OSK、大胆な無料配信へ
宝塚歌劇団は今後のスケジュールについて正式な発表をしましたが、OSKは未発表のままです。
しかし、随分と大胆な無料配信を発表しました。
なんと、過去の公演をじゃんじゃん、Youtubeで無料配信するんです。
ノーカット!でも音声に要注意
これが公式サイトの説明です。宝塚のような「チラ見せ」じゃないんですよ。ホンマ、大盤振る舞いです。
こちらが、ラインナップ。
無音パラダイス
絶対に見落としてはならないのが、
この、ちっちゃなちっちゃなお断り。
すでにOSKの円盤で、OSKのショーの大半が差し替えになる事を確認していた私。
確認した時の記事ですので、良ければ読んでやってください。
で、この経験を通して、覚悟したんです。「無料配信でも円盤と同じように、ショーは無音のシーンがたくさんあるんだろうな」って。
で、この想定通り、ショーには無音シーンがたーーーくさん、ありました。
OSKの言い分にひと言
ほんとうに小さいから、このお断りが見えなかった方もいらっしゃるようで、現在無料配信されているショー、「「LEGEND 愛の神話」OSK日本歌劇団(音ズレ修正済)」のコメントに
無音部分について質問がありました。OSKは回答をしていましたが・・・
これね、厳密には、「OSKが動画によって収益を得るにあたり、著作権にひっかかる音声は無音になる」って事じゃないかなと、私は思っています。
というのも、私が登堂結斗(とうどうゆいと)さん達の「ダンディ」の動画をアップロードする際、何度も
「この音声は著作権で守られているため、この動画で収益を得る事は出来ません」
といった警告が出たんです。
私は収益を得るつもりはサラサラなく、警告に了解して動画をアップしました。
これです。
著作権がらみの音声のはずですが、現在も無音になっていません。
OSKの回答が「無音になるのは何もかもYoutubeのせい」って言わんばかりだったので、ちょっと口を挟んでみました。
まぁ、音声の著作権って、いろいろややこしいんだろうとは思います。超やり手な運営陣が揃っているはずの宝塚でも、2019年月組の「クルンテープ」で、公演半ばでいきなり音声が変更になると発表があったりしましたので。
余談ですが私がアップした「ダンディ」の動画はすでに77回も再生されていて嬉しかったです。なんせ私はユーチューババアになる計画をしくじった事があるので。この動画の10倍以上時間をかけて作った、真面目系な動画はホンマ、2桁に満たぬ再生回数でしたから。
「LEGEND 愛の神話」PickUp!
さてさて。文句も言ってしまいましたが、実際のところとても楽しませていただいたので、無料配信されている「LEGEND 愛の神話」のオススメ場面をご紹介させていただきます。6月18日17時までですので、ご興味ある方はお早めに・・・
いずれもクリックすると最初、OSKの収益となる広告が出てしまいますが、広告が終われば、オススメ場面に飛ぶように設定しています。
高世麻央(たかせまお)
OSKの前トップスター、高世麻央(たかせ まお)さんの素敵なビジュアル、ダンス、歌声を感じていただけます。私は2019年南座公演「海神別荘」がOSK観劇デビューでしたので高世麻央さんのリアルトップスター時代は観劇しておらず、それを残念に感じるほどに素敵な方です。
そんな高世さんが、春野寿美礼トートを彷彿とさせるウィッグをかぶって歌っていらっしゃるシーンがこちら。
なんかね、お顔立ちは安蘭けいさんと似ているように私は感じました。ちなみに高世さんは真飛聖さんと10代の頃からお友達らしいです。ご興味ある方は「真飛聖 高世麻央」で検索してみてください。 年齢的にも真飛さんと高世さんはほぼ同じと思われます。
桐生麻耶(きりゅうあさや)
OSKの現在のトップスター、桐生麻耶(きりゅうあさや)さんも大変に歌上手な方です。舞台で見ると、申し訳ないのですが何歳なのか気になったりするのですが、なんというか桐生さんは、観れば観るほどどんどん好きになっていきます。
桐生さんって、春野寿美礼さんと歌声が似てると私は思うんですよね・・・ここもそんな歌声。
宝塚とソックリ!
ここだけ観るとまんま、宝塚の全ツの「トップスター&トップ娘 デュエットダンス」です。
エトワール→ミニ階段降り→トップスターだけ羽根。
まるで宝塚の全ツみたい。シャンシャンのデザインが、私的にはイマイチでした。
出来れば通しで
いちおうピックアップしてみましたが、お時間ある方は、突然無音になるシーンがある事も受け入れていただき、通しで観ていただきたいです。
舞台「ドラキュラ」について
明日17時まで「ドラキュラ」も無料配信されています。こちらは音声のカットはありません。ただ、かなり真面目に、腰を据えて、長時間観る必要があります。すごくすごく真面目なお芝居です。登場人物に「エリザベート」がいますが宝塚や東宝のエリザベートとは全く無縁で、この名前使う必要あるか?って思ったりもしました。
主演の悠浦あやと(ゆうら あやと)さんはビジュアル、演技力、歌、非常に能力ある方なのですがすでに退団されています。
あと、宝塚に慣れている方には、大道具のエコノミーさが気になるかもしれません。なので、無料配信の期限が迫る中、おすすめなのはショーかなぁ、と。
OSKよ、今こそチャンスだ
これからは、私の要望です。
OSKは7月4日から12日までの南座公演を中止にしたのですから、公演再開は8月以降になると思われます。
でもね、ホンマは、急いで欲しいんです。
宝塚はあれほどに座席を大幅に減らしたのですから、もともと入手困難なチケットがますます手に入らなくなるのは避けられません。
しかも購入申込みは「友の会会員おひとりにつき1枚」なんて制限があるのですから、私のように「未成年の娘と一緒に観劇したい」ファンにはかなり辛いものがあります。未成年でも入れる、クレジットカード機能のない友の会会員証がある事はわかっていましたが「成人してから入会しなさい」と私が娘に強く言ったわけで、なんか娘に申し訳なくって。
なので、OSKが速やかに公演を再開してくれて、申し込み枚数制限なしにチケット購入出来るのだったら、少なくとも私と娘はOSK観劇を楽しみまくります。
そして、これまでは「宝塚じゃなきゃダメ」だったファンも、あまりのチケ難ぶりに音を上げ、OSKに食指を伸ばすかもしれないなぁと、私は思っています。
OSKがこのチャンスを活かしキビキビッ!と動いてくれるといいな。
私はそう、願っています。
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