春と比較しっぱなしの「Cool Beast!」

その他の宝塚

花組全ツを観劇しましたので、前回のお芝居に続き今回はショーについて言いたい放題してみます。

タイトルの通り・・・春の大劇場公演での「Cool Beast!」と比較しまくりでした。
瀬戸かずやさんと、永久輝せあさんを。
華優希さんと、星風まどかさんを。
水美舞斗さんと、聖乃あすかさんを。
なんせ、なんせこの春ですからね。瀬戸さん華さん水美さんバージョンを観たのは。

わかっているんですよ、マナーとしては
「春の前回と夏の今回、どちらも素敵でした」
と、比較の匕の字も出さないのが聡明なヅカファンだって。
けれど、私の感覚ですと・・・
こうも近々に、ほぼ同じショーを、メインキャストを変更してやられちゃったらそりゃ、比べちゃうわ。
なんです。
ですのでいつもの通り、思った事をそのまんま書いてみます。

・・・

ショーが始まって真っ先に思ったのは
「そっか、ほんの数ヶ月で、3人のうち2人が退団したんだ」
でした。
トップスター、トップ娘、2番手が並んだ状態で登場するのは、春の時と同じ。
だけど同じメンバーは真ん中の、柚香光さんだけなんですよ。で、かつての瀬戸さんポジションには永久輝さん、華さんポジションには星風さんがおさまっていました。
そして客席には・・・こうなるとわかりきっていたのに、やたら驚いていた私。
あらためて瀬戸さんも華さんももういないんだと痛感したんです。

しかし、驚きや寂しさの気持ちに浸り続けるゆとりはありませんでした。
なんせその後、

まどか、スゲー!
ひとこ、スゲー!

が続きましたので。
聖乃さんについては「うーむ、まだ荒削りかな」と。

以上、比較でした(完)

じゃなくてw、
これから華さんと星風さん、水美さんと聖乃さん、瀬戸さんと永久輝さんを比較して感じた事をもうちょっと掘り下げてお伝えしてみます。
掘り下げて、と言っても気になったところを指でちょいとほじるくらいなので、深い考察など期待しないでくださいねw

まず、華さんと星風さん。
星風さんは衣装のほとんどをチェンジしていました。
紫っぽい衣装が多かった華さんに対し、星風さんはピンクがメイン。
ジャングルパーティーの、ラテンというかカリブっぽいドレスはそのままでしたがネックレスは異なっていました。節穴eyesな私ですが、ジャングルパーティーの華さんのネックレスのデザインや配色があまりに素晴らしくてウットリしたんです。ピンクトルマリンやペリドットを彷彿とさせるカラーストーンを合わせた、あのドレスに合わせて新調したに違いない!なネックレス。一方星風さんのネックレスは実に無難で普通な、あらゆる色ドレスで使い回せるネックレスでしたね。細かく覚えている小物はこれだけですが、他にも髪飾りやイヤリングといった小物はすべてチェンジしていたように感じます。と言ってもこれ、娘役は小物が自前だそうなので当たり前なのかな?私には大発見だったんですが。
で、ネックレスひとつで決めつけるのも早計だけど、ひょっとすると小物のセンスは華さん優位かもしれません。
しかし、
歌唱やダンスにおいて圧倒的に星風さんが優位でした。同期で、年齢は華さんが上なのに残酷なほどに、差は歴然としていました。しかも星風さん、ものすごくパワフルでしたね。華さんの頼りなく儚げな雰囲気が懐かしくなりましたよ。
ちょっと気になったのが・・・かなり絞ったかと思われる体型。
前夫、真風涼帆さんも細い方ですが柚香さんはもっと華奢なように感じますので合わせたのかもしれません。しかしダイエットしつつパワフルに歌って踊るのでは負担が大きいので、今以上には痩せて欲しくないと思いました。

続いて、水美さんと聖乃さん。
衣装やウィッグはおそらく、すべて同じ。
全く同じいでたちで、同じダンスや歌の披露となるといよいよ、比較しやすいですね。
先ほど聖乃さんを「荒削り」と表現しましたが、これは主にダンスの話。
水美さんはダンスが超・超・超得意だし、そもそも聖乃さんは水美さんより5期も下なんですから比べられたら荒削りとなって当然なんですよね。
そうそうこの度初めて感じたのですが、聖乃さんと水美さんの歌声って似ているような気がしました。あまり歌がうまくないところもソックリw
もうホンマ、ふたりとも大好き~
ただ・・・
水美さんと聖乃さんに5期も違いがあるのか、とこの度の観劇で思いました。実のところ春のアウグストゥスで、おふたりがアグリッパとマエケナスとして会話している時にもチラと思ったんです。
その、つまり、もっとストレートに言うと、聖乃さんはひょっとしたら年齢が顔に出るのが早いかも?と。
私は聖乃さんの事を、
ゆくゆくは永久輝さんの後を継ぎ、大劇場お披露目は「ポーの一族」再演か?
なんて突っ走った空想にふけっておりますので、ハラハラです。
永久輝さんは長期になりそうな気がしますので、余計に。
次の大劇場公演で聖乃さんのお姿にどう感じるか、注目します。

そして最後に、瀬戸さんと永久輝さん。
ホンマ、はっきり言いますね。
私の目には、あらゆる面で永久輝さんが上回っていたように映りました。
ビジュアルについては、時代が永久輝さんに味方している気がします。瀬戸さんは昭和~平成テイストで、永久輝さんは令和な感じがしますので。

私ね、ものすごーく瀬戸さん、好きなんです。

「別格本」なんて別名もついていた「FOCUS ON」、ほそぼそと中古を探して3冊コンプリートしたのですが、ダントツで瀬戸さん版がお気に入り。
ロングインタビューの読み応えが違うんですよ。他の2人には宝塚への遠慮を感じるというか、無難にまとめている印象があるのですが、瀬戸さんは遠慮ナシに本音を語ってくれたように思います。いろいろウルサイであろう宝塚がそのまんま本にする事を許した事もまた、瀬戸さんへの敬意かと。
私の方がだいぶ人生の先輩ではありますが、メンタル面では瀬戸さんの方がずーっと先輩です。

けれど、
そういった諸条件抜きに、あくまで舞台での様子だけで判断すると、永久輝さんがとてつもなく素晴らしかったと、私は思いました。

以上で比較は終わりです。
前回の記事にも書きましたがとにっかく、永久輝さんがすごかった・・・ので、次は永久輝さんにフォーカスした記事を書いてみようかと。うわー、提灯っぽくなるかもぉ?

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愛用の双眼鏡です。

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