上田久美子の退団の経緯や今後を空想する

たぶん、円満じゃないんでしょうね。
私の空想では「揉めに揉めた」になっています。

以降もすべて、私の空想です。

・・・

噂ではなく真実だった、「ウエクミ」こと上田久美子さんの退団。
私の中のげっすーい空想が止まりません。
だって「いついつに退団する予定」じゃあなく、「すでに3月末に退団していた」なんですよね。しかも劇団じゃなく、新聞社が発表しているし。

これ・・・もし円満な退団だったらトップスターの退団のごとく劇団が事前に退団日を発表して、ラストスパートの荒稼ぎをするような気がしません?
「ウエクミ演出コンサート」とか「全組ウエクミ公演フェスティバル」とかしたっておかしくない。
なのに劇団は、あまりにも静か。
お見送り感が全くないし、まるで「そんな人知りません」のごとく、ウエクミの存在を丸ごとスルーしているようにすら(私は)感じます。
あまりの静けさに、劇団の「秘めたる怒り」まで感じちゃうんですよ、私は。あくまで私の勝手な空想ですけど。

ふふ、まだ私の空想に付き合ってくれます?
私はねぇ、、、劇団は、フリーになりたがるウエクミを相当必死に引き留めたと思っています。
何故か空想上での劇団の偉いさんは関西弁になっていて、

「ほかにもぎょうさん先生がおるんやから、あんさんの作品ばかり採用するわけにはいかへんのや。ほら、東大もおるやろ?」
「うちは大衆演劇やねんから、サパみたいな作品は控えてもっと観客ウケしそうな作品作りに専念して欲しいねん。金色の砂漠みたいなやつ。最近じゃ桜嵐記も良かったでぇ、けど音符読まれへん観客がおるんやからfffは難しすぎたかもしらんな」
「あんさんを悪いようにはしないからどうか残ってくれや」
「留学したいんか?ほな、なんぼでもウチが金を出したるから半年でも1年でも行ってくればええ。退団なんてせんでも、在団したまま行って来たらええやないか」

とね、劇団のえらーいさんが関西弁をまくし立ててウエクミに翻意を促す様子を空想をしちゃうんですよ。
ふふ、私はこうゆう空想をさせたら天下一品ですwww
でもウエクミからすると、引き留めるわりには自分の要望に応じてくれない劇団に嫌気がさして、退団を断行したんじゃないか、、、って思っています。
念を押して言いますが、何もかもホンマに、空想ですよ。

さらに空想のステージを進めてみますね。
今後のウエクミはかなり苦労すると私は思っています。
超絶人気のトップスターすら退団後はなかなか大変です。新進気鋭の売れっ子だったウエクミにしたって結局は「宝塚」というバックがあってこその評価だったように私は思うんです。

宝塚で大衆に迎合しまくるのは不快だったかもしれないけれど、果たしてお高尚な作品をこさえたところでどこが上演してくれて、どれほどの客が来てくれるんでしょう?
観劇初心者な私ですがそれでも、宝塚が特別に予算ドカドカで優秀な人材タップリな劇団である事はわかります。
しかも退団にあたり揉めた気配があったりしたらなおさら、今後の活動に影響を及ぼすんじゃないでしょうか。

舞台表現を学ぶため欧州留学を予定しているそうですが、これまた随分なご予定ですよ。まるで、宝塚は欧州の舞台表現より劣っていると言っているようなものじゃないですか。そう思うなら宝塚の予算で在団したまま留学して、学んだ事を宝塚の作品で還元してくれる方が私は嬉しかったです。留学中でも創作活動は出来たでしょうし。

でね、ホンマ私の想像なんですが宝塚は密かに、しかし確実に腹を立てているような気がします。
後足で砂をかけてきたウエクミが今後、他の舞台で活動する応援はしない。
・・・と、私は、思っています。

最後にまたもダメ出ししておきますがすべて、私の空想ですからね。

コメント

  1. taka より:

    上田先生の退団は数日前から噂になっていました。
    演出家の退団は劇団から事前に公式発表する事は無いので、今回も通常の流れだとは思いますが、上田先生の過去の発言からして、双方なんの遺恨も無くの退団では無いと想像してしまいます。

    でも年度末に辞められているので、そこは筋を通されたのかと…偶然かもしれませんが…。

    2019年のタカラヅカスペシャルの演出で「ベルサイユのばら」を皮肉ったシーンがあり、私的には宝塚への愛が感じられなかったです。
    客席はウケていましたがら私は「こんな事して大丈夫なの!?」とビックリしました…。

    私はそれ以前から上田先生が長く宝塚にいてくれない気がしていたので、辞めないで~と願っていました。
    賛否両論ありますが、支持する声の方が多いし、「次はどんな作品なんだろう?」とワクワクさせてくれる先生は貴重な存在だと思っていました。

    宝塚は閉ざされた世界だと発言されたことがあったので、他の世界を見てみたくなったのだと思います。

    宝塚は独特ですし鈍感力が無いと長くいるのは難しい世界だと思います。
    でも宝塚だから表現出来た事もたくさんあるはずなので、そこは感謝してくれていると願いたいです…。
    先生には大きなお世話だと思いますが…。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      takaさん、演出家の退団は事前の発表がないのがデフォなんですね。教えてくださりありがとうございます。実のところ、「オギーが退団した時はどうだったのかな?」と思いつつ(当時の私はまだ宝塚ファンではなかった)、こんな空想記事を書いてしまいました。
      まぁその、スムーズな退団っぽくはないですよね・・・

      事前の発表なく年度末で退団、にしたってちょっとここのところご無沙汰でしたもんね。桜嵐記がすごく良かったのにまさかこれがラストになってしまうなんて。
      あら、2019年のタカスペは私も楽天の配信で観たはずなんですが、ベルばらを皮肉ったシーンは覚えていません。どうしても配信は何度でも再生出来るため、特にショーは流し再生しがちです。
      客席がウケていたとしても「そうするしかなかった」かもしれませんね。乾いた笑いだったかもしれません。

      私もかねてより、「ウエクミは宝塚でレジェンドになる気はないな」とは思っていました。シバターのような、鬼籍に入ってからも作品が何度となく再演されるような脚本家になる事は全く目指していないな、と。
      だからこそあんな奇想天外な作品をこさえる事が出来るんだろう、と。
      にしても、こうもサクッと退団するとは思っていませんでした。

      まぁその、宝塚は閉ざされているでしょうね。でも宝塚だけでしょうか?なんか舞台関係ってどっこも、閉鎖的な気がします。
      宝塚の退団はウエクミにとって脚本家生命に関わる選択になったんじゃないかと私は思っていますよ。オギーを頼ってOSKの可能性はあるかもしれませんが、松竹にしたってたいがい「閉鎖的で保守的、の極み」な感じがするし。
      ウエクミは今後きっと、宝塚が実に恵まれた世界であったかを感じる事が多々あるような気がします。

      良いじゃないですか、宝塚ってファンにいろいろ空想させる世界ですもん。ジェンヌさんだけでなく先生についてもあれこれ空想したって良いと私は思っています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. めい より:

    たー様劇場、読み応えがあって面白いですね!

    私は荻田先生のときのことを思い出しました。荻田先生もこんな感じでした。

    生徒と違い演出家にとって宝塚は、よぼよぼになるまで居たければ居られる場所みたいですよ。

    定年なんて意味あるのん?の世界のようです。

    ある演出家先生と同じマンション住まいの友達が居るんですが、会費まで取って定年祝の会をマンション有志でしたのに、まだ作&演出してる~と言ってました。
    すごく高齢の演出家先生も居られるし、命ある限り現役の世界なのかも。

    そういうご高齢の先生達、若い演出家先生にとって煙たい存在でしょうね・・・・

    上田久美子先生が伶美うららさんに送った言葉を思い出しました。
    詳しくは↓
    https://ameblo.jp/creativecolors/entry-12329056964.html

    ここにいてくれて・・・上田先生はここから何処に行かれるんでしょう。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      めいさーん!オペラ座の怪人、ちびりそうなほど良かったですよー!感想を記事にしますねー!

      さて、
      ウエクミ退団における空想劇場、面白いと褒めてくださりありがとうございます。
      オギーの退団もゴタゴタしたようですね。他の読者さんから教えていただいたのですが、演出家は退団時の発表はしないそうで。
      演出家は基本的に終身雇用だからでしょうか?

      めいさんのお友達のお住まいのマンションに、ある演出家先生も住んでいるんですね。
      定年祝は「ちょっとゴージャスな誕生祝」くらいの感覚で、退団する気はサラサラなかったのかも?

      加齢に思う事ってあります。メリットもたくさんあるけれどデメリットもあるんだと。
      私にはカウンセリングや気功でお世話になった先生がいたんですが、すごく謙虚な方だったのに後期高齢者になったあたりで急に、言ってみるとその、横柄になったんです。
      やり取りをしなくなったので現在どうしているかわからないです。

      宝塚にはひょっとしたら、かつての輝きを失っても偉そうにしている高齢、超高齢の先生方がいるかもしれませんね。
      今の世の中は基本的に、高齢者優先ですよね。コロナ対策にしたって・・・

      ウエクミが伶美さんに送った言葉の記事、読ませていただきました。
      「紫っぽい人」とも発言したそうですし、ウエクミは伶美さんがとてもお気に入りだったようですね。
      宝塚ってガチで閉鎖的なわりに自由な演出や発言を許す事もあるのが不思議です。あくまで私の想像ですがウエクミは今後、宝塚でいかに大切にしてもらっていたかを感じまくるんじゃないでしょうか。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. 昭和っ子 より:

    上田久美子氏
    やめられたんですね
    2006年に入られたから16年目かな?
    女性の演出家がそろそろ定着して来た頃かな?
    最近は割とヒットを飛ばした演出家の方が辞められないから 結構大きなニュースですが
    劇団員ではない人は 単に退職なんでしょうね

    私は荻田氏の退職の方がショックでした
    私の御贔屓さんと同期??でサヨナラ公演も別箱のサヨナラ用のコンサート形式のショーも演出してもらい

    荻田先生退団って噂のあった頃はまさか?って思いましたが
    知らない間に去って行かれたました

    今もOSKや朝夏まなとさんの出られてた「王家の紋章」とか割とわかりやすい演出をされていますが
    宝塚時代は割と分かりにくい作品が多く
    それが受けたのに!
    当時 小池修一郎氏の退団の噂もあったが残られたんですかね

    上田久美子氏の作品はサパ以外はそんなに分かりにくい無いが
    私は「翼ある人々」位しか印象にありません それもDVDで見ただけ
    なんとなく珠城さんで始まり珠城さんで終わった感じ
    初演の「月雲の皇子」も見ましたよ
    内容より鳳月さんがカッコいいしか覚えてない
    最後の「桜蘭記」も鳳月さんが素敵って位しか印象にない
    月組ファンの娘に連れられて去年の今頃 四條畷神社や吉野山に連れて行かれたのに只しんどかったなぁ
    楠木さんの話は我が家から近場話だからよく知ってるだけにあまり感動しなかったかも

    上田久美子氏が私と同じ県出身だから京都大学って道は良くわかります
    我が県は学校的に私学も公立も京大に進学率が多い
    我が県は進学は全県区だから意外と公立至上主義
    私学は結構有名なT大寺学園と言う男子校くらい 故に女子は県立からがかなりいる様です
    上田久美子氏が県立かどうかは知りませんが
    最後の作品が自分の出身県を描かれたのは同県人としては嬉しい

    宝塚の演出家として初めて認められた植田景子氏も同県
    我が県は宝塚の全国ツアーは殆ど無いが
    生徒が故郷に錦を飾る様に
    演出家にも錦を飾らしてほしいです

    まあ上田久美子氏があまり故郷に執着も無く東京でお仕事されるでしょうが

    映画監督の河瀬直美さんはいまだに我が県にお住まい

    なんだか地元愛になってしまいました

    まあ宝塚の演出家は普通に社員さんだから町田菜花氏が今産休だとか?永久輝さんのprince?なんとかを演出された方かな?会社なら当たり前の事ですが
    1月号の歌劇を読んでビックリ

    そこが劇団員とは違うのでしょうね
    既婚者はいない

    宝塚は演出助手を募集されてるからまだまだ退職を希望されてる方もいるのでしょうね

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、オギーの退団も相当な騒ぎだったようですね。昭和っ子さんにとっては御贔屓さんと同期(?)の、思い入れある演出家だったんですね。
      オギーもソッと去っていったんですか・・・そして宝塚には戻らず、たまにOSKで活動していますね。
      オギーが担当したOSKのショーは極めて華やかでわかりやすく、ある意味宝塚っぽさ満開でしたよ。なのに宝塚在団中はわかりにくい作品が多くてマニア向けだったんですね。
      あら、小池さんにも退団の噂があったんですか?知りませんでした。

      昭和っ子さんにとってウエクミは月組のイメージが強いんですね。
      桜嵐記にならって吉野探索なんて娘さん、めっちゃ真面目なファンですね。私にもそういった傾向はあるんでめっちゃシンパシーを感じますw
      私は歴史(っていうか勉強すべて)苦手で、楠木さんの話は全然知りませんでした。なるほど、ウエクミは和歌山出身ゆえ宝塚最後の作品を桜嵐記にしたんですね。
      河瀬直美さんは映画監督なんですね。ウィキって作品一覧を見てみましたがわかるものがなかったです、すみません。

      学校の公立・私立は地域差はあるんでしょうが、公立の高校から国公立の大学に進学するのが一番親孝行ですよw
      実際それがデフォな地域も多いですし。
      うちの娘にもそういったふうになってもらいたかったけれど、叶わなかったです。
      T大寺学園はかつての「高校生クイズ」の常連校でしたね。何故かこの番組、頭脳戦から遠ざかってしまいいつの間にかなくなってしまったけれど。
      うちの娘にもああいった番組に出るように育ってもらいたかったけれど、叶わなかったです。
      泣けてきますよ。本人は今日も授業があるとかでルンルンと出かけてしまいましたが。
      定期があるので大劇場に行くにあたりちょっと安くなったと喜んでいます。

      はい、ジェンヌさんってみなさん、独身ですよね。それが条件なんですよね。
      一方で演出家は終身雇用で、産休といった福利厚生も充実しているんですかー!
      正規雇用になるのは大変そうだけど、なってしまえばウハウハかもしれませんね。でもきっと大半が、アルバイト契約であろう演出助手のうちに振り落とされるような気がします。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. おかちゃん より:

    たーさんの空想文章を読みながら老害について考えてみました。
    すみれコードじゃないから言いますが、上田先生の年齢なら人生の最高に花開いた不惑の時代突入かと。なのに物申す年長者の多いことよ。これは劇団だけでなくて観客席もね(笑)。

    少し時間をおいて深呼吸して人生を俯瞰してから作品を作るお仕事をなさったら良いと思います。

    生み出すというお仕事にたいしての対価が驚くほどに安価になっている時代です。メンタルを守ってお仕事を選ぶ行動ありだと思います。何せ京都大学のOGなのですから(笑)。型にはまるわけがない!

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、確かに先生方にはすみれコードはないかもしれませんね。
      ウエクミは大学の卒業年からして不惑に突入かと思われます。ただ論語の時代よりだいぶ高齢化社会となりましたし、今の40歳は孔子が思う30歳か、もっと若いかもしれません。
      ウエクミは今後の長い人生をどう生きるんでしょう。私は舞台での活躍はかなり制限がかかるような気がしてなりません。
      「物申す年長者」が徒党を組んで、ウエクミの制作活動を邪魔しそうな気がするんです。

      はい、ウエクミは京大パワーで、型にはまるわけがないんですよね。
      ただ、インテリ過ぎるのもいろいろ大変かもしれません。
      宝塚での活動があれほどに評価されたんですからどっぷり浸って、おばあちゃんになったら若い脚本家をイビってすごす生活も出来たのに、放棄したんですから。
      インテリゆえあんな作品を生み出したけれど、インテリゆえ(たぶん)ゴタゴタして、退団したかもしれません。
      コロナやせんそう(意図的にひらがなにしています)で不安定な情勢なのに欧州留学というのも何だかなぁだし。

      どんな偉人も、忘れられる時は忘れられてしまいます。
      シバターが今もレジェンドであり続けるのは、劇団が彼を敬い、再演を繰り返しているからでしょう。
      もうウエクミ作品は当面、再演もされないかもしれません。
      物申す年長者達は相当イジワルかもしれないと、私は勝手に空想しています。

      はい、日本はもともと物質的な価値は認めるけれど、カタチがないものには高い評価を付けにくいらしいですね。デザインとか。
      そして金銭を出し惜しむ代わりに「満足感」「名誉」といったもので誤魔化そうとする傾向もあるような気がします。

      搾取される側って頑張っている時はわからないけれど、ふと気付くんですよね、「利用されていた」と。
      私もさんざん、PTAなどでご奉仕させていただきました。
      自分の身体やメンタルを守る事が出来るのは自分だけ。そのマインドですごします。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • おかちゃん より:

        https://www.thats.pr.kyoto-u.ac.jp/2020/03/26/9490/

        同窓会に向けた文よりもくだけた文章にこういうのありますからねえ。
        清く正しく美しくの型は窮屈なんでしょう。

        さて、お子さまの大学不合格の話題を思うにインテリを目指せ!なのかなと思っていたたーさんファミリー。少し違ったのですね。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          おかちゃんさん、「ザッツ・京大」のリンクありがとうございます。
          実のところすでに読んでいました。馴染みのこんちゃんさんの「ライブ専科の地方民のブログ」で紹介されていたんです。
          何ともモヤモヤしましたね。正直、ショックだった。ゆえに自分の記事では取り上げませんでした。

          ウエクミ、かなり選民意識が強いんですね。
          「普通である事」を否定していますから。「価値なんてないじゃないですか」とまで言い切っているし。

          ウエクミのお母さんが羨ましいです。
          うちの娘が入ったのはまさに「量産型で普通な大学」ですから。
          変人がデフォな難関大に入って、選民意識の強い子になって欲しかったですよ。

          量産型で普通な娘とその親なんてウエクミからすると価値がない人間なのでしょう。
          ひょっとしたら宝塚ファンのほとんどがウエクミにとってそんな存在なのかもしれません。もしそうなら宝塚を去るのもやむなしでしょう。

          価値がない人間にも生きる権利はあるはずなのでそれなりに頑張ります。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. taka より:

    荻田先生の時も同じく新聞に乗った記憶があり、調べたら最後の演出作品上演中にスポニチに載っていました。
    荻田先生は強く引き留められたけど退団の意思は固かった様です。

    退団前年に演出された作品が「難解」「訳が分からない」と結構騒がれたので、それに嫌気が差したのかな…と当時思いました。

    宝塚の演出家は「先生」と呼ばれ地位が高いイメージですが、あくまでスタッフなので人事についての公式発表は無いのかなと思います。

    ベルばらのパロディは白いタイツ姿の小公子同士の会話で「恥ずかしくないですか?」「恥ずかしく(一呼吸置いて)ないです!」のやり取りが、私的には皮肉に感じまして…面白かったけれどその裏にある悪意に近い感情を感じてしまいました。

    「宝塚が実に恵まれた世界」かは離れてみて気がつかれるかもしれません。
    上田先生は大学卒業後にいくつか転職されている様なので、「ここは私のいる世界ではない」と新天地を求めるタイプなのかなと…勝手な分析ですが…。

    小池先生は外部の演出をされ、外の世界に宝塚に戻って、いかに宝塚が素晴らしいかを熱弁されていた様なので、その様な宝塚愛が無いとやれないのだなぁと…昔(理事になられる前)から小池先生は外部で活躍した方が年収増えそうだと思っていました。

    干されていると思われる演出家の先生もおられるので、いようと思ったら定年までいられる世界の様です。
    人気企業で好きな事をしてお給料をもらえるとしても、私なら耐えられないかも…やはり鈍くないといられないのかなと思います。

    今後もブログ楽しみにしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      takaさん、オギーの迷作って「A-“R”ex」ですか?なんかタイトルからして謎めいているし。この作品といい退団作品となった「ソロモンの指輪」といい、オギーにも旧約聖書やギリシャ神話、ローマ帝国ブームがあったみたいですね。

      私は演出家がセンセ、センセと呼ばれる事に抵抗があり「さん」付けにしています。結局はスタッフだと思うからです。演出家がセンセなら、衣装や照明の担当さんにしたってセンセだと思うし。

      ベルばらのパロディ、なかなか文面だけでは伝わりにくいのですがまぁ、ウエクミですから相当皮肉っていたんでしょうね。
      ウエクミはようは、プライドがすごく高いんでしょう。それゆえ自分を環境に適応させるんじゃなく、自分にフィットしている環境を求めるんじゃないかと。職場にせよ配偶者にせよ何度もチェンジする人っていますよね。
      で、チェンジするにはそれなりにリスクがあるんです。前の職場や配偶者の方が良かったと思う可能性だってあります。
      だけど、チェンジしたからこそ気付くわけで・・・

      オギーはOSKのショーを演出し、何を思っているんでしょう。
      予算や人員数については明らかに、宝塚の方がだいぶ有利なはずです。報酬にしたって宝塚にいた頃の方がだいぶ安定していたんじゃないかと。
      それでも宝塚を辞めたからこそ気付いた事があるはずですから、その経験をOSKの演出に活かしていると信じたいです。

      小池さんはプチ浮気(?)しつつ宝塚を大切にしたのかもしれませんね。
      浮気しないとわからない事ってあるかもしれません。
      配偶者を裏切るわけにはいかないけれど観劇なら良いよね?いろんなジャンルを試すといろんな気付きがあるし・・・と、四季ブームに浮かれている自分の心境を言い訳していますwww

      オペラ座の怪人の記事にいただいたコメントについてもお返事させていただきますね!
      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. あさみ より:

    こんにちは。
    あさみです。

    少しご無沙汰してしまいました。

    噂のウエクミ先生。
    退団後初のお仕事は、なんとターコさんとお花様が出る、
    「バイオーム」という、スペクタクルリーディングだそうです。

    主催は、梅芸、宝塚配下ですよね。
    宝塚はやめたけど、やはり系統は変わらないのかな。

    オギー(荻田先生の愛称)の退団公演の「ソロモンの指輪」
    水さんトップの時の上演作品だったので、
    退団のうわさは、初日の頃から流れていました。
    お稽古にも、ほとんど来なかったと・・・
    とても短い上演時間のショーでしたが、確かに、何が言いたいのか難しかったかも。
    でも、幻想的で、本当に美しかった。
    曲もとても良かったです。
    退団なさってからも、OGのコンサートや舞台を手掛けられています。
    退団後の水さんもコンサートと舞台担当してもらっていますし、
    生徒たちは、オギーのこと大好きなようです。
    水さんやゆみこちゃんが、よくおぎちゃんと呼んでいるのをききます。

    ウエクミさんの舞台は、fffしか観たことがないので、なんとも言い難いですが、
    私、ちょっと苦手でした。
    お歌の素晴らしい望海さんだったので、それはそれは聞きごたえがありましたが、
    元々作曲家ものは苦手なのかもなーと思う今日この頃です。

    バイオームがどんな舞台なのか、全く想像がつきませんが、
    勘九郎さん主演なので、楽しみにしています。

    たーさんの考察、面白かった。
    なんとなく私も知らないなりに感じるところはありました。

    又楽しみにしていますね。

    長文失礼いたしました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      あさみさーん、前回のやり取りはまだ、私がドップリと娘の大学受験の失敗を引きずっていた頃でしたね。今も引きずっているんですが観劇によってだいぶ元気になっています。
      ウエクミですがよくわからぬ朗読劇の次はよくわからぬオペラなんですよ。バイオームは梅芸主催だけどオペラは文化庁の助成を受けてウエクミが制作するお高級なおオペラだそうで。おオペラだけにイタリア語でやるんですって!字幕が付くそうですが何故か日本語だけじゃなく、英語も!fffよりはるかに難しくなるんじゃないですかね?
      宝塚時代のウエクミ作品、私は配信で観た星逢一夜や金色の砂漠、そして生観劇した桜嵐記は好きですがfffは難しかった。真彩さんにとっても退団公演なのにあのオチってちょっと酷くない?とも思いましたし。

      私は歌舞伎にも興味があるんですけどまだ勘九郎さんを拝んでいません。七之助さんにしても女形姿が相当美しいらしくですし、歌舞伎でのおふたりを拝みたいです。
      うーん、バイオームとおオペラは興味ないかな、どちらも関西でやらないしね。あさみさんがもし観劇されるなら是非感想をお聞かせください。

      さすがあさみさん、オギーの「ソロモンの指輪」についてもご存知だったんですね。「8人の女たち」は観に行かれます?ビジュアル解禁されましたが水さん、際立って目立っていますね。ここに彩吹真央さんもいてくれたらな・・・「トップスターorトップ娘のOGのみ」とはわかっているんですが。
      宝塚現役時代に相当ゴタゴタしたであろうジェンヌさん達が退団後も舞台活動を続けていたり、さらにはゴタゴタして辞めたんであろうオギーと仲良くしているなんて胸熱です。人の心は劇団の思う通りにはならないって事ですね。オギーじゃなく「おぎちゃん」と呼ばれているんですかー、可愛いですね。私にとってオギーは去年の(OSKの)春のおどりのイメージが強く、大型装置を使った派手な演出を好むイメージがあります。次の「夏のおどり」はオギー不在でちょい地味でしたね。今年の春のおどりは娘の受験と被っていて観ていないんですがオギーの演出がなかなかの高評価だったようです。

      この記事に「考察」なんて言われると恥ずかしいです。
      私は物事を深く考える事は苦手ですから。だけどげっすーい空想は得意ですwww

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. あさみ より:

    またしても、あさみです。

    私、星逢一夜も観てました。
    とにかく切なくて、2回目を観たとき幕開きから、涙が出るくらい切なくて・・・
    子どもたちの明るい笑顔が、余計切なさを呼んでいたのかな。

    でも好きな作品かと聞かれたら、好きだとは言い切れないかも。
    良かったけど、後味は悪い感じかな。
    なんたって、主人公が嫌な奴になっちゃうんだから・・・
    こういう作品作る人って、やっぱりハッピーエンドは嫌いなのかな。
    私は、頭が悪いから、とにかくハッピーエンド支持です。

    宝塚って、トップ娘に愛がないなあと、退団公演見ていつも思います。

    fffしかり、花のアウグストゥスしかり・・・
    サヨナラなんだから、もう少し優しくしてくれてもいいんじゃないのかと
    昔から思っています。
    優遇されてたトップ娘って、お花様だけのような・・・
    お花様のせいで、ひどいサヨナラになったトップ娘もいたし。

    まあ、トップの横で花を添える役目なんだから仕方ないのか、
    男尊女卑だし。

    8人の女たち、水さんの頭、ドーナツ乗ってるみたいで、
    ちょぴっと笑いました(苦笑)

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      あさみさん、星逢一夜も観ていたんですね。
      物語としてかなりしっかりしていましたよね。演技力ある早霧さんがすごく活かされていたし。うちは家族で配信を観たんですが先に「ファントム」を観ていたので、夫は源太の姿に「あいつ(望海さん)はこんな役もしていたのか???」と絶句していたんですよ。懐かしいです。
      確かにハッピーエンドとは言い難いですね。ウエクミは観客をただ楽しませるよりも考えさせる方が好きなのかもしれません。退団後の作品がバイオームにせよイタリア語オペラにせよ連発でわけわからん系だしね。

      はい、私も宝塚はトップ娘に冷たいなって思います。fffもアウグストゥスもそうでしたね、それに宙組にしたって、いろいろあってトップ娘に押し上げたんであろうジュンさんなのにこんな役をやらせるか?が続いた気がします。
      だけどそれが、宝塚にとっての「常識」なのでしょう。

      花總さんは優遇されていたんですね。私は現役時代を生で拝んだわけではないですが、そんな感じは伝わってきます。
      宝塚じゃなくても「誰かを優遇するって事は、その裏側で他の誰かを冷遇するって事」でしょう。オリンピックにせよ紅白にせよ、誰を出すかで優遇・冷遇はあるような気がします。帳尻を合わせるために。

      世の中はちっとも、平等じゃない。
      男尊女卑はどこでもはびこっているし、学歴や経済力、そしてツテコネがある者が強い。
      これが事実だと私は思っていますし、逆らうつもりもありません。

      さて、
      8人の女たちの水さん、おそらく他のキャストさん達の中でも背が高い方だと思うのですがそれなのに「ドーナツ3段重ねヘア」ですよねw
      皆さん魅力的ですけどひときわ目立っていると思いました。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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