宝塚歌劇団が星組「1789」の公演再開を発表しましたね。
実は同じ日に別の、すっごい発表があったんです。
星組トップスターOGの北翔海莉さんの25周年公演が開催されるそう。その名も「THE 北翔まつり」とド直球です。
私は興奮しました、奇しくも先日、北翔さんの義理の伯母である藤山直美さんの主演舞台を新歌舞伎座で観たばかりですしね（感想はこちら）。
ご縁があれば北翔まつりに参戦したいと思い北翔さんの公式サイトをチェックすると
▼北翔海莉よりご挨拶▼
皆様のおかげをもちまして、今年芸能生活25周年を迎えることができました。
宝塚歌劇団卒業後も様々なジャンルの舞台に挑戦させて頂き、舞台人として大変ありがたく、光栄に思っております。節目となります本公演をご観劇頂きました皆様に元気を持ち帰り頂けましたら幸いです。▼演目▼
1部 茂林寺文福 作 「先づ健康」
補綴/川浪ナミヲ 演出/帆足敏 協力：松竹株式会社2部 「THE北翔まつり」
構成･演出/北翔海莉 振付/山村友五郎
これまでの25年間に出演した懐かしい和物の作品より、数々の名曲をお届けします。【出演者】 北翔海莉
風莉じん 星吹彩翔 亜聖樹 ／ 小林功 川浪ナミヲ ／ 美治 ／ 藤山扇治郎【日程】
大阪公演：国立文楽劇場 2023年9月14日(木)18:30、15日(金)12:00/16:00
東京公演：浅草公会堂 2023年9月23日(土･祝)13:00/17:00、24日(日)12:00/16:00【チケット】
https://hokushokairi.co.jp/より引用しました
料金：11,000円（全席指定・税込）
8/1(火) 10:00よりチケット一般前売り開始
ご挨拶や公演案内がありました。サラッと記載された「協力：松竹株式会社」が眩しい。
そして出演者にはご主人である藤山扇治郎さんと、公演日の頃に3歳になる息子さんの美治（よしはる）くんのお名前が。息子さんは当面本名で活躍するそうです。
さらにはジェンヌOGである風莉じんさん（84期・北翔さんと同期）、星吹彩翔さん亜聖樹さん（いずれも93期）のお名前も。
ええっと、これだけでもなんとなく、公演タイトルの直球ぶりとは裏腹にいろいろ曲がりくねっているような気がしません？果たして北翔さんは何を目指しているのか・・・
そのあたり、私の勝手な推測など記事にしてみます。
会場には驚きました。関西と関東での公演ですが今回の記事では関西だけ取り上げます。
「お芝居とショーの2本立て」な内容なので関西だと新歌舞伎座がド定番だし、もちろん他の劇場でも出来るでしょう。
だけどよりにもよって、
国立文楽劇場？？？
渋い、渋いなぁ、正直イミフっぽさすら私は感じました。
なんせここは文楽をメインとした古典芸能に特化している印象ですので。ここで「トップスターOG＆ジェンヌOG＆松竹新喜劇の主力のひとりとその息子」がお芝居やショーをするなんてすんごいイレギュラーな感じ。
あえて言えば、
けっこうこじんまりした劇場なのでサイズ感が手頃だったのかも？松竹が協力しているんだから花道は用意するでしょう、となると677席ですから新歌舞伎座（1,638席）の半分もありません。
それにここだと、格式がある劇場ながらメンツの経歴の乖離を誤魔化してくれそうな気がします。
シアター・ドラマシティ（898席）じゃあ宝塚っぽさが強するし、
大阪松竹座（1033席）じゃあ松竹新喜劇っぽさが強すぎるし、
京都劇場（941席）じゃあ宝塚も松竹も関係が薄すぎる、そもそも劇場の格が微妙。
なのかも？
それで白羽の矢が立ったのが文楽劇場だったのかな？
にしても・・・この公演ってちゃんぽんなんですよねぇ。
北翔さんの「芸能生活25周年」の殆どはジェンヌとしてのキャリアです（1998年入団・2016年退団）。だからジェンヌOGを呼ぶのはわかります、同期を呼ぶなんてまさにジェンヌOGのイベントあるあるだし。
なのに夫の扇治郎さんも、幼い息子さんも呼ぶんですね。息子さんのお誕生月に開催するんだしこの公演は息子さんのお披露目でもあるはず。
でもそれなら松竹新喜劇でも良かったんですよ。北翔さんの息子さんは松竹新喜劇を盛り上げた藤山寛美さんのひ孫でもあるんですから、むしろ松竹新喜劇でお披露目するのがスジかと。
これ・・・私の勝手な推測ですが北翔さんは松竹新喜劇の現状を踏まえて、松竹新喜劇ではなく自分の公演でデビューさせる決意をしたのかもしれません。
注目度は高くなかった印象ですが先月、松竹新喜劇の座長を長く務めた渋谷天外さんが勇退しました。本来なら寛美さんの孫である扇治郎さんが座長を継ぐのがスジのはずですが、
扇治郎さんを含めた5人に引き継がれたそう。5人には渋谷天笑さんという方もいますが天外さんの実子ではなく、松竹新喜劇ゆかりの血筋であるのは扇治郎さんただひとり。それでもひとりで座長にならなかったんですからそれなりの理由があるはずです、私には具体的な理由が浮かびましたが今回の記事では触れないでおきます。
ほんの数度観劇しての判断ですが松竹新喜劇はかなり厳しそう。それでも最高な血筋の幼児がお披露目したらさぞ盛り上がっただろうに実現しなかった。北翔さん、扇治郎さん、松竹、それぞれいろんな考えがあっての事でしょう。
というわけで諸事情を推測しているとますます興味が湧いてくるんですよ。3歳なんてかわいい真っ盛りですしね、美治くんをマジで拝みたいです。
だけど「料金：11,000円（全席指定・税込）」って事は全席一律でしょう？ここがむっちゃ残念。一般の購入では前列の良席には当たらないでしょうしね。
明日海りおさん主演ミュージカルが楽しかったものの全席一律なチケット代だけは不満だったのに（感想はこちら）、別の公演でもチケット代に悩まされるんですから辛いです。
2023年8月2日 追記
北翔まつりのチケットを購入しました。
コメント
これ面白そうですね～全然知りませんでしたが「先づ健康」は藤山寛美さん主演の有名作で、志村けんさんも主演されたとか。北翔さんはもしかして男役？笑える人情劇なんでしょうか。
文楽劇場ははるか昔に行ったことがあります。誘われて文楽をみました。歌舞伎のようなイヤホンガイドは無かったですが、B5くらいの大きさの解説書みたいなのをもらった記憶があります。
まぁ、あれくらいの会場なら一律料金でも良いかもしれませんね。
最近は宝塚と壮さん出演のものとで観劇は十分かと感じ、他の舞台には食指が動きませんが（上演日程が短いので日が合えばですが）行ってみたいです。
外部の翻訳ミュージカルや2.5とかにはあまり興味が湧きません。今までみたのでもう十分という感じです。
宝塚退団後に北翔さんを舞台でみたのは２回。新歌舞伎座でThe Vocalist Premium Concert 2017と翌年、ドラマシティでSHOW STOPPERS！！にゲスト出演されたときです。
どちらも流石の歌唱力でした。お子さん、可愛いですね！どんな初舞台になるのか気になります。
めいさんは藤山寛美さんにも詳しいんですね、「先づ健康」は寛美さん主演の有名作だったんですか～
志村さんの芸風は寛美さんから学んだところが多いかもしれませんね。直美さんとの共演もしていたそうですし。
ただ私はこれまで松竹新喜劇で寛美さんがやっていた作品を観てもピンとこなかったんです。どうにもテンポが遅すぎるし、1度だけなら楽しくても2度3度続けられるとしつこさを感じるし、「こいさん」など関西人でも知らない単語を当たり前のように使うのも私には微妙でして。直美さんが演じるとギリギリ間を持たせてくれるけれど扇治郎さんだと厳しい気がします。寛美さんや志村さんの演技なら違っていたのかな。
というわけで北翔さんが寛美モノを演じる事に驚きましたし、果たして私が面白さを感じる事が出来るか期待と不安があります。男役として演じるのか、直美さんのようにキャラを女性に変更して演じるのかも気になるし。
はい、日数が少ないですよね。料金は一律は私は嫌だけど、めいさんが「あれくらいの会場なら（一律でも）良いかも」とおっしゃった事は救いになりました。
めいさんは文楽劇場で文楽を観た事があるんですね。私は新大阪駅に展示されている文楽人形を見て「案外大きいなぁ」と興味を持ったもののその後ご縁がないままです。どうしても「人形は人形やろ？」と、生身の人間が演じる舞台の方が良いように感じてしまって。
めいさんは超手広く、日本はもちろん海外でもいろんな舞台を観てきたから、今は好みの範囲が落ち着いているのかもしれませんね。私はスタートが遅かったし主婦ゆえ行動範囲を広げる限界はありますが、今後もいろいろ観てみたいです。文楽もいっぺんは経験しておきたいし。ただ2.5は興味ないかも、あと海外モノもあんまりかな？
めいさんは退団後の北翔さんを2度見ているんですね。私もです、エリザベートのガラコンとOGコンサートの「Dramatic City “夢”」で。はい、どちらも北翔さんの歌唱はずば抜けていました。なんていうか、普通に呼吸するような感覚でビブラートしている。「歌がうまい」にはキバるタイプとリラックスタイプがあると私は思っていまして、北翔さんは後者タイプかと。彼女の歌を聴くとなんとも気持ち良いんです。基本的に出演イベントの価格が高いのが残念ですが、北翔まつりなら頑張れるかな。
お子さん可愛いですよね、半年くらい前にヤフーニュースに扇治郎さんのインタビュー記事があり、お子さんが日舞を習い始めたと話していた気がします。衣装も和物だし、そういったお披露目になるんじゃないかと私は思っています。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
この催し物私も楽しみです。
文楽劇場って、歌舞伎役者さんが個人の催し物をなさるのに会場として選ばれますよ。みっちゃんは個人事務所。大きい会場となる新歌舞伎座よりも交通の便利も大阪の場合は日本橋を降りたらすぐの立地。阪急電鉄は地下鉄の駅に乗り入れています。京都からも行きやすいです。駅から雨でも傘をそんなに使わなくてたどり着けるからお選びになったのではないかなあ。客席とも近いので後方座席でもストレスは少ないかなと思います。たーさんにとっては文楽でなくて会場体験可能となるのはラッキーではないでしょうか。
先日の海外からの観客向けの文楽教室の演目を私は体験してきました。人形劇って揶揄する向きもあるのが文楽ですが、義太夫を聞くのも、その伴奏の三味線の音色も私には面白いです。演目については深掘りネタがたくさんあるのでコツコツ鑑賞したいなと文楽についても考えています。三味線って楽器は歴史をたどると材木もバチも三味線の弦も日本の原産ではないんですって。それを知るのも私には新鮮です。
また、文楽はチケット買い求めるのが楽なので、人と違う行動に走ってしまう私です。大阪の上方文化を知るには必須でもありますし。
扇治郎さんの日本舞踊は所作が綺麗。男の人の踊りをそんなに見たわけでないので語れるような立場ではないのですが扇を扱いながら身体を動かすって静かな行動なのにとても難しいこと。
松竹新喜劇のことは私にもわからないのですが、大阪の文化を守るってことで、みっちゃんファミリーは実はブルーオーシャンを歩んでるのかもと感じています。
おかちゃんさんも北翔まつり参戦を検討しているんでしょうか？はい、とっても魅力的ですよね。
文楽劇場も浅草公会堂も歌舞伎役者とつながりがあるんでしょうね、中村3兄弟が自主公演をやるのが浅草公会堂だし。ま、松竹が協力しているんだからそういった会場になって当然といえば当然ですよね。
おかちゃんさん、私は北翔さんは「ぬかりない」性分だと想像しています。もちろん交通アクセスも重要でしょうが、それなら京都劇場だって抜群だしね。
松竹の都合が少々、あとは北翔さんご自身の好みを重視しての文楽劇場＆浅草公会堂じゃないかと私は勝手に推測しています。
はい、私としては新しい劇場にチャレンジ出来るきっかけとなりそうでラッキーです（チケットを買えるかわからないけれど）。文楽劇場のエスカレーターやエレベーターはどうなっているんでしょうね？京都劇場のこんぴらさんのような階段はうんざりです。
おかちゃんさんは文楽教室を体験してきたんですね。ええっと、文楽は「人形劇」ですよね？揶揄というよりそのままかと。歌舞伎と演目が被るようなので、私は「文楽（人形）より歌舞伎（俳優）がええな」って思ってしまう。義太夫って三味線の弾き語りの事でしたっけ？こういった楽器の音色も歌舞伎で楽しめますしね。
とはいえいっぺんは文楽も経験したいと思っています。文楽そのものだけでなく、楽器の歴史など知る事が出来るのも良いですね。
扇治郎さんは舞が美しいと以前もおっしゃっていましたね。名前に使うだけあって扇を使うのが上手いと。
歌舞伎なら女形の才能があったかも？小柄だし、お顔にしたって華やかではないですがどちらかと言えば中性的ですから女形メイクが映えやすいと思います。
ブルーオーシャン・・・うーん、松竹新喜劇のガラガラぶりを知っているだけになかなかそうは思えないかな、運営は「顔が青ざめる」状態じゃないかと。文化庁のなんたらとかで子どもが無料招待されたりする事があるけれど、お国や自治体の補助ありきでの運営は危険だと私は思います。
不思議なんですが直美さんは松竹新喜劇の団員ではないんですよ。寛美さん（団員）→直美さん（非団員）→扇治郎さん（団員）ときて、果たして美治くんはどうなるんでしょうね。って、ここでやめておけば良いんでしょうが、私は、北翔さんは息子さんには継がせないつもりだと推測しています。それゆえの北翔まつりでのお披露目なんだろうと。
みっちゃんファミリー・・・って事はリーダーは北翔さんですよね。「泣いたらあかん」でも「エリヘレ」でも、女性のリーダーが苦労していました。ただ、扇治郎さんなら裏切る事なく北翔さんを支えてくれそうな気がします。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たー様
ご無沙汰しています。
いつもブログを拝見しています。
他の方が既にコメントされているかもしれませんが、文楽劇場については少し知っているのでお伝えします。
文楽劇場の客席は建物の二階にあり、エスカレーターが使えます。
階段もゆったりとしていますから心配なさらなくて大丈夫だと思います。
そしてたーさんの歌舞伎観劇に関する記事では、役者の容姿が役柄に合わずがっかりされる事が多かったと記憶しています。
文楽だと役者の容姿についてのストレスがないので、美男美女の姿を安心してご覧になれると思います。
私は文楽鑑賞教室を観た事はありませんが、通常公演では舞台の上側に義太夫の語りが字幕で表示され、又イヤホンガイドの貸し出しもあります。
チケットは毎回当日券を購入できました。
文楽の人形遣いが操る人形、義太夫の語り、三味線奏者の奏でる音楽が織りなす三位一体の表現を、是非たーさんにも体験して頂きたいです。
これからもブログの更新を楽しみにしています。
それではまた。
マンタさん、お久しぶりです。確認したところ前回コメントをいただいたのは去年10月でした。一路さん時代の話でしたからマンタさんは宝塚のベテランファンなんですよね。そしてこの度、文楽にも明るい事を教えてくださりありがとうございます。
でね・・・
>文楽だと役者の容姿についてのストレスがないので、美男美女の姿を安心してご覧になれると思います。
とのお気遣い、本当に嬉しいです。
だけど私の本音を伝えさせていただきますと、私は観劇によるストレスも楽しんでいるかもしれません。
歌舞伎ははい、高齢だったり肥満体だったりな役者が堂々と美女や美男子を演じる事が少なくないですよね。で、私はその事を嘆きつつ、文句を言うのを楽しんでいるかもしれません。
「またがんちゃんがイケメン役？はぁ」って思いながら南座や大阪松竹座に行って「やっぱりガーンやったわ」って文句を言う、そんな感じで。
これねぇ、マンタさんに「文楽なら楽しめる」とお伝えいただいて気付きました。
確かに文楽なら人形ですからいつも同じ、美男美女の姿を拝めるでしょう。安心するでしょう。でも、そこで終わってしまう。
変化や刺激がない生活は安心で安全だけど物足りなかったりしません？観劇にもそれがあるような気がするんです。
鴈治郎さんはたまに適役をするからホッとするし、鴈治郎さんのイケメン役を知っているからこそ隼人さんのイケメン役がどれほどに有り難いかもわかるわけで。
文楽では義太夫の語りが字幕表示されたり、イヤホンガイドの貸出があったりするんですね。そしてチケットは劇場で気軽に当日券を買えるんですね。教えてくださりありがとうございます。
はい、体験していないのに思い込んではいけませんね。
NHKの古典芸能への招待で文楽をやって欲しいと思ったりもしましたが、やっぱ生が良いんでしょう。今日はバウに行きまして、以前の配信では気付かなかった彩海さんの良さをたくさん知りましたし。
記事作成に集中しておりコメントに気付かず、お返事が遅くなってしまいすみませんでした。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
ご紹介のイベント絡みなのか、北翔海莉さんのインタビュー記事が、ネットニュースにありました。
「サロン」を経営されておられるとのこと。
ネットでお店のホームページも見ました。
施術のお値段は、そんなに高いと思わなかったのですが、案外他のものをセールスされたりするのではなどと思ってしまいました。
私は北翔海莉さん、どんな方かわからないのですが、しっかりされてて、やり手の方なのかなという印象です。
かなえさん、北翔さんはサロンを経営しているんですね、びっくり～
サロンに行く事はあっても自分が客に施術するイメージがなかった。
名前は「エスブランコ」で、浪速区なんですね。最寄り駅が阪堺線恵美須町駅、御堂筋線動物園前駅、JR新今宮駅だそうで、けっこうディープ。
そうか、このあたりの地に縁があるので北翔まつりを国立文楽劇場でやる事にしたのかな？
そうですね、エステには物販が付き物のようですし、施術だけでは済まないような気がします。
にしても・・・去年9月にドラマシティのOGコンサートで拝んだ北翔さんはふっくらとしていたんですよね。お顔もシワが多めだったような。なので、エステサロンを運営している事を知ってかなり驚いています。
はい、やり手だろうとは私も思っています。
でね、ご自身の技術力を安売りしない方だとも私は思っています。2年位前かな、ビルボード大阪でのライブに興味があったけれど高くて断念しました。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。