大劇場で超広角双眼鏡を使ってみた kenko 7×32SG SWA

観劇グッズ・プラン

月組公演「桜嵐記」、セディナ貸切に夫と行ってきました。

「宝塚歌劇の殿堂」の半額券も入ってたんですが、宝塚友の会に入っていると会員証をチラ見せするだけで入館料が半額になるんですよね。まぁそれでもこの半額券を見て殿堂に行きたい気分にはなりましたので夫を誘ったのですが、断られちゃって。キャトルやレビューショップに行くのも反対されてホンマ、観劇だけしてとんぼ返りとなりました。
普段ソロ活していると、家族とはいえ同行者には何かと気を遣うものなんですね。
この週末は夫の「嫁がブログすると気分悪くなる病」がぶり返してしまい、前回の記事をアップしたあたりからご機嫌ナナメになっちゃって・・・気持ちよく夫婦観劇したかったのでブログ活動を自粛していました。せっかくコメントをいただいたのに、お返事が遅くなってしまいすみませんでした。

私は今回の観劇、とても楽しみにしていたんです。

じゃ~ん!
新しい双眼鏡を買ったんでーす。
すっごくデカくて重い!
上の双眼鏡がもともとの愛機です。どんだけデカイか伝わるかと。

なんでこんな双眼鏡を買ったのかっていうと、私が「広角」にこだわったから。もとの愛機は小さく軽く明るくて見やすいんですが、視野が狭いんです。

もっと広く観る事は出来ないか・・・あれこれ探して、ふたつの候補で迷いに迷いました。

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本当ならこちらが無難なんですよね。小さくて軽くて広角で、お値段も良心的なので。評価が高いのも見逃せない。サイトロンって聞いた事なかったのですがそこそこ有名なメーカーらしいです。
5倍で、実視界は「10.5度」。
日本のヒノデというメーカーが同じコンセプトの双眼鏡を作っていますが、価格は倍以上。ヒノデの公式サイトを読み広角双眼鏡が欲しくなったのですが、価格がネックで悩んでいるうちに格安な類似品の存在に気付きました。

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こちらは、愛用してきたペンタックスの双眼鏡。8倍です。
実視界「6.2度」なので、ヒノデなりサイトロンの、10度を超えている双眼鏡なら倍率は下がるもののかなり視野が広くなる事が期待出来ます。

もうほとんど、サイトロンの気分だったんですね。ですが、、、

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ケンコーのこちらだと、実視界が「13.5度」なんですよ。しかも7倍です。
だけど・・・この双眼鏡は重くてデカい上、見え具合についても酷評がチラホラあるんですね。「シロウトが飛びつく」なんてのもあったなぁ。もっと丁寧なレビューもありましたがどうも、光学機器に明るい人には好かれないようです。

視野が広くてもピントが合わないとか歪むとか暗いとかでは困ります。しかしケンコーってそこそこ有名なメーカーなはずで、こんなに高いんだからあまりにひどいお品とは考えにくいという気もしまして。

こんなの「百聞は一見にしかず」ですよねぇ。一度でも試したらすぐ結論が出るのに。実機がないかあちこちの電気屋を巡ってみたんですが、なくって。
そうこうしているうちに、セディナ貸切が迫ってきたんです。
そしたら・・・夢にまで出てきたんですよ。ケンコーの超広角双眼鏡が。ヒノデもサイトロンも出てこなくってケンコーのばかり夢に出てきたんです。
なので観念して、ポチしました。

到着した時はそりゃあもう、ドキドキでしたよ。

覚悟していたはずですが大きさと重さはかなりのもの。
さて、見え具合は?
おそるおそるレンズを覗いてみました。

あらっ!

私の目ってめっちゃ節穴なんですが、だからか、十分に明るいしよーく見えたんです。
ボロクソ評価している人たちには全く違うように見えているんですねぇ。
私には十分な見え具合でした。歪みはちょーっとはあるかな。中央以外はピントが合いにくい傾向を感じます。でも広角のメリットの方が上でしたね、私にとっては。

広角ぶりなんですけどね、超広角でも裸眼よりはやっぱ、狭くなりました。
って、「百聞は一見にしかず」ですからね、実験してみたんです。

双眼鏡の接眼レンズにスマホのカメラをくっつけて撮影してみたんですよー
私ってばかーしーこーいー!
なーんて、双眼鏡の評価を調べている時にこうゆうテクを発見したので真似しただけです、テヘw

こちらがケンコーの超広角。実際の見え具合もこんな感じです。

ペンタックスのはこちら。うん、こちらも実際の見え具合のまんまですね。

超広角が威力を発揮したのは、たくさんのジェンヌさんが出ている時。
双眼鏡を使うと全体を楽しめないのでこれまで裸眼で観る事が多かった下級生のラインダンスも、超広角のおかげでダンスもお顔も楽しめました。
中でも涼宮蘭奈さんにロックオンでしたよぉぉぉ。もうねぇ、私には蘭寿とむさんに似ているように見えて見えて仕方がないです。

大きさは慣れてきましたが、重いのが難点ですね。腕がプルプルしちゃいました。なのでこればかりを使うよりは、ペンタックスと併用するのが良さそうです。

コメント

  1. Mika より:

    たーさん、おはようございます。
    私も昨日セディナの貸し切りに行っていたので、たーさんの記事心待ちにしていました~。

    と、今度は理系チックな双眼鏡考察記事、うーーむ深い。
    たーさんは目はお丈夫ですか?私、乱視で近眼(近眼はレーシックで改善でも乱視は、、)なので、双眼鏡を長時間使用するとクラクラしてしまって、2階席のときも裸眼で見ております。涙)。乱視用の双眼鏡、、、あればよいのになぁ。
    白の双眼鏡かっこいいですね。

    さて、今回のセディナはどんなことがあっても行く気でした。万難排してもって感じです。
    なぜなら、一昨年のセディナ貸し切りの抽選で、最前列のSS席が当選していたのです。以前セディナって席番で勝手に抽選してましたよね、次回の同じ組の公演のSS席をプレゼントってやつです。演目はIAFAでした。ママ友と見に行ったのですが、私はリピートしていたのでママ友に真ん中よりで且つ通路に近い席を譲ったのです(あの頃は客席降りがあってジェンスさんとタッチできましたよね)。で、ママ友はジェンヌとハイタッチでき、私はSS席が当たったのです。いつも貸し切り公演の帰り、「当選番号ご確認ください~」と声が聞こえてきましたが、当たるわけないとスルーでしたが、その時はなんとバッチり私の席でした。他2名ほど当選されていました。

    なので、絶対行くって感じでした。時は流れ、本来は月組のピガールのときが当選チケット権利施行公演でした。しかしコロナ渦で貸し切り公演は中止、時は流れ、今回のたまきちの退団公演のチケットが回ってきたのです。いやーーすごかったです。はい。
    1列目は販売していませんので2列目でしたが、前に人がいないので、銀橋のジェンヌさんが目の前、私だけをみつめてるって、、、ことはありませんでしたが、雲の上の人が目の前にいるって感じでした。

    しかしです。最前列であっても、前に人がいたのです~。誰あろう指揮者の佐々田先生でした。ばっちり、佐々田先生が被っていたのです。はい。最前列の苦悩ですね。
    曲がない時は座っていらっしゃるのか見えないんですが、山場ってとこで、すっくと立ちあがり激しく指揮棒が。。。山場ってとこですから、当然こちらも目をこらしますよね。
    はい。。また、私は気づかなかったのですが、家人がパンスト破れているジェンヌさんを見てしまったらしく、そりゃね、あんなダンスで破れないわけはないと思いますが、いろいろ学ばせていただきました。

    やはり美しいものは、ちょっと遠くから見るのがいいかもしれないです。
    そして残念なことに、貸し切りがなくなるかもしれないこの時代、セディナも抽選、やめてしまいましたよね。。

    ではでは、またとりとめない文章で失礼しました。

    PS劇場の同じ空気が吸えてよかったです!
    公演では、個人的に、2部のミロンガが超好みです。たまきちと主に踊ってるの、天紫ちゃんかなぁ、たーーさんにはブレインさんが揃ってますのでわかる日も近いと他力本願で。とにかくさくらちゃんと踊ってるのは少なかったですね、、、ともすればデュエダンだけ・?

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      きゃー、Mikaさんとご一緒だったんですねセディナ貸切!
      レビューショップの前で「中に入ろう」とジェスチャーで夫に伝える私と、ブンブンブンと首を横に振り拒否る夫、見ませんでしたか?ふふふ
      同じ公演とはいえ、Mikaさんは事実上の最前列で、私は最後列BB席。ひょっとしてお着物だったんですか?うちは夫婦仲良くユニクロやしまむらでキメキメでした。席や服装の格が異なるふたりがこうしてやり取りしているのもおもしろいですね。
      BB席からだと佐々田さんはオーケストラピットに埋もれているように見えたのですが、最前列だとバッチリ邪魔になっちゃったんですね。前回の1階A席では印象的だった礼華はるさんの高身長ぶりも、BB席からだとほとんどわかりませんでした。もちろん娘役さん達のパンスト破れにも気付かず・・・そうですね、あまりに近いとアラも見えてしまいそうですね。

      セディナ貸切の抽選、ありましたね!「次回の同じ組の公演のSS席」や「ジェンヌさんのサイン色紙」が景品でしたね。いいなぁ、SS席なんてホンマ、羨ましいです。
      私はいつもBB席だからか、この抽選にかすりもした事がなくて。私の記憶の限りBB席が当選していたためしがないので「BB席は抽選から外しているに違いない!」って思っていましたが、今となっては平和な時代の懐かしい想い出です。セディナ貸切もホンマ、いつまで続いてくれるかわからないですね。応募者、減っていると思うんです。プラチナでもゴールドでもない私でも、アフターコロナでは不気味なほどに当選が続いてますから。

      ねね、やはりMikaさんもショーの構成に「?」になりました?上手に隠しているつもりでも、なーんか、たまさく夫妻にギクシャク感があるような気がして。ひとつ前の花組がホンマにラブラブ夫妻だったから比べちゃうのかなぁ。にしてもさくらちゃん、鳳月さんと踊っている時の方がリラックスしているように私は、見えました。
      どうも珠城さんがいろいろ、しんどそうに見えるんです。表情が硬いというか。って、あんまりいろいろ書くとまた、すんごい長いクレームの問い合わせが来るのでこの辺にしておきますw
      ミロンガはタンゴのところですよね。あら、なんかあまり覚えてない。天紫さん大きいからわかりやすいはずなのに。また観劇しますので、注目しまーす!

      そうそう目なんですが私、あんまり良くないんです。片目がかなり強い遠視と乱視で。もう片目が良いので裸眼でもほぼ問題なくすごせているんですが、ここ数年ドライアイと老眼に悩まされるようになりました。
      なので、あまり見えていないのかもしれません。双眼鏡を使ってもクラクラしないし。私は顔も頭も目も耳も悪いんですがまぁ、いいです。これらが良すぎてもいろいろ大変でしょうし。

      Mikaさんがかっこいいとおっしゃる白の双眼鏡って、サイトロンのですよね。困った事にムラムラというかウズウズしているんですよ、こちらも欲しくなってきて。サイトロンを買ったら、ヒノデも欲しくなっちゃいそう。宝塚に沼があるのはわかってきましたが、双眼鏡沼なるものもあるようです。そのうち首に3つも4つも双眼鏡をぶら下げて大劇場を徘徊するようになるかも???

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. おかちゃん より:

    月組チケットを最後列ばかり(笑)二桁枚数を買ってるのにまだ行くことの叶っていない私です。払い戻しで迷惑な人間しています。
    セディナカードは年会費がいるカードを使っていたのでこの度は解約しました。年会費無料のに乗り換えようかなと。
    宝塚歌劇ファンは普通は友の会利用がノーマルなのに私は抽選会とセディナにはないけれどもトップ挨拶が楽しみで貸切り公演を狙ってチケットを買っていたのでした。そのかいあってサイン色紙当てたり、公演ポスターにサイン入りのを当てたり。チケット購入の手数料がちょっとした、くじ引き代金という感じでした。でも、いまは一般発売で平日チケットならば困らずにチケットは買える。

    客席の雰囲気は貸切り公演はあっさりしたファンが多数で拍手の反応も素人っぽく独特なので好きなんですけど。

    セディナはBB座席で次回公演がSS席当選はありました。e+貸切りでも。あとサイン色紙は一列前から後ろすべての番号なのでBB座席でも当たるんです。当選の確率は計算した人いたけどセンター席の番号が一番当たる確率が高い。だってみんなのチケットの半券を集めてそこから一枚引いて決めるので(笑)。となるとBB座席には座席位置が無い番号あるために当たってないと思われたのでしょうか。

    が、サインが当たっても困る人はもらわずに帰るからセディナの良いところはそういうサイン色紙もチケットをまとめて予約した人に違うかたちでプレゼントしてました。こちらでも私はサイン色紙もらったことがあります。

    貸切り公演メリットが興行する方にもファンにも当たり前になる日が来ると良いのになあ。サイン色紙もジェンヌさんは忙しいだろうけど収入になっていただろうに。

    で双眼鏡。何にも考えたことがありませんでした。そんなに違いがあるのですね。

    私の宝塚歌劇を見てる視点と違うものを教えていただいてありがとうございます。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、私が使っているセディナはエディオンカードです。子どもの頃にお世話になっていた「ミドリ電化」がエディオンと名前を変えてからも、大型家電を買う時に何となく選んでしまうんですよ。となると長期保証を受けるにあたりエディオンカードが必要になるわけで・・・何ら問題なくセディナの抽選に応募出来ますが、年会費が1,078円かかります。

      貸切公演って独特なんですよね。イープラスの貸切は立ち見のみ当日券販売してくれましたので「オーシャンズ11」の時に観劇したのですが、イープラスのスタッフさんの挨拶、寿さんの挨拶、そして芹香さんのアドリブと、とても楽しかったです。それでもイープラスに入る気はなく、立ち見に並べばいいやって思っていました。

      BB席はセディナの抽選に当たらない!の決めつけ、反省しています。
      大劇場の2,550席のうち、BB席はたった42席ですもんね。そりゃあ当たりにくいですよ。番号で当たる色紙にしたって、欠番が多いんだし。すべては確率の話ですね。
      安い席で観劇させてもらっているのに、僻んではダメですね。

      コロナ感染者はここしばらく、減っているようですね。おかちゃんさんが月組公演を観劇出来る日が早く来る事を祈っています。

      双眼鏡については、日の出光学の公式サイトとの出会いが大きかったです。双眼鏡ブログも探せばいろいろありますし。そして気付いたんですが、双眼鏡ブロガーって双眼鏡の使用感については専門用語を交えながら長々と書き連ねるし、双眼鏡本体や見え具合の画像はけっこう載せてくれるのに、双眼鏡を手に持った写真や目にあてがった写真をアップしてくれないんですよ。なので私が双眼鏡を記事にする時はこういった画像を載せようと思いました。

      こちらこそいつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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