんの石割桜の歌で毎回号泣しました。その後の花組公演で初めて水美さんを観ました。庭師のお役で、優しい笑顔と高いお鼻が印象的で、この方が二番手だと勘違いしてしまいました。
    そんな水美さんと、星組の瀬央さんの今後はやはり気になります。皆さんが仰られているとおり、少しでも長くその素敵なお姿を観ていたいと思います。

    宝塚作品は音楽や文学、歴史などその背景が教養の宝庫です。
    華やかな舞台と合わせて、これからも私の人生を豊かにしてくれると思います。
    ただ残念なことは、以前のような当日券のシステムがなくなり、最近、東京宝塚劇場の一般のチケットがすぐに完売してしまい、ここ2作品については劇場での観劇が出来ておりません。雪組公演はどうなるか。でも配信サービスなども利用したいと思います。

    つらつらと思うことを書いてまいりましたが、今後ともたーさんのブログを楽しみにしております。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      まりもさん、はじめまして。コメントありがとうございます。お返事遅くなりすみません。

      うちの娘と同じ年齢の娘さんがいらっしゃるんですね。東北で大学生活ですかー!
      めっちゃ自分語りですが私が大学生時代に付き合っていた人は秋田県出身で、東北一の国立大学を目指していたのに不合格となりとある駅弁(私の母校)に入学したんです。彼は東北一の国立大に落ちてしまった悲しみをずっと引きずっていました。私は彼がとっとと気持ちを切り替えてくれるよう願っていたのですが、自分の娘の大学受験が悲惨な結果となってしまった今は彼の悲しみがよくわかります。私との出会いでは埋め合わせる事が出来ない深い悲しみであった事がよーく、わかるんです。

      彼は滑舌があまり良くなかったんですよね。東北の方は総じてモゴモゴと話す印象があり、望海さんの「おもさげながんす」はやたら滑舌が良くてフフフとなりました。
      まりもさんは壬生義士伝から宝塚ファンになったんですね。はい、望海さんの歌声って素晴らしいですよね。
      そしてフェアリーテイルで水美さんと初対面だったんですね。はい、かなり地味な役でしたが華やかさがしっかり出ていましたよね。私も水美さんの鼻が大好きです。あの鼻の形をした抱き枕を宝塚が売ってくれたら良いのにとマジで思っていますw
      瀬央さんはひょっとしてひょっとしたら?の雰囲気があっただけに、大劇場公演のポスター入りはしないわ、暁さんが入ってくるわには驚かされましたね。
      はい、水美さんや瀬央さんのお姿を少しでも長く拝みたいと私も思います。

      宝塚は世界史や音楽、文学に興味を持つきっかけになりますよね。いくつになっても教養が深まるのは楽しいですね。
      東京宝塚劇場はかねてよりチケット難だと言われていますが、コロナで当日券がなくなりいよいよ厳しくなったんですね。どんなチケ難公演でも高額転売は盛況なので悔しくなります。配信はありがたいけれど生とは違いますもんね。と言っても今日は「冬霞の巴里」、配信で観ますけどw

      あまり宝塚ブログっぽくないブログですがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
      まりもさんがつらつら思うこと、今後もお聞かせいただけると幸いです。

  6. まりも より:

    お返事ありがとうございます。

    大学時代の彼氏の受験の挫折の悲しみ、すごく深いものだったのですね。そして、たーさんの今の悲しみも、本当に深いものなのですね。

    娘は芸術系の少し特殊な学科を目指しており、その学科のある大学が東北地方にありました。受験はリポートと面接のみでした。
    ただ4年後その学科を卒業しても、目指す仕事に着くには、かなりの努力と困難が予想され、運もあるかもしれません。
    大学生活の4年間が、一人暮らしの生活面を含め、すごく貴重な体験となり、自立していって欲しいと思っています。
    娘と離れることはとても寂しく、時折急に娘の笑顔が浮かんで来て思わず涙ぐんでしまうことがありました。でもそんな時には、娘の反抗的な態度や言葉を思い出すと、悲しみが少し薄くなるような気がしますw
    これからは子供に負けないように、私も今この瞬間を大切にして、これからの自分の生活を大切にしていこうと思うようになりました。

    タカラジェンヌさんの実家は裕福なご家庭が多く、(ゆーりさんのブログも読みました。びっくりしました!)ファンの方々も裕福な方が多いように思います。私のところは金銭的に裕福とは言えませんし、娘の学費も余裕なんてありません。でもその為か、学費などに関しては親への感謝を持ってくれていると思います。

    頑張っても頑張っても報われない努力については、私には本当に実体験としては、わかりようもないのですが、水美さんをみているとやはり感じるものがあります。次の公演では大きな真っ白な(私の中では色は白です)2番手羽を背負って、満面の笑みで大階段を降りてくる姿をなんとしても見たいです。本当に見たいです。

    本日の冬霞の巴里の配信、用事があって観られませんでした。実は宝塚での1番の推しは、永久輝さんなんです。仕方ないので、Blu-rayが発売されたら購入することを検討中です。いつも外箱公演はスカイステージで放映されるまで待っているのですが。

    冬霞の巴里の配信はどうでしたか?
    たーさんのブログでの感想など、大変楽しみにお待ちしております。

    今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      まりもさん、重ねてのコメントありがとうございます。お返事遅くなりすみません。
      娘さんは芸術系の進路を歩んでいるんですね。大学での専攻を社会人になっても活かせる人は少ないかもしれません。それでも大学で学んだ事、得た友達、一人暮らしの経験は自立に繋がり、娘さんの人生の糧になるでしょう。
      ・・・と、偉そうな事を言ってますが私自身はなかなか、自分の娘について気持ちを切り替える事が出来ないんです。おそらくあの私大でもいろんな経験は出来て人生の糧にはなるんでしょう、娘は楽しそうにしていますし。だけど私は娘の姿にイラッとして「こんな事になるなら最初からあの私大に推薦で入れば良かったのに」と思ってしまいます。お金も惜しいですが、なまじ夢を見てしまっただけに、夢が叶わなかったのが辛いです。

      タカラジェンヌさんの実家は裕福なご家庭が多いんでしょうね。地方に住んでいても東京のスクールに通う受験生が珍しくないですし。
      それでも合格すればお金と時間をかけた甲斐があるけれど、涙した受験生や親の方が多いんですよね。

      親の経済力も永久にはアテに出来ないはずです。親もトシをとりますから。
      現在のゆーりさんは社会人だそうですので、お金を稼ぐ事がどれほどに大変なのかを感じているかもしれません。
      まりもさんの娘さんやうちの娘も、お金のありがたみを本当に感じるのは社会人になってからかもしれませんね。

      まりもさんの娘さんはアルバイトについてまりもさんに相談していますか?
      うちは大学に慣れる事と運転免許を取る事を最優先にして欲しいと伝えています。通いの教習所にするか合宿にするか悩みどころです。
      私はまだまだ深く傷ついていますが、大学生になった娘に、大学生のうちにやって欲しい事を伝えています。

      まりもさんは冬霞のライブ配信、用事で観る事が出来なかったんですね。
      うちは夫と娘との3人で冬霞もTOPHATもライブ配信を観ました。
      永久輝さんカッコ良かったし夫も「おおこりゃ、トップになる顔してるわ」なんて言ってましたよ。私も永久輝さん大好きですし、まりもさんが「1番の推し」とおっしゃるお気持ちがすごくわかります。
      ただせっかくの東上主演なのにストーリーが暗くて重く、原作への敬意に乏しい気がしました。もっと宝塚らしいキラキラしたものが良かったかも。

      その点、TOPHATは宝塚的でしたね。水美さんはライブ配信で観るドアップ顔でもニコニコしていて泣けてきました。私は水美さんをすごく尊敬していますが、水美さんのようには頑張れません。
      巡礼の年では何としても二番手羽根(私も真っ白が希望です)を背負っていただきたいです。とはいえポスターの感じからして何とも微妙なところです。
      勝負に負けるととことん苦しまなくちゃいけないのでしょうか。自分が負け組になっただけにホンマ、辛いです。

      こちらこそ今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
      宝塚ブログではありますが育児のラストスパートについても話し合えると嬉しいです。

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