高級花店にあのジェンヌっぽいバラがいた

娘がお世話になった先生が産休を取られるとの事で、娘と仲良し友達数名で、花束を送る事にしたんだそうで。

極めてステキな事なのだけど、その花束を受け取り、学校の正門前まで届けるのは、何故か私なんですよ。

しかも私は、私が届けるからには自宅のそばの花屋さんにして欲しいとお願いしたのに、けっこう遠く、普段全く縁のない高級花店を指定し「みんなで選びに行き、もう予約してるしお金も払ってるから」って。

で、ノコノコと高級花店に向かったのですが・・・

これで2000円???

花は、たった3本。その周りに、淀川河川敷になんぼでも生えていそうな草を絡ませたこのコンパクトな花束が、2000円。

でも・・・

3本のうちのこのバラがね・・・

「ああこれ、マイティっぽい!」

なバラだったんですよ。

水美舞斗さんはバラがお好きだそうですので、本当は水美さんのお誕生日にバラを買ってリビングに飾りたかったのに買わないままで、気になっていたんです。

この、高級店のバラがね・・・

私がしょっちゅう行くスーパーの切花コーナーでは見た事のない、本当に上品な色だったんです。ベージュっぽいピンクで、ごくほんのり紫がかっていました。こうゆうの、「ノーブル」って言うんですかね?ずっと眺めていたいバラでした。男性にも似合うバラでホント、水美さんにピッタリ!

自宅用に買おうかという思いが頭をよぎったけれど、1本で400円ほどもするし、バラは水揚げが難しく首が折れやすいし、

何より、お店の内装といいプライドの高そうなスタッフさんといい「うちは高級です!」って威圧感が私にはひどく居心地悪くて・・・

小さな花束を小脇に抱えて、とっとと店を出ました。学校の正門で待っていた娘はお礼も言わず「ちょっと、その服装ひどいんちゃう?」ってもう、どっちがひどいねん。ホンマ、専業主婦はなかなか、感謝されません。

ま、専業主婦ゆえ時間は作りやすいので、ミッションコンプリートした後、馴染みのスーパーの切花コーナーに行きました。

いつもの雰囲気に癒されつつ、バラを探してみたら、

あっ!

これ・・・

普段この店にはない色合いでありながら、価格はこの店らしいまま。

綺麗だし、可愛い。娘役さんに似合いそうかな。水美さんにはちょっとラブリーすぎるかも。また探してみます。

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