「万華鏡百景色」感想 ショーなのに難しい

大劇場公演

宝塚のショーってやっぱ、記念撮影が楽しみのひとつちゃいます?
で・・・文字がないと寂しくありません?

この度の月組「万華鏡百景色」は緞帳が上がってからの舞台に文字がなく、

合成してみると「うん、やっぱこうゆうのがいいわ~」と思ってしまいます。
装置を作るにはお金がかかるでしょうが、映像に文字を入れてくれるだけで良かったのにな。

もともと私はケバケバでパーッ!としたショーが好きです。今回はお芝居の「フリューゲル」が暗いテーマ山盛りだっただけに(記事はこちら)、なおさらショーにはコテコテなギラギラが欲しかった。

だけどショーもしょっぱなから私が苦手な演出でした。
「ええーっ、おいらんやん!(心の声)」
そう、海乃美月さんが華やかな花魁姿で登場し、わざわざ花魁道中の歩き方まで披露してくれたんです。専用の高下駄を履き、足を広げながら地面をこすりつける独特の歩き方ですね。
美しいけれど・・・花魁って結局どうゆう職業なのかを思うと私は宝塚のトップ娘にはふさわしくないと思ってしまいます。
しかも海乃さんは客ではないイケメン、月城かなとさんと恋に落ちてわざわざ「足抜け」という言葉を使い脱走を試みて、失敗して、引き裂かれちゃう。
どうなるんや?と思ったらそこで終わりだったんですよね。後にプログラムを読み伏線回収している事を知りましたが、プログラムを読まなければわからないままでした。

そう、この度のショーは難しいんです。
引き裂かれた花魁とイケメンが輪廻転生を繰り返していたそうですが・・・ちっともわからなかった。
プログラムを読んでおかないと理解出来ないストーリー仕立てなんですね。プログラムを読めばひとつひとつのストーリーの意味や繋がりがわかるけれど、予習していなかった私は「複数のストーリーのごちゃまぜ」だと感じながら観ていました。プログラムは買っていたけれど、開演前に読んだのはお芝居のあらすじだけだったんです。

花魁とイケメンの足抜け失敗の後は鹿鳴館の舞踏会シーンで、その次は鳳月杏さんの「苦悩シリーズ」だったんですよねぇ。私の脳内では完全に、花魁とイケメンとは別の話になっていました。
鳳月さんは作家(後にプログラムで確認したら芥川龍之介でした)を演じて苦悩したり、絵描き(プログラムで確認したら良秀という人だそう)を演じて苦悩したり。これまた後からプログラムを読んでようやく理解しました。
余談ですが鳳月さんは全体を通しても、番手命な宝塚のはずなのに立ち位置がわかりにくかったです。一緒に観ていた娘も「ちなつがアゲられているのかサゲられているのかよくわからんかった」と言ってました。

最初のうちは暗いシチュエーションが多いものの後半になると明るく盛り上がり、トップ夫妻もマイルドではあれラブラブモードになりましたから結果オーライかもしれません。
ただやっぱ、ショーとしては難しすぎると私は思います。
後にプログラムを読んだから、ラストのラブラブは「最初のシーンで引き裂かれた花魁と恋人が輪廻転生の末に再会して結ばれた」と知りました。もうホンマ、私にとっては難しすぎるショーでした。

私は「お芝居は予習なしでもそれなりに楽しめるようにあって欲しい」と考えています。ましてショーはただただ受け身で、宝塚ならではのゴージャスな装置と美しいジェンヌさん達を拝みたい。
とはいえ、いつも藤井大介ワールドでは飽きてしまいますからね、若い栗田優香さんをデビューさせてくれた事には感謝しています。おかわり観劇する予定ですからきっと、初回よりは楽しめるでしょう。
ただ栗田さんは「夢千鳥」は良いと思いましたし、私は観ていませんが「カルト・ワイン」も好評のようですから、ショーじゃなくお芝居に絞って創作する方が良いんちゃいます?

・・・

さて、以降はオマケです。
この度は娘の運転で車で来まして、宝塚大劇場西駐車場は「1日1,000円」ですから帰路を急がず寄り道しました。
向かったのは宝塚阪急の中にある「あずき房」。滋賀県に本社がある叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)という和菓子屋さんが運営しています。

夏季限定のかき氷が美味しいんですよね。小さな店で、満席だったので名前を書いて待ちました。

すぐそばに「銘菓銘品 日本の味」コーナーがあるので時間つぶしには困らないのですが、

先日埼玉の北海道物産店で買ったお菓子がここにもありまして、ちょっと苦笑w

そうこうしている間に順番がまわってきました。

あら?マンゴーなんて今までなかったのに。
というわけで、

娘がマンゴーのかき氷(750円)、私が定番の抹茶小豆(600円)をいただきました。立地やボリュームを思うとリーズナブルな上に温かいお茶が付いているのもありがたいです。

私はかき氷だけで充分だったんですが、娘が近くのテーブルの人が食べていたお団子をみて「私も食べたい」なんて言ったので、

追加で購入しました。つぶあん・こしあん・みたらしの3種類から2種類を選ぶスタイルで440円。どうせなら3種類1本ずつ660円で売ってくれたらいいのに。
あたたかなお団子でして、かき氷を食べた後だけにちょうど良かったです。

帰り道に娘のリクエストで花のみちセルカ2階にある「パンドン」というパン屋さんへ。
飾られていたポスターなどの感じ、どうも水美舞斗さん推しっぽい。

今、「トリュフ風味のパン」が流行っているんですかね?埼玉でも似たようなパンを買いまして、確か240円くらいだったからパンドンの194円の方がお手頃ですね。

その後は駐車場に向かいました。ガラガラだったので出やすくて良かった、観劇後すぐだと出口が混雑していますからね。
帰りも娘が運転してくれましたが、左寄せしすぎるし、ウインカーを出す前に減速するし、空いた直線道路ではスピードを出しすぎるしで、私の命がけの付き添いはまだまだ続きそうです。

コメント

  1. やすみ より:

    たーさま
    こんにちは。
    お芝居とショーの感想をありがとうございます。
    セルカの2階のパン屋さんと、阪急のかき氷のお店に今度行ってみたいです。
    月組は東宝で何回か観る予定です。
    友の会さまがショーで月城さんが通るお席をご用意してくれたので楽しみにしています。
    夢千鳥は好みの作品ではなかったのですが、カルトワインは明るくてちょっと皮肉が効いた後味すっきり系の作品でしたので好きでした。
    栗田先生は文学の素養が相当あるんですかね。
    私は観劇の時は楽しみたいタイプで、考察とかあんまり好きじゃないので苦手かも。
    月城さんは雪組からみちるちゃん、あみちゃん呼んだり、元雪の組長も専科から呼びましたね。
    2番手は頼もしい上級生のちなつさん、娘1はトップ前の共演が多くてしっかり者の海月さん。
    バックアップ体制がばっちりですね。
    お気に入りに囲まれて安心して過ごしたいのかも。
    お怪我をされて休演なさったこともありますし、ショー爆踊りとかの演目は避けておられるんでしょうね。
    あんまり冒険するタイプではなさそうです。
    礼真琴さんにも手厚いバックアップをしてほしいものです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      やすみさん、こんにちは。
      この度の月組ショーは個性的でした。2回目観劇の際はどう感じるか楽しみです。
      パンドンはトリュフパンが美味しかったですし、内装も「いかにも大劇場のそばの店」な独特の雰囲気ですから是非行ってみてください。あずき房は宝塚阪急の中にあるだけに全体的に高めですがかき氷だけはリーズナブルです。

      やすみさんは月組を東宝で観る予定なんですね。やっぱ友の会の席が良いですよね、私はA席とB席しか買いませんが座席をお任せにしても安心です。同じ抽選でもセディナはかなり末席になりがちです。

      やすみさんはカルトワインを観ているんですね。私はライブ配信を観る予定だったのに中止になり残念でした。
      そうですね、クリタはケイオー仕込みの文学の素養がたっぷりなのでしょう。若いので「私、賢いのよ」と知識をひけらかしてしまうところは許してあげます。そういえばイクタもケイオーですが「僕、難しい漢字や熟語をたくさん知ってるよ」アピールが強いですね。一方でウエクミやタカヤにはそういったアピールがなく、バカっぽくふるまっているような気すらします。

      私も観劇には「楽しさ」を求めています。特にショーはそう。難しい事は四季など他でやってりゃいいんです、宝塚のショーは宝塚でしか出来ない事を極めて欲しい。ま、いつもダイスケじゃ飽きるんですけど。

      そう・・・月組は実は、充実しているんですよね。実力派な彩さんと彩海さん、さらには大ベテランの梨花さんを引っ張ってきたし、2番手は上級生の鳳月さんだし、嫁はしっかり者だし。
      周囲を実力派で固めたり、ストーリー性を持たせたショーにチャレンジしているのは、月城さんの身体の負担を減らすためかもしれません。はい、月城さんは怪我で休演していましたよね。で、私はこの怪我がよっぽどひどかったんじゃないかと思っちゃうんですよ。休演から復活し4年過ぎた今も後遺症があって激しい動きは出来ないんじゃないかと。月城さんは瀑踊りはもちろん、脚を腰より上に上げる事を極端に避けています。
      月城さんは冒険を求めず、劇団もまた、月城さんに冒険を求めていないのかもしれません。月城さんは決して手抜きしているわけではなく、歌唱には磨きがかかっているんですよね。もともと音をはずす人ではなかったですが技術力や声量アップを感じます。

      でね、身体の怪我については治療やケアの方針を決めやすいし、おおよその予後もわかります。
      これが心の怪我だと難しいんです。本人は大きなダメージを受けているのだけれど、出血したり骨が折れたりといったわかりやすい傷がないだけに周りは軽視しがちです。
      いつ治るかもわからない。身体の怪我は1年ほどで病状固定する事はほとんどで、その後メキメキと良くなる事はそうはありません。だけど心の怪我は5年10年、あるいはもっと長い時間を経て本当の意味での回復に至るケースも少なくないんです。
      収益の事ばかり重視している宝塚に、礼さんへの手厚いバックアップを期待する事は難しいでしょう。
      すごく嫌な予感がします。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. きなこ より:

    たーさんこんにちは。

    私もあずき房良く行きます。
    カキ氷高騰の中、あのお値段で濃い目の宇治金時が食べられるのは嬉しいです。
    白玉と水羊羹が入っているのもポイント高いです。

    食べ物つながりで、東京駅付近なら日本橋高島屋のオーボンヴュータンのお菓子か大丸東京のマミーズのアップルパイを出張土産にお願いしています。

    オーボンヴュータンはクッキーかオレンジパウンドケーキを頼む事が多いのですが、どれも丁寧に作られています。もちろんバターです(笑)

    マミーズのアップルパイはあっさりカスタードとりんごがたっぷり入っていて、優しい味わいです。

    皆さんオススメの夙川のミッシェルバッハのクッキーも大好きですが、なかなか手に入りませんね。

    食べ物の話ばかりですみません。
    週末に月組2回目に行きます。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      きなこさん、こんにちは。
      きなこさんもあずき房のかき氷が好きなんですね。はい、大変にリーズナブルだと思います。そう、白玉と水羊羹も入っていて美味しいんですよね。娘が食べたマンゴーにも白玉が入っていたら嬉しかったのになぁ。

      オーボンヴュータンって有名店なんですね。本店があるのは等々力ですか~、練馬に住んでいた頃にここを「とうとうりき」と読んで大恥かいた事があります。懐かしい。
      マミーズは大丸東京にあるんですね、次に東京に行った時に買い物したいです。アップルパイといえば私が埼玉に滞在中夫が買ってきてくれまして、お店を調べたらシャトレーゼの高級タイプ(?)でした。工場での大量生産品なのでしょうがこれはこれで美味しかったです。

      食べる事って楽しいですよね、私も美味しいものをいろいろ食べたいです。

      今日か明日、月組2回目なんですね。是非感想をお聞かせください。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. 昭和っ子 より:

    栗田優香女史の作品は「夢千鳥」「カルトワイン」どちらもみましたよ
    二つ共ガラッと違う感じでしたが
    楽しめました

    もしかしたら当てがきがお上手なのかな?
    和希さんの男の色気 救われない男
    桜木さんの明るさ 何をしても憎めない男

    月のショーも当て書きかな?真面目そうな月城さん、影のある鳳月さん、軽い風間さん

    私もまだ理解不能ですが、主題歌の「絶景かな!絶景かな!」は今でも口づさめるからある意味印象深い

    でも私はトップ娘役の傾城は賛成です
    あの地位に行く人は城をも傾ける美女
    その業界のトップがするべき感じ

    たまに出てくる傾城擬の方たちは何回下品な感じですが

    内容よりあの衣装はかなり皆さん憧れのようですよ

    ストリー制が私には理解できなかったが

    ウエクミさんも荻田さんも最初見た時は
    斬新すぎて受け入れられなかったが

    後になったらオギーのショーは大好きだし

    ウエクミさんはあれ1本だったからわからないが 真面目を皮肉った作品は面白かったです

    見なかったのですが
    ドラマシティの「双曲線 」も石田氏が樫畑女史に「私は死んだものだと思ってあなたの考える作品にして下さい」って言われとか?
    かなり女性にも好まれ作品になってるようですね

    明日娘が見に行くのでまた感想を聞きます
    但し娘は和希サンファンじゃないから辛口かも
    娘、初演見てません
    私は初演見てるので
    (私は母のことがあるから今は医療の話はチョットきつい)

    ある意味フリューゲルのさちかさんの役も私には辛いです 

    基本的に渡辺淳一氏の小説は大好きですが

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さんは「夢千鳥」も「カルトワイン」も観たんですね。毛色の違う作品だったんですか~、ああ、私もカルトワインを観たかった。

      そうですね、栗田さんは当て書きが上手いのかも。でね、私としてはショーよりお芝居で頑張ってもらいたいです。この度のショーはちょっと、ストーリー仕立てが濃すぎました。
      あら?「絶景かな!絶景かな!」なんて歌がありました?私は覚えていません。ふぅん・・・栗田さんは歌舞伎にも詳しいんですね。演目の名前は忘れましたが「絶景かな」は石川五右衛門の名台詞です。
      栗田さんの「知っている事をひけらかしまくり」なところは鼻につくけれど、ま、若いんですし今後に期待しています。

      傾城や花魁についての感覚は人それぞれでしょう。
      私は安達祐実さん主演の映画「花魁道中」を観ていまして、人気の花魁だった安達さんですが好きな人は打ち首になり、自身はドブに身を投げて絶命していました。
      それでも舞台人ならあの華やかな姿を披露するのはアリでしょう。だけど一般の女の子が成人式のお祝いに花魁姿になったりするのは私は受け入れられないですね。ま、うちの娘さえしなければ、他人様の娘さんに口出ししたりはしません。

      双曲線上のカルテは私は昨日観てきました。てっきり眞ノ宮さんのままだと思っていたので縣さんがいてすっごく驚きましたよ。縣さんはとことん「ビジュアルが正義」でした、今日中に感想をアップする予定です。

      そうですね、自身や、自身の大切な人が深刻な状態だと命を扱ったお芝居を観るのはしんどいですよね。
      ダーイシにしちゃあ随分と真面目でしたよ。ですがやはり、ダーイシらしいご都合主義や男性優位主義も感じました。渡辺淳一さんの小説は読んでおらず映画の「失楽園」を観ただけですが、渡辺さんもそれなりに男性優位主義な気がします。
      もっとも女性も普通に「女医」「女史」なんて言葉を使うんですから、「偉い職業の人は基本的に男」と潜在的に思っているんでしょう。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. 昭和っ子 より:

    余談

    娘から聞いた話

    栗田優香女史って子供の頃?斎藤吉正氏が好きで
    なんか出待ち(斎藤くんでは無く、その作品に出てるタカラジェンヌ)までしたそうだと?(笑)

    あんまり信じられないからチョットブログのネットサーフィンをしてみたら

    某ブログに栗田女史をインタビューする記事があってその話をしていたらしい(私は記事読んでない)

    そう考えると「絶景かな絶景かな!」って

    その時代(栗田女史の少女時代)
    斎藤氏のあたり作品「恋吹雪 花吹雪」って作品の思い出かな?って思ってきた

    安蘭けいさん主演で石川五右衛門の話だけど
    それは悲しい、さらに素敵な青年がいかに五右衛門になって行ったかって話
    遊女や忍者や権力者が出てくる

    良い斎藤氏の作品です

    今考えたら豪華なスターが脇を固めている
    安蘭さんが星組に組み替えになって初めての別箱だったのですよ

    色合いが「万華鏡百景色」に似てる

    私は今でも主題歌のサビは歌える

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、栗田さんは根っからの宝塚ファン育ちなんですね。

      「花吹雪恋吹雪」、調べてみました。タイトルだけじゃまず、石川五右衛門のお芝居だとはわからないですね。宝塚らしいです。2000年にバウで上演されたんですね。
      ほほ~、石田三成を真飛聖さんが演じていて、柚希礼音さんにも役がついていたんですか~

      で、恋吹雪花吹雪で採用されていた(んですよね?)「絶景かな 絶景かな」を、栗田さんが万華鏡百景色で採用したかもしれないんですね。
      そうゆう事がわかると楽しいですね。プログラムにも載っていない制作秘話ってやつでしょうか。
      ただこうゆうのはあくまで「プラスアルファのお楽しみ」であって、私はショーは「予備知識ゼロの人が受け身で見ても楽しい」内容であって欲しいです。
      もっとストーリーを削り落とし、輪廻転生である事をわかりやすくしても良かったんじゃないかと。
      プログラムで復習しさらに制作秘話も教えてもらった私が2度目の観劇でどう思うか、楽しみにしています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. おかちゃん より:

    ショーで見せていただいた花魁の姿は単純にきれいだなあと眺めていた考え無しの私でした。

    花魁が綺麗な衣装を身につけてしゃなりしゃなりと歩く姿という世界が、その昔には最高位というヒエラルキーで存在していたし、日本は残念ながらそれしか昔の美女を表す物語が描けないのかも。

    私が好む時代小説のみをつくし料理帖にも居眠り磐音にも重要な登場人物に花魁になった女性がいます。お家の事情でその世界にという美しい女性です。

    それにしても京都では太夫と言い島原が有名で、現在も活動する葵太夫がおられますが、世の中が重宝がるようには見えないとは感じたのでした。あと太夫は花魁とは違うと言われたりしますがなんでだろう同じじゃないのかなあと私は思うのですが。

    今の世の中は女性の社会進出が格段に広がっていることにブログで気づかされました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、はい、花魁の姿は単純に美しいですよね。舞台上ではええかなという気がします。ただ、若い女の子が安易に憧れる存在であっては欲しくないです。
      確かに日本の美女といえばそういった職業の人が目立ちますね。小野小町は写真が残っていないしなぁ。

      「みをつくし料理帖」「居眠り磐音」もアマプラにありましたが有料でした、残念。「磐音」って「いわね」と読むんですね。みをつくし、、、はサラッとウィキであらすじを把握しましたが磐音のウィキは長いので後で読みなおします。
      花魁はまぁその、ほぼほぼ、お家の事情でそうなった人ばかりちゃいます?「吉原炎上」に出てくる花魁たちも皆そんな感じです。この映画の良いのはキャストが良いし、無惨に絶命した花魁だけでなく生き抜いた花魁もいるところ。
      あと「陽暉楼」はお家の事情で花魁ではなく芸で勝負する事になった芸妓が主人公ですが、ジジイのパトロンと布団を共にしているんですから結局ニアリー花魁です。この映画もキャストが素晴らしい。
      はい、島原は有名ですが・・・遊郭ですよね?「西鶴一代女」の主人公はガッツリ、遊女として島原に行きました。画質が白黒でイマイチだけど観て良かったです。

      太夫は子ども時代から教養を仕込まれたインテリだそうですが、結局はインテリな金持ちジジイの相手をするための存在だったと私は思っています。
      現在も島原で活動する葵太夫は違っていそうですが、私としても興味はありません。「はんなり」という映画に島原の太夫が出ていたけれど名前を忘れちゃいました。

      はい、今の世の中は昔よりは女性が社会進出しやすいでしょう。だけどやっぱり、男は基本的に女より上でありたいと考えているんじゃないでしょうか?

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. たしま より:

    花魁、身請け、足抜け。全てプログラム(歌詞にも)はいってます。
    ましてや“娼婦”まで。
    これって良いんですかね?
    R指定とか無いですよね?
    たーさんへの批判という訳じゃなくて
    劇団的にコレOKなの?っておもいました。
    伝え方が下手でごめんなさい。
    昨日マイ初日でビックリしたので。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      たしまさん、マイ初日お疲れ様でした。
      はい、びっくりするような単語がプログラムに並んでいますね。「R指定」は現在の「R15+」だそうですから「R18+」くらいで丁度良いかも。
      21世紀になってからテレビやハリウッド映画ではだいぶコンプライアンスが徹底していますが、どうも演劇界は違うらしい。私は「マノン」で聞いた「あの女(マノン)はあばずれだー!」のセリフが忘れられません。あ、ばずれ?こんなんホンマに久しぶりに聞いたわぁと。

      宝塚には中高生らしき団体も少なくないけれど、観ているのは「30歳の既婚者が16歳の少女をてごめにした挙げ句に銃を使って心中した話」だったりします。
      私が先日シアター・ドラマシティで観たお芝居も主人公の医師がワケアリとはいえ自死していました。
      普通に考えると道徳教育に悪影響過ぎます・・・が、なんか、宝塚パワーでごまかされているんですよね。若い子は宝塚の表面的な華やかさだけを楽しんでいる子が多い気がしますし。
      自分の娘が「R18+」をクリアしたからか、今の私は「演劇界くらいこうゆうのがあってもええやろ」と思っています。ただし、欧米のせんそうを扱うのはやめて欲しいです。

      コメントありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. かずこ より:

    たー様こんばんは。お久しぶりです。かずこです。

    もう12月も半分過ぎましたね。
    今年はそうしきがあったので、その後の相続手続きや準確定申告やらでバタバタしてます。
    たー様は以前、司法書士に頼らずされたされたようですが、私たちは自分たちでは無理とお願いしましたよ。

    ちょうど先月の今頃、東京宝塚の月組公演観劇してました。
    最後の観劇時はたー様が帝劇でルパン観劇された日のような。今年最後の観劇でした。

    私はいつも観劇感想が遅いし、たー様と感想も異なることもあるのですが、今回の月組公演お芝居もショーも面白かったです。月城さんの得意としないダンスを減らし、得意とする芝居・歌・美貌を生かしていると思います。

    万華鏡は栗田先生の美意識やこだわりは十分感じました。江戸時代から令和までの流れも感心しました。地獄変は、おそらく戦争にかわる表現なのかなあと思ったり。2階席からだと演者さんが布を動かして炎を表現してましたね。怖いけど独自性ありました。
    確かに、ショーとしてはちょっと暗いんですよね。芝居がむしろショーアップ場面多いので全体ではバランス取れてたように思います。

    和物をショーに取り込むのって演出家のセンスが出るので、かつて明日海さんで宝塚ファンタジアってショーの和風場面、衣装共々めっちゃ酷かったです。万華鏡の衣装は大丈夫でした。
    来月の雪組のショーでも和風の場面あるそうで、とにかく公演中止多くて無事に観れることを願ってます。

    私は1本物は好きで無くて、宝塚は絶対ショーはあってほしいです。
    でも最近はずっとマンネリ感があったので、若い先生のデビューは歓迎です。
    来年はショーで指田先生もデビューされるので楽しみです。

    12月は私は観劇は入れてないのですが、来月の月組の梅田芸術劇場はチケット取れたので観劇予定してます。
    月城さんでショーといっても、芝居仕立てのショーかも。
    三井先生と演出が新しい先生で、マンネリでなくていいですね。
    月城さんがTシャツにペンライトとか想像つきませんが、どうなるんでしょうね。

    今年1年私的には観劇は割と出来て、宝塚もですが澤瀉屋さんの舞台も5月から4ヶ月連続で観て元気を頂きました。国立劇場で天皇皇后両陛下を拝めたもの良い思い出です。

    もちろん悲しい出来事には哀悼の想いでいっぱいです。
    カルトワイン観劇でAさんは認識してましたし、ごきょうだいも9月の全国ツアーで拝見してました。時間はかかりますが、和解の時がくることを願ってます。

    たー様は新橋演舞場行かれるのですか?
    私は来年の2月に予定してます。キンキラの衣装での宙乗りはマジ感動したのでまた観たいです。ちょっとレトロな雰囲気のある劇場です。私は好き。

    私は先月風邪をひいてから不快な症状がまだ残っています。
    たー様はお体ご自愛のうえお過ごしください。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かずこさん、こんにちは。ちょっとお久しぶりですね。各種手続きでお忙しい中コメントをくださりありがとうございます。
      義父の手続きはかなりシンプルだったのでセルフでどうにかなりました。相続税は発生せず、資産らしい資産は家だけ、相続するのは義母のみで反対する人はなし、と非常にシンプルだったんです。

      月組公演の感想をありがとうございます。
      観劇した人の数だけ感想があります。お互いを尊重する事が大切ですね。
      はい、月城さんはダンスを極力せず、芝居力と美貌で観客を魅了してくれました。歌唱も公演毎にパワーアップしていますし。
      お芝居が暗い上にショーにも重い要素があるのが気になったものの、新鮮なのは良いですね。

      あら、宝塚ファンタジアはサビの「♪ふぁーんたーじあーー♪」が印象的ですが和の衣装がひどかったんですね。万華鏡の衣装は良かったです、海乃さんの花魁姿もそりゃあ素晴らしく美しくて。私は娘が花魁姿に憧れたら困ると思ったけれど、宝塚のショーとしてなら良いかと今は思っています。

      はい、宝塚は二本立てが良いですね。ダンスが得意な柚香さんの退団公演が一本ものなのは寂しいです。イケコももうトシですから駄作の可能性もあるし。
      はい、若い演出家に頑張ってもらいたいです。

      かずこさんは今月は観劇の予定がなく、来月に月城さんコンサートなんですね。私も観る予定でとても楽しみです。ふふ、はい、月城さんがオリジナルTシャツを着てペンラをふりふりする姿って想像出来ないかも。

      かずこさんは今年、たくさんの舞台を観劇して元気をいただいたんですね。国立劇場では本当にラッキーでしたね、私は天皇皇后両陛下は拝めなかったけれど国立劇場に行って良かったです。

      カルトワインも観ていたんですね。私は配信を観るつもりでしたが中止になってしまい残念です。
      とても評判が良かったですもんね。Aさんが出ている事は知りませんでした。エクスカリバーは生観劇したけれどAさんを認識しないままでしたし。
      ごきょうだいは雪組公演に出ておらず、読者さんからのコメントによるとプログラムに載ってすらいないそうです。
      果たして和解は出来るのか、、、すべては角会長の一存かと。

      はい、愛之助さんのルパンを観にいく事にしました。とても楽しみです。もちろんルパンもですが、香川さんの銭形がイメージとしてピッタリで楽しみすぎます。
      澤瀉屋もまた、えんの助さんの今後が気になりますね。2月公演のヤマトタケルは本来ならえんの助さんの主演だったはずでした。かずこさんは観に行くんですね、是非感想をお聞かせください。
      演舞場はレトロな雰囲気なんですね。ネットでは「見切れが多い」など不満もチラホラ目にします、その事を含めて自分で確認出来るのが嬉しいです。

      かずこさんは風邪がまだスッキリと治っていないんですね。しっかり休養を取っていただきたいです。
      お互い元気に年越ししましょうね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました