マスク作戦の明暗[宝塚とOSK」

宝塚歌劇団

宝塚歌劇オリジナルマスクが売れているんだそうです。

私に言わせると、1500円は高い!めちゃ高い!それでも売れまくっている。

柚香光さんがモデルをしている「JOSEPH」って聞いた事なかったんですが、イギリス発祥のブランドで、2005年にオンワード樫山が買収したそうです。「組曲」などでお馴染みのアパレル会社ですね。

混雑を避けるためマスクをキャトルレーヴオンラインでしか販売しないのは仕方ないとしても、改めて登録しなくちゃいけないのが煩わしくて私はスルーしています。

すでに宝塚のWEBチケットサービスに銀行口座を含めた個人情報を登録しているのに、あらためてキャトルレーヴオンラインに登録しないと購入できない、というのが残念で。

別々に登録しなくてはならないのは、宝塚の都合です。包括すればするほど、管理が大変になりますので。外部からの攻撃のリスクも増しますしね。で、ユーザー(宝塚ファン)に負担を丸投げしているのですが、それでもジャンジャン売れるんですから、今後も「一度登録したらチケットもグッズも」とはならないでしょう。私としては楽天のように、「一度登録したら買い物も宿泊予約も配信も」の方が助かるんですけどね。

オンワード樫山は柚香さんをモデルにして大正解でした。ファストファッションの台頭でもともと弱っていた大手・老舗アパレルはトドメのコロナの大打撃でこぞって瀕死の状態です。レナウンにいたっては民事再生手続きに入っており「瀕死」ではなく「死」の状態となりました。そんな中での勝ち組となったオンワード樫山。もともと複雑なデザインの服を作りまくってたのですからマスクなんてお茶の子さいさいでしょう。今後もいろんなヅカグッズを作成しそう。

で・・・

私の感覚ですが、

宝塚がオリジナルマスクで大成功している一方で、OSKのマスク作戦はお世辞にも成功とは言い難いものだったように感じます。

コロナ自粛で舞台に立てなくなったスターさん達がマスクを作る、というアイデアは素晴らしかった。しかも発表がとても早かった。

けれど、「誰にでも無料で配布します!」といった感じでデカデカと発表しちゃったばっかりに、普段OSKのオの字も知らなそうなところからも応募がありまくりだったのか公式サイトはサーバダウン気味に。当初の案内が全員プレゼント的な雰囲気だったので余計に応募が殺到したのでしょう。で、OSKは後から「抽選」の条件を付け加える事になりました。

きっとすんごい数の応募があったはず。OSKの人員が多いとは考えにくく、対応は大変だった事でしょう。最終的に福祉施設メインにプレゼントしたそうですが、今後の観客動員につながったのか私にはわかりません。

私としてはとにもかくにも「まずはファンに連絡して欲しかった。マスクはファンに送って欲しかった」といまだに残念無念です。マスク抽選にハズレた私の娘はOSKスターさんがほぼすべて頭に入っており、どのスターさんが作ってくれたマスクでも神棚に供えるような勢いで大切にしたでしょう。有料でも良かったんです。公式ショップで円盤の大セールをしていた頃に一緒に売ってくれたら良かったのに。

まぁはっきり言って、成功したプロジェクトとは言い難いと思います。娘の落胆ぶりを間近で見ていた私はこの事を根に持つでしょう。

もういっぺん言いますがあくまで私の目線です。

で、こういったところがあるからか、OSKチェックが欠かせないです。

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