オペラ座の怪人 感想[飯田・山本・光田]

劇団四季

歴1ヶ月のにわか四季ファンな私ですがありがたい事に、歌唱力が高く評価されている飯田洋輔さんの大阪怪人デビュー初日を良席で観劇する事が出来ました。

以前の記事にも書いたのですが、「本日のキャスト」看板のそばに「本日の出演者」メモがひっそりと置いてあるんですw

ジャジャーン!
飯田さんの登板だけでもすごいのに、クリスティーヌはNo.1と誉れ高い山本紗衣さんだし、ラウルの光田健一さんは歌上手揃いな韓国人なんですからそりゃあもう、期待値マックス!

実際、素晴らしい体験となりました。
だけど・・・
私の感覚としては、

「過去3度の観劇で拝んだ怪人・クリスティーヌ・ラウルの方が好みだった」

が正直な気持ちです。
本当にいろんな気付きがありましたので、過去を振り返りつつ記事を書いてみます。

<これまでの観劇など 敬称略>

4月8日、清水大星・藤原遥香・加藤迪、C席
4月9日、清水大星・藤原遥香・加藤迪、1階A席
4月19日、岩城雄太・海沼千明・加藤迪、C席
5月10日、飯田洋輔・山本紗衣・光田健一、1階S席

4月9~19日の間に
・劇団四季の吹替が入った映画Blu-ray
・ロンドンでの25周年公演Blu-ray
・今井清隆・井料瑠美・柳瀬大輔CD
を購入。特に四季の吹替Blu-rayは溶けそうなほど再生しまくり。

飯田怪人 山本クリス 光田ラウル 感想

飯田洋輔

飯田さんはネット上での評価がとても高く、加えて私のブログの読者さんから直接オススメのコメントをいただいています。今年4月に飯田さんが甲子園で国歌斉唱した時の様子を動画サイトで聴いてみたらすんごい重低音ボイス!うっとりしました。
それでも忖度なく観劇の感想を述べますと、飯田さんは本当に重低音が得意でズゥゥゥンとした歌声を響かせてくれて、映画吹替で怪人を担当した高井治さんを彷彿とさせるんですね。しかしながら中~高音にかけてはわりと普通のように感じました。
清水さんの時のようなチビりそうなほどの感動はなかったんです。

私の感覚なんですが、飯田さんと清水さんは「歌唱と演技」のバランスが異なるような気がします。
飯田さんは歌唱よりも自分が怪人らしくある事を重んじているような、そんな気がしたんです。
演技がほぼ不要と思われるアンマスクドコンサートでは舞台と異なる歌唱となりそう。
一方で清水さんはとことん歌唱で勝負、でしょうか。私は映画吹替の高井さんを聴きすぎて正直、清水さんの歌声そのものはほぼ上書きされてしまったんです。それでも清水さんの、ひとりで歌っている感じがしないほどの表現力に深く強く感動した記憶はしっかり脳に焼き付いています。
演技の面では清水さんは飯田さんや岩城さんより迫力不足かもしれません。ちょっと澄ましているというか。
飯田さんの怪人はとても力強く、パワフルな山本さん(後述します)をねじ伏せてでも我が物にしたい気迫を感じました。
今思うと、岩城さんだって本当に表現力豊かだったんですよね。ただ、現在の私は飯田さんと平等に比較する事が出来ません。大劇場で言うBB席とSS席ほどに座席が異なっていましたから。歌声はさておき、表現力は舞台のそばで観るほど感じやすいですからね。
ちなみに岩城さんの歌唱は飯田さんと逆で、低音より中~高音が得意な印象でした。

山本紗衣

ナンバーワンとの事で本当に楽しみだったし、実際そうだとは思います。だけど「ダントツNo.1」という感じはしなかった。だって海沼さんが本当に本当にお上手だったから。
しかも・・・山本さんはあまりにもパワフルで、私がイメージするクリスティーヌらしくないんです。
「いつも夢を見ているような」キャラのはずなのに山本さんは現実を見据えまくっている感じ。キャリアを積み重ねて絶頂期であり、悪く言うとベテラン風を吹かせているというか、とにかく自信アリアリのように私は感じました。
特に印象的だったのが墓地のシーン。クリスティーヌが父親の墓地に行って独唱する見せ場で、宝塚なら銀橋をテクテクしながら歌いそうなシーンです。「パパァ、あたし辛いの、どうかお願い、生きる力を与えてぇ」とヨヨヨぴえんな心境のはずなのに山本さん、むちゃくちゃ力強かった。カッ!と目を見開いていたし。
山本さんの歌声から浮かぶイメージはスカーレット・オハラなんですよね。「風と共に去りぬ」のビビアン・リー。ちなみにCDの井料さんもこのタイプです。

でね、今思うと藤原さんの歌声はここ一番のところでパワーダウンしたり不安定だったりしたけれど、ある意味クリスティーヌらしいかも。まだ今年デビューしたばかりだそうですから今後の成長が楽しみだし。

というわけで私は、海沼さんが一番バランス良いと思いました。
あとね、映画吹替の沼尾みゆきさんもしっかりした歌唱でありながらクリスティーヌらしい儚さや弱さを感じさせてくれます。

光田健一

3度連続で加藤さんだった後の、光田さん。全く異なるラウルでしたねぇ。光田さんはすごくラウルっぽさがあるんです。
ラウルってとにかく王子様なんですよ。育ちが良い、若いイケメン。歌唱は音程をしっかり取りつつもマイルドが良さそうなんですね。パワフルさは決して怪人を超えてはならず、怪人を引き立てなくちゃいけない。四季はスター制度がないと言うけれどラウルはマジマジで宝塚で言う2番手ポジションです。映画吹替の佐野正幸さんがまさにラウルで、美声だけど記憶に残りにくいんですよ。なのに動画サイトで聴く怪人の佐野さんはすごく力強くて、同じ人とは思えませんでした。

なので光田さんは、ラウルを演じている事を意識してマイルドな歌声なのかもしれません。違う役では力強いのかもしれない。なので判断しかねるんですが、私はもうちょっとたくましい歌声が好みだったりします。滑舌は日本人以上に気遣いしているように思いますし、抜群に美声なんです。でもちょいと物足りないというか。

でね・・・
私は加藤さんの、怪人への配慮レスな、太く伸びやかでパワーある歌声が良かったです。
ラウルとしてはもうちょっと抑える方が良いかもしれない。実際、怪人が清水さんの時は大丈夫だったけれど岩城さんの時は「おいおい、どっちが怪人なんだか」なところがありました。
加藤さんって「そう遠くない将来、怪人になりそう」な期待をむちゃくちゃさせるんです。3度聴いて3度とも加藤さんの歌唱は本当に素晴らしく、安定感抜群でしたしね。

そうそう、四季については基本的にビジュアルを軽視しようと思っているんですが、光田さんは高身長だし丸い瞳にややふっくらなお顔ですごくラウルっていました。でも私は加藤さんの細い目が好みだったりします・・・

まとめ

というわけで、現時点での私は
怪人:清水さん
クリスティーヌ:海沼さん
ラウル:加藤さん
が最も好みです。決して固定ではなく、今後も観劇を繰り返して心境の変化を楽しみたいです。

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↑吹替が不完全なのが難点ですが、格安で四季の歌声を何度も満喫出来ます。

コメント

  1. キリン より:

    たー様、こんにちは。
    今週のご感想を楽しみにお待ちしておりました!

    飯田さんの深みのあるバリトンボイスは素晴らしいですよね。これぞ声楽家、声の艶が違うって思います。

    飯田さんの怪人を久しく見ていないため記憶が薄れているのですが、「怪人らしく」という意識を強く感じた点はたー様と同じでしょうか。
    有り余る歌唱力をお持ちなのでただ一生懸命に歌うのではなく、テクニックを駆使して色んなひねりを加えて怪人らしさを出しているように感じておりました。飯田さんだからできる演じ方だと思いました。

    山本さんのクリスティーヌはパワフルだとお感じになったのですね。
    とても分かります。
    海外の演出家がついて稽古するようになってからクリスティーヌはどんどん強い女性になっています。
    きっとその演出に最も忠実に演じられているのが山本さんなのだと思います。それはそれで魅力的なのですが…墓場などは確かに力強すぎて文脈的に違和感を感じてしまいますね。
    この場面については、父を求めるあまり怪人に父の面影を重ねてきたクリスティーヌが、死の恐怖にさらされてもなお怪人の存在に囚われている心を断ち切るために、父の思い出にすがるのをやめて自分一人で立って歩き始める、葛藤と決断のシーンだといった内容を山本さんが会報で語られていました。これを読んでから山本さんの力強い演技にも納得しています。

    対して藤原さんは以前のクリスティーヌ像を彷彿とさせる夢見がちな少女のような気がします。私はそこがすごく好きなんです。
    そしてたー様の仰る通り、海沼さんはバランスが良いのですね。力強くもありますが儚く夢見がちな印象もちゃんと残りますよね。

    光田さんは正直、あまり演技派の方ではないですね…。ちなみにフィーバスでも同じように甘く優しい歌い方でした。
    ラウルは素質としては合っている感じですが、やはり怪人に食らいついていく強さや怒りがあってこそ輝く役だと思います。
    光田さんは第一印象は素敵なのですが変化がないので途中から霞んでしまうかなという感じです。

    それから、四季の会ご入会おめでとうございます!
    つい最近公式アプリがリリースされて、当月の会報誌がアプリでサクサク読めるようになったので便利ですよ。ぜひチェックしてみてください。今月のオペラ座のページには飯田さん、海沼さん、光田さんのコメントが掲載されています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      キリンさん、以前のお返事に書いたノートルダムの鐘の飯田さん、私、勘違いしていましたね。カジモドは達郎さん(弟さん)なのに、洋輔さん(お兄さん)と思い込んでいました。ミス発言は先程こっそり消去しました。私は宝塚でもこの手の過ちが多く、四季でもやらかしてしまったと反省しています。キリンさんはきっとお気づきだったんでしょうに許してくださり、さらに今回の記事を「お待ちしておりました」と歓迎してくださってすごく嬉しいです。ありがとうございます。

      この度は飯田洋輔さん(お兄さん)の大阪怪人デビュー初日を拝む事が出来て実にラッキーでした。
      はい、お兄さんの「ずーん」感、素晴らしかったです。「バリトンボイス」なんですね、教えてくださりありがとうございます。
      まだ37と若いのに声だけじゃなく演技もとても力強かった。「ドンファンの勝利」で山本さんに仮面とウィッグを剥ぎ取られ、一瞬困惑したもののすぐに山本さんをグイグイと引きずって地下に連れて行く時の様子がとても印象的でした。パワフルな山本さんをねじ伏せる勢いがありました。

      クリスティーヌはどんどん強い女性になっているんですね。そういえば25周年のシエラ・ボーゲスさんもかーなり、パワフル。本場では2011年ですでにパワフルなクリスティーヌが主流になっていたんですね。
      映画吹替は2010年で、この時の沼尾さんには夢見がちな印象があるから四季で海外の演出家の指導が始まったのは2010年以降かもしれませんね。あらでも井料さんは99年だー、という事は昔からいろんなクリスティーヌがいたという事でしょうか。
      それで良いと思います。せっかくの役替りです、いろんなクリスティーヌがいたら良いかと。怪人やラウルとの相性もありますしね。

      墓地のシーン、私はクリスティーヌはただひたすら弱っていて父親に救いを求めていると思っていました。で、弱みに付け込んだ怪人が父親を装い誘惑したのかと。
      キリンさんに教えていただかなければずっとこう考えていたと思います。ありがとうございます。
      ストーリーの捉え方は映画の影響が大きいです、あまりにも観すぎてしまって。墓地での高井・沼尾コンビ歌唱、ホンマに素晴らしくってもう何度も何度も何度も聴きました。
      で、映画だとラウルは白馬に乗って墓地に現れる(が歌わない)のに、舞台のラウルはトコトコと上手から歩いて墓地に現れて、ちゃっかり歌唱に加わっちゃう。こういった違いを楽しむのも良いですね。
      3人での歌唱、初めての観劇では頂点の清水さんと上手の加藤さんの歌唱が超すごくて、下手の藤原さんがやや弱いかなと思ったんです。だけどその後海沼さん山本さんの様子を観て、キリンさんの仰る通り夢見がちぶりは藤原さんが最強だと思うようになりました。といってもまだ岩城さん牧さん久保さんのクリスティーヌを拝んでいないんですけど。コンプリートしたいです~

      光田さんはいつも甘く優しい歌声なんですね。高身長で体格が良いほうだし、その気になればなんぼでもパワフルになれるけどラウルっぽさを重視しているのかも?といろいろ推測していました。
      そうなんです!光田さんは第一印象がキラッとしているんですよね、王子様っぽくて。でも歌うとあれ?体格のイメージと違うかなな感じで。
      ラウルはあと、飯田弟さんと岸さん。これまたコンプリートしたいです。でも加藤さんのおかわりもしたい!マジで加藤さんは怪人になると信じてます!

      はい~、入っちゃいましたよ、四季の会w
      来年3月までちょこちょこ大阪四季劇場に通うでしょうからw
      さっそく自動予約の恩恵にあずかりました。本当に良い席でした。おかげで高井さんのお顔を完全に確認出来ました。そのあまりにも薄いお顔立ちに「声とのギャップがありすぎる!」と驚きまくったのは内緒ですw
      ハンニバルでのライオン丸もしっかりわかりました。高井さんのお顔を拝む事に必死になりすぎて、象の裏側のスタッフを確認する事を忘れてしまったんですけどw 

      四季の会のアプリなんですが、私が使っているのは格安スマホで容量がすごく少ないので機種変更するまでインストールは難しそうです。せっかくおすすめいただいたのにすみません。
      会報誌は冊子で読ませていただきます。届くのが楽しみです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. ポリー より:

    四季の良いところはいろいろなキャストで見比べることができる点ですね。
    四季ファンが洋輔くんのファントムを絶賛するのは、日本での上演の場合ファントム=バリトンの印象が強いからだと思います。海外ではラミン…カリムルーのようなテノール役者のファントムもそこそこ多いのですが、高井さんを始め、四季の代表的なファントム役者はだいたいバリトンです。そして洋輔くんもやはり圧倒的に美しいバリトンが魅力。声質としては清水くんの方が高いので、洋輔くんの高音が物足りなく感じたのかもしれません。
    個人的にファントムは佐野さんが好きですね。もちろんラウル時代の彼も大変素晴らしいのですが…。ラウル経験者なだけに声はやや高めですが、佐野さんが最も優れている点は歌いながら細かな感情の起伏を表現できるところです。ラウルというファントムと真逆の立場を経験してきたからこそ演じることのできるファントムだと思っています。佐野さんの細かな芝居は是非前方席で堪能していただきたいものです。

    それとクリスティーヌですが、この作品が出来上がった1980年台ではまだまだ女性の立場は男性に比べて低いものでしたが、30年以上のロングラン公演を続ける中で、描かれるヒロイン像も少しずつ変わってくるのだと思います。いつまでも古臭い演出を続けていたら時代遅れとなり観客に飽きられてしまいます。だから定期的に演出をブラッシュアップさせるのです。四季のファントムも少し前に新演出となり、台詞が所々変わっています。
    とはいえ、クリスティーヌのモデルになっているサラ・ブライトマンは逞しいタイプの女性ですので(笑)、紗衣ちゃんの描くクリスティーヌはある意味忠実なのかもしれません…

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ポリーさん、コメントを読んで慌てて声域について調べまして、男性はバス→バリトン→テノールの順に高音になる事を知りました。
      日本ではバリトンが主流なんですね。ネットでは「キーボードのここからここまでがバリトン」と紹介されていますが音符ひとつ読めぬ私は正直ピンとこないです。テノールとは白い鍵盤4つぶんくらいの違いがある事はわかりました。ただラミンさんのお声には確かに「高井さんよりキーが高そう」とは思ったんです。映画のジェラード・バトラーさんに至っては、キーというより「声楽っぽくない」と思ったり。
      清水さんも声楽っぽくはなかったかも?ああ、また聴きたいです。

      佐野さんの怪人は動画サイトで聴きまして、映画吹替でのラウルと別人のように感じました。基本的にラウル→怪人のステップを踏むものだと思っていましたが高井さんや清水さんはラウルをしていないんですね。
      はい、佐野さんの怪人も拝みたいです。懐には限界がありますが四季の会会員はS席が1000円引きですし、活用したいと思っています。

      クリスティーヌは時代によって変化しているんですね。
      なのにしょっぱなで「いつも夢を見ているような子です」と紹介されるのは変わっていないんですね。ひょっとしたらいつか変わるかも?
      サラ・ブライトマンさんはどのように演じていたのかとても気になります。確かに逞しそうな性格かもしれませんね。若い頃から野心あったというか。
      山本さんは本当にパワフルなでした。私の観劇ライフは宝塚から始まりまして、リアル女性より女性っぽい娘役に慣れていたんです。それゆえ余計に山本さんのクリスティーヌに圧倒されたのかもしれません。

      コメントありがとうございました。

      • ポリー より:

        映画でファントム演じたジェリーはバンドをやっていた人なので声楽経験者ではありせん。これはアンドリュー・ロイド=ウェバー自身が大のロック好きなので、ジェリーのロックっぽい雰囲気を気に入りキャスティングしたのです。完全に作者の好みですね(笑)
        個人的にファントム=バリトン、ラウル=テノールの方がいかにもオペラらしくて好きなのですが、日本でも初演は市村正親さんでしたし、石丸幹二さんもラウル→ファントムでしたから、必ずしもバリトンではないのです。(歴代ファントムとしては山口祐一郎さんが1番好きなので、ぜひ機会があればこちらのサントラも聴いてみてください。)
        清水くんは本人の雰囲気的にもラウルで観たかったなーと思います。秋からは美女と野獣に出ますが、ファントムよりもビーストの方が清水くんらしいと思うので楽しみです。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          ポリーさん、映画版の怪人がジェラード・バトラーになったのはアンドリュー・ロイド=ウェバーの好みだったんですか?
          うわー、それは知りませんでした。イケメンだけど個性もあって良いですね。
          ただマスクやウィッグをはずしてもさして怪人っぽくなく、この映画で予習して舞台を観た人はたまげるかもしれませんね。

          今、今井さん井料さん柳瀬さんのCDを聴きながらこのお返事を書いています。
          不思議なもので以前は「随分と強気なクリスティーヌだなぁ」と感じた井料さんなのに今日は随分とマイルドに感じます。山本さんの方がだいぶパワフルですね。井料さんは舞台でのお顔つき、どうだったんだろう。山本さんは歌声だけでなく表情もとても強く逞しいクリスティーヌでした。

          ちなみに今井さんのお声はバリトンですか?ホンマ、低くて深くて良いお声ですね。柳瀬さんの爽やかな(テノールですか?)のラウルとの相性も良いし。
          ただ、覚えるのが難しい。アクの強い高井さんの声をあまりにも聴きすぎてしまいました。

          中古でCDを探すにあたり、今井さんのはだいぶお手頃になっていたんですが山口さんのは高かったんです。映画は家族がいると再生出来ないのでCDが欲しくて、とりあえず価格で選んだんですよね。
          今井さんも素敵ですがやっぱ山口さんのも欲しいです。本当は市村さんのも欲しいんですがプレミアが付きすぎて手が出ません。ええっと、市村さん、山口さん、石丸さん、佐野さんはテノールの怪人なんですね。清水さんもですか?

          清水さんはラウルも似合いそうなんですね。もうホンマ、声を忘れてしまって・・・
          美女と野獣、すごく観たいんですが舞浜は遠いです。
          ファントムよりビーストの方が似合うなんて聞くとホンマ、観に行きたいんですけどね。

          重ねてのコメントありがとうございました。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. taka より:

    たー様
    またしても打ちかけの文章を消してしまいまして…よくやるんです。

    オペラ座の怪人ご観劇されたんですね。
    光田さんについては、やっぱりと思いました。
    加藤さんの方がお好みだと思いますとコメントしようとしてたんです。

    数年前に光田さんのラウルを観ましたが、良い所のボンボン感や優しそうな雰囲気かあるんですが、フォルムが丸っこく、スタイリッシュさや色気に欠けていたかなと…。
    初演メンバーの方々を基本とするなら、ちょっとタイプが違うラウルだと思います。

    加藤さんのラウルよりは浮気する率は低そうだけど(でも言い寄られたら優しいから断れなさそう)、マザコン感は加藤さんよりありそうだと思っちゃいました。

    山本さんは今の演出のクリスティーヌ役には合うと思います。
    まだ他のクリスティーヌ役を観ていないので比較してみたいです。

    以前の演出の夢見がちなクリスティーヌの方が私は好きでした。

    以前のクリスティーヌ役の苫田さん、笠松さん、沼尾さんが好きでした。
    皆さん歌唱力も演技力も安定感があったし、それぞれに個性、存在感もありました。
    もうそういうタイプのクリスティーヌ役は誕生しないかも…。

    山本さんな何が飛び出すか分からないというか、上記の方の様な安定感に欠けるかもしれません。
    演出もありますが、ちょっと現実的過ぎるんですよね。
    どこにでもいるお嬢さん感を感じてしまいます。

    飯田さんは歌唱力がありますが、怪人役が合うかと言われたらまた別なんだと思います。

    飯田さんは低音ボイスが売りなので、
    オペラ座の怪人の楽曲に必要な高音が弱いのかなと…。

    岩城さんが怪人役のメイン扱いなので、ゴールデンウィーク期間中は岩城さんだろうなと思っていました。
    そこまで四季が考えているかは分かりませんが…。
    新たなキャストって特別ではない時期に投入されるイメージがあります。

    ゴールデンウィークは元からチケットが売れているから、リピーターがチケットを買う新キャストは別の時期にする…なんて考えているのでしょうか…。

    昔は平日の夜公演に新キャストをデビューさせていたと聞いた事があります。
    今もそういうシステムがあるかは分かりません。
    日曜か平日夜かなら、平日夜なのは何だか納得です。

    高井さん、佐野さんの怪人はどちらもそれぞれにしかない良さがあって、同時期にお二人が怪人役をされていたのは本当に贅沢だったと思います。

    今は、怒られちゃいますが一長一短な感じがします。

    以前のオペラ座の怪人は「これがオペラ座の怪人だ!観ろ!」的なパンチがあった気がします。
    今はちょっとカジュアルになったというか…。
    あくまで個人的な意見です。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      takaさん、またも途中で文章が消えてしまったんですね。ここのコメントに保存の機能があれば良いのに、申し訳ないです。記事作成では保存出来るのに。
      ふふ、takaさんにはわかっていたんですね、私が光田さんより加藤さんを好むであろう事を。はい、光田さんって高身長で体格が良く、ボンボンで優しそうな雰囲気でした。そうですねぇ、スタイリッシュを極めるとなるともうちょっとスリムになる方が良いかもしれません。でもあの体格の方がマザコン感がありそう!光田さんの雰囲気ってエリザベートのフランツに合っている気がします。ただフランツの歌は低音ボイスな方向けですよね。
      光田さんの体格だと「その気になれば太い声もお手の物」かと思いきやどうもそうじゃないようです。高井さんは超薄いお顔でひょろっとしているのにあんな声を出せるんですから見た目じゃ判断出来ないですねw

      takaさんは苫田さん、笠松さん、沼尾さんがお好きなんですね。
      苫田さんはウィキではまだ四季の所属になっているのにネットでは退団したと言われていますね。笠松さんと沼尾さんは退団していますね。
      私は映画吹替の沼尾さんのクリスティーヌしか聴いていませんが本当に大好きです。というか、あまりにこのBlu-rayばかり聴いたために沼尾さんのクリスティーヌが私の中でデフォになっているかもしれません。
      それで海沼さんには「沼尾さんよりやや勝ち気(だけどこれも良いな)」、そして山本さんには「沼尾さんよりあまりにパワフルすぎる!」と感じてしまったような。
      そうですね、山本さんの雰囲気は現実味がありすぎるかもしれません。このパワフルさでNo1クリスティーヌに登りつめたのかな、といった推測をさせるし。

      takaさん、

      >もうそういうタイプのクリスティーヌ役は誕生しないかも…。

      理想的な存在がいるとなかなか上回る存在は出てこない気がしますよね。
      とはいえ何があるかわからないですよ、どうか是非、海沼さんを聴いてみていただきたいです。
      山本さん、海沼さん、藤原さんの中なら最も沼尾さんに近いかと。
      まだあと3人もクリスティーヌがいるからどうにかコンプリートしたいし、takaさんの好みそうなクリスティーヌがいたらオススメさせていただきますね。

      GW中に岩城さんが怪人を演じたのはメイン扱いだからなんですね。
      怪人は音域広くて大変ですよねぇ、岩城さんは高音の方が得意のように感じますが低音はそうでもない感じですし。
      飯田さんは低音に高井さんっぽさを感じさせるものの高音では高井さんっぽさが消え失せていました。
      あらためて広い音域をカバーし尽くした絶頂期の高井さんがどんだけ凄かったかを感じました。takaさんのおっしゃる「これがオペラ座の怪人だ!観ろ!」なパンチが炸裂ですよねぇ。

      私は決して飯田さんに高井さんのコピーを極めて欲しいわけではないんです。
      まだ若いしね、今後飯田さんオリジナルな怪人として成長していく姿を拝ませていただきたいです。低音から高井さんっぽさが消え失せて飯田さんオリジナルになってもすごく嬉しいです。ただ、経歴が経歴ゆえ「バリバリ声楽」ではあり続けて欲しいです。
      カジュアルというとひょっとしたら清水さんはそうかも?声楽ぶりは薄そうだし。でも何としてもまた聴きたいです。どうか美女と野獣に専念する前にまた、怪人をしてくれますように。
      佐野さんの怪人も聴きたいです。映画吹替との違いやtakaさんのおっしゃる「一長一短な感じ」を生で感じたいです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • taka より:

        「一長一短」って今の怪人役の方々の事なんです…まだ岩城さんの怪人しか観ていませんが…
        相当失礼ですよね…すみません。

        高井さん、佐野さんはそれぞれ素晴らしいから一長一短という気はしませんでした。

        四季はどの公演でも主役をやれるタイプの人が少なくなったと思います。

        怪人役はそんなに多くないけど、クリスティーヌは結構経験者が多いですよね。
        パンフレットに名前があっても出演しなかったり、名前が無かったけど出演したりするし、残りの3名の方は大阪公演に登場するのでしょうか?
        是非たー様に観て頂きたいです。

        ゴールデンウィークの件は私の想像なので、見当違いならすみません。

        苫田さんはネットで検索した上で想像するしかないですが、退団されているのではないでしょうか?
        ウィキペディアは確かなソースが無いから退団と書けないのだと思います。
        お元気ならお元気にされていると分かるだけでも良いのですが…。
        ネットに情報が出ないのは周りの方々が良い方ばかりだという事だと思いたいです。

        大阪四季劇場の本日のキャストの用紙のが置いてある台は、以前はキャストボードの下の位置にあった気がするのですが…記憶が確かなら…。

        写真を撮る人のために台をずらしたのだと思いますが、初めて劇場に行く方など用紙に気がつかない人がいるでしょうね。

        ケンカを売る訳ではないのですが…
        昔の平均寿命が若いのは、当時は赤ちゃんの死亡率が高かったからで、平均寿命の年で死ぬ人が多かったのとは違うそうです。
        「平均余命」とは違うという事を割と最近知りました。
        時代劇に出てくるお年寄りは超レアケースだと思ってました。

        あら探しのつもりではないのですがお気を悪くされたらごめんなさい…。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          takaさん、キャストへの評価はいろいろあって良いと私は思っています。「一長一短」も良いかと。それがtakaさんにとっての真実ですし。

          この度のキャストではクリスティーヌに経験者が多いんですね。新人は藤原さんだけでしょうか?
          まだ観ていない3名が登板してくれるかはわかりませんが、そうなってくれる事を私は願っています。
          にしても、「名前が載っているが登板しない」のはまだわかるけれど「載っていないが登板する」事もあるのでしょうか?なんか、四季ならそうゆう事をやりそうw

          はい、頑張ってクリスティーヌのコンプリート、したいです。
          怪人も、ラウルも。個人的にはフィルマンに佐藤圭一さんが登板する事も強く願っています。アンサンブルでは拝んでいるんですけどね。にしても同じ公演でもアンサンブルだったりプリンシパルだったり、四季のキャストってホンマ大変ですね。

          ゴールデンウィークのキャストの根拠、いろいろ推測するのって楽しいです。お盆はどうなるのかワクワクしています。ここでまた岩城さんをもってくるならいよいよ、takaさんの推測が当たっているかと。
          こういった推測は楽しいけれど、キャストさんが在籍しているのか退団しているのか推測するのは辛いですね。苫田さんがどうされているか気になります。とはいえ苫田さん側からの発信を待つしかないんですね。それまではお幸せにすごしている事を願うしかないんですね。
          こんな話を聞くと、「清水さんや加藤さんだっていつまでいてくれるのかわからない」と不安になります。突然いなくなるかも?って。
          再登板の際は頑張って通う事になりそうです。これもまた四季の商法でしょうか。

          「本日のキャスト」の用紙はそう!とにかくわかりにくいんです。
          私の四季観劇デビューはリトル・マーメイドでしたが、キャストボードの撮影をしまくったのに用紙にはちっとも気付かなかった。2度観劇して2度目の時に他の観客の様子で気付いたんです。
          「この用紙を集めると良い記念になりそうだ」と思いつつ、リトル・マーメイドは2度の観劇で「もう良いかな」となりました。なので、オペラ座の怪人にこんなにも通うようになるとは思っていませんでした。ノートルダムの鐘ではどうでしょうね?

          平均寿命について教えてくださりありがとうございます。
          そうですね、昔の日本は赤ちゃん~子どもで亡くなる人が多かったんでしょうね。私の祖父にはたくさんきょうだいがいたのに、成人したのは祖父だけでした。

          ぜんぜん「お気を悪くされたら」なんてないですよ。
          どうかこれからもいろいろ教えてくださいね。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. おかちゃん より:

    結局まだみることができていないオペラ座の怪人。

    仕方ない。

    宝塚歌劇の公演中止の最近は映画鑑賞多数の私です。

    シネマ歌舞伎のたまさまと仁左衛門さんの演目は素敵でしたが齢があらわれておりました。でも私にはお若いときのお二人が想像できるんで取っても良いお話というか魅せてもらえました。

    演者としては確かに若い芝翫さんとこの息子さんや仁左衛門さんの孫さんのほうが美しいんですが(笑)。

    しかし、歌舞伎も観客席が賑わいを取り戻せるのかしらと不安です。洋服で踊るほうが常の若い人には、和物はますます敬遠されそう。地元の日本舞踊の会が開かれていたとき客席に座る人にはお弁当配布と看板に貼り紙されていた意味がやっと理解出来るようになった私です。観に行く人少なかったんだなあ。私も行ってなかったし。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、映画鑑賞に励んでいらっしゃるんですね。シネマ歌舞伎での桜姫東文章の感想をありがとうございます。あのその、シネマ歌舞伎だといよいよお顔のアップなどが出て齢があらわれやすいかもしれませんね。
      おかちゃんさんのように若いときのおふたりを思い浮かべてくれる観客もいるでしょうが、新規ファン獲得は難しいと私は思います。
      本気で新規の客をつかむつもりならそりゃあ、3兄弟(特に橋之助さん)と千之助さんの方がビジュアル的に良いですよ。橋之助さんは歌舞伎だとホンマ、イケメンですし。千之助さんは生で拝んでませんが華奢な美少年で、女形に向いていそう。余談ですがおふたりともご両親が諸事情あるようですので気が合うかもしれない・・・
      ホンマ、平均寿命が50もない時代に出来た歌舞伎ですから登場人物がこぞって若いのは当然です。そのままとは言いませんがプラス20歳くらいまでの役者をあてがってもらいたいです。

      おかちゃんさんの地元での日本舞踊の会、お弁当配布で客寄せしていたんですね。
      ちなみに踊る方々、こぞって高齢だったりしたんじゃないですか?
      私が南座で観た芸舞妓さん達、プログラムの写真よりだいぶ高齢っぽい芸妓さんが多かったんですよね。
      演者が高齢化すると若手の観客がつきにくいのは歌舞伎と同じだと思います。
      和物を今後に残すならやはり、若者の心を掴まないと。

      今年は3年ぶりに宝塚舞踊会が復活するそうですね。チケットが手に入ったら観に行きたいです。
      困ってるんですぅ、遅くに観劇を始めたのであちこちに気が行ってしまって。オペラ座の怪人には今後もそれなりに通う事になりそうですし。
      おかちゃんさんももし観劇されたら是非、感想をお聞かせくださいね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. まりも より:

    私が、劇団四季のオペラ座の怪人を最初に観たのは、FNS歌謡祭2020の動画でした。怪人が佐野さんで、クリスティーヌが山本紗衣さんです。今また聞いてみましたが、このお二人も素晴らしいですね。確かに山本さんはパワフルです。

    ノートルダムの鐘の横浜公演のキャスト調べてみました。現段階ではまだ初日のキャストの発表はありません。
    稽古場キャストでの発表は以下の通りです。

    『ノートルダムの鐘』稽古場キャスト(2022 横浜公演)
    * カジモド:金本泰潤/寺元健一郎
    * フロロー:野中万寿夫/村 俊英
    * エスメラルダ:松山育恵/岡村美南
    * フィーバス:佐久間 仁/神永東吾
    * クロパン:吉賀陶馬ワイス/髙橋基史

    飯田兄弟の弟の飯田達郎さんがカジモド役で出演されるかもしれないとの噂は本当なのでしょうか?以前、カジモド役をされて好評だったそうなので、経験者は、人手が足りないと借り出されたりとかあるのでしょうか?
    金本さんも、寺本さんも実力ある方のようで、あとは役への適性とか、好みとかの問題もあるのでしょうが、でもどなたでもきっと素晴らしい歌声だと思われます。
    飯田達郎さんがカジモド役になった場合、その公演はチケ難が決定しそうですね。達郎さんはアンマスクドコンサート出演後から姿をくらましていてファンが捜索中とか?

    劇団四季は作品主義のため、1週間前にならないとキャストがわからないんですよね。それだけどのキャストにも自信があるともいえるけど、あちこちで使い回している感もします。キャストの方に負担がかからないと良いのですが。

    あとちなみに、珠城りょうさん、この間のコンサートで、ノートルダムの鐘の中の僕の願いを歌ったそうですね。どうでしたか?この曲、みやるりさんとかも歌ったらしいし、結構宝塚でも人気あるんですかね?

    劇団四季観る前に、ノートルダムの鐘のアニメ観ます。吹替えが、カジモドが劇団四季の石丸幹二さん、フロローの歌が今回のキャストの村俊英さんみたいです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      まりもさーん、私も探してみました、FNS歌謡祭2020の動画。
      ふふ、はい、すでに山本さんめっちゃパワフルですね。
      私思うんです、ここねぇ、クリスティーヌはもちっとオドオドしてる方が自然じゃないかと。
      だってぇ、声だけのお付き合いだった人と初めて会ったばかりで、挨拶もままならぬままボートに乗せられて、暗くてよくわからないところに連れて行かれるんですから。
      なのに山本さんには全く「私はどこに連れて行かれるの?」といった不安がなさそう。舞台で感じた事をまんま、この動画でも感じました。

      佐野さんの怪人は映画吹替のラウルよりだいぶ怖くなっていますね。でも怪人になってもまだ、映画吹替の高井さんよりはまろやかかもしれません。
      ああ、佐野さんの怪人を生で聴きたいぃぃぃ!四季ってキャスティングされていても出演するとは限らないらしいですが、佐野さんなら大御所クラスだしきっと出てくれると信じています。

      ノートルダムの鐘のキャスト、教えてくださりありがとうございます。
      私がわかるのは村さんだけです。「リトル・マーメイド」2回目観劇でのトリトンでした。1回目は芝さんという方で、どうもリトル・マーメイドのトリトンやノートルダムの鐘のフロローって「怪人OB枠」っぽいです。
      で、カジモドは「未来の怪人orラウル」枠っぽい。飯田弟さんは初演でのカジモドで、現在ラウルに名前が載っています。

      さて、稽古場キャストでも出演しない可能性があるとは聞きますが、稽古場キャスト以外のキャストが出演する可能性があるのか、私にはわかりません。
      「稽古場キャスト=プログラムに記載されるキャスト」なのかどうか、知りたいところです。
      あら、弟さんは姿をくらましているんですか?四季は基本的に俳優それぞれにファンが付く事を望まないようですが、でもファンとしてはそうはいかないですよね。

      はい、四季は「今週のキャスト」しか発表してくれません。月曜日の10時です。しかも木曜あたりに一部変わる事があります、と言っても私が確認した限り変更があったのはアンドレやフィルマンなどで、怪人・クリスティーヌ・ラウルの3人が週の途中で変わった事はないんですけど。
      このやり方って観客にも負担なんですが(前もって好みのキャストさんに合わせてスケジュール調整出来ない)、はい、キャストの方々にはもっと負担がかかりますよね。そうなんです、あちこち掛け持ちするのが四季のデフォらしいんですね。
      ホンマ、宝塚とは根こそぎ違うシステムだと思います。

      はい、珠城りょうさんは「僕の願い」を歌っていました。歌う前に紹介してくださったし、相当好きな曲かと。がしかし私としては、特別な感情は沸き起こらなかったです。帰宅してから復習しようと思ったんですが手持ちの「ノートルダムの鐘」CDに「僕の願い」は入っていませんでした。
      なのでマニアックな曲なのかと思いきや、美弥るりかさんも歌っていたんですね。ひょっとしたら美弥さんのご紹介で珠城さんも好きになったのかも?

      四季の前にアニメで予習するんですね。
      石丸さん大活躍ですね!

      ストーリーはアニメと四季ではだいぶテイストが違うらしく、四季バージョンはかなり重いそうですよ。
      この話を耳にして私、京都で観てみたい気持ちが高まりました。
      まりもさんの横浜での感想、楽しみにしていますね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. まりも より:

    劇団四季のオペラ座の怪人の山本クリスティーヌ、確かにあの場面には、ちょっとパワフル過ぎでしたね。桃太郎のように自ら乗り込んで行く勢いw。でも私もそうでしたが、あのパワフルな歌声が素晴らしくて、それでナンバーワンの呼声が高いのでしょうね。
    特にこの動画はTVでの一場面なのでそう感じたのかもしれません。
    でも私もクリスティーヌとしては、可憐な方が好みです。

    それにしても劇団四季の歌声を動画などで聴くにつれ、その素晴らしさに惹かれます。
    飯田兄弟もそうですが、オペラとか、声楽が素晴らしい人は、地声自体も艶がありますよね。
    声も楽器というか、喉とか、声帯の作り方が違う?まさに神様から与えられたものですよね。

    宝塚の歌のレベルがそこまで上がらないのは仕方ないですよね。声楽のプロ的な声帯を持つ人を別枠で入れるしかないのでは。

    でも宝塚ではそこまでのレベルは必要ないですよね。宝塚は、歌、ダンス、芝居とある一定以上のレベルがあれば大丈夫。最近はビジュアルも重視。カッコいい男役トップスターさんを中心に可憐な娘役さんとのラブストーリーや華麗な世界観で楽しませてもらえればということだったんですよね。でも最近は少しこの方針が変わってきてますかね。

    オペラや声楽だけでなく、芸術全般、一流というレベルに達するには、努力だけではどうにもならず、才能という神様からの贈り物と、それに向き合う真摯な努力があってこそなんでしょうね。

    生劇団四季、楽しみです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      まりもさーん、先に私からの話ですみません、以前オススメいただいた「バベットの晩餐会」、アマゾンプライムで観ました~
      週末の家事の合間にちょこちょこと。主役がほぼ老婆の姉妹?と当初驚いたんですがその後の展開に引き込まれていきました。姉妹が若かりし頃の出来事があっての、あのストーリーなんですね。晩餐会では食べ物だけじゃなくお酒にも超こだわっていて、月並みな感覚ですが私もいただきたいと思ってしまいました。
      で、これを観たらアマゾンが「高慢と偏見」なるドラマを勧めてきて、1話だけとりあえず・・・とやはり家事の合間にタブレットで観ていたらすごく面白い!タイトルから感じるほどいかめしい内容じゃないですし、まりもさんに是非オススメしたいです!コリン・ファースが良い味出してますよー

      宝塚に四季、映画・・・どれも楽しいですね。
      今日の10時には四季の「今週のキャスト」発表で、どうなるかなとワクワクです~
      飯田洋輔さんは満を持して先週登板したばかりですからキープでしょうが、山本さんと光田さんはGW中からの登板ですのでチェンジの可能性があります。

      はい、歌声が素晴らしい人って地声も素敵ですよね。
      そう、声質も神様から与えられたものなのでしょう。音感も。

      顔、プロポーション、身長、ダンス、歌唱・・・どれかひとつでも「神レベル」なら素晴らしいですよね。
      すべてをカバーしている人はいないので「ある一定以上のレベル」を設けるわけですが、判断基準はあやふやかもしれません。
      ただ、四季は歌唱とダンス(バレエ)を重視して、ビジュアルはさして追求していない気がしますし、宝塚はビジュアルを重視して次にダンス、そして歌唱でしょうか。
      以前は宝塚も歌唱を重視していたそうですから、変化したのは観客の要望ゆえのはず。
      どれもそこそこ出来るよりも何かに特化する方が、他との差別化を図れるような気がします。

      ようは・・・観客がその時の気分で好き好きに楽しんだら良いと思うんですよね。
      宝塚や四季はもちろん、映画やUSJやTDL、いろんなレジャーをそれぞれ楽しんだら良いと私は思います。
      もちろん、何かひとつのレジャーに専念するのも良いと思うんです。ただその際は、あくまで自分の愛すレジャーを称えるにとどめて欲しい。他を貶めずに。

      生四季、楽しみですね。
      宝塚を好きだからこその気付きがあると思います。感想、是非お聞かせくださいね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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