ママ友を宝塚に誘うのはまだ早いので

日々の暮らし

宝塚を好きになると、友達を誘いたくなりませんか?私はファンになって約2年の間、あちこちで誘っていたんです。ですが実現したのはたったひとりのママさんだけで、他のママからはやんわりと断られっぱなしでした。

私が専業主婦なだけに、ママ友も専業主婦がほとんど。「家族に尽くす精神」が徹底していて、自分だけが楽しむレジャーを自粛するタイプも珍しくないんです。ランチや買い物くらいはOKでも、チケットを買って何時間も観劇はちょっと、みたいな。

コロナ前でもこんな調子だったので、コロナ後はもう、誘うどころじゃありません。私が宝塚の再開を心待ちにしていた事、再開したとたん大劇場や梅芸に行った事を内緒にしなくちゃいけなくなりました。

政府は9月19日からイベント人数規制を制限緩和するなんて言ってますが、私はまだまだママ友を宝塚に誘ったりしませんし、ようやく復活したランチ会でも宝塚を話題に出さない生活を続けます。個人的には規制緩和に大喜びしているんですけどね。

で、ママ友とは週末、別のレジャーを楽しんできました。

ママ友、息子さん、私の3人で釣りに行ってきたんです。コロナ前に何度か宝塚へ誘った時は「いつか行けたら」だったのに、一週間前に釣りに誘ったら「いつにする?」と反応良好でその週末に実現しました。かねてより息子さんが釣りに興味を持っていたそうで。母の愛ですねぇ。

サビキと呼ばれる簡単な釣りです。といっても初心者の釣りにトラブルはつきもの。この仕掛けには針が6本付いており(上の画像は6本中の3本にイワシがかかっている状態)、からまりやすいです。からまる度に私が仕掛けを取り替え、ママ友と息子さんには新しい仕掛けをつけてやり、私はからまった仕掛けをほどいて、つなぎあわせて自分の釣りに使っていました。

釣った魚はちゃーんと調理します。

Bitly

釣りの事は一度は、記事にしたいと思っていました。

というのもね、宝塚にハマったのも娘がきっかけだったし、釣りにハマったのもまた、娘がきっかけだったんです。宝塚は娘が学校の友達から影響を受けたのがきっかけで、釣りは娘が幼い頃に行った城崎マリンワールドがきっかけでした。施設内に釣り堀があって、娘がやるやると言うから娘の付添いをしたら母娘でハマったんです。すぐに道具を揃えてふたりであちこちの防波堤に遠征するようになりました。
娘は小学校を卒業と同時に釣りからも卒業し、夫は最初から現在に至るまで無関与を貫いており、私ひとりほそぼそ続けています。

釣りには苦しみや葛藤がつきものです。あまりに辛くて「もうやめる」って決めた事も何度となくありました。強い決心だったはずなのに、何故か復活しちゃう。

宝塚も何か似てる気がするんです。宝塚も決して、幸せや満足感だけを与えてくれるレジャーじゃないんですよね。でも、だからこそハマったような気がします。

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