いきなりなんですが私、ウィッグへのこだわりがけっこう強いんです。宝塚でもめちゃ、ガン見しています。今、楽天TVのタカラヅカ・オン・デマンドプレミアム(TODP)で2002年の「鳳凰伝」が配信されているんですが、主役の和央ようかさんの素晴らしいウィッグはたぶん人毛です。
「黒」「直毛」「ロング」で自然なウィッグを作るのはとても難易度が高いんですね。たかこカラフのウィッグはツヤツヤで、でも人工的なテカリはなく、しかも毛先のみほんのりとカールさせていて、2002年という事を考えても人工毛では作れないだろうと私は思っています。あくまで私の感覚です。
和央ようかさんのウィッグと言えば、
私はこのブルーレイを持っているのですが、2004年の和央ようかエリックと2006年の春野寿美礼エリックのウィッグはたぶん人毛で、2011年の蘭寿とむエリックのみたぶん、人工毛。
人工毛はとにかく、テカりやすいんです。舞台はウィッグだとわかっても全然問題ないのですが日常生活ではわからない方がいいですね。で、人工毛ウィッグのテカリが気になる時はベビーパウダーをはたいてつや消ししたりします。ま、どう頑張ってもわかる人にはわかるんですけどね。すべての人にわからないようにするのはまず、無理。私なんてめっちゃ目が肥えているからほぼ看破します。
ウィッグについて語ると長いです。というのも・・・タイトルの通りなんですが、私自身が
ウィッグを使っていたんです。
「細く柔らかく弱く、クセが強い」というややこしい髪質で、縮毛矯正にはかなりテクニックが必要です。強くあたりすぎると髪がブツブツと切れてしまうけれど、かといってマイルドすぎると矯正出来なくって。で、腕の良いスタイリストさんを探してお願いしていたのですが、技術力のあるスタイリストさんってアクが強い方ばかりなんですよ。ザッツ職人!って感じ。お金もそれなりにかかります。
で、2年ほど前に当時お世話になっていたスタイリストさんの対応について夫に愚痴をこぼしていたら「高いカネ払って愚痴こぼすなんてつまらんなぁ。いっそ坊主にでもしてカツラかぶれば?」って言われた事をきっかけに、坊主にこそしませんでしたが本当にウィッグを使うようになったんです。
私はブログの記事の下に、ほんのりと私が写った自己紹介画像を載せていますが、これも「ウィズ・ウィッグ」です。こうゆう、まっすぐで美しくて毛量多い髪に憧れていたんですよね。
いろんなウィッグを見たり使ったりして、もうめいいっぱい、限界を感じまくっていました。しかしこの2年の間にも自分のクセ毛は伸びまくり、そのまま晒すのも苦しい。気が滅入り、オシャレしようって気にならない。どんなに素敵な服を着て、メイクを頑張ったって髪がこれじゃキマらないので。きっかけを作ったくせに、夫が人一倍ウィッグの不自然さを指摘するのがまたうんざりで。
ここしばらくウィッグもイヤになり、仕方なくクセ毛をギャンギャンにひっぱってひとつにまとめ、飛び出てきたクセ毛はワックスでペッタリと伸ばしていました。男役ジェンヌさんよりワックス使っていたかも???
そんな私ですが、とある美容師さんのブログを半年ほど前に見つけて連日読んでまして、腹をくくって縮毛矯正をお願いする事にしたんですね。その結果・・・
こんなにキレイになりました!
3時間以上かかりました。往復の移動時間を含むともう、1日仕事でしたよー!
アラフィーだからつむじの髪が少ないとか、白髪がちょいちょいとかは気にしないw
矯正だけでけっこう高かったから今回はカラーはしなかったんです。でも、ここ数十年の中でも最高レベルに腕も対応も良いスタイリストさんだったので、次はカラーもお願いしようかな。
ああ、本当に嬉しい。
これで自信を持って望海風斗さんコンサートに行ける。もうコソコソしなくていい!美容院代かかったから服は新調出来ないけれどでも、同じ服を着ていてもすごい満足感です。とりあえず先の3つのウィッグは引き出しに片付けました。
って・・・
読んでくださった方は私のもともとの髪を知らないからこの感動、伝わらないですよね。
私の事を気にしてくださる、優しい人だけ、下を見てくださいね。どんだけブラッシングしてもグシャグシャで、すごくみずぼらしい髪です。
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