天真みちる、鞠花ゆめへのお花渡しについて語る［期間限定無料］

人気読み物サイトの「cakes」、出来るだけ毎日チェックするつもりなんですが数日さぼってしまい、危うく天真みちるさんの貴重な記事の無料期間を逃すところでした。

2022年2月20日10時現在、無料です。
2月17日にアップしている記事なのでおそらく24日まで無料かと。

タイトルの頭にわざわざ「【番外編】」が付いていますが、本題に入る前の冒頭があまりに長くなったため冒頭のみ切り出す事にしたんだそうです。

ここからは私の推測ですが・・・天真みちるさんは「宝塚ネタだけでは（連載が）続かない」事を承知しており、cakesでの最初の連載（2019年10月～2020年12月）及び単行本化で宝塚ネタ尽くしスタイルには区切りを付けた気がするんですよね。で、2021年10月からの新連載では退団後の新しい生活について記事を綴るつもりじゃないかと。
ゆえにこの度の鞠花ゆめさんへお花渡しは冒頭にサラリと紹介して本題（天真さんの現在の生活）に入るつもりが、お花渡しした時のお気持ちを文章にするにあたりサラリじゃ済ませられずあまりに長くなったため「番外編」として宝塚ネタ尽くしスタイルに回帰した、そんな気がします。
ゆえに内容はある意味、ジェンヌOGの特権を並び立てた感じかも。宝塚の諸事情をある程度把握している人にとってはものすごくジーンとくるのだけれど、逆に言うと、宝塚を知らない方には価値を感じにくいかもしれません。

私にとっては非常にありがたい番外編でした。天真さんと鞠花さんは同期であるだけでなく、夫婦役などニコイチが多かったそうです。そうそう、高翔みず希さんのニックネームが「さおた」であると知る事も出来て嬉しかった。単純記憶（いわゆる暗記）は苦手ですが今回の天真さんの記事のおかげでエピソード記憶となり、忘れにくくなりました。私の中で高翔さんはずーっと「組長」だったんですよね、専科に異動すると知ってからも。

【番外編】花組千秋楽によせて……

もう一度リンクを載せておきますので、無料期間中のチェックをオススメいたします。
天真さんの連載は本当に楽しく、読みやすいです。退団後のご自身を「新人サラリーマン」と表現しているんですよね。めっちゃ素直でざっくばらん。ジェンヌOGの文章として異例な存在かも。

cakesって読む側にとっては無料でもかなり楽しめる（新しい記事はアップロードから1週間ほど無料で読める事が多い）んですが、クリエイターさん達にとっては相当シビアな世界っぽいんですよ。人気がなさそうな連載、人気があっても問題を起こした連載は容赦なく打ち切りになっていますし、人気連載でも単行本化が約束されているわけではなく「この連載の書籍化を希望する出版社、大募集中！」と無責任感すら漂うお知らせが載っていたりしますから。
天真さんはきっと、ジェンヌOGという特権で最初から書籍化を約束された連載を受け持つ事になったのでしょう。ここまではさして珍しくないかもしれません。しかし天真さんはチャンスを活かし、連載をきっちり続けて仕上げて、さらに次に繋げた。これが本当に素晴らしいんですよね。
そう出来たのは天真さんがジェンヌOGとしてはレアレアなほどにサクッと気持ちを切り替えたからだと私は思っています。今回は番外編でしたが次の記事は本題、つまり今の生活についての記事になるとほのめかしてくれていますのですごく楽しみです。