RYOFUアカンかった 栗田優香を勝手に推測する

大劇場公演

「えっ?終わり?」

声を出してしまいましたよぉ月組大劇場公演「RYOFU」。
これ・・・これ、アカンやろ!

(1)最初のシーンは伏線回収される事なくイミフのまま
(2)宝塚で扱う必要のない階級を出す
(3)やたらトップスターに殺人させる
(4)トップスターを含め登場人物の心理描写を描ききれていない

ズラズラとダメダメ条件が並ぶお芝居やのに、トドメに

(5)トップ夫妻が死んだ場合のお約束演出をスルー

と許しがたいラストでもうムカついてたまらなかったです。
以降ネタバレ、そしてRYOFUの脚本・演出を担当した栗田優香への恨み節や勝手な推測を続けます。

って、
ふふふ、
パソコンを前に困ってしまいましたよ、あまりにもムカついたのでどこから切り出したらいいのか迷っちゃって。
こうゆう時は読者への思いやりを捨てて「自分が一番言いたい事から言う」に限ります。
あくまで推測(ただし私の中では確定)ですが・・・栗田氏は上田久美子へのコンプレックスを抱いてそう。上田氏の「宝塚らしくない作品で大成功」へのコンプね。ついでにいうと学歴コンプもあるかも。
単なる劣等感じゃなく「私は上田氏を超えられる、超えてみせる」といった欲望を感じるんですよ。

そして出来上がったのが・・・宝塚らしさを放棄した「だけ」の作品。
困った事に悪化の一途をたどっています。デビュー作のバウ「夢千鳥」は普通だったのに大劇場デビューのショー「万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)」でセーフとアウトの境界線となり、この度のお芝居RYOFUはアウトに振り切ったこじらせぶりでした。

(2)は宝塚で扱う必要がないというよりむしろタブーな階級を指します。日本の歴史でいう士農工商の下とされる方々ね。RYOFUではなまぐさい、ケモノの皮をはぐ・・・と入念な説明までしていました。
トップ夫妻の結婚式というおめでたい場面でわざわざこういった階級の少年がホームレスのようなビジュアルで出てきてね、
さらに、
さらになんと、この少年をきっかけにトップスターが自身もそうであったという出自を振り返るシーンになるんです。下級生がトップスターの極貧少年時代を演じているんですがホームレス的なビジュアルが結婚式に乱入してきた少年と被るためプログラムを読んでいない観客だと両者の区別がつかないリスクがあります。

デリケートな階級が出てからの(3)展開ですから「ええんかこれ?」となりました。もう殺戮マシーンになっちゃうんですよトップスターが、わざわざ血まみれの衣装に着替えてまで。出自とマシーン化を関連付けておりさべつを誘発しかねない演出だと私は思いました。

扱わなくてもいい階級を出すくせに(4)なんですよね。お芝居のキモであるはずの「登場人物の心理描写」が希薄です。
トップスターにしたってそう。

トップ娘の実の兄を殺したのに隠したままトップ娘に「オイラと結婚して(自己中ラブ)」

「今までのオイラはニセモノやってん、お前への愛はニセモノやってん(掌返し)」

「やっぱりオイラはお前を守る!(ラブ再燃)」

「ごめんよぉ守れなくて(ぴえん絶命)」

な展開ですからそれなりの説明が必要なのに。

そしてまさかまさかの(5)。
トップ夫妻どちらも絶命する作品は少なくないですがシメで天国シーンとでも申しましょうか、白っぽい衣装でルンルン元気いっぱいのトップ夫妻がラブラブするのがお約束。
なのにRYOFUにはそれがない!
寂しい舞台の真ん中でトップ夫妻ともに果てて・・・おしまい。ぴえんはこっちだっちゅーの!!

お約束シーンがないだけでなく(1)なんですよ。
開演して最初のシーンは「大楠てらさん演じるニセRYOFUの処刑」なんですがイミフのまま!
私はトップ夫妻が果てた際に「この後ニセRYOFU処刑シーンの伏線回収をするんだろう、そして天国シーンになってお芝居が終わるんだろう」と思いました。だから伏線回収はしないわ天国シーンはないわで消化不良極まりないまま幕間を迎えました。

赤兎馬のシーンも変だったぁ。馬なのにあまりにも擬人化しすぎ。演じる羽音みかさんのバレエ要素濃厚なダンスはとってもとっても美しく退団作品での見せ場として素晴らしいけれど、あれじゃあ馬だとわからない観客がたくさんいそう。ちなみに双眼鏡でガン見したら頭に乗っかっているオブジェが馬の頭だと気付きました。

幕間でトイレに並んでいる間も「あーあ、大好きなちなつの作品ゆえ3枚チケット入手したのに」とモヤモヤ。「どんな言い訳しているんや?」と開演前はあらすじしか読んでいなかったプログラムを開き栗田氏の挨拶を眺めてみました。
そしたら余計にムカついたんですよ。

青で囲ったところ、読めます?私は最初のは「ほうこう」だろうと推測しスマホで確認したら当たっていて意味は「激しい勢いでの叫び」との事でした。

だけどもうひとつは読めない。しかも漢字検索するにも難しい。「咆」なら「口と包 漢字」でヒットするけれど「眷」はどうにもならない。
お芝居でさんざん私をムカつかせた演出家が挨拶文でさらにムカつかせてキーッ!順番が来てトイレを済ませて膀胱がスッキリしても脳みそはスッキリしないまま、

ショーを迎える事となってしまいました。
だけどうまくフォローしてくれたんですよね、第一楽章「デビル・フリーザー」に出てきた「フリーザーズ女」ダルマがイケイケで。私好みの黒だし「ハイレグ丸出し&ツヤツヤタイツのお御足ニュッ」がもう最高!

特に中央の子のハイレグとお御足がええわぁやったんですが双眼鏡でのガン見をハイレグから顔に移したらあら!またも羽音さんじゃないですか!!お芝居での赤兎馬も(馬を美女にしすぎた演出はさておき)羽音さんのダンスそのものはチョー美しかった。赤兎馬ダンスでは赤い照明を使いすぎていたのでショーでは通常の照明で拝めて本当に嬉しかったです。

みかちゃんハイレグ最高やな!
お芝居でゲロゲロになっていたけどみかちゃんのお陰で一気に元気になったわ!
あー、みかちゃんのお御足ナデナデしたい!

と私の中の「おっさんモード」がフルスロットルになり随分と癒されました。実のところ抱きついて頬ずりしたいくらいおっさんになっていました。

しかし後半の下級生のダルマでたちまち気分だだ下がりになっちゃいましたよ、まさかの短パン姿でしたからねぇ。しかも黄色と青色でああやだやだ!

というわけで

桜だけでなく私の心も散りかけた観劇となりました。
B席の予定だったマイ初日をリセールで1階席にチェンジして、とにかく期待しまくっていただけに・・・

帰宅後はムカつく難読漢字を調べようとiPadの手書きでチャレンジしたら

見事に判別してくれました。

https://www.kanjipedia.jp/kanji/0001928600 よりお借りしました

一応こう出てくるけれど、私のWindowsパソコンで「けん」「かえりみる」「めぐみ」「なさけ」「みうち」と入力して検索しても「眷」は出てきません。ただし栗田氏が挨拶文に使った「眷属(けんぞく)」はすぐに出てきます。意味は「神なり菩薩なりに付き添う霊的な存在」らしい。

ふん、難読な上に検索するにもひと苦労するような漢字を使って何のメリットがあるんでしょう?
「アタクシ頭良いんですのよ」アピールしたいのかもしれないけれどあんなストーリーじゃ説得力がない。

栗田氏には上田氏のような才能はありません。持って生まれた知能だけでなく(おそらく)両者は生育歴がだいぶ異なっている気がします。
栗田氏は(おそらく)エスカレーター式でケイオウ大に進学し、(おそらく)親などに強いツテコネがあり卒業後ただちに宝塚に入団した、(おそらく)苦労知らずなお嬢様。お嬢様にはお嬢様の良さがあるのだから普通に手堅い、宝塚らしい作品に専念してもらいたいです。
上田氏には知能がありすぎるゆえの鬱屈とした何かを感じさせます。(おそらく)親も学生時代に周囲にいた京大生も最初の就職先での同僚もみーんなあほばかに見えていて、(おそらく)ヤケクソになってあほばか集団の極みと認定していた宝塚及びそのファンの世界に飛び込んだんじゃないですか?そうでもなきゃああいった作品は生まれない。

お嬢様が鬱屈様の才能に憧れるのはわかるような気もするけれど、すでに現時点での勝者は栗田氏です。上田氏はもう宝塚にいないんですからライバル視する価値はありません。栄華を極めるかと思われし上田氏でしたが(おそらく)劇団に恨まれるような退団をして、その後は(おそらく)才能を活かせず(おそらく)お金を稼げず(おそらく)失った地位の大きさを痛感する日々を過ごしています。
宝塚の演出家として残り続けるには作品づくりの才能だけではない要素が必要で(おそらく)栗田氏はそのあたりが恵まれていそう。なので無難な作品づくりに励んで欲しい、少なくとも私は栗田氏のこじらせに付き合うのはもうウンザリです。

私が使っているiPad用タッチペンシルはこちら

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