現在4月14日午前なのですが、ヤフーのトピックの、けっこう目立つところに
宝塚歌劇団、新型コロナで「英断」
で始まるながーいタイトルの記事が載っています。
昨日の夕方からずっと目立つ場所をキープしていて、おそらく今日いっぱいくらいまでは載っているような気がします。
宝塚歌劇団の策略?
「英断」記事について
記事の内容はようは、「宝塚歌劇団は頑張りまくっています!」に終始しています。そして、ツイッターでは宝塚を「英断」と讃え、「劇団に感謝する」「希望を抱いている」ファンが多いとの事。
記者「俺じゃない、ファンのつぶやきだ」
記者は「俺が言ってるんじゃないよ、あくまでファンがつぶやいているんだ」って事にしていますが、この記者は自分にとって都合良い声のみ拾っているんじゃないでしょうか。
記事には批判的なコメントも
SNSに応援する声がたくさんあるのは事実だとは思います。ですが、そうじゃない声もそれなりにあるはずです。私は各種SNSはしていないのですが、この記事へのコメントを読むだけでもそう思うんです。現時点で30くらいしかないコメントのうち、批判的なものが5つほど含まれています。
批判的な声には数多くの「そう思わない」
奇妙なのが、宝塚を応援するコメントには「そう思う」の数がとても多く、批判的なコメントには「そう思わない」の数がとても多いんです。はたして平等な結果なのか、首をかしげます。
情報操作?
私の記憶の限り、もっと早く休演を決めた劇団四季などではこういった「英断」記事を見ませんでした。なのでどうしても操作性を感じてしまいます。
「英断を下した」と思っているのは
これ・・・宝塚歌劇団が自らを正当化したくて、でも公式サイトなどで自分で言うわけにはいかないからマスコミを利用したような気がするんですよね。
あくまで私の感覚ですが、宝塚歌劇団が自分で「私達は英断を下しました!」って思っているような気がするんです。思うだけじゃなく、言葉にもしたかった。自分で言いたかったんじゃないかと。
で、自分で言わずマスコミに依頼し、マスコミも自分で言うわけにはいかないのでファンが言った事にして・・・みたいな記事にした、と。
自分で言っちゃダメだと思う
私は、「英断を下した」って自分で言うのはどうかなぁって思っています。
記者に、宝塚への愛は感じず
余談ですがこの記事を書いた「J-CASTニュース編集部 大宮高史」なる人物はどのような方か、ネット検索してみたんです。
豆乳とアボカドの種でヨーグルトを作る事の危険性を伝える記事や、芸能ニュースなどを過去に担当されたようでした。
宝塚の特集を担当しまくって、といった記者ではなさそうです。
今、宝塚歌劇団に必要なのは
あくまで、ライトファンのおばちゃんが思ってるだけですよ・・・
宝塚歌劇団は「自分たちこそ正義」という観念が徹底している企業で、だからこそこれほどに成功していると私は思っています。
ですが今回は、「休演の判断が遅れたのは間違いだった」と誤ちを認めて反省する姿勢を貫く必要があると私は思っています。
宝塚と無縁な人がこの記事を読んで宝塚を応援する気になるとは、私は思いませんでした。宝塚に誘おうと思っている友達・知人がこれを読んだかもと思うと、むしろ誘いにくくなりました。
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