表舞台の蜜

今度こそ名古屋観光と名古屋四季劇場について記事をアップしよう！
とパソコンに向かっていたのですが集中出来ないので今思っている事をそのまんまアップします。

顔や名前を出して表舞台で活動する事にはリスクが付き物だけど、それを上回るほどの快感があるんだろうと思わずにいられません。今朝目にしたのは

とあるジェンヌOGさんが所属事務所との契約満了とともにフリーになった

ただそれだけのYahooニュースではありましたが、当該OGさんは妊娠しているそうなんです。しかもちょうど半年くらい前の出来事のようなんですよ。
私は知らなかったけれどすでに今年2月、妊娠を発表していたんですね。当時のコメントが「現在は安定期に入っていて」ですから授かったのはその4ヵ月くらい前のはずです（あくまで私の経験上での話です）。

これじゃあ・・・
あくまで私の推測ですが、現役ジェンヌさんの大きな不幸が影響してそうな想像をしてしまいます。
強く伝えますがあくまで私の推測、ですよ。

自分の後輩の急逝に強いショックを受けて、それゆえ気持ちが舞台から家庭にシフトした。
あくまで私の推測ですがそう思ってしまいました。

ビジュアルや実力に問題があるとは言いませんが取り立てて素晴らしいわけでもなかった。
たった一度だけですが私がOGさんを舞台で拝んだ時の率直な感想です。当時OGさんはすでに既婚者でしたから「舞台活動に随分と熱心やけどご主人はどう思っているんやろ？」「舞台人の代わりはなんぼでもおるけれどご主人にとって妻はひとりだけやのに」「もう（年齢）歳とピチピチに若いわけでもないし子どもを持つ気があるなら早いほうがええんやけどな」とマジマジで余計な事を思ったりもしました。だけどその瞬間だけの話。当該OGさんに執着がなかった事もあり以降はスルーだったんです。

何もなかったなら家庭にシフトしたOGさんにポジティブな印象を持ったでしょう。なんせ私は自分が子持ち専業主婦ですから自分の環境に0.1ミリでも近付く人を歓迎します。
だけどこのタイミングだと微妙すぎる。
授かった事も契約終了した事も報告せずひっそり表舞台から去っても良さそうなものを、と私は思ってしまいました。だけど当人にとって表舞台への報告がマストだった事は何となく理解出来ます、自分にとっての正義を貫いたのだろうと。だからこれで良いんです。

他にも表舞台では先月、私にとって驚きの出来事がありました。
数年前にとても有名な歌手のお子さんで積極的に舞台活動していた俳優さんが急逝してしまいましたが、その事に深く関わっていると思われし元恋人さんが先月ヒョッコリとSNSで近影をアップしたそうです。急逝した俳優さんが登板していた当時の舞台ではトップスターOGがWキャストを務めていました。
俳優さんの急逝後に元恋人さんはバタバタと表舞台から去ったんですからずっとそのままだろうと私は思っていたんです。だけどほんの数年で出てきた、それもわざわざ、劇場での近影で。かなり驚いたけれどこれまた、本人にとっては正義なのだからこれで良いんです。

表舞台で活躍した方々にとって「世間から注目される」事はこの上ない蜜なのかもしれません。
快感を得るためなら痛みは覚悟出来るのかもしれません。
プレママOGさんも元恋人さんもYahooニュースになっていて、ぶら下がるコメントは100を超えていますが辛辣な内容が目立ちます。
そうなる事はわかっていたはず、だけど出てきたし、それが正しい。
匿名でネット上で中傷する奴らなどどうでも良いくらいに、直接自分を応援してくれる人達がいるという事でもあるのしょう。調子に乗って悪口をぶちまける輩には制裁を与える準備も出来ているんでしょう。

私にとってプレママOGさんや元恋人さんはぶっちゃけ、どうでも良かったりします。
いや、正直どちらにもネガティブな気持ちがあります。命が関わってしまった元恋人さんには特に。
だけど・・・今の私には「大劇場での大羽根姿を拝みたいかと言われるとわからない、だけどこのままずっと拝めないままなのは辛い」、そんな人がいるんです。起こってしまった事は非常に深刻なのに。

私は認めます。
表舞台の蜜は決して、俳優だけのものではないと。
実はファンこそ依存しているんだと。だから苦しくても忘れられない。

相変わらずネット上では特定のジェンヌさんや宝塚歌劇団そのものを否定する声が絶えません。
だけど私に観劇をやめるつもりはさらさらなく、ネット上で吠える輩にも「（蜜の味を）知らないんやろな」と思っています。「宝塚ファンでしたがやめます」宣言する輩はさしたるファンじゃないんですよ、宝塚と絶縁宣言したその瞬間だけ得られるイイねの安っぽい甘みを美味しく感じているだけです。