追記:6月15日に、宝塚歌劇団が公演再開及び今後のスケジュールについて正式に発表しました。「アナスタシア」は中止となりました。
6月16日の朝8時すぎはまだ、転売サイトに出品がありましたが、
9時半を過ぎると、すべて消去されていました。消去前にすでに取引終了しているチケットもたくさんありました。取引終了したチケットの返金作業は当事者間でのやり取りになるはずで、高額転売チケットゆえ難航するかもしれません。ホンマ、転売サイトのチケットは危険だと改めて感じました。
追記は以上です。もはや役に立たない情報ですが、公演中止発表前の記事を以下に、そのまま残しておきます。
「りょ(了解)」は状況的にわかったので許したものの、「ちょま(ちょっと待って)」など、行き過ぎた流行語は私には使わないよう、娘にキツーク言い渡している、そんな私ですが・・・
チケット転売サイトで「アナスタシア」を調べた時に、真っ先に浮かんだのは、
ぴえん
でした。
悲しい、残念、ぴえーん。
の意味だそうで「ふざけすぎ」と、かなり嫌っていた流行語だったのに。
「アナスタシア」チケットが
再開について発表なしの宝塚
7月から公演が再開するはずなのに、宝塚は公式サイトで何ら発表しないままです。当日券はないんだろうと諦めつつ、正式に伝えてくれないからもどかしくなってしまいます。
すでに販売済みのチケットについても、再開直後から全席を観客で埋めるわけにはいかないでしょうからそのあたり、どのようにするのか早く知りたいところです。
無言の理由を空想してみる
宝塚歌劇団は大企業(正確には阪急阪神ホールディングスという大企業の一部門)な上、運営内にソフトバンクでいう孫さんや楽天でいう三木谷さんのような絶対的な存在がいません。実際はいるのかもしれませんが、表に出てこないですよね。
運営メンバーは創始者つながりの軍団と、超インテリな精鋭部隊で構成されているんじゃないかと私は考えています。これまでは創始者軍団のプライドをキープしつつ精鋭部隊が采配してうまくいってたけど、かつてない窮地をどう切り抜けるかについては意見が割れているかもしれないなぁ、って。
ま、こんなのは私の空想にすぎません。
でも間違いなく言えるのが、公的な発表が遅くなればなるほど、チケット転売サイトはやりたい放題になるって事。
転売サイトの状況
「アナスタシア」のチケット転売状況です。
かつての勢いはないものの
件数といい転売額といい、かつてほどの勢いはありません。
ですが、放置すればパワーアップは避けられないでしょう。すでに多くのチケットが転売完了している状態です。
「公演中止」と「本人確認」
「本人確認などで入場出来なくても返金は不可」といった注意書きがあるチケットもあります。これ、むしろ注意してくれているだけ良心的で、他の転売者もそのあたりの責任を取る事はないでしょう。「公演中止なら返金する」とされているチケットでも、本人確認がらみならまず逃げるのではないかと。
もし本人確認があれば、転売と確認されたチケットは、持ち主(売り主)が特定されるはずで、売る側もヒヤヒヤしているはず。
それでも転売はなくならない
宝塚は以前、公式サイトで「転売をやめるよう警告した」と複数の転売サイトを名指しで挙げていました。その後警告だけでなく、本人確認など転売対策をどんどん強化しています。106期生文化祭のチケットでは、転売サイトは苦汁をなめる結果となりました。
苦汁の内容はこの記事で書いてますので、良ければ読んでやってください。
こういった主催者側の対策に加え、コロナウイルスも、転売サイトの運営に大きなダメージを与えたはず。
それでも転売サイトはなくならない。つまり、転売して利ざやを稼ごうとする人はなくならない。
悪事はハイリスクだけど、ハイリターンだから。
転売や詐欺がもたらす甘い汁は、コロナウイルスの影響でますます魅力を増すかもしれません。
東京宝塚劇場計画、諦めない
コロナが収束したら東京宝塚劇場に行こう!と決めた私。
あわよくば日本青年館ホールなどでの東上公演や、帝劇での東宝エリザベートも抱き合わせて・・・なんてワクワクしていたのですが、3公演どころかひとつも、チケットが正規入手出来ない可能性が出てきました。濃厚に。
それでも私は諦めません。それは決して、転売チケットに手を出すという意味ではなく、宝塚など主催者が転売取締を強化してくれる事を信じているという事。
あと、「待つ」って事。収束後、しばらくは悪い動きがあるとしても必ず落ち着くから、その時を待ちます。
流行語の「ぴえん」は「嬉しくて涙する」という時にも使えるそうです。
今の悲しくて残念な「ぴえん」が嬉しい「ぴえん」になる日まで・・・心身の健康を大切にすごします。
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