相変わらずトレンドに乗るのが下手くそな私ですので、今更24日のネットニュースを取り上げてみます。
お話し合いの内容について一部報道がなされておりますが、現時点で決まったものはなく、公表できる事実はございません。引き続き誠実に協議してまいります。
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20240124_4.html より引用しました
の件ね。「親会社の阪急阪神ホールディングス側が劇団関係者らのパワハラなどがあったことを認め、遺族側へ謝罪する意向を固めた」という報道を真っ向から否定しています。
ふん、「引き続き誠実に協議してまいります。」なんてよく言ったもんですよ。宙組のAさんが自らこの世を去った事について、劇団は現在にいたるまでずーっとAさんの名前すら公表しないままなんだから「引き続き不誠実に協議してまいります。」が正しいでしょ、日本語の使い方を間違ってるわ！
・・・と、これだけで終えても良いんですが以降に私の推測を続けてみます。
劇団及び親会社の阪急阪神ホールディングス（HHホー）の不躾で不誠実な態度って、改めるどころかパワーアップしているかのようにすら感じません？それゆえ「劇団は変わらない」といった諦めのコメントも散見されますよね。
だけど私は
「あまりに頑なだ」
と感じたんです。負け戦も負け戦なのにね。世論はすっかり遺族側の味方でスポンサーも無視出来なくなり、宝塚はNHKやダイキンから見放されて万博アンバサダーからも外されました。そしてドル箱だったはずの110周年イベントも自粛を余儀なくされました。
もうねぇ、どう転んでもこれまでの「事実無言を貫き通す作戦」は成功しないんですよ。年末年始にはあの巨大お笑い事務所も同じ作戦を選択して完全に失敗したしね。
ゆえに私は思うんです、劇団もHHホーも本当は、パワハラを全面的に認めて公表するしかないとわかっているんじゃないかと。それでも24日は消耗するだけだとわかりつつあんな発表をせずにはいられなかったんだと。
これ・・・ひょっとすると「行動が変わる直前のバースト」かもしれません。行動がAから（Aと反対の）Bに変わる時、Aの行動がかつてないほどにバーストしがちなんですね。バーストのピークは変わる直前にやってきます。
小さい子って、お菓子をねだって親に拒否されるとお店の中で寝転がってギャーギャー騒いだりするでしょう？諦める・諦めないの葛藤がピークを迎えるにつれて相当頑張って騒ぎます。
大人だって、自分にとって苦しい選択を受け入れるにあたり葛藤がありますよね。受け入れない理由を必死で探したりね。受け入れる直前が一番辛く、ついつい見苦しい（そして状況を悪化させかねない）行動に走ってしまったり。
宝塚歌劇団は設立から1世紀を超える現在までずっと「都合の悪い事には事実無根を貫く」作戦が成功していました。組織としてあまりに当たり前な行動ゆえ、人の命が犠牲になってもなお貫こうとするんです。たとえ状況が悪化するとわかっていてもやめられない。本当に悲しいけれどある意味当然かもしれません、「自分（組織）にとって苦しい、都合が悪い方向に舵切りする事には拒絶反応が起こる」のがむしろ自然なんです。HHホーの角会長が雲隠れを続けているのも拒絶反応ゆえでしょう。巨大企業のボスの行動としては醜悪ですがヒトの行動としては自然です。
先にも述べた通り24日のネットニュースには「劇団は変わらない」といった諦めのコメントがたくさんついていました。かつての私もそんな気がしていたんです。だけど24日は、劇団の異常なまでに頑な態度にかえって「劇団はかなりギリッギリの状態だろう」と感じました。
演出家のはらすめんとの数々に加えて現役ジェンヌのふりんまで・・・ゴシップになったこれらがAさんの死に便乗している事を劇団はわかっているはずです。Aさんの死の責任を全面的に認めなければ今後も、とっくの昔の出来事を含め様々なゴシップが世間にさらされる事もわかっているはず。
24日の態度は変わる直前のバースト、最後のひとあがきだと信じたいです。
コメント
今日２度目のコメントです。
２月３日の「題名のない音楽会」がオペラ
特集です。
ゲストのお一人大西宇宙さんはバリトン歌手です。
私は生で３回見ています。
たー様もよかったらご覧ください。
石丸幹二さんも東京音大入った後東京藝術大学声楽で卒業されておられるので、ゲストの方たちとどんなトークをされるのか楽しみです。
話題と関係ないコメントですみません。
かなえさん、本日2度目のコメントをありがとうございます。
題名のない音楽会、先程録画予約しました。教えてくださりありがとうございます。先日お伝えいただいた「美の巨人たち」もすごーく良かったです。帝国劇場の誕生秘話がてんこ盛りでしたし、行った事があるだけに劇場の映像が本当に嬉しくて。
大西宇宙さんは「おおにし たかおき」ですかぁ、芝草宇宙（しばくさ ひろし）さんに負けないほど驚きました。お声が楽しみです。
石丸幹二さんは司会（トーク）だけかな？
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たーさん、お久しぶりです。
コロナに罹患して、ブログを拝見してもサラサラと流し読みしか出来ない日々でした。
その間に星組さんや劇団四季や、「赤と黒」や、興味あるものが沢山あったのに、しっかりと読めず、コメントも出来ず。
「赤と黒」の感想はとても楽しみにしていました。娘が大好きな三浦宏規くん。歌えてバレエ基礎のしっかりしたダンスが出来て、ビジュアルも良くて、芝居も上手い。私の中でも評価が高い人です。
たーさんは、もっと、インパクトある方が好みなんですね。確かに宏規くんはガツンとくるタイプではないですね。サラリとしてます。
そのうえ、歌と芝居よりダンスの人です。私はバレエが好きなので宏規くんのダンスははまります。もっと、ガンガン踊る舞台に立って欲しいといつも思います。
娘と同い年でかっこいいより、可愛い感じ。50を過ぎると、可愛いのも良くなりました。
私が寝込んだこの1ヶ月、宝塚は何にも進展なく、どんどん悪くなってるんですね。たーさんのブログでそんなことかあったのか。と知りました。さっさと事実は認めて謝罪して、宙組再開に向けて動いて欲しい。と思います。遺族の方々もこんなに謝罪に時間が掛ったら，疲弊されていると思います。劇団もジェンヌもみんなが疲れ切っているはず。現状は誰の利益になっているのだろう？不思議でなりません。
星組お正月公演を優先して赤と黒チケットを取らなかったのに星組さん流れるし、コロナにはかかるし、散々な一月でした。
先日やっと、星組が見れました。
ありちゃんの出番が多いのは、礼真琴さんの負担を少なくするため？とも思えますが、ありちゃんと極美くんに挟まれたこっちゃんは確かに不憫でした。
バランスが難しいですよね。ひっとんも大きいし。
まだ、一回しか見てないので複数見たら違う感想もあるかもですが、フィナーレは不憫の一言です。
衣装の色だけでも変えたら良い。というのは賛成です。
今回の本文と関係ないコメントを沢山してしまってすみません。
追いかけていっぱい、コメントしたかった気持ちが強く出てしまいました。
阪急の動きもこれから追っかけて読んでみます。コロナ回復したら浦島太郎の気分です。
たーさんのブログ、また、コメントさせてくださいね。
むうちんさん、病み上がり早々にコメントをありがとうございます。年明けにいただいた前回のコメントはまさに闘病中だったんですね、大変な時に娘へのお祝いの言葉をありがとうございました。
体調はいかがですか？病気や怪我は初期の対応がとても大切です、完治したと思っても無理はせず当面は活動をセーブして欲しいです。
はい、むうちんさんの娘さんは三浦さんのファンなんですよね。他の読者さんからも三浦さんはバレエが得意だと教えてもらいまして、ほぼストレートプレイな「赤と黒」では拝めなかったのが残念でした。
そう、どうも私は「インパクト」を重視するようです。実際に付き合う方々は男性でもママ友でも薄めタイプが好きなのに舞台では濃ゆ～い方に注目しちゃいます。で、どうしても歌唱を重視しがちなんですよね、次いでビジュアルでしょうか。去年あたりからようやくダンスを観る目も肥えてきたような気がしますから三浦さんのダンスも拝みたかったです。
>可愛いのも良くなりました。
これすごくわかります。私もリアル生活ではマジでこれで、特に赤ちゃんや幼児を見ると涙が出そうになるんです。可愛らしすぎて。
宝塚の様子は「お茶を濁す」といった感じでしょうか。肝心の宙組に動きがないままです。お茶を濁し続けても角CEOにはさしたるダメージがないんですよね。自分が前に出て責任を持って対応する気がないスミもスミですが、スミの周囲も底なしのバカ揃いだと私は思っています。
そう、遺族の方々は疲弊するばかりです。これで裁判したら経済的にも不利になるんですよね、スミの懐は痛まない一方で遺族側にとっては大きすぎる負担になるはずだから。
現状は誰の利益になっているかってそりゃあ、スミ及びスミのコバンザメどもでしょう。
赤と黒を見合わせて優先したお正月RRRが流れてしまったのは本当に残念でした。これも劇団ないしスミに責任があるのに客にお詫びするのはジェンヌさんなんですよね。ホンマおかしい。
その後生観劇出来たそうで良かったです。はい、暁さんと極美さんに挟まれているのが礼さんゆえに不憫になってしまいました、現在の他のトップスターならどうにかなったでしょうに。そーなんです、舞空さんも意外に大きめなんですよね。
フィナーレですがもう礼さんには詰襟を着せないで欲しいし、暁さんとは完全に異なる衣装にして欲しいです。
本文と関係しまくっているじゃないですかー、いつも思うんですが本当に「本文と関係ないコメントを沢山する人」は自覚していないんですよ、ゆえに謝らない。
むうちんさんからのコメントを今後も楽しみにしています。ただくれぐれも無理はされないでください、病み上がりって念入りに休養が必要ですから。
情報って必死に追いかけ続けると疲れますし、たまには浦島太郎の気分も体験するくらいの方が落ち着いて取捨選択出来ると私は思っています。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。