宙組ツアー、キツそう

その他の宝塚

タイトル、どうしようか迷ったんです。
宙組公演の感想を記事にした日に宙組全ツの発表がありまして、ギョッとしたんですよね。

「アクアヴィーテ???マジ???潤花ちゃん、こりゃまた大変やな」

って思ったんですよ。
で、そのまんま記事にして

「宙組全ツはアクアヴィーテ!!潤花の試練は続く」

ってなタイトルにすればビュー数ゲットは間違いないな、なんて皮算用もムクムクしていました。ちょうど2連発で潤さんをタイトルに含めてましたので、3連発にする方がキリがいいかな、なんて気持ちもありましたし。

でもやめました。とりあえず、違う記事を書きひと呼吸置く事にしました。

そして発表から3日が過ぎ・・・やっぱ気になるんですよ。
花組ツアーと宙組ツアーって、共通点ありますよね。
「焼き直しの古いお芝居&大介ショー」な組み合わせといい、大介ショーは焼き直しではあるものの新しいところといい。

けれど・・・ヒロインへの負担は全く違うのではないかと。そう思わずにいられなくって。

どちらも新しいショーって事はつまりどちらも、初演のヒロインの印象がまだまだ、ヅカファンに残っているって事。それはすなわち比較されがち・・・つまり、非難されがちって事。

とはいえ花組はだいぶ、リスクが少ないかと。
初演「クールビースト」のヒロインだった華優希さんは間もなく退団するんですから。
それに、次にヒロインをする星風まどかさんが成績で明らかに上回っています。同じ100期で23位と3位の間には、超えられない壁があるように思うんです。実際、生観劇していても特に歌の面で、あっきらかに星風さんが上手に私の耳には、聞こえます。
なので、星風さんヒロインのクールビーストを観劇するにあたり、華さんバージョンを思い出しつつも、ケチを付けず新しい発見に結びつきやすいような、そんな気がするんです。

けれど・・・宙組の「アクアヴィーテ」は、そんな成績優秀な星風さんが初演でヒロインをしたんですよね。そして花組に組替えしたばかりで、まだまだ退団しない。
星風さんの実力ぶりについて先に述べましたが、付け加えますと星風さんはどこか憎めない、美人というよりも可愛らしいお顔立ちに、トップ娘としては若干ふっくらしており、日頃娘役に辛辣になりがちなヅカファンからも愛されやすいように私は、思います。

こんな星風さんの後釜ヒロインをする潤さん、かなりキツいんじゃないでしょうか?
102期32位という目に見える成績の違いだけでなく、実際に舞台でも、歌唱力はあっきらかに星風さんが上回っているように私の耳には、聞こえます。

しかも、全ツと呼びながらもツアー先が事実上「ゆりか仕様」になっていますよね。
熊本出身のトップスターである真風涼帆さんがそう遠くないうちに退団するって事でしょう。
それはわかるんですが、潤さんの出身地は北海道なのになぁ。

読者さんからのコメントに「ショービジネスは結局、目立ったもの勝ち」と返信したものの、なんだかとても気になってきました。果たして潤さんは、この目立ちぶりをうまく活用出来るのか、と。

現在の宙組公演で話題になっているショーのワンシーン、演出変更になるかも?なんて噂が出ているようですね。次の観劇予定のセディナ貸切までまだひと月ほどあるんですが、待ち遠しいです。

コメント

  1. はっちゃん より:

    たーさん。

    さきほど、先日のページに投稿してしまいました。

    ショーの内容に賛否両論あり。
    しかし、世間一般的にいう「アブノーマル」な世界というのは、公衆に晒すべきではないのでは、と思います(´-ω-`)

    もし演出が変更されるとして、
    変更前に見てしまった子供達、
    団体客として見てしまった学生さん達。

    こちらは東京のため、大劇場での評価を元にチケット予約ができるのでまだ良いですが、娘の学校からの貸切公演が今回の宙組でなくて、本当に、本当に、本っ当~に良かった、と心から思っています。

    …という意見が出てしまう公演って、どんなんでしょうね(^_^;)

    宝塚とはいえ、良作ばかりではないということは承知の上で、あんなに沢山の演出家を抱えているのに。
    「宝塚」という世界に甘んじ過ぎてやしませんか?と思ったり。

    「目立ってなんぼ」も、「目立ち方の種類」は大事かなー、と思ったり。
    すみません、観てもいないのについ言い過ぎてしまいました。

    率直な意見の、たーさんのblog。
    楽しみにしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      はっちゃんさん、コメント本当にありがとうございます。
      本当に演出が変更されるかもしれませんね。もしそうなら、発表なしでこっそり、かな?

      どんな事でも賛否ってどちらも出てくるもんだと私は思っています。
      「世間一般的」というのはなかなか、難しいですね。一般的なマナーも、それを言ってる人だけのマナーだったりする事がけっこうありますし。
      私にとってもあのシーンはアブノーマルな世界ではありました。が、以前のお返事にも書いた通り、それゆえそそられたというのもあります。
      本当に率直に言いますが、私個人としてはまた観たいです。でも「変わるかもしれないから」と焦ってチケットを買うつもりはなく、ただただ、すでに手配済みのセディナ貸切の日を待つばかりです。

      「目立ってなんぼ」にも確かに、種類がありますよね。
      私はどちらかというと、なりふり構わず行動する人達に寛容なのかもしれません。
      このごろ宝塚そのものに「なりふり構わず」を感じるようになりまして、今後どんな事をするのか気になって仕方がないです。

      これまでの情報を元に、はっちゃんさんがはっちゃんさんなりの判断をされた事を私は尊重します。
      また、ご意見お聞かせくださいね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. おかちゃん より:

    ショーはアダルティだなと思われるなか、私が観劇したときはズラリと女子学生団体客いましたよ。それなら良いのかな(笑)。

    雪組の時もキーちゃんのラップに夢中なのでしたが、両隣の美しいジェンヌさんの躍りは私はどうなのかなあと思っていて、それはショーパブ?を劇場で求めてないんだけどなあだからです。
    難しいですね。外部の舞台のシカゴとかアダルティだしねえ。

    小林一三さんは女子どもが楽しめる国民劇を作りたかったわけなのですが、当時と今ではダンスも格段にスピードがちがって早いし。

    悩ましいことです。男性観客が席に増えるなら少しかえてほしいかな。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、「ショーパブ」の表現、実に的確ですね。その通りだと思います。週末、ブログから離れて家族サービスしていても「宝塚のショーとは」を考えていましたが、堂々巡りでした。
      マダムヴォルフのコレクションも刺激強いよなぁ、でもあのシーンがなくなるのは辛いなぁ、でも未成年にとって健全とは言い難い・・・と、堂々巡りなんです。その後東宝版エリザベートを円盤で観た時はもっと過激だったので、宝塚版はマイルドになっているとは思ったんですけどね。
      シカゴは、レニーゼルウィガー主演の映画は観たことあるんですが舞台版も同じですか?映画はミュージカルばりに歌ってばかりで。当時の私はミュージカル未体験だったので、「なぜ歌う?普通にセリフを言ってくれたらいいのに・・・」って思ったんですよね。今は普通にセリフを言えばいいところでも歌って欲しいくらいミュージカルが好きなんですけどねw 

      宙組公演の話に戻りますが、あの数分のシーンのために男性観客が増える・・・は、さして心配ないと私は思っています。
      お酒が飲めるわけでも、ヤジを飛ばせるわけでもないし、ショーの後に直接会話が出来るわけでもないし。
      男性にとっての「セクシーな要求」ってね、かなり直接的な傾向が強いと思うんです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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